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2002年03月28日(木) |
エクセス・バゲッジ 〜シュガーな気持ち〜 |
ベニチオ・デル・トロ好きの友達がいて、最近彼女が次々とベニチオ君出演作をピックアップしてくれるのです。それで観ました。というか、ちょっと前深夜にテレビ放映されてたのを録画したまま忘れてて、今頃やっと観終わったというのが実情だったりするんですけど。ごめん友達。
大富豪のワガママお嬢様アリシア・シルバーストーンが父親の愛情を確認したくて狂言誘拐。人質のフリして車のトランクに隠れてたところ、ベニチオ君扮する車泥棒に車ごと盗まれてしまう…、というお話。成り行きでいろんな展開に巻き込まれるんだけど、基本的には主演二人のラブ・ストーリーが主軸かな。
終始一貫アリシアちゃんが主役!って感じです。彼女は主演もしつつ制作にも加わっていたとのこと。なるほど。ベニチオ君はなかなか素敵。こういうラブストーリーって彼にしては珍しくないですか。他にクリストファー・ウォーケンとか出てます。
そして!私にとって何が嬉しかったって、ハリーコニック.Jrが出てるんです!…と言っても俳優としてはあまり知られてないかなあ。「メンフィス・ベル」でダニーボーイを歌った人です(古い…)。「インデペンデンス・デイ」にも出てた。あとこの前の冬季五輪閉会式では「虹の彼方に」を歌ってました。本業は音楽、ジャズ界の若き鬼才。あのメグ・ライアンの「恋人たちの予感」では、音楽担当してたんです。当時若干20歳くらいだったはず。すごいでしょ?→こんな人です。ご参考までに。
えらく脱線してしまいましたが、そんなわけで(どんなわけだよ)、要するに、ベニチオ君とハリーの貴重なツーショットが見られただけでも幸せだったなあということ。それにしても、ハリーも割と濃いめの顔だと思ってましたがベニチオ君と並ぶとそうでもないですね。そういえば「オーシャンズ11」をこのベニチオ君ファンの友達と見に行った時、彼女「アンディ・ガルシアって何だか最近顔が薄くなった気がする」とか言うんですよ! 違う違う。アンディ・ガルシアが変わったんじゃなくてアナタの感覚が変わったんだっつーの!と、すかさずツッコミ入れておきましたけれども。普段ベニチオ君の顔ばっか見て暮らしてれば濃い顔の判断基準も上がるだろうよ。 (ちなみにご存知ない方、ベニチオ・デル・トロは→こんな人です。なんだかんだ言いつつ実は私も結構好き。てへ。)
ああそうだ。まだ「トラフィック」観てないのです…。ベニチオ君と言えばやっぱ「トラフィック」(ですよね?)。早く借りなきゃ。
****** エクセス・バゲッジ〜シュガーな気持ち〜 【EXCESS BAGGAGE】
制作:1997年アメリカ / 日本公開:1998年 監督:マルコ・ブランビヤ 出演:アリシア・シルバーストーン、ベニチオ・デル・トロ クリストファー・ウォーケン、ハリーコニック.Jr (ビデオ鑑賞)
ケビン・ベーコン、主演にして悪役。しっかりハマってます。だけど中盤からはほとんど姿が見られません。透明人間モノなのです。
これは映像がスゴイ。びっくりした。ケビンを始め主要キャストは生物の透明化を研究してる科学者グループという設定なのですが、動物実験で透明化したゴリラが元に戻る過程とか、逆にケビン自身が透明化する過程などがじっくり克明に描かれるので、思わず見入ってしまいます。それがまたリアルで、…いや、ありえないことだからリアルという言葉は不適切なんだけど、何というか、お見事。「透明」を、特にその過程を映像として作り上げることって、例えば狼男のような「変身」なんかとはまた違った難しさがあると思うんですよね。SFXここまで駆使してれば立派。透明人間になってからも、ええっどうやってるの?と思うシーンがたくさんありました。
