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2002年02月28日(木) ラーチャ

今お昼の12時前です。たった今起きてご飯食べてました。
わざわざご飯作るのもめんどくさいので、100円ショップで売っていた「ラーチャ」を(爆笑問題がCMで「ラーチャッラーチャッ」と歌ってるやつです。)を試してみることにしました。

最初「ラーメンのお茶漬け」と聞いた時には相当嫌悪感がありました。しかしいざ目の前にあると好奇心が沸いてきてしまい、一袋買って試してみたのですが・・うーん・・・・こうやって口に入れてみた感じは「作りかけの雑炊」って感じですかねえ。不味いと言うほどでもないけど、さりとて美味いとも言いかねる微妙な味です。もう一食分あるのですが、もう一度食べるのはちょっと・・・・いやかな。

さっさと食事は終わりにして仕事に励みます。 それでは。


2002年02月24日(日) 整理整頓を実践しなはれ

ノートパソコンを手に入れたことによって、ようやく手軽にネットや日記の更新が出来る様になりました。わざわざ仕事部屋に行ってパソコンを立ち上げなくても気が向いたときにすぐに起動して文章入力できる所はやはりノートの魅力だと改めて認識しました。

てな訳で、早速ネットにつなごうかと思ったら、いくら探してもプロバイダー関係の書類が見つからず、アクセス用のパスワードがわからないという状態で、インターネットに繋ぎ様がなくなり早々に買ったノートの存在意義がぐらつき始めました。万事休すと思われたのですが、追い詰められた人間
というのは時として信じれないパワーを発揮するもので(この程度のことで追い詰められるっつーのも情けない話ですが)うろ覚えで「こ、こんな感じだったかなあ・・」と入力すると、なんとパスワードを認識して起動してくれました。

前日行ったばかりの超有名CD店「HMV」を「WMVだっけ」としっかり間違えて記憶して検索し、訳のわからないホームページの検索結果をみて「はえ?」と間抜け面をしていた人間の記憶力からしてみると、信じられないくらい上出来なのかもしれませんが、いつも何かある度に書類を捜すような状況では流石に「書類関係くらいちゃんと定位置に置いておけや」と自分自身に突っ込みたくなるくらい情け無い気になってきます。本と何とかしないとなあ。

まあ忙しかった昨日とは打って変わって今日は諸事情で一切の仕事が止まってますから、部屋の整理でもしますかね。今チラッと眺めると、流し場が怖い事になってましたし・・・・うう・・かなり壮絶だこりゃ・・なんとかしないと・・何かすごいのが出てきそうな雰囲気です。

頑張ってけふもお掃除に励むといたしませう。
そいでは



2002年02月23日(土) ようやく

予約してから1月以上たってやっと自分のノートパソコンが配送されてきました。嬉しいんですけど、はっきりいって、今はイジッてられる状況じゃないです。
一応ネットの設定だけしてこれを打ち込んでいるのですが、これくらいにしときましょう。そいでは!


2002年02月22日(金) ノートパソコン

最近仕事の合間を縫って、ウインドウズXP搭載のノートパソコンをチョコチョコ触ってます。自分が所有しているものではないので、手荒に扱わないように注意しながらですが、持ち主から周辺機器との接続チェックを頼まれたのを契機に自分もウインXPに慣れておきたくて、チェックと称しては、今までのOSとの相違点を確認させてもらっています。まあ予想通りだったのですが、最初のうちはなにか一つの行為をやるにしても、微妙に約束事が違う事も多いので、少々戸惑いながら、XPに慣れつつあるという感じでしょうか。まあウインドウズ95以来の大幅なOSのデザイン変更でしたから、これ位の手間は仕方の無い事かもしれません。それよりも自分とってはノートパソコンのトラックパッドの方が余程手ごわかったです。

トラックパッドというのは、ノートのキーボードの下についている四角い形をしたカーソルを動かす為のデバイス(ノート持ってる人には今更な解説ですが)の事ですが、最近はこのタイプの機種を使っていなかった事もあって、とにかく傍から見ると滑稽に思われそうな程、カーソルを動かすのに手間取っていたりします。

