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2004年09月30日(木) 人に惹かれるならとことんとん。

私は今、改めて大切な友人の中にすごくキラキラしてんなーって思える人がいるよ。

どんな人かというと,態度は誰よりも大きくて、でも気づけばロンドンにいる私の周りの誰よりも年下で,でも見えないパワーが隣にいる人に伝わるようなそんな人。

彼に会うと,人生はシンプルで
素直さはその人の財産で,いつも言葉と行動が同時進行の友人はパワルフだなぁと思うの。

陰で努力をしているのは知っているけど,
実は口に出して言うことで,自分を奮い立たせているのかなぁと思ったりもしているけど,そこに行動を伴ってる姿を見ているから尊敬してる。
経験が大事だとまで言い切って,みんなが無理って思っている状況で確実に成果を手にしているの。
このロンドンで,インターンの仕事まで掴み取ってきた彼のすべてが今私の自慢だ。

私も本当に本当に必要なものはひとつだけだと思っているんだよ。
だからそれを見つけたり,大好きな人たちから学んだり,知っているだけ私は私を幸せだと思おうって思っているの。

そうやって思っていればなんだか何でも楽しく思えるから不思議だよ。

それから、自分はみんなが自由に動けるための穴のような存在になりたいといっていた人。
穴に入ってきた人を支えられるからいつでも誰かのために穴をあけて待っていたいんだって言ってた。

私は今までそんな風に考えたことがなかったから,すごいなぁ母のような人だとおもって見つめてしまったよ。

いろんな人がいて,いろんなチャンスがあって,いろんな気持ちが渦巻いているよ。

でも,みんなに共通することは,ロンドンが好きだということ。
それから、人が好きだということ。
だから私たちは、今ここで一緒に笑ったり,泣いたりしているのだなぁと思う。
それはどこでも一緒だよね。



2004年09月24日(金) 自分から変わっていかなくては。

本当は心に振る沢山の物を受け止められるように、私たちはできているんだね。
今日、ハイドパークを急いで駆け抜けながら思ったんだよ。
ダッシュでバスに追いついて、乗りながら、どんどん変わるこの景色が本当に大好き。

それからこの息が上がってしまうような、飛び跳ねるような自分たちの中に必ずある気持ちを大切にしたい。
何に対しても優しく見つめていけるような、もっともっと優しい人に近づきたい。

あやこさんが、
「私はね、2年前に人が大好きで人に接していくことが趣味なんだって認めてしまってからは、人と向き合うことに慣れてしまって、開き直っちゃったんだよね。」
といっていて、もうその言葉は、私には最近のヒットだよ。

私も人が大好きなのに、
沢山の人に接することができない自分がいやだった。
これからはもう少し自分の範囲を広げてみたいっておもっているんだ。
それはここで、いろんな国 沢山の友達に囲まれて私もどんなこともまず受け止めてみたいと思えたから。

閉ざされているように感じていたこと、
実は自分が一番閉ざしているのではないかと思う。

それが今とおってきた道を見て、通過したからすごく見える。
恥ずかしくて、ごめんねって思うことが山ほどあるの。
私はまだびっくりするぐらい青くて、青くて、ちっちゃーーい。

大切な友人たちはここを去るときに、いつも私に沢山の言葉をどっさり置いていってくれるよ。
離れて生きていくことは寂しいけど、いつかこの先会えるのかもしれないと思いながら生きて繋がっていける事は幸せなことと想いたい。

いつか私の ここ もいっぱいになってしまうのかな?

その時、体全部を使って保存することができますように。
頭の先から、心の隅をも通過して、体いっぱいで皆との今を保存できますように。


2004年09月23日(木) ありがとう。

待ち合わせよりも早く着いたvictoria駅でみんなを待っている間、
スタバでコーヒーを飲んで通り過ぎる人や、店員さんの喋り声や、2階建てのバスを見ながら、
そういうすべての音が、ここはロンドンだよとまたまた意識させてくれる.

私はいつまでたっても着たときのまんまで、ロンドンのすべてに感動する.
そしてたまにスケールの大きさに戸惑ってびくびくしてしまうの。
でもここにこうしていれること、本当にうれしい.ありがとう。

きてから今日まで、つらいことがなかったといったらうそになるけど、
それ以上の楽しいことや大好きな人に出会えているから、それで十分と思える自分がいるよ.

昨日は、ユタカやケンジサンタカシサン、宮チャンと5人で、2回目のセブンシスターズへ。
私の初めてのフラットのお隣に住んでいた日本人の彼らは、一人一人個性あふれるメンバーで一緒にいると、いい所優しい所ばかり。
ほぼ同じ時期を共有できている日本人がいることは私には心強いことなんだ.

私は前のフラットで、teresaやforufeに会えた事と同じくらい皆に会えてよかったと思っている.
あそこでなかったら仲間にあえなかったのだから、本当に私はラッキー.

