ひとコマ
何気ない日常のひとコマ

2003年03月30日(日) 御所にて

今日は、御所へ参りました。

ひさしぶりに賀茂大橋を渡ると、枝垂れ桜がもう咲いています。

娘は久しぶりの通園路に、ちょっと嬉しいお顔。

一緒のお友達は2年ぶりの懐かしい道…。

御所では、まず野鳥の森へ。

ここではすっかり人になれたヤマガラやシジュウカラが

かわいい姿を見せてくれました。

娘たちは、小鳥たちの姿を一通り見届けると、

その近くにある朽ちた倒木で遊び出しました。

きのこが生えていたりするので、

子どもには野鳥より倒木のほうが魅力的らしい…笑。

ここの常連さんのおじさん(いついってもこの方はここにいらっしゃる…)に

「桃もしだれ桜もきれいに咲いているで」と教えていただき、

そちらへと向かいました。




枝垂れ桜、木によって少しずつ花の大きさや色が違うのです。

桜貝のような色のもの、もう少し濃い色のもの…。

いろいろな枝垂れ桜の競演は、

なんだか夢の世界に入り込んだような空間でした。

その後、桃林を抜け、出水の川のほとりを歩きました。

小川では、ヤマガラたちがたのしそうにさえずりながら

水浴びをしています。

ふふっ、今日は暖かいものね…♪




半年ぶりに出会った幼なじみと♪

トトロに出てくる大木の上に座って語らう二人…。

なかなかいい雰囲気でしょ…ふふっ♪



←3/29のひとコマも書いています。



2003年03月29日(土) 図鑑

今まで、図鑑は私が小学生の頃に使っていたものを活用していたのですが、

なんせこの本はカビ臭いのです。

今日も、ちょっとした調べものがあって、娘と図鑑を開いていたのですが、

「おかあさん、この本ちょっと臭いね…」と言われてしまいました…笑。

確かになぁ…。

小学生になったら自分で調べものをすることにもなるだろうし

幸い入学祝いのお金もまだあることだし(笑)

いい機会だと思い、近所の書店に図鑑を買いに出かけました。

たまたま今日、調べたかった植物の話を網羅していたのは、

小学館のNEOでした。

最新の図鑑だけあって、絵も写真もとても見やすくなっています。

今日は「植物」「動物」「昆虫」「魚」「鳥」の5冊を

お持ち帰りしました。(「恐竜」はまた後日…。)

早速、帰って来てから一通り目を通す娘…。

彼女は「昆虫」のあるページで、なにやらブツブツ言っています。

そして…

「おかあさん、ムカデの足、41本しかないよ!」

そう、彼女はムカデの足が本当に百本なのかを数えていたのでした、笑。

ん?それにしても、なんで41本?

「ゆうちゃん、ムカデさんは左右に対で足があるから、

41本はちがうんじゃない?」

「だって、ゆうちゃん、ちゃんと数えたもん!」と言い張るので、

結局、私と一緒にもう一度数えることに…。

(ひゃー、なんで私がムカデの足を数えなきゃならないんだぁ!)

…38・39・40・41・42

結果は42本でした。(ふぅ…。)

それにしても、こんなにムカデの写真をまじまじと…

うぅ、夢に出てきそうです…。

あ、ちなみにムカデは「昆虫」の本には載っていますが、

昆虫ではありません。

昆虫に近い仲間(陸生節足動物)だったのですねぇ…。

(↑節足動物というの、すっかり忘れてました。)