このデバイスが苦手なところは、カーソルを動かすと言うことと、ボタンをクリックすると言う事に両方対応しているため、カーソルを移動させている最中に
勝手に用も無いアイコンやボタンをクリックすると言う誤動作が非常に多い
と言う事です。あと指の動作を感知する度合いが敏感すぎて触ってもいないのに
指がその上を通っただけでカーソルを勝手に動かしてしまうというのも
ストレスが溜まります。(ブラインドタッチが出来ない人が文章入力したりすると
カーソルが突然上や下へ行くのに対応できず、気が付いたら文章がグチャグチャ
と言う事もあると思います。)

とは言え「トラックパッドで無いと使いにくい、IBMとかのスティックタイプ(キーボードの真中から棒が延びていて、それでカーソルを動かすデバイス)は苦手、嫌い」と言う人もいますから、どちらがいいと言うものではなくて、好みなのでしょうけれど。

ちなみに預かっているパソコンの持ち主は大のトラックパッド派で、スティックタイプが大嫌いと言っています。「何故?」と聞くと
「力無いから動かないんだよー」
・・・・・・・・・あー、流石にそれはちょっと非力すぎやしません?


2002年02月20日(水) 仕事があるんだって!

さっきまで秋葉凪樹さんと久しぶりに電話で会話していたのですが、最近アージュの「君が望む永遠」ハマッテいるらしく、やたら僕に勧めてきました。

「『君のぞ』はええよー。やったことある?」「いえ、しょっちゅう電撃姫で記事が載ってたのは見ましたけど、流石にやったことはないですねー。」「あれはいい!やってみ、絶対あんたはまるから」「先入観的になんかかなりドロドロとした情念の世界みたいですよね」「いやほんと凄いから、1日はブルーになる事間違い無しやから」「そんなん進めんで下さいよ」「だってボクだけブルーなのイヤやん!」「あ、あのねえ・・今日にもコンテ贈らないとやばいんだよ!」「ほっとき、そんなん!」

とまあ、以上のような感じで、非常に楽しかった訳ですが(笑)、相変わらず
秋葉さんは僕を誘惑に誘うのが上手い人だと再確認しました。

昔からよく自分の気にいったゲームを薦めてくれていたのですが、秋葉さんが自分に薦めてくれたゲームで外しのゲーム無しと言った感じで、秋葉さんのプッシュがなかったら、やらなかったゲームもいっぱいあったと思います。「ときメモ」「雫」「痕」「アトラクナクア」「デアボリカ」「あすか120%」「EVE BURST ERER」「YO−NO」等はみんな秋葉さんのお勧めでやった訳で、みんな大好きな作品ばかりです。(特に「YO−NO」は素晴らしすぎます。面白いゲームに飢えている人は「YO−NO」をやって下さいと言いたいくらい)

そこで又秋葉さんが「君が望む永遠」を薦めてきたのですが、前から興味はあったとは言え、よりによってこんな時期に言ってくるとは・・今月は30P上げないといかんのに、ゲームジャンキーの僕に酷な事を言ってくれるもんです。
と、とにかくちゃんと仕事を終えるまでゲームは駄目と心にとりあえず誓っとこう。だ、大丈夫です、自分は意思は強いと思うし・・


2002年02月16日(土) 何ともはや・・

もう次の仕事を始めている最中なのですが、少しは息抜きが必要と言う事で
昨日はお酒を久しぶりに楽しんでいました。が、体力が戻らぬうちにアルコールを入れたせいか、寝床から起きる時間になっても全然昨日の疲れや眠気が取れない状態でポーッとしながらこの日記を書いています。コンテの直しもあると言うのにこの有様は誉められたもんではありませんが、今日中には疲れを取らないと、まじヤバイです。

お酒が大好きな親兄弟の中では1番お酒を飲まない人間でしたが、ビールを1度に10本以上平らげられる大トラの兄やスポーツが大好きで体力自慢の姉に比べれば飲まないだけの話しであって、お酒に対して普通の耐久力くらいはあったのですが
、近年アルコールを飲まない時期が長期間になればなるほど弱くなっている気がします。調子こいてずっと飲んでいるときは、それなりの量を飲んでいても平気なのに、1月ぶりに飲んだりすると、ビール1杯でフラフラとか言うときもありますしね。

