ひとコマ
何気ない日常のひとコマ

2002年04月28日(日) ねむれるレンゲ畑の・・・

「比良げんき村」で遊んだ帰り道、れんげ畑に立ち寄りました。

         

  車の中で疲れて寝ていた娘も、レンゲ畑にくると、復活。

  レンゲの蜜を吸ってみたり、アマガエルをつかまえたりして、大喜び。



時刻は、6時前・・・レンゲ畑もそろそろ夕暮れの時間です。

・・・と、

         

         「ベニシジミ」がレンゲ畑の端で寝ていました。

          そっと触っても、とまっている草を揺らしてみても

          じぃっとしています。


他にも寝ているものはいないかしら・・・



・・・すると、

         

          お日様の光が弱くなって、

          きんぽうげの花も閉じて眠っていました。

          その上で、「ヤマトシジミ」も

          眠っていました・・・。


蝶々たちは、ずいぶんと早寝なんですね・・・そっとおやすみ・・・♪




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2002年04月27日(土) 「きんぽうげ」

久しぶりに御所へ行きました・・・自転車に乗って♪

娘が年少の頃、一時期、自転車で送り迎えをしていました。

よく通ったルートを南下していきます。

たった2年のことなのに、なんだかとても懐かしい道のような気がして、

胸がきゅんとなりました。

糺の森(下鴨神社)にさしかかると、

心の中までみずみずしい緑に染まっていきそうな新緑のトンネル・・・

この中を、「幼稚園に行きたくない」と

泣きべそをかいている娘を乗せて走っていたっけ・・・。


   御所につくと、野鳥の水飲み場は、「シャガ」が花ざかりでした。

        


「パンダ・コバンダ」を観に行っていた娘とパパとは、

ここで待ち合わせ♪


小鳥たちは、今は食べ物が豊富なのか、

娘が持ってきたピーナッツに見向きもしません。

ピーナッツを食べによって来るのは、ハトばかり・・・笑。

ついでに、娘も「おなかすいた〜」と言っては、ぽりぽり・・・

娘の「えさ」になってしまいました・・・くすっ。


        「母と子の森」はきんぽうげの花畑♪

        


         「ウマノアシガタ」という名前よりも

         「金鳳花(きんぽうげ)」という言い方が好きです。

         お日さまの光を受けて、キラキラ輝いているさまが、

         イメージできるから・・・。


  きんぽうげのあしもとには、

  「ムラサキサギゴケ」

  

  黄色の花畑に紫色の

  アクセントを添えていました。
  
     
          植え込みには、ほら、

          「ニシキギ」のこんなちっちゃなかわいい花

          同系色なので思わずみのがしそう・・・

          



  森を散策していたら、

  白い花を咲かせている木が目に留まりました。

  

  「ツクバネウツギ」

  とても愛らしい花は近寄ると、

  かわいいオレンジ色のアクセントをつけています。

  そして・・・うっとりするような甘い香りを

  漂わせていました。


御所の森には、とても大きな大きなカツラの木や

いちょうの木がありました。

いったい樹齢はどれぐらいなんだろう・・・

きっと何百年も生きているのかもしれません。

見上げると、木々の間を行ったり来たりする小鳥たちの姿・・・

この木々たちは、ずっと何年も何十年も何百年も

こうしてどっしりと腰をすえて、

小鳥たちのさえずりを聞いているのですね・・・。



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2002年04月26日(金) わらべうた

京都家庭文庫地域文庫連絡会主催のわらべうたの講座に

参加いたしました。

講師は、梅花女子大学非常勤講師をしていらっしゃる

山本淳子先生。

先生は、鈴のなるような美しいお声・・・。

わらべうたが先生の口からこぼれ出たとたん、

とても不思議なやわらかい心地になるのを、感じました。

そして、その講座を受けにいらしていた方のお子さんたちと

わらべうたを通じて接しておられる姿に、

暖かく子どもを見守り、慈しみながら育てる・・・

そういう子育ての姿を見せていただいて、

私は涙がこぼれそうになりました。

(ああ、私もこんなふうに子育て出来ればいいのに・・・)


