ひとコマ
何気ない日常のひとコマ

2002年10月31日(木) 冬を運んで来たのは…

火曜日の朝、娘を幼稚園に送って行く途中、

賀茂大橋のところで、

ひゅーんと飛び交うつばめたちを見かけました。

まだ悠長にすごしていたつばめたちが

急に寒くなったので、

あわてて南へ向かう途中に、立ち寄ったのでしょう…

次の日には、もうどこかへまた旅立っていったようです。

娘は「つばめさん、どこへ行くのかな?」と

行き先が気になる様子…。

ふふっ、本当にどこまで行くんだろうね。

つばめさんたち、来年の春まで元気でね♪

そして…

その日の帰りに見かけたのは、

ユリカモメでした。

まるで、彼等が冬を運んで来たかのように、

今週に入って、急に寒くなりました。

このところ、お昼近くになると、

空にもどんよりとした鉛色の雲が広がり、

すぐに時雨れます。

ヒーターの恋しい季節です…。

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娘が幼稚園で、指あみマフラーを編んでいます。

今日は、予備に買っておいた毛糸を取り出して来て、

家でも編みはじめました。

さあて、この冬、いったい何本のマフラーが出来ますことやら…笑。



2002年10月28日(月) お風呂洗いはわたしにまかせて

寒くなりました。

お迎えに行くときには、ショールを羽織りましたが、

それでも寒い…。

夕方になって、小児科に向かう時には、

フリースを取り出しました。

(たいしたことはないのですが、鼻と咳のお薬をもらいに…)


今夜は、

暖かなお風呂に入りたい…

私が夕食の準備をしているときに、

「ゆうちゃん、お風呂洗ってきてー」

と頼むと、

娘は「ハイハ〜イー!」と軽く返事をして、

スキップしながら、

お風呂場へと向かいました。

娘の「旬」のお手伝いは

「お風呂洗い」です。


『お風呂洗いはわたしにまかせて』

そんな心意気を感じます、笑。


今夜は、娘が準備してくれたお風呂で、

あったまりました。(^-^)

ほっ♪

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今日、小学校へ入学通知書を持っていきました。

ふだん、木の暖かみを感じる幼稚園の教室を見ているせいか、

学校の中に入り、コンクリートがむき出しの階段や壁を見ると、

とても、無機質な感じがします。

職員室も雑然として、なんだかとっても砂埃っぽい…。

小学校って、こんな感じだったかなぁ…

(自分の小学校時代って、ほとんど記憶がありません。)


園庭開放で、子どもを遊ばせながら、

まだまだこの場所に留まっていたい…。

いつまでも幼稚園児であって欲しいと

ふと、思うのでした…。



2002年10月27日(日) 里山にて

お知り合いに誘っていただき、

芋掘りに出かけました。



掘り出したのは、

大きな大きなおいも♪

と、

小さな小さなおいも♪

それに、

大きな大きないもむし…笑。



ザワザワザワー♪

風が畑の横の、少し小高くなった雑木林の中を通ると、

木々達が大きくうねり、

自然のシンフォニーを奏でます。

その音に、少し畏敬の念を感じつつ、

身をゆだねました。

すると、

忘れていた五感たちが、

身体の底から目覚めていく…

そんな感覚を味わったのでした。



娘ははじめて来たにもかかわらず、

まるで我が庭のように、

雑木林の中で遊び、

里山の秋を満喫したのでした。









2002年10月22日(火) 風が変わった

今朝は冷え込みました。

娘は今日は写真撮影のため、ベストかカーディガンを来てきてねと

先生に言われていたようですが、

カーディガンを着せていて、朝はちょうどいい塩梅でした。

お迎えで出町柳の駅を降り立つと、ふと冷たいものが当たりました。

あれ? ちょっと時雨れてる…?