まあ久しぶりに飲んだときと言うのは、仕事が終わったばかりのときの多いので
それが原因と言うのもあるのでしょうが。とにかく当分あまり調子に乗って
飲まないように気をつけねばと思う今日この頃です。


2002年02月13日(水) 終わりは全ての始まりだったりして・・

ようやく商業誌の原稿が終わったものの、当然ながら次回の仕事が始まるわけで、休む暇もなく次の仕事にかからねばならないのですが、流石に脱稿、すかさずコミケの申し込みとくると、体も精神も寝ぼけ気味だったりして、なかなかエンジンがかかってくれないですね。そんなわけで夏コミで出そうと思っている本のキャラ設定を煮詰まりつつも考えながらうたたね寝していると、まどろむ夢の中でアナーキーなキャラのお話を何故か見てしまい、飛び起きて、その夢のまま夏用の同人の主人公の敵役に仕立て上げると言うビックリするようなことも起こりました。

「フランケンシュタイン」の作者は自分の見た怖い夢を元にフランケンシュタインのストーリーイメージを作ったそうですし、フランツ=カフカもそのまま夢の中の情景を書いたような作品を記していますから、夢の中で作品のヒントが出来ると言うのも無い事ではないでしょうが、自分は今まで、理路整然とした夢など見たこともないので、「こんな事もあるのなあ」と不思議に思いながら、PDAのキーボードをを叩いていました。しかし、原稿が終わったのに、休む間は一向になく、今日から又色々仕事や雑務に追われる毎日です。仕事をするのは当たり前の事とは言え、もうちょっと休みたかったなあ・・い、いややっぱ頑張ろう、なんせ次は最終回だし、ページも多いので、今何とかしないと、かなり痛い目にお会いますしね。頑張ります。そりゃもういっしょうけんめいに・・ふああ・・ねむ・・・・・・・・・グー・・・・・・・・・・・・・・・・・ 


2002年02月06日(水) 予約できなかったゼノサーガ

昨日流石に体調がかなり悪かったのもあって、ノルマを縮小して早めにベッドに入り込み、爆睡したらだるさはなくなりました。丁度昨日ネームの確認に来るはずだった担当さんも風邪気味で来れなかった事と、外的要因によるノルマの縮小の余地が出来たと言うのがあったからラッキーでしたね。まあ作業も締め切りが迫っているとは言え、明らかに仕事自体は進んでくれていますから、こうやって、日記を書く時間もある訳で、まだ仕事の辛さとしてはましな方でしょう。

そういえば話はコロリと変わりますが、ゼノサーガのプレミアムボックスって予約できた人っているんでしょうか?かなり以前からなるべくチェックしていたのですが、あっという間に予約終了しちゃったみたいですね。プレイステーションコムでは予約画面に入る間もなく予約終了してしまいましたし、余程タマ数が少なかったのかな?流石にゲームの為に東奔西走している時間は無かったので、ネット上から何とか入手できればと思ってたのは、かなり甘い考えだったらしく、予想以上に期待されている作品のようです。

発売前の今の段階で「ゼノサーガ」がどれくらいの作品かは判断しようもありませんが、事実上の前作と言っていい「ゼノギアス」がかなり面白いところを垣間見せながらも荒削りな出来だったので、(良い悪いの問題ではなく。作りかけのゲームをやらされた気分でした。戦闘以外途中ずっと紙芝居みたいだったですし。きっと製作時間足りなかったんだろうなあ、そう言う意味でのゲームのまとまりはともかく、お話自体は結構好きだったのですが・・)ある意味作り手側の真価の問われる作品だと思います。デモで見たムービーもゲーム画面も文句無く美しかったですが、もはや美しいだけのゲームならば嫌と言うほど見てきているので、ビジュアル以外のサムシングエルスがある事を願わずにいられません。特にナムコ大々好きの自分にとっては、この作品が素晴らしいブランドイメージになるような良い作品であって欲しいですね。純粋に中身が面白くて、ビジュアルが相乗的に品質を高める要素でしかないというような作品であってくれればと思います。本当、感情移入さえさせてくれれば、どんなシステムだろうが面白いゲームと言えると思いますし、そう言う熱を感じる作品だったらいいなあ。ただ今回は紙芝居っぽいのは無いと嬉しいですが。