ただし内容的にはちょっとツッコミ入れたくなる部分もありますが。仮にも天才科学者が透明化に成功したってのに結局やることはそれかい!みたいな。主人公が個人的事情で動くし科学者チームの中だけで話が進むので、「人が透明人間になったらどうなるか」という普遍的な興味はあまり満たされない感じでした。 でもこのケビン・ベーコン、私はかなり好きです。彼、悪役似合いますね!途中から姿が消えて主に声だけの存在になってしまうのは残念だったなー。役柄上仕方ないけど。
DVDでレンタルしたところ、撮影のメイキング映像がオマケでついてまして、これを見て主演のケビンがいかに苦労したかがわかりました。透明人間役なのにちゃんとみんなと一緒にカメラの前で演技してるんですよ! あとから結局消される(=透明化される)のに(つーかむしろそのために)顔中身体中真っ青とか真っ黒とかに染められて。健気に頑張ったケビンに乾杯。お疲れさまでした。
****** インビジブル 【HOLLOW MAN】
制作:2000年アメリカ / 日本公開:2000年 監督:ポール・ヴァーホーヴェン 出演:ケビン・ベーコン、エリザベス・シュー (DVD鑑賞)
全然、まったく期待せずに気まぐれに借りてみたところ、アラ結構面白いじゃないの!と。得した気分になった一本。やはり映画は期待しないで観ることが楽しむためのひとつのポイントかもね。
原作はコミックだそうで、そっちに関して予備知識ゼロだったんですが、でも別に原作知らなくても観るのに何ら差し支えなかったです。近未来、遺伝子の突然変異で様々な特殊能力を持つ「ミュータント」達が主人公なんだけど、キャラとか設定を紹介しつつ、ヒュー・ジャックマン&アンナ・パキンにスポットを当てたストーリー展開になってます。 「ミュータント」対「(特殊能力を持たない普通の)人類」のあからさまな対立でもなく、かといってありふれた勧善懲悪でもない。ミュータント同士の観念の確執を描き、そこに上手く人類を絡ませているところが良いと思いました。あと二派のミュータントをそれぞれ仕切ってるベテラン二人が話に奥行きを持たせてる。テンポもいいしね。ちなみに監督は「ユージュアル・サスペクツ」のブライアン・シンガー。
CGなんかもさらりと嫌味なく使われていて、しかも効果的でした。どうだ!Hey見ろよスゲーだろこのCG!スゲーだろこの特殊メイク!みたいな、これ見よがしな感じじゃないところが好感持てます。アクションはイマイチかなー、とも思いますが、でも大好きなニューヨークが舞台だったので許す(何それ)。
ヒュー・ジャックマンは、私は「ソードフィッシュ」を先に観てしまってるんだけど、やっぱいいじゃんこの人!好きだな。無骨な役柄だけどよく見るとカワイイ顔してるんですよ旦那。メグ・ライアンと共演したのもあるんだよね?日本公開はこれからだっけ。要チェックだ。 一方同じくソードフィッシュに出てたハル・ベリーはあんまりぱっとしなかったような気がしますが。彼女はソードフィッシュの方が良かった。あの映画ではヒュー・ジャックマンも良かったけど。トラボルタも良かったけど。要するに個人的にソードフィッシュが好きだということですが。ていうかここで違う映画について語るのはやめい。
しかし続編を予感させるような終わり方だったと思いませんかー(←「X-メン」の話に戻ってますよ)。もしも続きが出来たなら今度は劇場に観に行きます。
****** X-メン 【X-MEN】
制作:2000年アメリカ / 日本公開:2000年 監督:ブライアン・シンガー 出演:パトリック・スチュワート、ヒュー・ジャックマン ハル・ベリー、アンナ・パキン (ビデオ鑑賞)
キアヌ・リーブスが酷評されればされるほど、そのダメっぷりを確認したくてワクワクするっていうのは、ファンとしてやはり間違ってるでしょうか。「配役ミス」「演技力なし」「キアヌだけ浮いてる」などと耳にするたびに、うわあ…!早く見てみたい!と胸躍らせて観に(借りに)行くワタクシでございます。そういえば代表作と言われてる「マトリックス」とか「スピード」はあまり好きではないし。我ながら歪んだ愛だなあ。