今さらですが、図鑑っておもしろいですね。

そいうえば、自分が小学生の頃、

暇を持て余すと、よく図鑑をながめていたことを思い出しました。

どうぞこの図鑑も娘の友となりますように…。

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今日、パンジーの花を摘んでいましたら、

娘が「あ、それちょうだーい!」と言ってきました。

で、彼女、なにをするかと申しますと、

一枚、一枚、花びらをはがし。

それからまた、机の上にそれをひろげながら花の形にしているのです。

「おかあさん、ほら! パンジーの花って、こうなってる。」と

自分なりに発見したのがおもしろいらしい。

そんな娘を見ているのが、私としてはおもしろいです…。






2003年03月28日(金) つぼみが大きくふくらんで…

このところ、歯医者さんに通っています。

もう何年も放っておいた私も悪いのですが、

ずいぶんと歯石がたまってしまい、これが悪さをして、

最近、歯茎が炎症をおこしてしまったのです。

機械でとると歯茎の痛みがはげしいので、

歯科衛生士さんが少しずつ手作業で取って下さっています。

おかげで痛くなくてすんでいるのですが、

この方法だと一気にとるわけにもいかず、時間がかかるのでした…。


帰りに川端沿いを走るバスに乗りました。

この高野川沿いはずっと桜並木が続きます。

車窓から手を伸ばせば、枝に手が届きそうです。

信号待ちで止まると、そこの桜の木の様子をながめます。

うん、ずいぶんとつぼみがふくらんできた♪

そういえば、昔、勤めていたお店からは、

この桜たちが咲く様子を眺めることが出来たのです。

10時、11時…、次第に花が開いて行く様子を

働きながらながめていました。

そしてお昼休みになると、その桜のもとでお弁当をいただきました。

あれはとても贅沢なひとときだったなぁ…。


来週、歯医者さんへ行った帰りには、

きっと、花びらがゆらゆらと風にゆれている様子が、

車窓からながめることができるでしょう…。

うん、楽しみ♪


←3/27の「ひとコマ」も書いています。



2003年03月27日(木) 黄砂の中

今日は電車から見える左大文字、そしてそれに連なる山々が

とても白くかすんで見えます…。

大気全体がまるですりガラスをと通してみたような感じ…

黄砂が降って来ているのでした。

あわててバッグからサングラスを取り出して防衛…。

(目が大きいので、黄砂はたまりません。ふぅっ)


今日が新体操短期教室の最終日でした。

楽しくもハードな4日間でした。(^^;

4月からはとりあえず週1回、水曜日に通うこととなりました。

ずっと楽しみながら通えるといいのですが…さてさて。


JRの駅から、スクールまでの道のりに、

いろんなお花が植えられているおうちがあります。

大好きな紫花菜、早咲きの桜…

そして今日になって、

ハクモクレンのつぼみが綻んでいました♪


今日はその後、梅小路公園へと出かけました。

久しぶりに幼稚園のお友達と出会って、大喜び。

今日のメンバーは、一人っ子ちゃんばかり。

ふだんは大人の中で生活している子たちばかりなので、

こうして友と遊べるのが格別な楽しみなのです。

そして…、きっとこの子たちは将来も、

友が大事な人生のパートナーとなっていくのでしょう。

友との信頼関係と友情を大事に育てていって欲しいと

一人っ子の親はそう切に思うのでした。

(親同士は集まるとそんな話になる…今日この頃…。)


SLスチーム号に乗車。

子どもたちだけでのってらっしゃい♪と送り出したら、

娘だけ、私がいないと嫌だといって、泣いてもどってきました。

ふぅ…。

(そんなわけで結局、親も乗車することに…。)


梅小路公園から、皆で京都駅ビルの伊勢丹まで歩きました。

それまでなんとかもっていたお天気も、

伊勢丹につく頃には、ポツポツと雨が降り出しました。

Honey Beeで、休憩。

子どもたちはチョコレートバナナワッフル。

大人はデコポンのワッフルにしました。

ここのワッフルはほんと、美味しい。(^-^)


この日の晩、

娘はちょっと心細そうな声で、

「小学校の教室、よくわからないから一人ではいけない…。」と、

言い出しました。

「大丈夫、ちゃんと入学式にはママも一緒に、

ゆうちゃんがどのクラスになるか、確認するからね♪」

と、明るく言ってはみたものの…

うーん、大丈夫かしらん?!

(一抹の不安がよぎる私…。)
















2003年03月26日(水) 車窓からの風景

今週に入って、かなりハードな生活です。

春休みに入ってから、小学校に向けて朝起きるリズムを作るため、

7時起床を続けています。

そして午前中に新体操の教室に出かけ、

きのうもおとといもそのまま出歩いていたので、

今日はさすがに疲れてきました。

そこで、今日はお昼寝モード…。

今日は心地の良いお天気で、お昼寝するにも気持ちがいいのでした。

(それにしてもよく寝てる…、おーい、そろそろ起きてよぉ。

夜寝られなくなっても知らないよー。)


新体操スクールでは、きのうはボール、今日はフープと

ひととおりの手具を使って体験させて下さっているようです。

フープの扱いってむずかしいんですよね…。

失敗すると、コロコロと、とんでもないところへところがっていく…。

私もその昔、よく横のバレー部の方にご迷惑をかけてましたっけ…(^^;

なんとなく昔のことを懐かしく思い出しながら、

娘がたのしそうにやっているのを見ています。

(それでも、今日は途中で見ながら寝そうになったけれど…苦笑。)