結局、ほんの少し感じただけで、雨の気配はいってしまいましたが、

また傘を常に鞄にしのばせておかないと

いけない時期になってきたかもしれません…。

そんなことを思いながら歩いていると、

いつも通り過ぎるお寺の生け垣のヒイラギモクセイが

いっぱいに白い花をつけて、甘い香りを漂わせていました。

ちょっぴり湿り気のある重い空気に溶け込んだまろやかな一瞬…♪

これを味わいながらこの道を通るのも、今年が最後と思うと、

ついつい感傷的になります。(近頃、こればっかり…笑。)


園庭開放で子ども達が遊んでいる間、

日の当たらないベンチに座っていると、

風が冷たくて、寒くなってきました。

そろそろ…秋の中に冬の気配が入り込んでくる…もうそんな季節です…。



2002年10月19日(土) 「元気のでる花をください。」

今朝、久しぶりに曇り空…

しばらくすると雨が降り出しました。

ちょっと、気分の落ち込むことがあって、

私も朝からちょっとメソメソと泣いていました。

娘はリビングでハーモニカの練習をしていたのですが、

どうやら私が泣いているのを、

パパとけんかしたと勘違いしたらしく、

急に「わぁ〜ん!」と泣きながら、

玄関の方にいってしまいました。

そして、

「パパ達がけんかしているから、ゆうちゃんは出て行く!」と、

ドアの外へ。

娘は外からドアを力一杯押していて、

パパがあけようとしても、ドアをあけさせてくれません。

「ゆうちゃん、パパとママ、喧嘩している訳じゃないんだよ」と説得し、

ようやく泣いている娘を部屋の中に入れました。

ふぅ…まいりました。

娘に心配をかけてしまった…。


夕方、私のかわりにお買い物に行ったパパと娘。

帰ってきたら、コスモスの花束をプレゼントしてくれました。

お花を買おうと言い出したのは娘らしい。

そして、娘はお花屋さんで、

「元気の出るお花をください!」と

言ってくれたそうです。

最初、水色のお花を選ぼうとしたらしいのですが、

お花屋さんから

「元気が出るのだったら、明るいピンクはどお?」と

アドバイスを受けて、

ピンク色のコスモスにしたのだそう。


花瓶の中で、

ピンク色のコスモスたちが

にっこりと微笑んでいます。


うん…

いつまでもメソメソしていてはダメだよねぇ。


花瓶には、娘が「ママ、げんきになってね。」と

メッセージも貼ってくれました。


アリガト…。



2002年10月18日(金) 1週間のつれづれ

日記を溜めてしまいました。

今日は、この1週間のつれづれを書き留めようと思います。




月曜日、植物園へ。

娘と拾ってきた秋、いろいろ。

娘はなにか産毛のある植物を触ったらしく、手が痒いと言い出しました。

植物園の係りの方のお話しだと、手の中にまでは入ってないので

水で洗えば大丈夫とのお話しでしたが…人騒がせな娘…(^^;


火曜日

新しいクラビノーバが楽しくて…。

先日、早速YAMAHAのMumaで購入した「千と千尋の神隠し」の曲を

メモリーに保存。

片手で弾いていても、その気になれるんですねぇ…これが。(笑)

娘は「神さま達」の曲が怖いくせに、聞きたがります。

(曲がはじまるたびに、私にしがみつく…。)

娘はピアノの練習そこそこに、

もっぱらカラオケ化して遊んでいるのでした。

(練習もしてよね…。)

私は、憧れのドビュッシーの「月の光」を、

4章節目まで、なんとかなぞることができるようになって、

少し嬉しかったり…。


水曜日、

幼稚園で10月11月生まれの園児のお誕生会でした。

娘は「大きくなったら何になりたい?」という先生の問いかけに

「動物病院の看護婦さん」だそうで…。

ちなみに男の子は全員、サッカー選手になりたいんですって。(^-^)

