ずいぶん長い間、このコーナーをほったらかしにしていました。 仕事や練習、理由はいろいろあります。 このコーナーの写真はすべて、携帯電話のモバイルカメラ、というので撮っているんですが、上手く撮ろうと思うと結構時間がかかるのです・・・・と、まずは言い訳から。
スティーヴンキング、という作家の書く小説が好きです。大好き。 それからホラー・オカルト・ミステリー映画が好き。 趣味が悪いといわれようと、誰になんと言われようと大好き。 私的ベストワンシネマは「シャイニング」。ベスト2は「ポルターガイスト」。 悪いか。 けどそれが電気製品とどんな関係があるねん、とつっこまないでください。 大いに関係あるんです。
スティーヴンキングは、ものすごく文章のおもしろい作家です。 しかし私、悲しいことに日本語翻訳しか読んでません。 確かにキングを翻訳している翻訳者の方たちは、皆キングを愛していると感じるし、素晴らしい訳をされていると思います。 でも最近よく思うのは、これって、英語だとなんて書いてあるんかな。 それがわかったらもっとおもしろいやろな。 そんな日々、タイミング良くアマゾンでペーパーバック割引セール。 スティーヴンキングあるある。 安いし。 でも私、英語全然ダメです。 絶対辞書が必要。でも両方持ち歩くのは大変だなあ・・・。
ここで過去の恥を披露しますと、昔、電車で三ノ宮まで行くとき、同じ電車に外国人旅行者の少女が乗ってきて、私に(もちろん英語で)「この電車は三ノ宮まで行きますか?」と聞きました(「サンノミヤ?」という言葉が聞き取れたのでそうなのだろうと判断した)。 「イエスイエス」と日本人の私は応える。 「サンキュー」そうにっこり笑って同乗者となりました。 ところがこの電車は各駅停車で、いくつ目かの駅で急行の待ち合わせをすることになった。 反対側のホームに急行が滑り込んできました。 当然、三ノ宮にはあっちが先につくから乗り換えた方がいいんだけど、英語でなんて説明したらいいかわからない。 どうしよう。 その少女のそばに駆け寄り、今乗っている列車と反対側の急行を指さして、口をぱくぱく。 首を傾げる彼女。 困り果てた私、彼女の腕を引っ張り、もう一方の手で今乗っている各駅停車を指さし「This train is slow!」。 彼女、口ポカン。 訳は分からんが私の剣幕に何かを察して急行に乗り換え、それが先に発車して初めて納得したらしく、私の目をじっとみてほほえみ、「Thank you very much」とゆっくり言ってくれました。 この話を帰って相棒にしたら涙を流して笑い転げていました。 ふん。 泣きたいのはこっちさ。
まあ、私の英語力はそんな具合ですから、この電子辞書が強い味方になってくれることは間違いない。 コンパクトな手のひらサイズ。 オクスフォード英英、ジーニアス英和・和英、類語辞典が入ってます。 各辞書間のジャンプ機能もついていて使いやすい。 学習機能もあって、物語や小説に出てくる英単語にチャレンジ、とかできます。 ちなみに画面に写っている単語「sneer」は「冷笑する、あざ笑う」と言う意味です。 この電子辞書の極めつけの殺し文句が「翻訳家戸田奈津子さんが推薦する」というコピーでした・・・
相棒が、少し遅い誕生日のプレゼントとして買ってくれたのです。 「本当に使うの?」とかなり懐疑的でしたが、大丈夫、がんばって使うからね! ありがとう! ・・・え、もっと趣味のいい小説を読めって? はっはっは。 あしからず。
2002年08月21日(水)