この作品はオカルトサスペンスです。オカルト要素が強いです。主演のケイト・ブランシェットが超能力でとある失踪事件を解決していくのですが、小さな町が舞台だしケイトも夫に先立たれた子持ちの未亡人の役なので全体的に割と地味な感じでした。 でも、実はところどころビクッとさせられたんだよね。こないだの「フロム・ヘル」が思ったより平気だったのでちょっと甘く見てたかも。バスルームのシーンが特に怖かった。
そして肝心のキアヌはというと、何と暴力夫を演じております。だ、大丈夫なんでしょうか。…あっ!小道具を携えて初登場するや否や、さっそく「俺のワイフをたぶらかしたな!」などとケイト・ブランシェットを汚い言葉で罵倒しております隊長!次のシーンでは女性に殴る蹴るの暴行を加えております隊長!しかしながら評判通り、迫力は…あまりないのであります…。頑張ったねキアヌ……。 や、でも、私は楽しかったです(別に楽しい映画ではないですけど)。「から騒ぎ」を思い出しました。悪役&髭面つながりで。
さてそんなキアヌは、昨年の「ザ・ウォッチャー」に続いて今年も見事ラジー賞にノミネートされている模様。もう何度目ですかねぇ(遠い目)。しかも「スウィート・ノベンバー」と「陽だまりのグラウンド」のダブルとのこと。あらららー。「陽だまりの〜」なんて日本じゃまだ公開されてもいないのに。幸先悪いなー。 それでも私は観に行くからね!(←むしろ楽しみ) 頑張れキアヌ。応援してるぞ。
注):「ラジー賞」 >>> その年最低の映画に贈られる賞。アカデミー賞のパロみたいなお遊び(だよね?)。アカデミー賞授賞式の前夜に開催されるらしいです。
****** ギフト 【THE GIFT】
制作:2000年アメリカ / 日本公開:2001年 監督:サム・ライミ 出演:ケイト・ブランシェット、ジョヴァンニ・リビシ グレッグ・キニア、キアヌ・リーブス (ビデオ鑑賞)
(昨日の続き) ジェームズ・スペイダー強化月間第二弾「スーパーノヴァ」。
これはあれですか?スペイダーさん新境地開拓と受け取って良いのですか?!珍しい彼という点では「スターゲイト」の比ではありません。誰ですかこのクールなナイスガイ(死語)は!と思わずつっこみたくなるオトコっぷり。汚れ役はいくつかあった気がしますが、こういう正統派ヒーローみたいなのは初めて見たよ。 スターゲイトで彼を知った人も、昔から知ってた人も、どちらも結構驚くんじゃないかな。まるで別人だもん。それでいていつもの、おっきな瞳で人を見据えながら首を傾げて喋る様子とか、わざと掠れたような声で囁く話し方なんかは健在。この辺ファンにはたまりませんなあ。
ただ残念なことに、ストーリーがちょっと…。ジャンルはいちおう、SFです。「ナイチンゲール」という医療用宇宙船が舞台で、キャストはそこの船員たち。彼等がある時生命が存在するはずのない星からのSOSを受信し、発信者のあやしげな青年を救助したことから船内に次々と危険が迫ります。一体何が起こっているのか?! そもそもこの青年は誰なのか?! そして彼が持ち込んだ謎の物体とは?! どうするジミー!? 珍しく逞しいジミー! 珍しく正統派ヒーロー役のジミー! 頼りになるのは君だけだ! …というお話なんですが(脚色有)、監督が何度も替わったり、そのせいで制作に数年ついやしたりと、実は色々いわく付きの作品とのこと。こういう舞台裏を知ってしまったからかもしれないけど、流れが不自然というか、どこか映像(シーン)を切り貼りしたような印象を受けるんですよね。…うーん…ファンなら別だけど、正直言って、わざわざ観るほどのものでもないかと。
えーだけどそこまで言われたらジェームズ・スペイダーのその変貌ぶりが気になるよー、と思った方(いるんだろうか)に朗報。公式サイトはまだ生きています。「フォトグラフィ」のページがありますからご興味ある方は是非ご確認下さいませ。 >>>こちら!