あと、「好きな遊びは?」という問いには、

「お人形遊び」とありました。




木曜日、

「いわさきちひろと日本画家たち」を見に行った後、

立ち寄ったCDショップで、

上松美香の「テソリート」というアルバムを購入しました。

アルパという竪琴の奏者。

アルバムのジャケットはまるでアイドルのようにかわいい方です。

(どうやらファンクラブもあるらしい…)

アルパというのは、スペイン人がラテンアメリカに持ち込んだ

ハープのことだそうで、グランドハープよりも小型。

ハープという楽器、以前から憧れています。

娘が大きくなったらハープ奏者になってくれないかしらん…なんて

密かに思っている私としては(笑)、

このアルバムはとてもお気に入りの1枚となりました。

娘のお気に入りは

「サウンド・オブ・ミュージック・メドレー」

いつか、生の「アルパ」演奏、娘と一緒に聴きに行ってみたいな…♪





金曜日、

ベランダに出ると

風が、空に羽根のダンスを描いていました。

こんな雲に出会うと、心も一緒に踊り出します。




お迎えに行くと、娘が木の実のネックレスをしていました。

幼稚園のお庭で拾った緑色をした実を、

先生が「ネックレスにしてみたら?」とおっしゃって、

娘が自分で実に針を通していって、

ネックレスにしたんだそうです。

へぇ…こんなこともできるんだ…と、

娘の針使いに感心したのでした。

クロスステッチもどうにか苦手意識を脱出したのか、慣れてきたのか、

最近は、朝、「クロスステッチがぁ〜」と、泣かなくなりました。

ひとつ、山を乗り越えたのかな…?


今日はスイミングに行く時も泣きませんでした。

けれど、朝一番に

「コーチと一緒にロッカーのカギをあけるの、ママ、お願いしてね」

と言ってましたけれど。

(コーチと一緒にかぎをあけるのんが、彼女のおまじない。)


「ゆうかちゃん、マイロッカーがあるそうね」…

「は?」

「ゆうかちゃんはいつも36番なんですって」と、お友達のお母さま。

なんでも、娘は自分が使うロッカーを決めているとか…。

(注:更衣室に親は入ることが出来ません。)

娘のロッカー事情、

私よりも、お友達のお母さまの方がよく御存じだったりします…笑。



何ごとにつけても、人よりも慣れるのに時間がかかる娘…

母である私自身にも、

「あせらない、あせらない…」とおまじないをかけないと

いけないのでした。



2002年10月12日(土) 鞍馬山へ

「きらら」に乗って、鞍馬山へと参りました。

実は、娘はきのうも幼稚園の遠足で行っているので、2日連続です。

ふだん幼稚園に行く時とは、反対側のホームで電車を待ちます。

「ママ、こっちで電車を待つのって、はじめてだね!」

と、嬉しそうな娘♪

(本当ははじめてではないのですが…記憶に残ってないんです、笑。)

さて、「きらら」がホームに入ってくると、いつになく興奮。

電車の中で無事お友達と合流し、ウキウキした気分を乗せて

電車は鞍馬へと向かいました。

車窓から見える景色が、市原をすぎると山の中になります。

私がふだん利用する駅から、ほんの20分ほどで、

電車は、まったく違った景色の中へと我々を導くのでした。


駅に降り立つと、改札で天狗のお面をかぶった駅員さんが

出迎えてくれました。

駅のあちらこちらに天狗のお面。

鞍馬山は「天狗のおわします山」。

それも日本でも一番位の高い「天狗の統帥」がいると言われる山です。


さて…

きのう行った娘のガイドのもと(←これがなんとも頼り無い…笑)

鞍馬寺の山門へ。

今から、霊山に入山するわけですから、

娘が「静かにすること!」と注意事項を私達に申し渡しました。

(きのう、先生がおっしゃったそのまま…笑。)

