先週の日曜日、インテリアショップに立ち寄った際に、

「草原をつくろう」というキットを見つけました。

草原の素は、「キヌイトソウ」の種、

そして、草原作りの育成用品として

「water filter」と「water keeper」を

一緒に買って、持ち帰りました。

早速、小さなグラス（←ケーキ屋さんのジェリーが入っていた物）に

育成用品をしいて、種をまき、水をやりました。

２日後には、芽を出しはじめ、

毎日、朝起きるたびに、ちょっとずつ背丈がのびています。

娘が「あ、またのびてる〜！」と、

その変化を楽しんでいます。


・・・そして、１週間♪


　　　　　　　


　　　　　　　　ほら！

　　　　　　　　小さな草原の出来上がりです♪


娘が、つんつんと触っては、感触を楽しんでいます・・・ふふっ。

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幼稚園の帰り、いつもは橋の北側の歩道を通るのですが、

今日は、めずらしく、南側を通りました。

そして、出町柳の交差点に来て、信号待ちで止まっていますと、

すぐ近くで、

チュッ、チュッ、チュチュチュチュッ！

と、かわいい、そして楽しげな小鳥の声が聞こえてくるのです。

しかし、さぁっと見渡しても小鳥の姿は見えません。

それにしては、あまりにも近くで聞こえます・・・。


「へ？　いったい、どこから聞こえてくるの？」と

娘とキョロキョロ・・・

どうやら、私たちの真上にある歩行者用の信号機あたりから

その声は聞こえてくるのですが、

それでも、小鳥の姿が見えないのです。

「え？　どこどこ？」と思っていましたら、

すずめが１羽、どこからかやってきて、

信号機の上に止まり、身体をぐっとのばしました。

すると・・・

その歩行者用信号機を吊るしているパイプの穴から

すずめの赤ちゃんが２羽、

にゅっと顔を出してきて、

親鳥から、エサをもらっているのです！

まぁ・・・なんて可愛らしいんでしょ♪


うふふっ、こんなところを利用して、子育てしているのね！

しばらくは、幼稚園の行き帰りに、

このヒナたちの様子を観察することになりそうです♪


娘は今日、園からじゃがいも掘りに行きました。

大きなコロコロとしたじゃがいもを１キロ（！）も、

お土産に持って帰ってきました♪


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きのうの夜の雨が、涼しさを運んできました。

昼間もさわやかな風が吹いて、

雨に洗われた山々は、

その１本１本の木々たちと、

木立を渡っていく風との間でかわされる

おしゃべりまで聞こえてきそうでした。


夜になると、肌寒いぐらいで、

思わず長袖をひっぱりだしてきました。

そして、ベランダに出てみると、

ずいぶんとまぁるくなってきたおつきさまが、

金色を帯びた輝きを増していました。


風が薄雲をながしていくので、

娘が「あ、おつきさまがうごいているよ♪」と

おつきさまを指さしながら、言いました。

本当に・・・

おつきさまが夜空を散歩しているようねぇ・・・ふふっ。


明るい月は、薄雲を照らして、雲のまわりに

「月暈」を作り出していました。

それは、ほんのり虹色になって、輝いているように見えました。

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待ちに待ったきゅうりが、

お店で売っているぐらいの大きさにまで成長したので、

今朝、収穫いたしました♪

　　　　　　


　　　　　　まだ、おしりに黄色いお花がついています。

　　　　　　みずみずしくって、美味しゅうございました(*^^*)/


毎朝、あらたに赤ちゃんきゅうりが出来ていないかと、

チェックします。

しかし・・・

なかなか次のきゅうりが出来てきません。

今、赤ちゃんきゅうりはふたぁつ。

・・・あん、待ち遠しいわぁ。


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私はどちらかというと、口がかたい人間です。

けれど、ひとたび、

だれかに何かプレゼントをしよう・・・と思いついたり、

相手を喜こばせよう！と何かを企画したときに、

もう、考えているだけで、嬉しくなっちゃって、

それを相手に悟られずに素知らぬ顔で、

突然「びっくり」させる！ということが、どうも不得手なんです。

ついつい、思わせ振りなことを口走ってしまって、

内緒に出来ないタイプ・・・(^^;