最初は一度言った場所だから断ったのだけど、
皆と一緒にこうやって旅をするなんてないだろうなぁと思ったら、行かなくては、今ある時間を大切な思い出にしなくては、と行くことに決めたの.

あの大自然の中を5人で歩いて、丘を越えたり、崖すれすれを歩いたり、森を抜けたり・・・日本では絶対経験できないことだなぁ。
本当に凄かった.
凄かったって単純な言葉しか持っていない私だけど、出発してよかった.

絶対日本へ帰ったら今日の旅をまとめなきゃ。
というよりも、私の生活のきれいな景色大切な人を沢山の友人にみてもらいたいな.

家に着いたら、noriaもmarugaも待っていてくれて、火曜日いつも一緒に見るドラマををみて、少し笑って寝たよ.

旅も生活も今この時間さえも、いつかは思い出になるよ。

ここで生活できていること、
出会えている人、
くるくる変わる大自然と私の景色と、
それらを一緒に共有できている大切な人たちを、
もちろん忘れることはないのだけど、それはずっとずっと私の中で代わらないものになるのだろうな.
それは深くて、深くて、大きすぎて、自分では持ちきれないから皆で持ってずっと行きたいの.

私は本当に本当にラッキー.
皆本当にありがとう.


2004年09月22日(水) いつか誰かの支えに。

ロンドンについた頃
誰も知り合いがいなくて、右も左も分からない頃
いつもメールをくれて、励ましてくれたちなみちゃんが、今日帰国。

私は学校があるから見送りにはいけなかったけど、
朝から出発の時間をずっと気にして時計ばかり見ていたよ。
そして、そのとき、その瞬間に電話をしたくて授業を抜け出してかけたのだけど、彼女の声はやっぱりいいな。

年齢と国籍は友情を気付く上で関係ないなっていつも彼女を見て思ってたよ。
私はそういう関係が、このロンドンで気付けた事を本当に幸せに思う。

これからはrikaさんが悲しいときにすぐ飛んでいける距離ではないけど、この先もよろしくね
といわれて、私も同じ気持ちだからすごく寂しく思う。

大好きな人たちが、ここから新しい未来に向かって出発していくけど、その人たちから学んだことは沢山あるよ。
私はその人たちに出会えたことだけで十分だけど、少しだけ欲を出すとちょっとでもみんなの中に何かを残せたらいいなぁとおもう。

それは、本当に本当に小さいものだと思うのだけど、
いつかそれが少しずつ大きくなって、誰かの心の支えに慣れたらいいなと思う。
そういう関係を私の未来に向かって時間をかけて残せていけたらいいな。


2004年09月14日(火) 私の尊敬する人。

日本で働いていた同じ会社で、私が入ったころからずっと
「何かを持っているはずだから、頑張れ」と言いつづけてくれた先輩がいる。

店長でも責任者でも、ましてや部署を作るポジションに行くもうずっと前の
一番下でケーキを作っていたころから、いつも頑張れといいつづけてくれた先輩がいる。

彼が代官山の事務所に移動してしまってからも何かあると必ず相談に乗って貰っていたし、
競争が激しくてお互いがライバルみたいなあの中で、唯一その波に飲み込まれていない良いうに見えたし、
逆にどっぷり流され惑わされてる私に違う角度から見てアドバイスをくれた。

つい最近その先輩から手紙が届いて、
その内容は私にはとても悲しいもので、涙が止まらなかった。
手紙の最後に、「人生は何が起こるか予期できるものではないから、今できることを一生懸命したいね」
とかかれてあって、今その先輩に会いに飛んでいけないことが最近は一番つらかったこと。

それからもう一人、
「そうやって、ずっとごまかして上手に逃げて、この先も行くんだろ?」
前の会社で今は京都にいる方に言われたことがある。

最初その意味が私にはわからなかったけど、今はすごくすごくわかる。
それでこの言葉はずっと忘れることができないし、今でもたまに思い出すよ。

私は昔、自分のもっている能力以上のことはしないし、人の後についていくことが楽と考えていた。
煩わしい事で悩むのなら、人と交わるよりも一人で進むほうが楽と思っていた。
だからいつも本当はできるのにできないふりをして、できる人について行ったりやれるのにやれないふりをして人に支えてもらったり、楽に楽に生きてたの。

でも彼女に言われた言葉を思い出すたびに、初めて負けたくないと思ったよ。
だから今思えばそれが正しいかはさておき、あのころどんどん上を目指したし、初めて上に進むことができたよ。

京都にいる彼女も、大好きな先輩も遠く離れた日本でたくさんのお客様と大勢の人に囲まれてきらきらしているのがここからも見える。
だけど、私は尊敬する人たちが本当はその裏で、ものすごい努力とたくさんの涙を流していることも知ってる。

どんなに辛い事にもその真中に必ずいいことがあって、
すばらしいことのその裏には誰かの支えと、乗り越えなくちゃならなかった それら がある。
いつも通り越して、振り返って、それらが見えるrikaだ。