たとえば、こんなわらべうたをご紹介いただきました。


     ととけっこー、よがあけた

     まめでっぽー、おきてきな



朝、子どもを起こすときに、背中をとんとんとたたきながら、

「ととけっこー、よがあけた・・・♪」と起こせたなら、

なんて素敵な朝の訪れでしょう。

私はいつも「いつまで寝てるのー、いいかげんに起きなさい!」

と、朝からぷりぷりと怒りながら起こしていることもしばしば・・・

う〜ん、なんだか反省させられました。

明日から「ととけっこー」でおこしてみよう・・・。

その方が、親も子も気分いいよねぇ・・・きっと。


帰ってから娘に、今日、覚えてきた「そうめんにゅうめん」という

東京墨田区阿国の手遊びうたをしてあげました。


     そうめん にゅうめん 冷やそうめん

     蛎殻町(かきがらちょう)の ぶたやの おつねさん

     ちんぴ ちんぴ ちんぴ ちんぴ

     大根おろし 大根おろし 大根おろし 大根おろし



歌った後に、「みせですか? おくですか?」と聞きます。

そして、「おく」と子どもがこたえると、脇をこちょこちょ・・・

(「みせ」だと、手のひら)

これが、大喜びで・・・何度も繰り返し遊びました。



わらべうたについての本は、「えほんmemo」に書きましたので、

よろしかったら、ご覧下さいね。


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2002年04月24日(水) 「アオスジアゲハ」

今週になってから、よく見かけるちょうちょがいます。

黒い羽根に、すぅっと瑠璃色の筋が入っています。

その美しさに、思わず足をとめて、

ちょうちょの行方を追ってしまいます。


月曜日は、出町の橋のたもとにある園芸店の花の周りをひらひらと。

火曜日は、修道院のお庭から園の方へとひらひらでてくるのがちらり。

水曜日は、交差点の横断歩道を渡っている娘たちとすれ違うように、

信号を渡っていきました。(車に気をつけて・・・)


さて、家に帰って調べましたら、そのちょうちょは

「アオスジアゲハ」 というちょうちょだとわかりました。

(↑クリックすると、「TBSの生物図鑑」へまいります。)

花にとまっている姿は、ほんと黒いドレスを着て瑠璃色の宝石をつけた

貴婦人のようです。

今までどうしてこのちょうちょのこと、知らなかったんでしょ・・・。





ところで、帰ってきたパパに「アオスジアゲハって知っている?」って

聞きましたところ・・・

「ここ(眉の横)に青筋がたっているちょうちょのことか?」

ですって・・・(--;

・・・ったく・・・。



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2002年04月22日(月) 「山吹」

きのうずっと降っていた雨が、ようやく上がり、

今日はまた、まぶしい朝でした。

月曜日がお天気だと、

とても気分よく1週間を過ごせるような気持ちになれます。

幼稚園の帰り道、今日は「きらら」に乗りました。

「きらら」の外が見えるように設計された椅子に座ると、

今日は、よほど空気が澄んでいるのでしょう・・・

青々とした山がとても近くに見えました。

いつもの半分ぐらいの距離で、山へ行ける気がします。


ガレージに出来た水たまりに、水浴びをしにきている

すずめがいました。

・・・今日はとても暑いものね・・・

水たまりは、青空と白い雲を移して、

気持ちよさそうです。


・・・銀行の帰りには、

病院のひさしの端にとまっているツバメを見かけました。

ツバメはくちばしで、自分をきれいにしているところでした。

私たちがながめているのも、気がつかない素振りで

身繕いに余念がありません。

そうして、ときどき、ふわっとひろげる羽根を見ると、

玉虫色というのでしょうか・・・少し虹色に輝いて

羽根がとても美しいことを、娘と発見したのでした。

とてもおだやかな昼下がり・・・。



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土曜日には、矢橋(やばせ)の帰帆島公園へ、行きました。

詳しくは、そのうち過去にさかのぼって

書くことにして・・・

(撮ってきた花のことを少し、日々の「ひとコマ」に

おりまぜて、今週、ぼちぼちと書いていくつもりです・・・。)