新体操のスクールに出かけるのに、バスと地下鉄とJRを利用しています。

地下鉄は便利で快適なのですが、ずっともぐら状態なので、

車窓から外の景色と季節をながめるという楽しみがないのが残念です…。

今、利用している JRの駅のプラットフォームの屋根は、なんと木造。

この屋根の造り、不思議な形でおもしろいなぁ…と、ながめています。

娘と、柱や梁にやってくる小鳥たちをながめて

電車が到着するのを待つのは、ちょっと楽しいひとときです。

今日は乗り込んだ電車の窓越しに、

コブシの木があることに気が付きました。

もうすぐ咲くのを待っているつぼみたち…。

来週には樹は真っ白な装いにかわっているかしら…♪




2003年03月24日(月) リボンで舞う…

今日から四日間、娘は新体操の春休み短期教室に通っています。

1週間前…

娘に「ゆうちゃん、お申し込みしたよ」と告げましたら、

喜ぶと思っていた私の思わくははずれ、涙目…。

どうやらお友達と一緒ではなく、

一人で行くのが嫌で仕方がなかったようです。


ところが、土曜日にお金を支払いに行き、

小さな子どもたちがかわいいレオタードを着ている姿を見てからは、

「ゆうちゃん、新体操したくなってきた♪」と、態度が急変。

そして、今日、第一回目のレッスンが終わってからは、

「ずぅっと習いたい!」と言い出しました。(くすっ♪)


で、肝心のレッスンですが…。

今日はまず、リボンの扱いをならっていました。

しかし…娘がリボンをクルクルまわしていると、

なんだかなぁ…まるで綿アメを作っているよう…くすっ。

(ごめんよ、許してね…。ああ、でも…あの手の角度じゃぁ…笑。)


娘がたのしそうにリボンをまわしながら

レッスンをしている様子を見ているうちに、

私の心も一緒に、リボンで舞っている気がして

とても楽しい気持ちになりました。

(↑スイミングの練習を見学しているときには、

こんなふうにおもわないんだけれど…。)

娘は帰って来てからも、「練習しようっと♪」と

歌を気分良く歌いながら(笑)、

今日習ったリボンの振り付けを復習しておりました。


ところで、本人は短期ではなく、ずっと習う気になっていますが…

問題は距離なんです。時間にして、約1時間…。

バス→地下鉄→JR(または、叡電→京阪→地下鉄→JR)

と、乗り継いでいかねばなりません。

いま、私のお財布のなかには、

スルット関西と京トラフィカカードとJスルーカードが入ってます…。

改札で、まちがえそう…(^^;




←3/23のひとコマも書いています。



2003年03月23日(日) 暖かな日ざしに誘われて♪/ ロッタちゃん

やっと春らしい暖かな日曜日となりました。

娘とパパは、窓から入り込む日ざしに誘われて、

久しぶりに、宝が池にトランポリンをしに行きました。

私は…きのうネットで注文したDVDプレーヤーがやってくるのを待機。

お昼前には、それも届いたので、

(↑早い! 注文してから24時間以内にやって来ました。)

私も合流することにしました。

国際会館の横に広がる公園で、お弁当を食べるのは久しぶりです。

うーん、風も優しく頬をなでる程度。

足許には、まだ背が短いたんぽぽがひとつ咲いていました。

帰り道の線路のふみきりの横には、

オオイヌノフグリのかわいい青い花がちりばめられています。

ふふっ、どこの踏切を渡っても、

かならずその端には咲いているのよね♪

踏切を渡るたびに、青い花に笑いかけられて、

こちらも思わずニッコリしてしまいます。

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宝が池から帰って来てから、DVDプレーヤーをセッティング。

先日、amazonから届いていた

『ロッタちゃん はじめてのおつかい』をやっと見ることが出来ました。

(プレーヤーより先に注文していた…笑。)

娘はクリスマスツリーの話のところで、

「本では、お店の人(←ブロムグレンさんのことね。)に

あのトラックのおじさんがもどってきたら

わたしてねってお金をはらうんだけれど、このロッタちゃんは

いつ、お金を払うの?」と言い出したのです。

え?!

(『ロッタちゃんとクリスマスツリー』(偕成社)を確認すると…、

たしかにロッタはプロムグレンさんに

”あたいのクローナぎんか”を預けているんです…。)

親はまったく忘れている絵本の中の1シーンを、

ちゃんと娘は覚えていたんですねぇ…。(びっくりでした!)

うーん、確かにこのシーンは、

娘が言う通りに、映画でもロッタちゃんがお金を預けるように

しておいて欲しかったなぁ…。

(きっと娘がロッタちゃんだったら、そうしたに違いないものね。)

映画では、まだ我が家では読んでいない

『ロッタのひみつのおくりもの』(岩波書店)のお話もあって、

思わぬプレゼントをもらって嬉しい…そんな気分になりました♪

今度、この本を借りてこようね。

(岩波書店さん、お願いです。この本、復刊してくださーい!)