そんな私の性格が似てしまったのか、

娘も内緒にしておくということが、どうも出来ません・・・。

今日の父の日のプレゼント、

「渡すまで、パパには内緒よ♪」って言っておいたのに、

土曜日の夜には、もう、パパにこっそりと

「あのね、あしたパパにひみつのプレゼントがあるんだよ〜。」

って、耳打ちしているの・・・。


先日（１１日）も、結婚記念日だったのですが、

パパが幼稚園に送っていく途中で、

娘と一緒に花屋さんに立ち寄って、お花をたのんでくれたんです。

パパは娘に「ママには、ぜったいに内緒だよ」って

お約束をしたそうなんですが・・・

その日、幼稚園の帰り道、

「あのね、今日、パパから秘密のプレゼントが届くんだよ。

けれどね、内緒なんだ〜」と、嬉しそうに言うんです。（笑）


パパが、

「ゆうちゃん、ぜったいに内緒って言ったのに、

ママにばらしちゃったでしょ！」

と申しますと、

「ゆうちゃん、言ってないもん。

秘密のプレゼントがあるって、ママには言ったけど、

お花のことは、内緒にしておいたもん！」

・・・と、

本人はまったく、内緒にしているつもりなのでした。　くすっ


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今日は我が家のちいさなベランダ・ガーデン便りです。

風船かづらの蔓が、このところ急に伸びはじめました。

ひげの先がくるっ、くるるんとなっていて、とってもかわいい！


　　　　　　　


　　　　　よく見ると、小さな小さな白い花もついています。

　　　　　かわいい風船の形をした実を見たくって、

　　　　　今年はじめて、育ててみましたが、

　　　　　こんなに愛らしい植物だったとは・・・♪


それにしても、蔓性の植物って、なんておもしろいんでしょ。

きゅうりのおひげも、

いつ、いったい、どのようにして、

くるくるくるって、なっていくんでしょう？

一度、じぃっと見張って、

くるくるとなっていく姿を見てみたいもんだと思うのですが、

いつも、いつのまにやら、次の日には、こんな状態　↓

　　　　　　

　　　　　娘が新しい「くるくる」を見つけては、毎日、喜んでいます♪


そして、ぐんぐん、ぐんぐん、

蔓は留まることを知らずに、空高く伸びていっています。

ああ、まるでジャックと豆の木のようです。

もう支柱の背丈をかるく通り越してしまいました。

これ以上伸びたら、一体、蔓はどこへつかまっていくつもりかしら？

お願いだから、お隣のベランダへと、侵入しないでね・・・。



　　　　　　　　