            「せせらぎの池」という公園で、

            ひとえの「山吹」に出会いました。

            


            「山吹」は「やまぶき色」という色の名前で

            その名を最初に覚えました。

            「やまぶき色」というのが、

            この花の色のことだと知ったのは、

            いつのことだったでしょう・・・

            けれど、小学校の頃、色鉛筆に記された

            その名前になじんでいたからか、

            その花を見たときに、

            なんだか懐かしい気持ちになりました。

            「山吹色」という色名は、

            その昔、平安時代から使われていたようで、

            源氏物語にも、この色は出てくるそうです、




公園などで見る「山吹」は八重咲きのものが多く、

なかなかひとえの「山吹」に出会えません。

けれど・・・

私は、ひとえの「山吹」が好きです。



以前、お茶を習っていた頃、この季節に、おけいこに行くと、

ひとえの山吹が、茶花として土物の花瓶に生けられていました。

あのすぅっとのびた枝に咲いているたたずまい・・・

それは私の背筋もすぅっとのびていくような、

そんな空気を作り出しているのでした。




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2002年04月19日(金) 「こでまり」

出町柳の歩道沿いに、こでまりの花が咲きました。

小さな花が集まって出来る「まぁるい」形が、なんとも可愛いのです。

こぼれるように咲き乱れるさまは、

白いドレスを来た踊り子たちの群舞のようで、楽しげです♪


毎年、春になると、

こでまりが咲く順番を待つのが、とても待ち遠しいのでした。



     

      そういえば・・・

      近くには柳の木もあるし・・・

      この近くを探したら、きっと、

      モナックさんの「サラダとまほうのおみせ」が

      あるにちがいありません・・・(*^^*)




  娘は、今日もピッコリーで、「セラ」(ネフ社の積み木)に

  はまってました・・・。

  (ほ・ほしい・・・けれど、た・たかい・・・)

  ま、せいぜい、ここで遊んでね・・・娘。

  (あ、でも、私もセラで、遊びたかったりして・・・うぅっ)



  
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☆「サラダとまほうのおみせ」は、カズコ・G・ストーンさん作の

やなぎむらシリーズ(絵本)の1冊です。(福音館書店)



2002年04月18日(木) キラキラ♪

   朝、起きると、部屋が輝いていました・・・

   カーテンの隙間から朝日がさしているのです。

   カーテンをさぁ!っとあけると、

   山々が朝の光の中で、キラキラと輝いています。

   きのうの雨が、空気を透明にしてくれたようです。

   ほんとうに、すべてが、キラキラ♪・・・キラキラ♪・・・。


娘は上機嫌で「行ってきま〜す」と、輝く光のなか、

動物園の遠足に出かけていきました。

(ハハニハ、マブシクミエタ・・・)


   残された私・・・

   キラキラ輝くお日様の光の中で、

   つばめの楽しげな歌声を聞きながら、

   洗濯物を干しました。

   (ワタシノキモチモ、アラッテホシマシタ・・・)


それから・・・

自転車に乗って、キラキラを探しに出かけました。


              すると・・・

          

              ウワミズザクラが
            
              キラキラと輝いていました。

              





     森の入口では、

     木漏れ日がキラキラ

     ふぅ・・・思わず、深く息を吸い込みました。


          
            

              ふと見ると、石垣のしだも

              美しい色に輝いています。



  しばらく行くと、



  白い藤の花がキラキラ・・・

  蜂の羽音が聞こえてきます。



   新緑の中を、ぐるりと一周したら、心も透明になりました。

   (ヨカッタ・・・)


   小川の横を通ると・・・あら・・・カエルの声・・・。

   ほんの少し、

   初夏の気配が近くまで来たのを感じました。

 




娘は、「動物園」でたのしいひとときを過ごしてきたようです。


「あのね、うさぎと、どんどこねずみをだっこしたの〜♪」

「どんどこねずみ?」

「うん! モルモットだよ♪」


・・・娘の言う「どんどこねずみ」とは

「てんじくねずみ」のコトでした・・・(笑)


「おなかでね、やさし〜くだっこしてあげたの〜♪」

ふふっ、やさし〜く抱っこできてよかったね!