2003年03月22日(土) 朝の時間

気分はもう1年生の娘。

いまのところ、勉強をする気満々。(笑)

我が家に娘の机がやってきてから、時おり、

自分で勝手にメモに算数の計算問題をつくって、それを解き、

「おかあさーん、○つけてー」と持ってきたり、

(↑親が知らない間に、いつのまにか計算式を、どこかで覚えて来た。)

自己流にあいうえおを紙に書いて、

「小学校ごっこ」をして遊んでいたのです。

先日、4月からの家庭学習用にと、

書店で仕入れてきた「さんすう」と「こくご」のプリントを見せながら、

「これ、朝、起きてすぐにしてみる?」と言ってみたところ、

「うん!」と元気のいいお返事。

おまけに、きのう、とある通信教育のセットも届きました。

(↑娘が「めざまし時計」欲しさに、やると言ったのです、笑。)

そのドリルをするのがよほど楽しみだったようで、

朝、いつもよりはやく起きてきました。

(へぇ!)

顔を洗って着替えをすまし、

朝食の前に、少しお勉強しています…。


で、ハハは考えます。

うーん、学校入ってからも、朝の15分間、

勉強タイムに出来ないものか!?

学校へ行く時間から逆算すると、

遅くとも6時45分には起床することになります。

幼稚園時代は7時半頃、「まだ眠たいー!」と

不機嫌になりながら起きていた娘のことです。

この計画…

果たして、学校が始まっても続きますでしょうか!?

(15分が無理なら、5分でもいいんだけど…笑。)

今のところ、3日間は快調に起きて、やっています。(笑)



娘の机から窓越しに見える桜の木、

遠目からも、ずいぶんとつぶつぶがふくらんできたのがわかります。

この桜が咲いたら、1年生だね…。






2003年03月21日(金) 「光の子どもとして、歩いて行きなさい」

ふと気が付くと、

17日の卒園式から、もう何日も経ってしまいました。

いまだに卒園式の余韻から抜け出せず、

親の私は、どこか放心状態、

ときどき、

ぽっかりと、どこか心に穴があいたような寂しさに襲われます。

娘が自立への道を一歩、

これから歩み出そうとしているのに、

私の気持ちはまだ取り残されているのかもしれません…。


卒園式では、園長先生から一人一人の手に修了証書が渡されました。

修了証書には、

ロウソクを手にもった二人の子どもの絵が浮き彫りになった

金色のシールが貼られていて、

そこにはラテン語の文字が記されています。

「光の子どもとして、歩いて行きなさい」

と、書かれてあるそうです。

今日も、娘は筒から修了証書を取り出して、

「ここには、光の子どもとして歩きなさいって、書いてあるんだよ。」

と、おじいちゃんやおばあちゃんに、説明しています。


本当に…、

平和への道を導く光の子として、

この子たちは、まっすぐ歩いて行ってほしい…。

そう願わずにはいられません。


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娘が卒園記念のクロスステッチを持ち帰りました。

苦労しながら、でもひとつひとつ丁寧に刺して出来上がった作品。

出来あがった日は、それはもう嬉しそうに、

「おかあさん、ゆうちゃん、ちゅーりっぷ出来た!」と

報告してましたっけ…。

娘が真剣な面持ちで、取り組んでいる姿を思い浮かべるだけで

胸がいっぱいになるのでした。

うん、3年間の朝の「お仕事」の集大成だねぇ…。

(しみじみ)



2003年03月15日(土) 作品集

きのう、園から持ち帰って来た娘の作品集を

今日になって、ながめました。

お絵書きの作品集、それにあさがおの観察日記。


それから、メタルインセット。

(これはメタルの型を使い、色鉛筆で模様を描くものです。)

年少のころからの作品と見比べると、

見違えるほど、細やかなものになっています。

同じパターンを使っているからこそ、

成長して行く子どもの姿を、

じっくりと見ることが出来ました。


そして、分厚い「クロスステッチ」集。

最初は2cmほどの大きなクロスからはじまり、

後半は1cmのクロスの作品と変化したものが

14作品も作られていました。

コツコツと園でお仕事をしたんだ…。

このお仕事に集中していた時間の積み重ねは、

きっと娘にとって、とても貴重なものだっただろうなぁ…と、

あらためて園に感謝。

最後の布にさした作品は、どうやら卒園式に持ち帰るみたいです…。

(それは娘の机の横に飾るつもり♪)


出席カードも見てみます。

4月には103cmしかなかった身長も、109cmまで

伸びました。

体重も15.95kgだったのが、17.40kgと重くなったし…(^-^)


さて、制服やかばん、それに体操服など、一体どうしよう…。

記念に残しておくにも、限度があるし。 

おちびちゃんだったので、制服を譲る相手もいないのよね。

(↑年少さんや年中さんの方が大きかったりする…。)