何百年もの樹齢を経た、空に突き抜けるような大きな杉を

いくつも見上げながら、

九十九折(つづらおり)参道をのぼります。

この道は、清少納言が『枕草子』に「近うて遠きもの」と記した道、

くねくねと、ゆっくりと山をのぼって行きます。

途中、貞明皇后さまが鞍馬山行啓の際にお休みになられたという所で、

休憩をとりました。

すると、背後の大きな杉の幹を、大きなムカデが、

ザワザワと上って行くのが見えました。

ムカデを見ると、ゾワッっと思わず鳥肌が立ちましたが、

この霊山で見る分には、何か自然なことのようにも感じます。

後で、霊宝殿でいただいた案内を見ていますと、

ムカデというのは、毘沙門天のお使いの霊虫と言われて大切にされ、

お札などにムカデの絵が使われているそうです。

そして、江戸時代の鞍馬では、

ムカデを好むニワトリを飼うことが出来なかったらしい…。

…ということは、もしかすると、あのムカデは、

毘沙門天が私達のお迎えに遣わしてくださったのかもしれません。


本殿金堂でお参りをすませ、霊宝殿へと向かいました。

霊宝殿の3階には仏像が奉安されてあるのですが、

このお部屋の一種特殊な空気に、子ども達は少し緊張いたしました。

確かに、このお部屋には異空間と繋がっているような…

そんな不思議な空気が漂っています。

毘沙門天が四体、吉祥天、それに善に師童子、

平安後期から鎌倉時代に作られたものだそうです。

こうした古い仏像がさりげなく何体も飾られているところに、

鞍馬寺の奥深さを感じます。


帰りは、ケーブルカーへ。

ケーブルカーが来るまでの間、こちらの係りの方が

娘達にいろいろなお話しをしてくださいました。

ケーブルカーのチケットは、蓮の花びらをかたどっていること、

ヤツデの葉っぱと天狗のこと、

この山にすむ動物達のこと…

ケーブルカー乗り場の近くには

鹿がやってきたり、リスが遊びに来ると教えていただきました。



さて、鞍馬のお土産は…

子ども達が拾い集めた、どんぐりや小さな松ぼっくり。



この小さな松ぼっくりは、

『探して楽しむドングリと松ぼっくり』(山と渓谷社)を見てみましたら、

どうやら「コメツガ」の松ぼっくりのようでした。

とても小さくて可愛らしい松ぼっくりです♪



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娘はさすがに2日連続の山登り、

帰るとすぐにお昼寝してしまいました。

娘が寝ている間に、我が家には新しいクラビノーバがやってきました。

娘は、古いクラビノーバにさようならが出来なかったので、

悲しくて、オイオイ泣きました。

…ピアノを習いはじめてから、ずっとお友達だったものね…。

新しいクラビノーバがきた嬉しさよりも、

古いクラビノーバに「さよなら」することが、つらかった娘…。

「ゆうちゃんのおなか(←胸のことをこう言う)に、

古いクラビノーバさん、ずっとある?」

と聞くのが、いじらしかったです。











2002年10月10日(木) 河原をお散歩しながら

今日はいいお天気でした。

さすが、”もと”「体育の日」です。

ちゃあんと、この日はいいお天気になるのですよね…。

朝からお布団を干したり、シーツを洗ったり、

お日さまのめぐみにあやかろう…

せまいベランダに欲張って、

時間差攻撃で、ものを干して行きます。

朝の時間、ずいぶんとお日さまが部屋の中まで差し込むようになったので、

掛け布団や枕も、窓際に椅子を置いて…♪


幼稚園からの帰り、久しぶりに御蔭橋から蓼倉橋まで歩きました。

先日の雨で、豊かな水の流れ。

時刻は4時前…、西日がずいぶんと優しく、川の風景を輝かせます。





ときおり、すずめたちが数羽で、チュチュンと声をかわしながら、

この葦原の中へと入っていきます。