(去年の夏、モルモットにかまれた経験がある娘です・・・)




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今日もいい一日で、ありますように♪



2002年04月17日(水) 雨の中で

朝からどしゃぶりの雨でした。

傘に容赦なく降る雨の音・・・次第に強くなっていきます。

あんまりその音が強いんで、耳に届くのは雨の音ばかり。

その音が私の周りに薄い幕を張り、

自分が外から遮断されているような

そんな気持ちになりました。

娘とはつないだ手のぬくもりで、つながっている・・・。

けれど、それぞれが、雨の音で閉ざされた一人の世界にいるのです。



娘は雨のなか、何を考えながら歩いていたのでしょうか・・・

一人になって。




夜になると、雨はようやくあがりました。

雨上がりの澄んだ空気の中、西の空では

お舟のような黄色いおつきさまが、にっこりとほほえんでいました♪

明日(18日)は遠足・・・。



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2002年04月16日(火) 「ライラック」

雨上がりの幼稚園の帰り道、

ふっと甘い香りがするので、見上げてみました。

           

           香りの主は、ライラック♪

           こんなところに、大きなライラックの木が

           あるなんて・・・



           ライラックは異国の香りがします。

           「リラ」という言い方も、

           優しい香りがしてきそうで、好きです。

           



ふと、娘の足元を見たら、

  

  きのこがニョキニョキ♪

  今朝の雨で、ぐんと大きく育ったのでしょうか。

  娘が「これ、ドクキノコ?」って聞くのですが、実のところ、

  キノコのことは、よくわかりません・・・。

  う〜ん、このキノコ、食べて大丈夫かしら・・・?

  (食べてませんけれどね・・・笑。)



雨でめざめたものが、もうひとつ・・・

           

           あじさいがぽつんとひとつ、

           咲いていました。

           今年は何もかもが咲き急いでいる気がします。

           みんな〜、もっとゆっくりでいいよぉ・・・。



           



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2002年04月15日(月) 「ハルジオン」

今日、娘は新しい1歩を踏み出しました。

そう、教室で、入りたての年少さんが、今日から一緒なのです。

娘は入園したときには、年長さんにおててをつないでもらいながら、

お迎えの時間まで、ずうっと泣いてました。

そんな娘を見守ってくれる年長のお兄ちゃんやお姉ちゃん・・・

入園したばかりのころ、どんなに彼等が大きく見えたことか!

そんな泣き虫だった娘が、今度は年少さんをお世話します。

そう思うだけで、感慨深い一日・・・。


子どもって、2年で驚くほど、成長しているんですねぇ・・・。



     道端で、小さなハルジオンを見つけました。

     

     ハルジオンは蕾の頃は、恥ずかしげに下を向いていますが、

     花が開くと、おひさまに向かって、ニッコリとほほえみます。


         もう少し行くと・・・

         おひさまの光のようなたんぽぽが咲いていました。


         

         
         タンポポには、ちっちゃなアリが

         蜜を吸いにきています♪

         ふふっ、そのかたわらで、

         スミレが「美味しい?」って

         きいているよ♪


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2002年04月14日(日) 新緑の小径

3時半すぎに、自転車に乗って出かけました。

(↑相変わらず、遅いスタート・・・苦笑)