←3/14のひとコマも書いています。



2003年03月14日(金) 暖かな日ざしのなかで

今日で娘の実質的な幼稚園生活が終わりました。

11時半のお迎えのあとも、親子ともども、

なかなか園庭を去りがたく、

12時前になって、やっと、名残りを惜しみつつ、門を出ました。

(残るは、いよいよ月曜日の卒園式…。)


暖かな春の日ざしに誘われて、

そのまま鴨川の河原へと出かけ、

近くのコンビニで、おにぎりやパンを買い込み、

ベンチでランチをいただきました。

子ども達は、コートを脱ぎ、遊び回っています。

そのうちに、亀石を跳びに行きました。

娘もどうにかこうにか、

おそるおそる水の流れがある場所の石まで、

お友達につられて、跳んでいます。

(しかし…見ているこちらの方が、ひやひや、ドキドキ…。)

結局、風が少し冷たくなる2時半頃まで、

ここで過ごしました。

帰り際に、横の園芸店で「はんかんざし」を買い、

出町柳の駅まで歩きます。

途中、子ども達は、橋の上から、

魚がキラリと光らないかと川の流れを見つめてみたり、

ゴイサギやセキレイの様子をながめたりしながら、

ゆっくり、ゆっくりと、すすみます。

そうしながら駅に到着。

この3年間、ここまでよく一緒に歩いて帰ったお友達が

電車に乗るのを見送ってくれました。

鞍馬行きの電車が発車し、手を振りながら、

「あ、これが最後…」と思うと、

胸がいっぱいになってしまいました。

娘の方がケロっとしていたり…笑。


帰って来てから、2ヶ月半ぶりにスイミングへと出かけました。

娘は相変わらず、建物が近づくにつれ、

「ママ、ゆうちゃん、緊張してきた。おトイレ行きたい」と

言い出しましたが、

泣かなくなっただけ、ちょっとお姉さんになったかもしれません。

実際にプールサイドに出て来た様子を見ていると、

楽しそうなんだけれどなぁ…。


プールから帰って来て、夕御飯の支度をした後に、

眼科に連れて行きました。

(はぁ、なんと忙しい1日なことよ。)

アレルギー性結膜炎。たぶん、花粉のせい…。


帰り道、娘が空を指差しながら、

「あ、おつきさまだ!」と嬉しそう。

ほんと、久しぶりにお月さまに出会った気がします。

すこぅし膨らんで来たお月様…、

今夜はおぼろ月でした。

「ママ、一番星みぃーつけた!」

ほんとだね。

おつきさまのちょっとななめ横には、キラリとひかるお星が、

にっこりと輝いておりました。


←3/13のひとコマも書いています。



2003年03月13日(木) 梅林をぬけて

久しぶりにいいお天気!

賀茂大橋を渡るときにも、肌に当たる風が心地よい暖かさ。

春のひざし!

う〜ん、気持ちいい♪


「おはなしボランティア研修」基礎編の最終回を

受講してきました。

修了後、御所の梅林をぬけて、子どもみらい館へ。

(午前保育だったので、娘のお迎えを親しいお母さまにお願いし、

みらい館で遊ばせながら、預かっていただいていたのでした。)


1週間前は、まだ五分咲きだった梅も、ほぼ満開。

青空のもと、梅の花の色も映えます。

久しぶりのお天気に、小鳥たちも嬉しそう。

チョン、チョンと、芝生の上を歩く小鳥を見かけました。

うーん、あれは「シロハラ」かしらん…。









2003年03月11日(火) ゆりかもめが…

はぁ…! 

今朝もカーテンを開けたら、

またもや、山も木々も家の屋根も車の屋根も、みんな真っ白!

一体、雪はいつまで降り続くつもりなのでしょう。

3月に気紛れに1日2日、雪が降ることはあっても、

1週間も降り続くなんて…!


今年は2月の中ごろには、

ユリカモメの姿を見かけなくなったなぁ…と

思っていたんですが…。

今朝、賀茂大橋を渡ろうとしたら、

ユリカモメの一群が、すぅーっと橋の上を横切って

鴨川に降り立ちました。

そう、ユリカモメがこの寒さで舞い戻って来ているのだそうです。

人から聞いた話しによると、

彼等は、北に帰る風に乗れなくて、帰れないんだとか…。

一体どこまで行きかけてから、舞い戻って来たのでしょう?