　　　　　さて、今、やっとできた小さなきゅうり、

　　　　　あと数日で収穫・・・かな♪

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土曜日の晩、

やはり、疎水沿いのホタルを見に行くことにしました。


南禅寺から哲学の道を経て、

ずっと疎水は北上し、高野川の下へといったん姿を消します。

松ヶ崎の浄水場の前で、地下から再び顔を出す疎水は、

もう水流もすっかり弱まって、一見とまっているような・・・

そんなわずかで静かな水の流れです。

その水のまわりは草が生い茂り、

時折、グゥエッ、グエッ　と低いかえるの鳴き声がいたしました。

しばらく行くと、くさのかげに、ぽうっとひとつ光を見つけました。

「ほら、あそこにほたるがいるよ」と話をしていると、

ご近所の方が、

「ここよりもっと西、下鴨本通に近いところに、

ぎょうさんおるさかいに、そこまで行ってみいや」と

おっしゃってくださいました。

そこで、自転車を降りて、西に向かってそぞろ歩いていくと、

ぽぅっ　ぽぅっ　と、光が徐々に増えていきました。

そして、下鴨本通より少し手前になると、、

桜の木のまわりで、いくつもの光が飛んでいる様子が見られました。

川のすぐそばを飛んでいるホタルは、

その光の軌跡が川面にも映り、それがわずかに揺れています。


ふと、近くで飛んでいた二つの光が、寄り添いながら、

草のしげみに降りていきました。

まぁ・・・カップルになったのね♪　　ぽっ


橋の上でうろうろしていたら、

一人の女性が、娘の方にすすっと駆け寄ってきて、

両手を娘の方に差し出し、

「ほら、ホタル・・・♪」と、

娘の手に、そおっと、ホタルをのせてくれました。


ホタルはおとなしく娘の手の上で光っています。

しばらくして、ホタルさんに飛んでいってもらおうと、

娘は木の枝になりきって、人指し指をツンと空に向かってたてました。

それでも、ホタルは飛び立つ様子もなく、

娘の指に、じっととまって、ぽうっと光っています。

それはとても幻想的で美しい、この世にひとつしかない指輪のようでした。

娘は「ホタルさん、ゆうちゃんから離れて行ってくれへ〜ん」と

嬉しいような困ったような・・・やや複雑な様子。

しばらくして、ようやく、

ホタルの指輪さんは、草のしげみへと移ってくれたのでした。



家に帰ってきてから、

南禅寺から北上する疎水の流れのことが気になりだしました。


そして日曜日・・・

買っただけで満足して、本棚に飾ってあった状態の

『インクライン物語』（田村喜子・中央公論社）を読み始めました。

明治初期の京都の様子もうかがえて、なかなかおもしろいです。

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マンションの植え込みのくちなしが、白い花を咲かせはじめました。

少し蒸し暑い中、くちなしは、その甘い香りで、

一瞬、人を夢の中へ誘い込もうとしているかのようです・・・。


今日はスイミングスクールの見学に行きました。

ここは、その昔・・・独身の頃、会員だったスポーツクラブ。

（その頃、入会金１０万円もした！

ああ、独身のころって、バブリーだったのね。）

久しぶりに行った私・・・

スカッシュのコートに、思わず懐かしさがこみ上げてきました。


娘は、最近どうやらバレエ熱はさめてきたようで、

プールに行きたいそうです。

やっぱり、暑くなってきたからでしょうか。（笑）

けれど、世の中の人もおんなじことを考えているようで、

今、希望している日は定員いっぱい。

欠員待ちとなりました。（いったいいつのことやら・・・）



でも、娘が今、一番習いたいのは、「囲碁」なんですって。


めざせ！梅沢由香里四段。(*^^*)

うん、素敵です、女性棋士って♪


白魚の指で、涼やかにすぅっと碁を打つ姿・・・

ああ、想像しただけで、とても優美です。


しかし・・・娘の指は、親に似て、

決して白魚のようにはならないと思いますが・・・苦笑。


一応、小学生になってからね・・・と申してますが、

果たしてその頃まで、

娘の「囲碁習いたい熱」は続いているのでしょうか？

ともあれ、パパは娘の出してきた碁盤で、

一緒に遊んでいます。


あれ？・・・

いつのまにか話が、

スイミングから、囲碁になってしまいました。（笑）



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水曜日に、いつもおじゃましている 「なちゅらる・ガーデン」の

ひろみママさんから、カウプレの「バスタイムセット」が届きました。

（最近、よく当たるラッキーな私・・・♪）

かわいいバスタイムグッズがかごいっぱいに入っています。


　　　　

もちろん、私も娘も大喜び！(*^^*)