ということで。「セックスと嘘とビデオテープ」「僕の美しい人だから」などの古いイメージを抱き続けていた私にとっては、非っ常ーに美味しいスペイダー主演2作品だったのでした。あー楽しかった。
****** スーパーノヴァ 【SUPERNOVA】
制作:2000年アメリカ / 日本公開:2001年 監督:トーマス・リー (↑これは架空の名前。実際は ウォルター・ヒル、フランシス・F・コッポラ、ジャック・ショルダーらが手がけたそうです) 出演:ジェームズ・スペイダー、アンジェラ・バセット (ビデオ鑑賞)
ジェームズ・スペイダー強化月間に突入であります。
きっかけは先日(2/4分参照)の「ザ・ウォッチャー」。昔から好きではあったのですが、これを観て以来突如忘れかけていた彼への愛が甦りました。どうですか今この時代にあえてジェームズ・スペイダー。マイノリティ街道をひた走る私。いや、そうでもないのかな。そうでもないといいな。スペイダー様ファンの方いらしたらぜひお友達になって下さい。
っつーことで第一弾「スターゲイト」。
異次元冒険モノです。過去に発掘された謎の遺跡(?)「スターゲイト」の暗号を、軍の要請でスペイダー扮する考古学者が解読することで異世界への扉が開く。ゲートの向こうに未知の世界。そして始まるアドベンチャー。と、そんな感じ。超メジャーですよねえ。私どうして公開時に観なかったんだろう。謎だ。 どっちかというと、これはカート・ラッセルの方が主演?なのかな?だよね?いずれにせよ大作です。豪華な感じで普通に面白いです。展開もラストもいかにもハリウッド的(ご都合主義)で、それは凡庸といえば凡庸なんだけど、でもその分安心して楽しめるので一般的におすすめ。次はどうなるんだろう、とRPGのゲームをやってるような面白さだった。雰囲気的に「猿の惑星」に似てませんかね。こないだのティム・バートンの。でも実際はこっちの方が先なんだよね。
えっと、それで、この作品でジェームズ・スペイダーを知ったという人には違和感なかったでしょうが(当たり前だ)、こういう、スーツを着てない彼、しかも素朴な善人の彼って、私はちょっと珍しく感じました。ていうかぶっちゃけた話、裸にならない彼って珍しくないですか?! だってもう、何が驚いたってアナタ、この映画の中で彼は、自分の身を捧げるために彼の寝所を訪れた女性を、拒否しちゃうんですよ! 「そんなことしちゃダメだッ!いいから服を着て」とか言って。ワオ! どうしちゃったのジミー! いつもの貴方なら待ってましたとばかりに両手広げて迎え受けるところでしょうに!なんてね。言い過ぎ? いや、どうもこの人は、アダルティなシーン担当というか、一作品中で必ず一度は服を脱ぐというか、個人的にそういうイメージがあったものですから。稀に見る奥手ぶりがかえって新鮮でよかったです。…そんな感想ってどうよ。
(そしてこの低俗なスペイダー萌え話は明日へと続く)
****** スターゲイト 【STARGATE】
制作:1994年アメリカ / 日本公開:1995年 監督:ローランド・エメリッヒ 出演:カート・ラッセル、ジェームズ・スペイダー (ビデオ鑑賞)
「スターウォーズ」のパロディです。徹底的にパロってます。ちょっと古い映画。
実は私ビル・プルマンが結構好きなんですが(ほんと気が多くてすみません)、彼が主演の映画だということをある方に教えていただいたのです。そして何とこの作品の中で彼は、目を見開いたままキスシーンを演じているとのこと。うわあ。そ、それは是非とも見てみたい!ってことでいざレンタル。
それで、ビル(のキスシーン)目当てという不純な動機だったにもかかわらず、実際観てみたら結構楽しかった!始めから終わりまでしつこいくらいのギャグ&パロの嵐なんですけど、これがまたベタでね。ああ、こう来るんじゃないかな、と予想がつくのにいちいち笑っちゃって、私はこういうノリ好きだなあ。(“ジャム”とか。)それにこれ、割とお金かかってるんじゃないかと思います。