ユリカモメもこの気候には苦労しているのね…。


雪が少しつもった植え込みのなか、

カンツバキがいっそう美しく咲いているようにみえます。

ふと、その横に、沈丁花の花が咲いているのに気がつきました。

沈丁花の花の香りが、雪の中で

小さな小さな春を漂わせていました…。




2003年03月10日(月) ゆっくり、ゆっくりと…。

今日の幼稚園の送り迎えのときにも、雪…。

けれども、きのうのように綿のようなふわふわとしたものではなく、

小さなあられのように丸い粒で、

コートの上に落ちて来ても、ころんとすべり落ちていきます。

その日の空のコンディションで、

一日違いで全く違う様相の雪がやってくるのが、

おもしろいなぁ…と思いつつ、あまりの寒さに手袋をはめました。


娘が橋を渡っている時に、急に立ち止まりました。

そして、川を指差しながら、

「おかあさん、あの鳥、何?」と、聞いてきました。

ん? ちょうど私の視線からは見えなかった鳥。

娘の背までかがんで、橋の間からのぞきます。

見ると、こちらに背を向けて、

まるで猫背のように背中をまるめているサギが見えました。

(サギも寒そう…ぶるるっ)

「ゴイサギだと思う、たぶん。」

お顔をこちらに向けてくれなかったけれど、

首がないんだもの、笑。 ゴイサギくんだよね…、うふふっ♪

こんなふうに、娘とあれこれと立ち止まって会話しながら行くのも、

あと1週間。

先日の小学校の説明会では、PTAの会長さんが、

「小学生になると、子どもの姿が急に見えなくなる感じがする」と

おっしゃっていましたが、

小学校の行き帰り、娘が何を見ながら歩いて来たのか…

私には見えなくなるかと思うと、

ああ、あと1週間、もっとゆっくり、ゆっくり過ぎてほしい…

そう思うのでした。


先週の春の嵐で、柳の芽が一気にふくらみました。

なのに、この雪が舞う寒さ…。

やわらかな芽が、寒そうに風に揺れていました。



2003年03月09日(日) 雪の中で

朝、カーテンを開けると、山々が真っ白でした。

そして時おり、天からは綿のような雪が舞い降りています。

その寒い中、白川通をランニング姿のランナーたちが駆け抜けていきました。

(京都シティハーフマラソンだったのです。)

うーん、寒そう…。

お昼過ぎに四条へと出かけました。

雪の降る中、電車を待っていると

1羽のすずめがホームにちょこんとやってきました。

「ふぅ、雪で寒かったよ…」

そんなふうに言っているかのように、

すずめは羽根をぶるるっとふるわせています。

しばらくはホームにいましたが、

電車が近づくと、また、雪の中を飛び立っていきました。

寒いから気をつけてね…

娘とふたりで、そのすずめの行方を気にしながら、

入って来た電車に乗り込みました。

出町で京阪に乗り換え、(地下から)四条通りへと出てみると、

東山は緑…

あら、このあたりの山には、雪は積もっていないんだ…。

うーん、なんだか雪国からふつうのところへ出て来た気分…笑。




2003年03月08日(土) みぞれの降るなか…

3月5日に伯父が亡くなりました。

今日は告別式のために、娘と二人で滋賀県へと向かいます。

伯父の家は、私の実家とも近く、

いとこも女の子3人だったので、

よく遊びに行かせてもらっていました。

おしゃべりが大好きな伯父でした。


親族がお花をたむける頃、自然と涙がこぼれます。

そうして、私がハンカチをあてているのに気づくと、

今までおとなしくしていた娘が、

急にわぁわぁと声をあげて泣きはじめました。

…彼女はわけもわからず…

ママが泣いているから、泣いているのですが…

娘があんまり泣いているものだから、

周りの方は、さぞかしびっくりされたことでしょうね…。


みぞれまじりのなか、

伯父をのせた車が、出発しました…。

比叡山はうっすらと白い今日、

一つの魂が天へと静かにのぼって行きます。

どうぞ、安らかに…。


←3/7のひとコマも書いています。



2003年03月07日(金) 春の嵐/学校説明会

朝方、まるで地震のように建物が揺れたので、目が覚めました。

ガタガタガタ!

ものすごい風!