娘が一目で気に入ったのは、mini bubble bath ♪

花びらのお風呂です。


彼女が赤ちゃんのころ活躍したベビーバス・・・

「これに入れてね！」とリクエストされました。

（夏になると、娘は、いまだにこれで行水します・・・笑。）


ベビーバスに、花びらのような薄いせっけん（？）を浮かべます。

フローラルの甘い香りがお風呂いっぱいに広がりました。

しばらくして、

シャワーでお湯をそそぎ入れると、泡がブクブクブク！

娘は、その中に入って、ご満悦♪

組んだ手に顔をちょこっと乗せたりして、

まるで「猫足のお風呂」に入っているような

優雅なひとときを味わっています・・・。

（といっても、所詮はベビーバス。

いくら小柄な娘でも、足はみだしているんですけれど・・・笑。）


私は、洗面器にバスフィズを入れて、フットバスをしてみました。

なんだか足の疲れがとれていく気がします。

フットバスっていいわぁ・・・、クセになりそう(*^^*)



ひろみママさん、

バスタイムの優雅なひとときを、届けてくださってありがと♪


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５月のはじめに植えましたキュウリの苗、

ずいぶん、大きくなりました。

他の朝顔やヒマワリなどは、今一つ元気がないのに、

キュウリだけは、

ぐんぐんと背をのばし、つるを添え木に巻きつけ、

とても勢いがあるんです。


おとついには、ついに小さなトレリスでは背が足りなくなったので、

オランダ柳の枝を後ろに４本、たててやりました。

すると、翌朝にはもう、

のばしていたひげを、くるくるくるっと、

あたらしい添え木に巻きつけているんです。

いやはや、面白いわぁ・・・。


そして今日、ついに黄色い花をひとつ咲かせました。

　　　　　　　

　　　　　　　　　実が出来るのも、もうすぐ・・・！

　　　　　　　　　ふふっ、楽しみ♪


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なんだかとっても蒸し暑い・・・

そう思っていたら、

京都は午後２時すぎに光化学スモッグ注意報が出ました。

怪しい天気の中、

幼稚園のお知り合いが車で送ってくださったので、助かりました。

帰ってしばらくすると、バケツをひっくり返したような雨！

ああ、よかった。。。


娘は疲れていたのか、眠たいと言い出し、

あと１時間足らずでピアノのおけいこだというのに、

お昼寝してしまいました。

レッスン１０分前に起こしましたが、

まだまだ眠い彼女は、泣いています。

泣き顔で、先生のお宅へ行くと、

ちょっと休憩してから、はじめましょうね・・・と

娘にデザートを出してくださいました。

娘は、オレンジジェリーをいただきながら、

しだいに頭がすっきりしてきたようです。


きっと、娘の中で、先生のお宅でいただいたデザートは

格別なものになっているんでしょうねぇ・・・♪



ところで・・・先生のお宅には、きのう我が家が「欲しいなぁ〜」と

カタログを見ながらつぶやいていた１５インチの薄型テレビが、

センターテーブルの上にちょこんとのっていました。

あん、やっぱりおしゃれ〜。


我が家のテレビ、最近、調子が悪いんです。

画像が乱れて、とても見ずらい状態になります。

そして、たたくとなおる・・・笑。

うちはほとんどテレビを見ないので、

今度買うなら、小型の薄型・・・って思っているのですが・・・。


夫は、それをもし買ったら、

今、テレビの置いてあるところには、

きっと絵本が占領するんだろ〜と、申しております。


どきっ！　

なんで私の考えてること、わかったんだろ・・・笑。

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夜、パパが帰宅して、まだ起きていた娘に、

「はい、お土産」と手を差し出しました。


パパの手のひらには、１匹のクワガタ。

娘が手をそぉっと差し出すと、クワガタはそろりそろりと

娘の手へと移動していきました。


　　　　　