娘とパパは、お昼過ぎから「こどもの楽園」のトランポリンへと

遊びに出かけていたので、そちらで合流。

ここは、五山の送り火のひとつ「法」の山のふもと。

すぐ山がせまっています。

自転車置き場では、ウワミズザクラの白い花が目にとびこんできました。

風で、白いふわふわしたしっぽのような花たちが新緑の葉っぱの上で

たおやかに揺れています。


そのまま、宝ヶ池の桜の森へと向かいました。

森の中へ入ると・・・、

   ホウ〜、ホケキョ♪

   うぐいすの澄んだ声が、聞こえてきました。

山は・・・新緑と、ミツバツツジのピンク色が

やさしい春の色♪

ミツバツツジは、もう、

やわらかな、かわいい葉っぱが顔を出しています。

名前通り、本当に「三つ葉」になっているんですね♪


ふと見ると・・・遊び疲れた娘は、小鳥の声を子守歌にして、

自転車のサドルにつっぷして寝てしまいました・・・。

おかげでパパは、自転車に座れずに、ずっと立ちこぎ。(ご苦労さま!)


      途中、美しいもみじに出会いました。

       

      新緑のトンネルはとても心が浄化される気がします・・・。



      ミツバツツジと山桜がそこここに咲く道を

      自転車でゆっくり散策♪


野鳥の森でひと休み・・・

水飲み場を観察していると、シジュウカラがやってきました。


しばらくすると、また違う鳥です・・・

木の幹をチョンチョンチョンと登っていきます。


      ギィ〜♪

      あ、あれはコゲラだ!



・・・今度は、私たちの背後の木に、とまった・・・。

そぉっと近寄る・・・あっ、逃げちゃった(^^;

でも、その木をよく見ると・・・かわいい花を咲かせています。

     

      それは、「かりん」の花でした。

      あのよく「のど飴」に利用される「かりん」です。

      こんなかわいい花をつけるのを、はじめて知りました。(*^^*)



さて、宝ヶ池を1周して帰る頃、娘は目をさましました。

帰り道、目にほこりが入ったので、北山の橋の上でストップ・・・

すると、娘が急に「ほら!みてぇ〜」と

橋の下を指さしました。


    河原に数羽のムクドリの子どもたち♪

    みんなまだ飛べないのか・・・河原をよたよた歩いています。

    うふふっ、かわいいね〜♪

・・・・禍転じて福となる♪ (*^^*)




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2002年04月13日(土) 小さな鉢植え

私はどうやら、忙しくなって、精神的に余裕がなくなると、

植物の面倒を見ることが、出来なくなるようです・・・。


春になると、毎年ベランダでは、ビオラやパンジーの花たちが

風にそよぎながら、楽しいおしゃべりをしているはずなんですが、

去年の秋・・・その魔法をかける元気がなかったのです。

パンジーを植えるどころか、

ずっと置いてあった木の鉢植えさえ、枯れてしまいました。

ベランダにはからっぽになった鉢たちが、ころがっています・・・。


ふぅ・・・

そんなときは、自然の中に、出かけることが多くなります。

自分が世話をしたり、手をかけてやらなくても育っている、

そんな木々や草花に、疲れた気持ちをなぐさめてもらっていました。


春になって・・・ちょっと心に余裕をとり戻してきたのか、

にわかに花が植えたくなりました。



       まずは小さな鉢植えをひとつ・・・♪

       先日、幼稚園の帰りに、

       娘が選んだのが、これです・・・。

       

           ブラキカム♪

       娘が毎日、お世話をしてくれています。(*^^*)


もっとお花たちの楽しいおしゃべりを聞きたくなったので、

今日、また、苗を買いに行きました。

       お店の入口では・・・

        

       「もっこうばら」が、にっこりと出迎えてくれました。



さて、今日買ってきた苗たち、・・・

あした鉢にうつしかえることにします・・・ふふっ、楽しみ♪





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2002年04月11日(木) 「キュウリグサ」

今日もまだ、午前保育です。

娘と河原をお散歩しながら、

ブラブラと帰ることにしました。

       

       今、川は、一面の葉の花で覆われています。

       鴨川も賀茂川も高野川も、ずっと黄色の絨毯!