2002年02月05日(火) 睡魔と壊れた腹との戦い

どうも今日は朝から体調が思わしくないです。腹は壊れっぱなしで下痢が続き、体もだるいです。食生活が偏ったのと、寝不足が続いていた所為もあるのでしょうが、んな事言っても仕事は待ってくれないので、進みが遅くともやらねばならないのですが、眠い・・・マジで眠すぎる・・何度か仮眠はとったのに、だるさが抜けてくれません・・・気分転換にこれ書いてますけど、それでも眠くてしょうがない・・ベッドで思いっきり眠りてえなあ・・最後にベッドで寝たのって何時だっけか・・4日前くらいか・・・机で仮眠はもう限界かも・・ああ、今すぐベッドに潜り込みてえ・・でもこれから担当さん来るんだよなあ・・なんとかせねば・・それではまた・・


2002年02月04日(月) 修羅場の作業

早いものでもう2月に入り、作業に追われているうちに節分ももう終わってしまいました。現在は今月発売のコミックガムに掲載予定の「キッズファイト」と言う作品のペン入れ&仕上げ作業中で、てんやわんやです。正直かなりしんどい時期ですね。

漫画製作の作業というものは、仕上がりが迫って来れば来るほ程、創造よりも作業的な部分が多くなってくるのは理の当然なのですが、流石に一日何百本も影やタッチの線をを書き込んでいくと、いい加減その流れ作業の単調さに辟易してくるものです。黒と白以外のグレーの部分(服や肌の陰など)はトーンを張る事で補ってしまう方がはるかに効率的でしょうが、自分の絵柄では主線以外をスクリーントーンで補ってしまうと、いかにも薄っぺらい画面になってしまうので、効率が悪いと知りつつも、毎回必死こいてタッチの線を引き続けています。

そもそも今作業中の「キッズファイト」と言う作品の当初の絵的コンセプトが、「いかにスクリーントーンを使わずにページの密度を上げる事が出来るか」と言う実験でもあったので、第一話に至っては、空までトーンを使わずに、手で引いた線でグラデーションを作ると言う非効率極まり無い事をやっていましたから、それに比べれば、今は大分線を引く量も減りましたし、トーンも状況に応じて使いますので少しは楽になっているんですが、同じ太さの線をひたすら均一に引き続けると言う単純作業は、普通のペン入れなどに比べると精神的疲労は多いですねー。

後、僕は白い画面恐怖症でもあるので、自分の漫画のコマに白い部分が多いと不安になると言うのもありますから、空白が多いと嫌でも埋めてしまいたくなると言う傾向が非常に強いんですよね。それでは白い画面の多い、シンプルな絵や漫画が嫌いかと言えばとんでもない、逆に白の空間を上手く使える作家さんは凄いと思います。自分の場合は病気みたいなものですから。あくまで白いコマを見て不安になるのは、自分の作品だけで、人が効果的に使っているのを見ると、素直に上手いとか凄いなあとか言って感心しています。なのに自分の作業になるとこれが我慢できない。強迫観念に捕われていて、結局画面を真っ黒にしてしまうんですよ。
画面が黒けりゃいいってもんじゃない事も、密度を高めるとかえって見辛くなるだけな時もある事も頭では解るのですが、どーにもこの病的な恐怖症は直ってくれませんです。

多分自分の中に「自分の絵は白いと手抜きに思われてしまうのではないか」と言う恐れが抜けないんだと思います。自分の絵に対する自信の無さから「せめて情報量くらいは沢山あったほうが」とかよく思う方なので、やはりもっと画力を付けて行かねばそういう所も改善されては行かないのででしょう。せめて絵の密度のバランスをもっと考えれるようにしていければ良いのですが。そんな事を考えると、矢張り導かれる答えはいつも一つで、「描く量をもっと増やす」つまりまじめに仕事をもっとせいやって事になりますよね。「わがうでの なさになげくな しごとしろ」 と言ったとこですね。すんません、そうします。それでは又。


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