青い蒼い毎日
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彼が私に伝えたい言葉の意味が半分もわからない。 だって ぎゅっと抱きしめられたら 私の思考は停止するから。
いつまでも こうしていたい。 ずっと至近距離から貴方をみていたい。 いい香りだよって。 柔らかくて気持ちいいよって。 スマートでハンサムだよって。 頭がよくて頼りになるよって。
大好きだけど 愛しているけど 言葉にならない。 うれしくて 幸せで 涙がでてくる。
気の合う仲間と久しぶりに飲みに行った。 おいしい酒と楽しい会話。 付き合いではない酒の席は大好き。
「そろそろ貴女と踊りたいな」と彼が言い 彼の行き付けのパブに場所を変えた。 可愛い後輩が歌って彼と私がチークを踊るのはいつものこと。 仕事の方針について踊りながら激論していたら 外野から「それは今この雰囲気ですることじゃないでしょ」と止められた。
私は他の男性とは踊らない。絶対に。 不思議なことに暗黙の了解になっていて、 他の男性は私を誘うことさえしない。
今日の彼はいつもとは少し違った。 踊っていながらキスしたいと言った。 返事をする間もなく ぎゅっと抱きしめられたかと思ったら 彼は至近距離にいて私にキスをした。 最初は触れるか触れないかくらい。 私の髪をなでて。。。 じっと見ていたらいきなり近づいてきた。 二人のめがねがカチッとあたった。 少しばかり抵抗してみたけれど しっかり腰に手を回されて 全然身動きはとれなくて。 彼のディープキスはとても優しく 何度も唇を重ねる。
私は人畜無害 あなたは十分魅力的よ 人畜無害じゃないわ (笑)
極めつけは 「大好きな貴女とセックスしたい」と 貴方が直球勝負にでてきたこと。
少しめかしこんで 結婚披露宴に出席した。 夫は良く似合うよといって 会場まで送ってくれた。 そのあと待ち合わせをして デートする。 いつもと違って視線を感じる。 160センチの私が10センチのハイヒールをはいているから いつもと景色が違うのかしら。 夫にそういうと 「君は真っ赤なチャイナドレスで私が礼服をきているから」
私の精神世界は複雑だから 次元が違う恋人は 存在すると思う。
大好きな彼がいて 尊敬する貴方がいて。 どちらにも 抱かれたい私がいる。
貴方がこんなにも私の近くにいて でも触れることができないのは ここが 職場だから。
貴方はオフィス・ラブという。
今日は名刺交換会。 私は いつのまにか 主催者側のスタッフになっていた。 鏡開きの打ち合わせ等をして受け付けにいたら 彼が入ってきた。 でも 全然気づく様子はない。 そっと後ろをついていって 「もしもし ジャケットの裾が上がっていますよ。ファッションですか?」 声をかけたら 彼は苦笑いをした。
行事の進行が軌道に乗ったところで私は会場をあとにした。
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