シャープの商品が結構好きです。 というか、方向性が好きというのが正しいでしょうか。 シャープのCMでよーく使われている言葉があります。それは
「業界初」。 ここに惹かれます。「業界初」の商品というのは、追随する商品が次々現れて初めてその価値が確定していくもんですよね。 いくら「業界初」でも、後発商品が全然なかったらそれは要するに、うーん、「異端」なのです。 でも、それでも「業界初」であることには大きな意義がある、と考えます。 先進性、若さ、と言い換えてもいいのではないかしら。 前向き、というか。 これを好む私は、要するにただの「新しもの好き」と言ってしまえばそれまでなんですが・・・・・。
実際は、シャープの家電、そんなに持ってません。 冷蔵庫はナショナルだし、食器洗い機は東芝、電気ポットは象印で洗濯機はやっぱり日立。 いわゆる「家電」たるもの、メーカーによって得意分野があるのは常識らしいですものね。
あー、というわけでこの電子レンジです。この商品については、未だその真価を評価すべき時がきていない、と私は考えます。 時代を先取りしすぎてます。 「インターネットでチン!」この魅惑的なコマーシャル、覚えていらっしゃる方も多いかな? インターネットからメニューをダウンロードして、それによってレンジの調理手順を制御するなんて、すごすぎます。 どうやってダウンロードするかって? なんと「ザウルス」なんですよ。 これをレンジにつないじゃう。 すごすぎます。 電気屋のにいちゃんも、私がこれこれの理由でこれが欲しいと言ったとき、「この機能を使う目的でこれを買ったお客さん、初めてや!」とコーフンしてました。 それぐらい、この商品は「異端」がぎらぎらしてる。 でも決してこれ以外に売りがないわけじゃないんですよ。 オーブンは最高300度まで温度を上げられる。熱風調理もOK。 料理に焼き目をつけるためのヒーターが水平上下する。 野菜のレンジゆではレンジセンサーで野菜の重量を感知して加熱時間を決める(あ、普通かな?)。 その他電子レンジ・オーブンの機能は充実してます。 大きいし。 料理を取り出し忘れると叱ってくれるしね。
購入時、最後まで迷ったのは、同じシャープで電子レンジのくせに捏ね羽根を取り付けてパンを捏ねて焼いてしまうタイプのものと、サンヨーのアイスクリームを適温にチン!できるっつうものでした。懲りない自分だと思ってます。・・・・そう、あの頃はインターネット冷蔵庫なんていうのもあったなあ。
2002年05月08日(水)