「暗幕」日記
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2003年04月30日(水) |
夢記録:友人を訪ねる |
【夢の内容】 昨日の日記に出てきたNさんの家を訪ねる。一軒家の一階にちゃぶ台があってそこで話をしている。5月4日にプレゼンがあるのでその資料制作が終わって一息ついた隙間にあがりこんでいるらしい。疲れを感じていたので 「甘えさせてもらっていいですか」 と口をきった途端に涙がこぼれて慌てる。泣かずには話せそうにないので打ち明けて相談しようとしていたのをそこでやめる。 夕方になったので帰る。地下鉄の階段を降りる途中でパスケースを落としてしまい、入れてあった回数券をばらまいてしまう。拾い集めた中には使用済みの切符やくしゃくしゃになったメモが混じっている。
2003年04月29日(火) |
夢記録:カレンダーの値段 |
【夢の内容】 催しでNさんと隣になる。終わり頃に冊子を抱えてどこかに出かけていったが戻ってくると一部私にもそれをくれる。変型の縦長カレンダーだった。もう三月なのだが彼女の絵をいれて作ったものなので素直にうれしいと思う。しかし自費出版ということもわかっているので買わせていただきたいと申し入れる。 「いくらなら買う?」と大阪人らしく値段をはっきり言わない。考えているうちにヒントになる紙の原価と一部あたり換算の印刷代を向こうから口にするので、「300円」と言ってその値段分の硬貨を支払う。たまたまその値段は自分で考えていた値段と一致していた。
【夢の内容】ひと続きの夢。 1)起きたら朝八時すぎだった。今から学校へ急いでも一時間めは始まってしまうだろう。一〜二時間めは体育だった気がする。トップは体育着のシャツを最初から着ていった方が良いだろうと箪笥を探す。 今は四月だ。学年が上がって時間割も記憶と替わったかもしれない。学習机の上の時間割を見る。月曜の最初はやはり体育ではなかった。しかし五〜六時間めがなぜか空白になっている。
2)学校で四時間めの国語が終わる。机の中にほとんどの教科書が置いてあるので忘れ物はめったにしない。数学の教科書を開いて、そういえば数学の授業がずいぶん行なわれてないなと気がつく。 黒板に先日の道徳の授業での課題を書いている女子生徒がいる。それを見ているうち、彼女の板書した内容をもっと実用的に書くことができることに気づく。 黒板の空いた左半分から、前提と箇条書きを七項目書くことにする。題は「相手との親しさの度合い、行動とその結果の自信について」 黒板をひっかくチョークの滑りが重い。縦書きの行を左から右に書いている。私は疲れて書く文字がだんだん小さくなる。チョークも白から緑、黄色と何度も持ち替える。 とうとう最終項目まで書き上げることができた。教室の様子は背を向けているのではっきりとはわからないが、「字が小さい」と抗議が出たところからすると注目はされているようである。 次の五時間めは自習の予定でもあったのだろうか、監督の教諭はまだ来ない。
2003年04月18日(金) |
コミック「孤島の姫君」(今市子) |
孤島の姫君 Amazon bk1 【表題作あらすじ】 「青い星の都」の王に嫁いだ竜王族出身の妃は王女を産み落としてすぐ亡くなった。王女も舅である竜王に連れ去られた。十三年後、「青い星の都」を攻め落とした「赤い穴熊の都」の王子は、兵士オラシアスと「青い星の都」の夢使いヨナに王女奪還を命ずる。
【感想】 ヨナは王の命令の、夢を違えて王女を手元に残すことに失敗した咎で十三年間牢獄にあった。オラシアスは若いながら剣の実力は自他ともに認められている。ヨナの暗さとオラシアスの楽観の差は、生まれつきの素質で運命が決まってしまった者と、自ら運命を切り開いて生きてきた者の違いであると感じた。また、夢使いである自分を把握していないヨナの自信のなさと、剣の実力を自覚したオラシアスの自信との差でもあろう。
2003年04月03日(木) |
夢記録:合宿所の紅茶/バスが来ない |
【夢の内容】 (1)自宅から離れて多くの若い人が病人の世話をしているところに、母とともに手伝いに来ている。その家には病人はいなくて、白衣を脱いだ人達が食事と休息をとる家らしい。母は真夜中を過ぎてもまだベッドに入る気配はなく台所で何かしている。 昼間だんごのようにからまって眠っていた女の人達四人が置き出してきた。帰宅した男性たちがソファでくつろいでいる。リビングのテーブルに褐色の飲み物がある。紅茶をいれようとしたらそれもすでにコーヒーでなく紅茶だった。残っていた香のよいティーバックを使おうとしたら男性の一人が慌てる。それが残りのひと包みだったらしい。ティーバックはやめて茶葉から熱いのをいれようとする。
(2)学校時代の友達と別れて朝バス停に行く。昨日の昼おりた停留所なのは確かなのに気がつけばもう四時間近くも待っている。隣の中学校からはさっきわかれたばかりの友達とそっくりな顔が制服姿でぞくぞく通りすぎる。停留所にたまっている制服すがたのうちひとりに、「ずっと待っているのだがバスが来ない」と相談してみる。そんなことは今まで聞いたこともないらしい。 表通りに短い列ができていてそこに荷物をまとめて並ぶ。
(3)徹夜あけ、コンビニに行くという友達に遅れてポストまで郵便をひとつ出しに行く。通りの向かい側の歩道は急な坂になっていて石につかまるようにして登る。ある家の前のショーケースに、老婦人の思い出の品である、当時としては珍しい非飽和ガラスの水盤の説明があった。病弱だった彼女に父親がそれを買ってくれたそうだ。うすくくすんだ緑色が一様なその水盤がむきだしに台の上に置かれていてすでに割れて損じている。 また別の家の前の飛び石では子犬と子猫がたまっていた。しゃがみこんでかまうとその一匹は白い折れ耳の犬だったらしく手を舐められる。 晴れた明るい朝。
2003年04月02日(水) |
夢記録:水びたしの山道 |
【夢の内容】 同行メンバーと離れて一人で先に山を下りる。バケツの水を捨ててから下山した帰路の砂利道は、一部その水に覆われて地面が見えないほどになっていた。逆に上ってくる人もいる。
事務机の後ろでパンチカードに鉛筆で記入しているバイトの女子大生。見ると半年文の日誌を新たに書き写して機械に読みこませていた。この時代にカードリーダーとは。また、既に同じ書式に記入されているものを手書きで写させる意味はあるのだろうか。過去ひとつき分と思っていたが、見ると半年分も溜まっているのをみて呆れる。
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