マンションの階段の壁にいたそうです。

そういえば、以前１階に住んでいらっしゃった方が、

「今日は洗濯物にクワガタがひっついてきた」とか、

「玄関をあけたら、カブトムシがいた」とか・・・

そんなことをおっしゃっていたなぁ・・・と、

懐かしく思い出しました。


山が近いからか、彼等は、ひょっこりと、

気まぐれにやって来るようです。


しばらくして、パパがお外に放してあげよう・・・と、

娘とベランダへ。

夜の小さな訪問者は、

どこか、夜の闇のなかへと、去っていきました。

クワガタさん、また来てね・・・。

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きのう見つけたホタルスポットへ、

今夜はマンションで親しくしているご家族を誘って、出かけました。


７時半前、だんだんとあたりが薄暗くなってくる頃、

お散歩がてらにブラブラと歩いて、その場所へと向かいました。

娘も今夜はとても軽い足取りです♪

（おともだちと一緒だものね・・・）



小川のそばで、夜の帳がおりるのを待ちました。

しばらくすると・・・

帳がおりたのを合図するかのように、ホタルたちが、

ぽうっ　ぽうっ　

と、明かりをともしはじめました。

今夜は２回、点滅すると、ちょっとお休みするホタルたち・・・

そんなおとなしい光のコンサートの幕開けでしたが、

やがてひとつの光が、ふわぁ〜と、空中を舞いはじめました。

それをきっかけに、ほかの光も次々に空中へ・・・。


光の軌跡が、輪になって行きます、

ほら、そこにも、あそこにも・・・。

８時前に、ホタル達は踊りながら、

パートナーを見つけていくのですね。


８時過ぎ、「名残惜しいけれど、そろそろ帰ろうか」と言いながら

その場を立ち去ろうとすると、

今まで小川の奥の方で踊っていたホタル達が、

急に私たちのところへと、近づいてきました。

まるでそれは「今夜、おいで下さってありがとう」と、

あいさつにきてくれたかように見えました。


ホタルに見送られ、美しい余韻に浸りながら、歩きはじめました。

娘はもう眠たくて、パパにおんぶされています。

ふと西の空を見上げると、明るい星がふたつ・・・

金星と木星が手をとりあって、

「わたしたち、ホタルの円舞会にこれから行くのよ」と言うように

美しく輝いていたのでした。



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今夜は、すこし蒸した空気で、風があまりなく、

如何にも雨がやってきそう・・・そんな気配。

こんな日は、ホタルが出てくる絶好のコンディションです。

夕食が終わって、７時半頃、自転車に乗って出かけました。

いつもは、疎水沿いのホタルスポットへと行くのですが、

もっと近所にも生息しているはず！・・・と、

だいたい出そうだなと、

以前から目星をつけていたところへ自転車を走らせました。

最初に行ったところは・・・う〜ん、いそうなのにいない・・・。

娘は暗い夜道に、だんだんと心細くなってきたのか、

「ねぇ・・・どこへ行くの？」と、不安な様子。


そこで、少し自転車を方向転換させて、

五山の送り火のひとつであります「法」の山の東側へと向かいました。

山すそを流れる小川には沢蟹もいるという話。

小川のそばには草の茂みもあって、

いかにもホタルがいそうなんだけれど・・・

そう思っているうちに、

ぽつぽつぽつっと、雨が降り出してきました。

「ねぇ・・・かえろうよぉ・・・」

娘はますます心細くなったようです。


・・・と、

「あ！　今、ひかった！」

小川にかかる草のしげみに、

ほんのりと緑色の光がぽ〜っと光っているのが見えました。

自転車のライトを点滅させて、ホタルの光を誘導します。

すると、

あ、もうひとつ、あそこにも。


ホタルは３回、ぽうっ　ぽうっ　ぽうっ　と光を放っては、

少し休憩しています。

全部で１０匹ぐらい・・・

今夜のホタルは、もう一活動を終えたのか、

草むらにじぃっとたたずみながら、光っていました。


ほんとうに、ささやかな光のコンサート・・・

「ほたるさん、近くにいてよかったね」と言いながら、

帰途についたのでした。


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