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2002年04月22日(月) 5年も経てば・・・

早いもので、関西から関東へ引っ越してきて早や5年になりました。流石に5年も経てば、その時に用意した家具や必需品も痛んでくるのも仕方ないとは思うのですが、それがレボの原稿真っ最中、しかも立て続けに起こるのはかなり困ったものです。

まず本棚が4つ(全て同じもの)が立て続けに壊れました。某T急○ンズで引っ越したばかりの時に結構な額で購入したのですが、買って半年で横板がひび割れ始めていたようなものを何とかだましだまし使っていました、が、もはや本来の半分ぐらいしか収納できる部分が無くなり、仕方なく本を床に積んで、やれやれお腹がすいたからとご飯を炊き始めるとジャーが故障して、カリカリのおこげかドロドロのノリしか作れないようなシロモノになり、CDラックはCDの重さでひん曲がり、ビデオラックは棚が落ちました。

「うがー!!、何も立て続けに来んでもええやろがっ!!」と吠えては見たものの、それで状況が改善されるわけでもなく、仕方なくネットショップで
特売していたスチール製のラックを数個注文し、近場の電気屋で電子ジャーを買ってきました。

モノにいつかはガタが来るのは仕方ない事は解っているのですが、理屈では解っても、感情はなかなか納得できないものです。「何であんなに高かったものが、こんなに簡単に壊れるんじゃー」とどうしても思うのですが、考えてみれば、やはり強度面などをしっかり吟味せず、見た目のよさでベニヤ合板のラックを買ってしまった自分の責任なのです。結局買って後悔、使って後悔、壊れて後悔の悪い買い物の典型を自らやってしまった訳です。

と言うわけで、同じ過ちを繰り返さないために、今回は見た目は二の次でとにかく頑丈なスチール製品と1枚板の製品に統一して購入しました。

願わくば今度は5年後に一気に壊れないでほしいです。


2002年04月11日(木) 風邪は引いても時は進む

大風邪引きました。しんどかったです。
今もちょっと寒気します。風邪薬のせいで、沢山寝たのにまだ眠い・・しかし作業の時間が無常にやってくるのです。頑張りませう。まだ歩くとふらふらしますが。


2002年04月05日(金) かまいたちがやってくる

昨日知ったのですが、チュンソフトがPS2に参入し、「かまいたちの夜2」を発表しました。「街」の発表から4年がたった今、ようやくチュンソフトの新作サウンドノベルが楽しめる日が来てくれると言う喜びに打ち震えています。

チュンソフトが「弟切草」で開拓した「サウンドノベル」と言うジャンルも、結局傑作と言えるものは「弟切」「かまいたち」「街」と言うチュンソフト3部作だけだったように思います。一時期いろいろな会社から出ていたソフトのどれも、結局は「かまいたち」の追従でしかないシステムと、内容不足のシナリオで、チュンの新作の出ない間の渇を癒せるモノにすらなれなかった気がします。

個人的願望としては、「街」の続編を期待したのですが、流石のチュンソフトも「街」の売り上げの不振がトラウマになっているのかもしれませんね。三部作の中で一番売れた「かまいたち」の続編を持ってくると言うのは、ちょっとらしくない気もしますが、それでも嬉しいことに変わりはありません。3作品どれもが間違いなく楽しかったし、順位をつけるとしても、好み
の差であって、作品の価値は全く等しく高いと思っていますから。

とにかくいまからワクワクします。が、そんな矢先にプレステ2が3回に1回位リードミスをし始めました。うーん、初期型だし、DVD見るのにメモリーカード差すのもうざいし、買い換えた方がいいのかなあ。初期型は周辺機器もみんな外付けなのも気に入らないし、そうしたいのは山々ですが、完全に壊れたわけでもないので、新品買うなら修理して、浮いた費用にいくらか足してX−BOX買う方がいいのかもと言う気もしますし。(2002年度版のF1ゲームが出るので、俄然X−BOXにも興味が沸いています)しかしX箱はX箱でCDに傷が付くトラブルなんてもんが出てるようですし、なかなか困ったもんです。

なんて事に悩んでいるうちに、ふと雑誌に目をやると、「げっ・・・かまいたち2の発売日は7月18日かよ」当然コミケの締め切り真っ最中です。

ハードがどうとか言う前に、プレイする時間の折り合いを考えた方が良さそうです。




2002年04月01日(月) またかいな!!

結局またシューマッハが優勝です。いい加減してくれ。三戦目で、タイトルの行方を決めるなってと愚痴の一つも言いたくなります。昨日も書きましたけど、ほんとにねえ、この人を止めれる人間はおらんのかいな。でもやっぱりすごいなあ、この人。いつもシューマッハを応援できねえと言っている自分ですが、シューマッハのレーサーとしての速さ、強さは最早歴代レーサーの頂点と言っても過言では無いでしょう。

アイルトン=セナを昔ジャーナリストが、「メンタル面で人間の恐怖心の一線を越えてしまうことの出来るレーサー」と言っていたことがありました。

つまり地面にチョークで間隔を一メートルおいて平行な線を引き、その線から線へ一メートルほどジャンプしてみろと言ったら、多分殆どの人が出来るでしょう。しかしエンパイア=ステイトビルディングを1メートルおきに建てて、そのビルからビルへ1メートルのジャンプをしろといったら、殆ど人が同じ1メートルでも恐怖心で飛べないでしょう。

しかしセナは「同じ1メートルだから」と平然と飛んでしまえる。だから極限までコーナーを攻めてもミスの少ない、自分の力を最大限に引き出すことの能力を持っているレーサーだと言っているわけなんですが、シューマッハにもその能力はあるんじゃないかと、自分は思います。

にもかかわらず、シューマッハって、実績と強さの割にはほんとに人気が無いですね。理由は色々あると思うのですが、一番の理由は世代交代を成し遂げないまま彼が頂点に立ってしまった事にあると思うのです。

例えばセナは、それまでのチャンプであるプロストと幾多の争いを繰り広げ、打ち負かしてチャンプになりました。そしてその戦いがようやく終わる頃には、次の世代が育って来て、今度はセナを打ち負かす存在に成長していく。それがシューマッハの筈でした。しかしシューマッハが本当に強いレーサーになった矢先、セナはサンマリノGPで逝ってしまいました。かくしてシューマッハが戦う相手は、本来ならばこれからセナとシューマッハの戦いを見ながら育っていくべき若手と、峠を過ぎたベテランだけになってしまった訳です。つまり世代交代の歴史の連続性が、セナとシューマッハの間で途絶えてしまったのです。

これはドライバーにもファンにも両方不幸なことでした。もっと力を蓄える時間を与えてもらえるはずだった若手ドライバー達にとっても、セナとシューマッハの本格的な闘争を何年かは見ることの出来るはずだった我々ファン達にとっても。そしてもはや形の無いそれまでのドライバーの伝説と戦わなければならなかったシューマッハこそ、あのセナの事故で最も割を食った人間でしょう。

シューマッハの悲しいまでの不人気ぶりとカリスマ性の無さ、それはやはり(決して彼もせいではないのですが)キッチリと世代交代をすることの出来なかった天才の悲しい業なのかもしれません。


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