「暗幕」日記
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2004年01月27日(火) |
夢記録:新入生/地方の雑誌 |
【夢の内容】 (1)きょうは新入学した大学に登校する最初の日だ。あいにく空は曇っていて薄ら寒い。
(2)新幹線の駅近くで用を済ませ、帰る前に本を買って行こうと書店を探した。大回りしたあるエリアに一軒あるのは知っているが、駅前のロータリー近辺にないかと思ったのだ。 折悪しく雨に振られて、雨宿りした、女主人がやっている雑貨やで、目的の雑誌が見つかったので買わせてもらう。ちょうど学校から帰ってきた高校生の女の子が、悲しそうな顔をしたので、そもそもその雑誌は、地方のこの店には毎号1冊しか入ってこないもので、この子の分を取り上げてしまったのだと知る。 自分は買えれば、行きつけの店も、大きな書店も使えるので、新幹線の暇つぶしに本がほしかっただけなので、返そうと申し出る。
2004年01月03日(土) |
夢記録:シュミレーションゲームのライバル |
【夢の内容】きょうは晴れてあたたかかった。家の外を散歩していたら、みんなの布団を、干すために積み上げてあったかごが傾いていたので、直してあげようとしたら案外重くてひっくり返してしまった。濡れていた黒い土がついてしまったのもあったけど、Dおばさんは叱らなかった。 前のあたしは、みんなが自分にいじわるだと思っていて、それは本当にそうだったのだけれどあたしの方もひねていたんだと思う。この頃みんながあたしにやさしい。金髪のAに対してと、黒髪の、肌も浅黒くてやせっぽちの、おとうさんもおかあさんもいなくて守ってもらえないあたしに対しては、扱いがずっと違っていたけれど、最近は似てきたみたい。 久しぶりに出かけたあの三叉路で、水色の表紙の本を拾った。こうりゃく本って何だろう。あたしに対しては、7番から9番に番号が飛んでいたけれど、茶色の熊のぬいぐるみ、ってのも用意されているらしい。Aに対するコマンドの説明には8番ってのもあるんだと思う。 厚い本なので、夜ベッドにはいってからこっそり読もうと思う。これをあたしが持っているってことは、村の誰にも、やはり、知られてはいけないような気がする。
【夢の内容】仕事が取れるかどうか、クライアント候補に面接してもらえることになる。クライアントが遠方なので飛行機で途中まで行き、そのあとは車で迎えに来てもらう。一緒に面接を受けるのは若い声優さんが男女一人ずつ。空港までは仲間の声優さんたちが見送りに来ていた。
クライアントの就職責任者は以前から家族ぐるみのつきあいのある人で、数日前に家まで来てくれて当日の注意など言い置いて帰った。当日までに、母が旅行かばんを詰めてくれたり、自作の弁当が崩れて見送りの声優さんの一人に目ざとく指摘されたりのエピソードも挿入される。
目的地到着はもう夜になっていて、そのまま、広いガレージのような、地面にアスファルトを敷いた駐車場のような場所に一本マイクが立っている。「声量をみるためにサンタ・ルチアをまず歌ってもらい」そのあと2曲ほど傾向の異なる自由曲を歌わされることになる。私が応募したのもその手の職種だったのだろうか(だとしたら声優さんが一緒にいるのもうなずける)。サンタ・ルチアは最後にさらったのが高校の音楽の授業で、訳詩にしろイタリア語の歌詞にしろ歌詞は覚えてないと思うが歌詞カードは与えられるのだろうかと心配になる。
ここ数年初詣は近所の氏神様に行く。ここは、おみくじが売ってないのを苦にしていたが今年はあった。賽銭箱の脇、本殿に昇る人のためのすのこの近くに、小箱と代金を入れる箱が前後に並んでおいてあった。
これは七福神の金色をしたお守りがついているタイプだった。他所で見たものはたしか一回150円だったがこれは100円。しかしビニールで包まれてなく、帯でつないだ黄色い地の紙包みがそのお守りを入れたものなのだろう。何番とのお告げは見て選び放題。16番をひいた。弁天様だった。狙っていたものが出たので少し嬉しくなった。
おみくじの白い紙だけを除いて枝に結んできたつもりが、帰ってくるとポケットに弁天様がない。年末年始の休みにポケットの中は掃除して、あとは手袋しかなかったはずなのに。みくじと黄色い包みと繋いでいた帯の残りらしい紙切れを捨てたら何もない。ふと思い出したのは昔読んだ、牛の乳に水を混ぜて荒稼ぎしていたおばあさんの話だ。川を渡るとざるのなかの小銭は水に流れて残らなかった。賢者が彼女に言う、水をミルクと偽って得たお金は、元の水に還ったのだと。おみくじの占もこれを連想させるような歌だった。
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