娘がその様子を見て、

「あ、きっと、すずめさんたちは、

『こおりおに』(おにごっこの一種)をしてるんじゃない?」

と言って、なごませてくれました。

しばらく行くと、

葦原の向こうに、静かにたたずむ鳥が一羽…。

「ゴイサギ」です。

まっすぐに南を向いて…じぃっと、じぃっと、たたずんでいました。

こちらもしばらく足を止めて、

ゴイサギの様子を、じぃっとながめます。

この鳥はもうすっかり成鳥です。

先日見かけた幼鳥が成長したのだろうか…

それとも、別のゴイサギかしら…

そんなことをぼ〜っと考えながら歩いていると、

少し北上したところにも、もう1羽いました。

ときおりこの河原を歩くけれども、

こうしてゴイサギを2羽も見かけたのは、はじめてです。


こんなふうに、

ブラブラと道草をしながら娘と帰る時間も、

あと半年。

もっと、ゆっくり、ゆっくり…

この時間の流れをわざと遅らせるように…。

そう思いながら歩くのでした。

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10/6の日記も書きました。(運動会のお話)



2002年10月09日(水) ジャコビニ流星群

夜、久しぶりに夜空をゆっくりとながめました。

ベランダからは東の空しか見えません。

ちょうど空を見上げた時には、飛行機がラッシュアワー状態だったのか、

比叡山のいただき辺りから、点滅しながら動く光が

3つほど目に入りました。

う〜ん、飛行機のランプについつい目がいってしまいます…。

そこで、少し時間をおいてから、

今度は、マンションの渡り廊下を歩いて、北側へ行ってみました。

階段の踊り場から見ると、

まず、カシオペアが輝いているのが目に入りました。

それから北の空全体をゆっくりと見渡します。

ちょっと西側には明るい星…ベガが宝石のようにまたたいました。

そして、「りゅう座」を探します。

それから…

ピークはすぎたけれども13日頃まで見られるという

「ジャコビニ流星群」に出会わないかと、夜空をながめていました。

…今夜は出会えなかったけれども、

星空をながめていると、心が透明になっていくような気がしました。

明日もながめてみようかな…。

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ノーベル賞のニュースに、なんだか私まで浮き足立って、

とても嬉しい1日でした…♪



2002年10月06日(日) 幼稚園最後の運動会

娘の幼稚園最後の運動会、曇り空の中、はじまりました。

子ども達が鴨川沿いのグラウンドに入場してきます。

まずは、お祈り、そして聖歌。

この時点で、少し涙腺があやしい…。

その後、音楽に合わせて体操がはじまると、

娘が思いっきり元気な声で歌いながら、本当に楽しそうに体操しています。

その様子を見ていたら、ふいに、ぽろりと、涙が落ちていきました。


プログラムがすすみ、年長児たちの最初の見せ場

「組体操」がはじまりました。

最初は、「ひとり」の技、次は「ふたり」、そして「さんにん」…

だんだんと技が高度になっていきます。

「くじら」という技では、

娘は3段ピラミッドの一番上になっていました。

そして、ハイライトは年長児全員による「かいていかざん」

子ども達がいっせいに、放射状になって、

でんぐり返しをしてブリッヂをするところは圧巻でした。

年長さんになると、こうしてみんなで呼吸を合わせて演技ができるまでに

成長するのですねぇ…しみじみ。

ちびっこオリンピックでは、きのうパパと練習していた「さかあがり」

結局、先生にちょっとお尻を押してもらって、どーにかこーにか…。

それより! おーい、娘〜!

縄跳びなんて、一言も私には言ってなかったじゃないかぁ…!