もし自分の持っている能力だけで、失敗も挫折もなくいけたらそれはすばらしいことかもしれない。

でも私にはそれは絶対不可能なことだよ。
失敗も挫折も、たくさん会って今のrika。
それがなかったら、きっとここにも、この道もとおらなかった。
そして大好きな人たちにも出会えなかった。
きっと私のこの先もその繰り返し。それは自分にとって大切なこと。


2004年09月13日(月) 大切な友達のお見送り。

今ではすっかり慣れてしまったように想うこの生活。
でも慣れた今こそ、更なる気持ちの引き締めが、甘い私には必要だと心をキュッキュト締めてるよ。
このデンジャラスな国で何もなく、毎日笑って生きてこれてることに感謝。
それもこれも、私を取り巻く環境の、みんなの持ってる心の器と、温かさからくるものだ。

それから危険危険といわれているけど、
よく見れば大切なのは一人一人の構え方だって想うの。
だって、のほほーんなんて歩いてないものなぁ。

観光で、数日の滞在だった昔の私は間違いなくかもだったよ。
2年前イタリアで、狙われたのも今なら納得できる。(でも未遂)

ここで初めて感じた気持ちがあるのだけど、それは身の危険を感じるという気持ち。
生まれて初めてだった、そんなこと。
普通に道を昼間一人出歩いていたら、どこからともなく沸き起こって、それは本当に衝撃だった。

楽しい場所もきれない場所も、いっぱいあって大好きなロンドンだけど、それと背中合わせで危険なこともたくさんあるよ。
だからいつも自分たちの笑顔は、構え方ひとつで壊れたり守られたりするの。

少なくともこういう場所が存在するこの国で、私はいかに日本で守られて生きてきたかがわかる。
そして、日本をそこにいる大切な人たちを思い出すよ。

今日はヒースロー空港に久しぶりに行ってきた。
街でたくさんの日本人の女の子とすれ違うけど、
私が出会った女の子はすごく少なくて、なおかつ仲良くなった人はこの両手にすっぽり埋まってしまうほど。
だからその本当に少ない大好きな友達が2年の滞在を得て帰国の大切な日。私はどうしても行きたかったよ。
「留学最後にRIKAやYOUKOと出会えてよかった」
私の台詞なのにとすごく想う。

お見送りにきてた、AYAKOのイギリスのお父さんは
「どっちが、誰がいったい帰国するんだ?」と言うくらい、私たちは泣いてしまったのだけど、私の涙腺の弱さは明らかにこの年齢から?なのかな。

人生に必要なものは星の数ほどあるのは知ってる。
でもRIKAにとってその数は、数少ない私の必要なものの深さにきっと及ばない。

それはね、隣の人から見たら、つっこまずにはいられないものだとしても、私は私の言葉を大切にしようと想うよ。
私が見ている、それらは、他人の世界から最も遠くて、比べたり、比較することからも遠い程のもの。

帰国したAYAKOが心から毎日笑っていられますように。
あと大切な人を何人見送って、そして自分が帰国するのかなと想ったら、帰りのチューブの中で一言もしゃべることができなかったよ。


2004年09月08日(水) 秋がきたよ

この2週間の間にベルギーへ旅行へ行ってきたよ。
かなり強硬スケジュールだったけど、楽しかったし、
それから、きっとどこの国でも生きていけるような気がした。

というのは、rikaは英語は上手ではないけれど、人にまたまた救ってもらえたから。
そして私のもっとも大切な人たちが私を好いてくれていると改めて思ったから。
だからそれだけで、きっとどこへ行っても強いのではないかと思ったんだ。

先週は東京スカパラオーケストラのライブにも行くことができたよ。
でもその会場は、ほとんど日本人。
私がメンバーだったら・・ロンドンでお客は日本人・・少し寂しい気がする。
でも彼らのすべてに感動。オール英語のトークの姿勢にまた感動。

元フラットのお隣に住んでいた日本人のyutakaと一緒にまたいけたらいいな。

ロンドンで大好きな場所は、平日のノッティングヒル。
きっと私が声を大にして言わなくてもみんな大好きな場所。
でもね、小さな道や少し奥の細道など、素敵な場所がたくさんあると言うことを最近また発見して、それらをデジカメで収めている毎日です。
日本に帰ってから新しいページを作って紹介したいです。

最近観光にきていた人を連れまわして、街を巡ったのだけど、
ロンドン最近やっとつかめてきたなー地理がと思う。
少し遅いくらいだけど、これが私のペースなのだから仕方がない。
学校も、英語もそれからお菓子のことも少しずつなれてきたよ。
数え切れない出会いがつながって今の生活があることに本当に感謝。

自分がなぜここにいるかをいろんな角度から見てしまう。
そして自分をわかっているつもりでいるけど、本当はそんなことない。
だからもっともっと、私は私を知りたいなと思うのです。


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