雨も風も吹き荒れて、ベランダに吹き込んで来ます。


娘はパパと、このお天気の中、幼稚園へと出かけました。


10時から学校説明会。

高学年用の図書室で行われました。

椅子に座りながら、キョロキョロと図書室の様子をながめます。

本は新しくはなさそうですが、結構、蔵書はありそう。

私が座った横には、自然科学系の蔵書。

ふむふむ…私が借りてみたい。(笑)

あ、でも、この本も、この本も、あぁー、

背表紙を修繕したいわ!(むずむず…笑。)


前の方に、絵が見えるようにおいてあるのが

私の座っているところからも見えました。

ツヴェルガーの絵による「賢者のおくりもの」

バーナデットの絵の「赤ずきん」

それに「絵で見るある町の歴史」(さ・え・ら書房)など。

(おっ、結構、いい本がめだつようにおいてあるじゃないの♪

…と、一人で嬉しくなっていたり…。)

娘が高学年になったら、何の本をこの図書室から借りてくるのでしょう…。

娘が本を探している姿などを、想像しながら、

説明会にのぞみました。

(低学年用の図書室を今日は見なかったけれども、

どんな感じなんだろう…。)


説明会では、各自で入学前に用意するもの、

そしておもに交通安全のお話でした。

うーん、確かに今までは、つねに大人と道を歩いていたのに、

1年生になったとたんに、娘だけで道を歩くことになります…。

大丈夫かしら…と、心もとない限り…。


夕方、娘と二人で文房具屋さんに立ち寄り、

筆箱と下敷き、それに鉛筆を買いました。

娘はそれを早速、カギのかかる引き出しに

大切にしまいこんでいたんですよ…くすっ。


←3/6のひとコマも書いています。



2003年03月06日(木) 御所を通り抜けて

今日は朝の10時から1時半まで、

御所の近くで「おはなしボランティア研修」を受講していました。

実は先週が第1回目の講座だったのですが、

インフルエンザの騒ぎの渦中にいて、欠席。

今日がはじめての受講で、少し緊張しながら会場へと向かいました。

途中、30分の休憩があったとはいえ、

病み上がりにはなかなかハードな講座でしたが、

読む時の姿勢、口の開け方のポイントなど、

今まで気づかぬにいたことを、講師の方から教わりました。

(今日は他に、語りのテキストの話しなど…盛り沢山でした。)


講座が終了して、幼稚園のお迎えまで1時間半あったので、

御所を通り抜けることにしました。

曇り空で、風は冷たい…。

御所の梅林は、五分咲きでした。

あるひとつの白い梅の木に、めじろが集まっていました。

チョンチョンと枝から枝へ渡り、軽やかに歌いつつ、

彼等は白い梅の花にくちばしを入れて、

蜜を吸っています。

ふふっ、その姿がなんとも愛らしい…。


御所を通り抜ける頃に、雨が降り出しました。

しとしとしと…。

折り畳みの傘を1本しか入れてこなかった…。

娘と身体を寄せつつ、

相合い傘で帰りました。



2003年03月04日(火) 三月の雪

朝、カーテンを開けてびっくり。

きのうの雨…いつのまにか雪へとかわり、

窓の外は、真っ白な世界になっていました。


…ひそやかに三月の雪は降り積もる…


今日は幼稚園のジョギング大会でしたが、

この雪のため、お流れになってしまいました。

園もわざわざ暖かくなってからとたぶん配慮して、

今年は3月に予定されていたのに…、うーん、残念です。


昼過ぎに、一瞬、空が一面まぶしいほどの青い空となったのに…

30分後には、また降り出しました。

…ころころと、機嫌が変わる今日の空模様…


夕方、少し身体が疲れたので、

横になってぼーっと窓の外をながめていました。

”雪の精”は、灰色の空から、次から次へ、絶え間なく舞い降りていきます。

道路に降りったった”雪の精”たちは、すぐに消えていきましたが、

木々に降りったった”雪の精”たちは、

まだ芽吹かぬ枝々に、白い花を咲かせているようです…♪



2003年03月03日(月) 雨降りおひな様

ひな祭り…ずっと朝から雨が降っています。

朝、出かけに駐車場の植え込みを見上げたら、

まだ芽吹かぬ木の枝に、雨粒がネックレスのように連なって

美しく透明な世界を作っていました。

雨がやんだら、下鴨神社に去年買った流し雛を

持って行こうと思っていましたが、

結局、いけず仕舞です…

ああ、このながしびな、いったいどうしよう?

(また、1年飾っておこうか知らん…。

このおひなさん、2年分の厄をうけとめてくださるかしらんねぇ…笑。)


幼稚園には、今、美しい段飾りのおひな様が飾られています。

このおひな様はいままでいったいどれだけの園児に

お会いになったのでしょうか…。

園児たちは入れ替わっていくけれど、このおひな様は変わらない…。

いろんなことを、このおひな様も受け止めていらっしゃるだろうに、

凛として、まったく涼しいお顔です、ふふっ♪


夜は、あなごと車えびを使ってちらし寿司。

それに、はまぐりのお吸い物と、菜の花のおひたし…。

おすしを作る元気が自分にあってよかったな…と思います。

おひな様、どうぞこの1年も娘を見守ってやってくださいね…。



2003年03月02日(日) 妖精も風邪をひく!?