一応ストーリーもあって、流れとしては家出したお姫様を助ける救出劇。そのヒーローがビル・プルマンなわけですが、いやー若い!若いですよ彼!10年以上前ですからね。それに比べたらリック・モラニスはあんまり変わらないような気がして、また別の意味で驚いた。最近の彼を見てないからかな。何にせよ彼が悪役っていう時点でギャグテイスト満載なわけで。
あとお姫様役のダフネ・ズニーガ、この人絶対どっかで見たことあるよなあ…と考えたんですが、あれでしょう!「メルローズ・プレイス」!すごく昔に衛星放送でやってた海外ドラマ。ビバヒルをさらに泥沼化したような。一時期見てたんですよー懐かしいなあ。ダフネさんはちょっと気の強い役だったように記憶しておりますが、この映画ではそれなりにワガママお姫様が似合ってました。若くて綺麗。
さて。期待のキスシーンがどうだったかと言うと、開いてました。ほんとにばっちり開いてましたよ!しかし何でだろう。いやキスシーンで目を開いてちゃいけないってことはないんだけども、そこに着目するとやはり若干不自然な感じです。別に演出上必要とも思われませんし、…ひょっとしてビルの癖ですか…?くくくっ。今度は違う作品でチェックしてみよーっと。
****** スペースボール 【SPACEBALLS】 制作:1987年アメリカ / 日本公開:1988年 監督:メル・ブルックス 出演:メル・ブルックス、リック・モラニス ビル・プルマン、ダフネ・ズニーガ (ビデオ鑑賞)
久しぶりにジョニー・デップをスクリーンで見ました。美しい。今作では警部さんです。ビバ!サイコメトラーJOHNNY!(<違)
舞台は1888年のロンドン、テーマは切り裂きジャック。ホラーではありますがミステリ風の作りになっていて犯人捜しも(一応)楽しめる。それでいてロマンスの要素も含む。おお、こうして言葉にすると実に盛りだくさん。
いや、実際思ってたより面白かったです。ホラー系が苦手なのでちょっと及び腰で映画館に行ったんですけど。R-15指定だし、観た人みんなが怖かったよぉぉ、と脅すので。でもいざ観てみたら割と平気でした。この辺の感覚は個人差があると思いますが、私は「ハンニバル」の方が気持ち悪かったなあ。
切り裂きジャックについては昔ロンドンで本当に起こった迷宮入りの連続殺人だ、ってことくらいしか知らなかったのですが、もう少し詳しければもっと楽しめたんじゃないかと思います。犯人が誰かということや主役2人のロマンスなどはもちろん作り事ですけれども、犯行の手口とか被害者の設定なんかはかなり事実に近い形で再現されてるらしい。原作者も監督もそして主演のジョニーも切り裂きジャックマニアだそうです。←パンフレットより(余談ですがこのパンフレットが読みごたえあってとても面白かった) まあ内容が内容ですから、終始一貫、暗かったです。ラストもね。オーシャンズの直後なので特にギャップがね。 でもそれはともかく、ジョニー・デップってほんとこういうの似合うと思いませんか。彼が持つ陰の要素、翳りの雰囲気みたいなものは存分に生かされていたなあ、と。逆に思いっきりカジュアルなTシャツ着て底抜けに明るいアメリカ青年の役とか、たまには見てみたい気もしますけれども。舞台はロスとかサンフランシスコあたりで。どたばたラブコメディ、みたいな。どんなだ。つーかほんとに見たいかそんなの。
****** フロム・ヘル 【FROM HELL】 制作:2001年アメリカ / 日本公開:2002年 監督:アルバート&アレン・ヒューズ兄弟 主演:ジョニー・デップ、ヘザー・グラハム (劇場鑑賞)
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