桜並木の根元につづく、つつじの植え込みが、

ちらほらと花をさかせはじめました。

つつじは、GWあたり・・・という感覚があるので、

今年はつつじも咲き始めるのが、とてもはやい気がします。

「ああ、もったいない!・・・そんなに早く咲かないで!」

なぁんて・・・思ってしまうのは私だけでしょうか?



途中で、キュウリグサが咲いているのに出会いました。

       

        最近まで、キュウリグサって、

        わすれなぐさの野性種かと思っていました。

        前田まゆみさんの本に

        キュウリグサのイラストがあるのを見つけて

        あら・・・もしかして・・・と
       
        図鑑を調べましたら、

        ちゃんと「キュウリグサ」属とあって、

        わすれなぐさとは別物だったんですねぇ・・・(^^;

        キュウリグサの葉っぱをこすると、

        きゅうりの匂いがするんだそうです。

        娘と二人で、葉っぱをこすっては、

        お互いの鼻に近づけて、くんくん♪

        う〜ん、なんとなく青臭いきゅうりの匂い!?

        ふふっ。











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2002年04月10日(水) 「八重桜」

きょうから、幼稚園がはじまりました。

久しぶりに、賀茂大橋を渡ると、

柳の枝はすっかり青々とした葉を茂らせて、重たそうに揺れています。

ソメイヨシノはもう葉桜になってしまいましたが、

八重桜が咲いていました。

       

       以前・・・八重桜は、ぼてっとした感じがして、

       あまり好きではなかったのですが・・・

       去年、奥琵琶湖で咲いている八重桜を見てからは、

       気持ちが変わりました。

       近くで咲いている様子をみると、かわいいんです。








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2002年04月09日(火) 失せ物・・・

日曜日は、ホットココアが飲みたくて、

月曜日は、蒸し暑くてアイスココアが飲みたくなりました。

そして火曜日は、ふたたびホットココアです。

・・・まったく、この数日の気温変化には身体がついていきません。


朝、起きると「翠雨」が降っていました。

昼過ぎに雨が上がりましたが、今日はずっと不思議な空模様。

ベランダから見える山々に、ずっとうっすら霧がかかっているのですが、

なんとなく明るく輝いていて、

まるで、霧吹きでふいた瞬間の水の粒子が、

一粒一粒見えるような・・・そんな状態でした。

そんなキラキラとした淡い霧の中で、木々たちは若葉養成中♪


ところで・・・この間から、私のスカーフと、

買ったばかりの充電電池が、忽然と・・・ないんです。

スカーフはそれこそ10年以上前に買った、コムサのものなのですが、

とてもお気に入りで、毎年春になると愛用しているもの。。。


う〜ん、どこに消えたんだろう?

心当たりを探してもない・・・

電池もね、かばんに入れていたのですが、その後どこへ?

どちらも、この狭い家の中にあるはずなんですが・・・う〜ん・・・

小人さんが、持っていっちゃったのかしらん?








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2002年04月07日(日) 「わすれなぐさ」

日曜日、朝から雨の音がします。

マンションと違い、実家にいると

屋根に当たる雨の音が聞こえてきます。

その音の響きで、雨足の強弱を感じるのでした。

キッチンの開いている窓からは、

木々の葉に当たる雨の楽しげなメロディと、雨の日の匂い・・・。

それもずっと変わりません・・・私の学生時代のころから。

雨は、懐かしい気持ちを誘います。


       今、実家は花盛り。

       庭の小さな畑の畝の横には、

       毎年こぼれた種で勝手に生えてくる

       ビオラとわすれなぐさたちが、

       サニーレタスやほうれんそうたちの周りで

       咲いていました。

           

             