きのう、娘の下の歯がまた1本抜けました。

彼女は例によって、大切なオルゴールの中に歯を入れて、

枕元にセットして就寝。

そう…、娘が寝入った時には、ちゃあんと

”さあ、妖精さん出番だ!”

と、思っていたのに…。

自分が寝る頃には、ころっと、妖精のことを忘れてしまってました。


朝、起きて、オルゴールの中身を見た娘、

「あれ? 歯のままだ…。 妖精さんこなかった…。」

と、ぼーっとオルゴールを見つめながら、元気がない。

(し、しまった!…と思うものの、もう遅い…。)


「もう1日、待ってみたら? 

きっと妖精さんもお風邪でこれなかったんだよ。」

(うー、苦しい言い訳…。ごめんねー、ゆうちゃん。)


「うん…わかった。」

と納得したものの、やっぱりショックだったようで、

えんえん泣き出しました。


あぁ…、ごめんよぉ…。(不覚、不覚。ああ、反省。)


今夜も娘を寝かせながら、ついうっかりうとうと…。

おっとあぶない!

今夜こそ、ちゃんと、トゥース・フェアリーに来てもらわなくちゃね!

(さきほど、妖精さんは無事コインを置いて行ってくれました…ほっ♪)


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今日になって、パパが発熱。

きのうお医者様にお薬をいただいておいてよかったー。

やっぱり4日も熱をだしてたのは、

特効薬を飲まなかった私だけ…くすん。



2003年03月01日(土) この1週間の顛末…

久しぶりの「ひとコマ」です…。

先週の土曜日から床に臥せっておりました。

今日、家族3人そろってお医者様へ行き、

それぞれにお薬をもらって帰宅しました。


先週の土曜日、気管支が熱を持っているなぁ…と思い、

大事をとって寝ていました。

日曜日には発熱…。

しかし、その時点で、まさかインフルエンザとは思わず、

市販の風邪薬を飲んで、しのいでいました。

月曜日になって、さらに熱が上がったので、病院へ。

肺炎かもしれないと、レントゲンを撮りましたが、肺は大丈夫。

結局、気管支炎とインフルエンザと診断され

お薬をもらって帰って来ました。

…熱が出てから時間が経ちすぎていたのか…

(それとも、いただいた薬があまり有効ではなかったのか…)

熱は水曜日まで続きました。

で、木曜日、やっと私の熱が下がったのと入れ代わりに、今度は娘が発熱。

私が行ったのとは違う病院へ連れて行きました。

(この日、やっと起き上がったばかりの私…。

4日間、ほとんどたべていなかったので、足はおぼつかない。

おまけに、うっかりあるお薬を1錠のところ過って3錠飲んでしまい、

頭がふらふら、気分も悪かった…。)


病院から帰って来て寝かしつけ、やれやれと思っていたら、

急に耳が痛いと、火が付いたように泣き出しました。

午後からの診療が開くのを待って、今度は耳鼻科のお医者さまへ向かいます。

案の定、中耳炎にかかっていました。(はぁ…ため息。)

この日の晩は熱でしんどそうでしたが、

翌朝になると、熱は下がり、お昼過ぎには平熱に…。

おおっ、インフルエンザのお薬、効果てきめん!

(ああ、私もこのお薬を飲んでいたら、もう少しなおりがはやかったか!?)

この日も午後は耳鼻科へ。

さて、今日…。

娘のかかった病院へ、今日は家族三人で向かいました。

パパは予防線をはっていたおかげで、なんとか発熱せずに、

咽の痛みと鼻水だけでとめられた模様…。(ほっ)

娘は中耳炎の炎症をおさえるため、もう少しお薬をいただき、

そして、私…。

先生はさきの病院でもらった処方せんを見つめながら、

「こりゃぁ、お母さん、しんどかったでしょ。

このお薬は、神経に作用するから、気分がずっと悪かったでしょ?

3人のなかで、一番しんどい思いをしたね…。」

「はい、しんどかったですー。」

うわん、先生ー、おっしゃる通りです。

月曜の時点で、こちらにくればよかったのかもしれません…。

まだ、気管支がしんどいので、お薬をもらって帰って来ました。

(一度かかると長い私の気管支炎…ふぅ…

卒園式までにはなんとかなおるといいな…。)


私が寝込んでいる間、パパや娘が良く働いてくれました。

特にパパは、娘の制服のアイロンがけやお弁当づくりなど

慣れないことを朝からして、大変だったことでしょう。

二人ともありがとね♪

パパがお仕事で不在の時、助けてくれた実家の父母にも感謝です。

そして…

私が倒れている間、いろいろとお見舞いのメッセージをくださった皆様、

とても、とても、嬉しかったです。

本当にありがとうございました。


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