ああ、わかっていたら、練習させるのだったのにぃ…苦笑。


運動会が終わる頃には、青空も見えてきて、かなり暑くなってきました。

最後の競技、リレーも無事終わり、

娘は記念に「優勝カップ」(←年長全員もらえる)をいただいて御満悦♪

しかし、娘は何度訂正しても、しばらくすると

「しょうゆうカップ」って言うんです…くすっ、そう思い込んでるのねぇ。

ハハは何も競技に参加してなかったのに、疲れ果てました…

ああ、こんな時に歳を感じます…ふぅ。


運動会の後、修道院の日本家屋の縁側で、おにぎりをいただきました。

この縁側に座って、こうしてお昼をいただくのも最後です…。

このお庭の風情が好きでした…。


修道院の枯山水のお庭と、幼稚園のお庭の境目には、

いろんなものが植えられています。




プールの横には「ムラサキシキブ」




そして、この薄紫の花は、チョウチョの花園でした。

(どなたか、このお花の名前をおわかりでしたら、教えて下さいまし…。)

ヒラヒラといろんなチョウチョがやってきます。

写真には撮れなかったけれど、美しいアオスジアゲバも

この花の蜜レストランの常連さんのようでした♪

この小さな花園を横切って、修道院の方へ…。


娘が、おばあちゃんに説明しながら歩きます。




「これがレモンの木」




「こっちにミカンがあるんだよ」


娘が嬉しそうに説明する姿に、

ここで、娘の生活の一部があることを、

本当によかった…と思えたのでした。




2002年10月04日(金) ヤマボウシ

植え込みのヤマボウシが赤く色づいてきました。





9月になって、赤くなってきたな…と思っていた実は

今日見ると、もう見当たりません。

残っているのは、まだ熟しきらない黄色い実がひとつだけ。





気配を感じて後ろを振り向くと、

ヤマガラがなにか口にくわえて、エゴノキにとまっていました。

その向こうがわでは、セキレイが尾をぴょこぴょこされています。

最近、忙しくて、気持ちに余裕がなかった…。

ふと、立ち止まると、

小鳥達とお近づきになったような気がしました。



※10/3の日記も書いています。



2002年10月03日(木) 金木犀の香り

幼稚園の帰り道、娘に金木犀の匂いをかいでごらん…と

木に近寄りました。

ところが、娘は「?」という面持ち。

私もお花の近くまで顔を近づけたのですが…

う〜ん、どうも近づきすぎると、花の匂いがよくわからない。

どこか苦味のある甘い匂いのような感じ。

ちょっと離れたところに立つと、ふぁ〜っと甘く香るのに…。

不思議なものだな…と思いながら、

今度は橋のたもとにある大きな金木犀の横を通り過ぎました。

ん? やっぱりあまり香らない…。

ところが…

橋を渡って、信号待ちをしていたら、

川を越えてやってきた甘い香りに包まれました。

金木犀は、風にのっている間に、

やわらかな香に変化するのでしょうかね…♪



2002年10月01日(火) 「ずいき祭り」

10月1日は、幼稚園の入園願書受け付け&面接のため、

在園児はお休みです。

幼稚園に面接を受けに行ったのも、もう3年前になるのですねぇ。

娘も大きくなったものです‥しみじみ。


北野天満宮の「ずいき祭り」を見に出かけました。

朝から、あいにくの雨…。

巡行が出発するのを待つ間も、雨はまっすぐに遠慮なく降り続けます。

雨の匂いにまじって、どこからか金木犀の香り…。


北野さんの「ずいき祭り」は10月1日から5日に渡って行われます。

今日は午後1時に、天満宮を発脚し、御旅所まで巡行するのですが、

雨のため、お稚児さんたちはハイヤーに乗って行かれました。

娘は、かわいい八乙女になったお友達について、

御旅所まで行くつもりだったので、ハイヤーを見送った後、

「もっと見たかった…」と涙をぽろぽろ。

よっぽど行列についていきたかったのねぇ。

5日の后宴祭の八乙女「田舞」奉納を見に行けたら、行こうね…。



デジカメで写真をとったつもりが、

雨で、なんだかシャッターの調子がおかしく、

全然撮れていませんでした。(涙)

けれど、心の中にしっかりと写したよね…娘♪


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「ずいき祭り」の詳細は

http://www.kitanotenmangu.or.jp/top.html

北野天満宮のサイトへどうぞ♪


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