       チューリップ達も咲きそろっていました。

       今が一番、お庭が華やいでいる時・・・。

       どんよりとした空の下でも、

       そこだけ華やいでいます。

       むしろ・・・雨の粒たちが、色とりどりの花のいろを写して、

       小さな花の国を作っているのでした。

               



お昼すぎに雨があがったので、琵琶湖に出かけました。

鉛色の空を写した琵琶湖は、どんよりと重たい感じがします。

岩にあたる波も、けだるそうです。

こんな日は、空気も重いのか、風もあまり吹きません。

少し肌寒くて、暖かい飲み物が恋しくなりました。

自販機で買ったホットココアで、身体を暖めました♪



2002年04月06日(土) 電車に乗って♪

土曜日だというのに、パパは仕事です。

なので、娘と二人で実家にお泊まりしに行くことにしました。

いつもは、山中越えでびゅ〜んと車で帰るのですが、

ここ何年もペーパードライバーは私は、多少、不自由な選択ですが、

「車」よりも「電車」を取りました(^^;


京都駅ビルの「伊勢丹」でおばあちゃんと待ち合わせ、

美味しいという噂をかねてからきいていた、

8階の「ハニービー」というワッフルのお店に立ち寄り、

プレーンワッフルと、キャラメルアイスと、アイスのチャイを注文♪

チャイは思いっ切りシナモンと香辛料がきいていましたが、

娘は「ちょっと飲まして!」といってきました。

「変わった味がするよ」と言いながら渡したのですが、

ひとくち飲んで「おいし〜」ですって。

う〜ん、やっぱり娘の好み・・・一体何が気に入るのか、

いまだによくわかりません・・・。

(「旧ひとコマ」に書いたことがありますが、娘はさざえを一目見て、

「わぁ〜おいしそう♪」といったことがあります・・・。

あと、鯛の目玉のとろとろっとしたところにも目がありません。

ふだん、おもいっきり偏食なのに、みょうなものに反応します・・・笑。)


「ハニービー」を出た後、大階段のエスカレーターで下に降りました。

いつも思うけれども、この大階段のエスカレーターで降りていく様子は、

どこかの「要塞」か、「宇宙基地」へと降りていくような気分になります。



娘は、生まれて初めて、琵琶湖線に乗るのでした。

新快速は休みだというのに、ラッシュアワー並みの混雑ぶり。

小さな娘はおしつぶされて、窒息しそう・・・。

ふぅ・・・ふだん、

京都のはしっこに住んでいると、およそラッシュとは無縁です。

唯一、鮨詰め状態を経験するのは、鞍馬の火祭りの日だけ!(笑)

久しぶりに混んでいる電車というものに、乗りました。

ま、娘は混んでいても、電車に乗って行くのは、

嬉しそうでしたけれど♪








2002年04月05日(金) 「ミツバツツジ」

きのうお昼間・・・出かけるときに、

「法」の山のそこここに咲いているミツバツツジのピンク色を見て、

自分の心の中にも、ピンクのお花が咲いた気分になりました。

夕方になって、玄関のドアを開ける前に、もう一度ながめたら・・・

あら?・・・山からピンク色が消えてしまっています。

そして、今日・・・朝になってもう一度、お山を見ましたら、

ふたたび、そこここがピンク色に染まっていました。

       

    ミツバツツジって、

    夕方になると眠っちゃうのかしらね・・・



ベランダ側から見える東の山々たちが、新緑の歌を歌いはじめました。

これから、毎日、徐々に、山が美しい若葉の色で輝いていきます。

毎朝、カーテンを開けるときに、ドキドキと胸が躍る季節です♪








2002年04月04日(木) 花びらダンス♪

我が家はマンションの3階です。

いつもお昼をいただくときには、カーテンを開けて

外の景色をながめています。

窓からは、お向かいの家の桜の木のてっぺんがちょうど

目に入る高さ・・・

ここの桜、まだ、お花を楽しませてくれています。


今日は風が強い1日でした。

桜の木の上を、風が通る抜けると、

枝が大きく揺れた後、

まるでいっせいに蝶々が飛び立つように、

花びらが、ふわぁっと舞い上がります。


そして、さくら貝のような小さな蝶々が、

空中でダンスを踊っているようです。

ふふっ、見ているだけで、音楽が聞こえてきそう(*^^*)



