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「暗幕」日記

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2003年06月29日(日) 空虚な朝がどこまで続こうとも

十九の私に
朝がどれほど続こうとも
何の価値があるだろう

私が未来を通り過ぎても
空っぽの荒野が残るばかりだろう
今まで過ごしてきた時間にも
価値あるものは何もなかったのだから

薬瓶の封を切る前に
じっとてのひらを見つめる そして知る
きょうはしねない

ビル風の吹きすさぶ屋上で
見えない力が
突き落とすはずの意志の力と戦っている

私は そういったものに 生かされてきた

十九の私に
朝がどれほど続こうとも
何の価値があっただろう
時のふきだまり
たくさん と 思っていたものは
ぎゅっと押し縮めると
くしゃんと潰れた


2003年06月16日(月) 夢記録:夜とスケジュール

ここ数日で見た夢。シーンは夜か未明で暗い。
【夢の内容】
実際はすでに死んでいる家族に問われて、コアラのぬいぐるみを探す。確かにあったはずの場所になくて少し探してみつかる。しかし微妙に違うような気がして、探していたものかどうか自信がない。

仕事場に早く着きすぎて入り口の鍵がしまっている。朝一に出勤してくる人が急いでやってきた。出勤簿にしているホワイトボードに記入しようとしたら来月の前半分しかかいてなくて、「一月の方にかいてください、すみませんね」といわれてしまった。今は二月だったろうか? 一月ということになっている。
雨が降りそうで昼間なのに薄暗い。

クラスメートに電話をかけようと名簿を探している。最新の一冊がどうしても見つからない。時刻は午後九時で家人は皆寝付いてしまっていて家の中は真っ暗。電話をかける時間帯としては遅めだが十時前ならセーフだろうと思って探している。

【今思うこと】
「見つからない」「タイミングが悪い」という印象の強い夢。


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