そうして、ダンスを楽しんだ後、

踊り疲れた1枚のはなびらが、

ベランダへと舞い降りました♪









2002年04月03日(水) 「ハナニラ」

京都の交通手段は、やっぱり自転車が一番便利です。

車は駐車環境が最悪、駐車場がない、あっても高い・・・

バスはこの時期、とっても混んでいます・・・。


数日前のひとコマにも書きましたが、

体重が15キロになった娘を自転車の後ろに乗せて走る自信が

いまひとつありません・・・。

去年の秋まで、小柄な娘は自転車の前カゴにおさまってました。


木枯らしが吹くころになると、自転車をお休みしてしまう私ですが、

春の陽気に誘われると、やっぱり交通手段は、バスよりも自転車・・・

それにバス代もバカになりません。

う〜ん・・・


今日は、ちょっと勇気を出して、娘を後ろに乗せて走ってみました。

わっ、いきなりハンドルがふらふらします。

そう・・・この自転車、

もともと前に子どもを乗せて安定して走行出来るような

設計がなされているので、前が軽いとフラフラなんです。

・・・で、あわてて前カゴに荷物を乗せました。

あ、ちょっとまし・・・。


その後、ふらふら、よたよた運転で、植物園まで行きました(^^;



     植物園、月曜日には満開だった桜・・・

     風が吹くたびに、花びらが雪のように

     とめどなく、舞い散っていきます。

     娘たちは、淡い花びらの絨毯のもとを

     走り回っていました。

     
     最近、鴨川沿いでよく見かけるけれど、

     名前がわからないお花を、植物園で見つけました。

          

            「ハナニラ」っていうのね♪









2002年04月02日(火) 「衣替え」

やっと、娘の冬物と春物を入れかえました。


春物を押入れの衣装ケースから取り出しながら・・・

これはまだ着れるかしら・・・もしかして、ちょっと小さくなった?

などと、一枚、一枚、ながめます。

ついこの間までは、ちょっと大きいわねと思っていた服も、

ちょうどだったり、

袖をひと折りしていたものが、短くなっていたり・・・


お気に入りだった服が小さくなると、

少し寂しい気持ちになります。

娘がそのお洋服を卒業するときがきた・・・

そのたびに、私だけが取り残されていっているような・・・

ふっとそんな気分になるのです。









2002年04月01日(月) 「紅枝垂(べにしだれ)」

春の陽気に誘われて、植物園へ行きました。

つい、数週間ほど前に行ったときと、ずいぶん雰囲気が違います。

あの時は、まだ春の準備をしている冬木たちの中で、

ほんわりと、梅の咲いている空間だけが、

優しい空気を漂わせていただけでしたが、

今日の植物園は、花の妖精たちの春の喜びの歌が、

そこら中から、いっせいに聞こえてきそうでした。

    
              

             赤いチューリップの絨毯と桜のハーモニー





ほら!「ねっこぼっこ」 たちが

アネモネを手に持って、地上にあらわれました。




            

            おやゆびひめの国へ迷い込んだよう・・・



広場で御弁当をひろげていると、風に乗って、桜の花が

ひらひらと踊りながら、青い空の中を飛んで行きました。

散っていく桜を見るのも、風情があります。


帰りには、賀茂川沿いの

「紅枝垂(べにしだれ)」の並木道をお散歩しました。

     

こんなぽてっとした、八重のしだれもあるんですね♪



濃いピンク色をした花びらがしだれているさまから、

なんとなく、舞子さんを思い浮かべる私・・・。


・・・「べにしだれ」の姿って、

まるで「かんざし」のようなんですもの♪

(ん?・・・「かんざし」が「紅枝垂」を真似てるのか・・・)



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