無断転載禁止 FC2ブックマークを含む、公開型(ソーシャル)ブックマークを使わないでください

「暗幕」日記

DiaryINDEXoldnew


2003年01月30日(木) 集中力と没頭/夢記録:展示物貸与のお礼

自由塾日誌37(1月29日分)。「集中力と没頭」というテーマに興味をひかれた。
ここでは頭の働き、それも外国語学習に密接に関連する、読書に関する集中力について書いてみようと思う。
読んでいる本に没頭してしまって声をかけられても気がつかない、ということがまず起こらない人というのは確かにいる。それが、本を読む楽しみをまだ知らないのか、それとも生まれつきの資質によるものかはわからない。日ごろ本を読む人であるか、読むにしても娯楽本が主なのかそれとも、歯ごたえのあるものにもあえて挑戦する読書をする人なのかにもよるだろう。
私がwebに置いている文章はもしかしてあまりネット向きではないのかもしれない、と思うような出来事が最近あった。私の書くものはたいてい、読者に相応の読解力と、自分の頭で考えることを要求する。書いている私は内容を把握しているから通読できるが、初見の読者は、途中で道を見失ったり、見落としがあったのかと立ち戻ったりするかもしれない。のどごしのよさを求める人はたぶんここにはこないだろう。
ともあれ西江雅之『ヒトかサルかと問われても』(読売新聞社)を読んでみたくなった。

【夢の内容】
展示の催しに、私の個人的なツテで借りたものの礼を言いに友達と会う。展示形態を撮影したスナップ写真を見せて渡す。私には別の部署が持っていた石造りの地蔵尊を使ってディスプレイされていたのが自慢であるらしい。


2003年01月20日(月) 夢記録:嘔吐

【夢の内容】連休が終わった月曜日、新しい学校に登校しようと寮の階段を降りてゆく途中、同級生が突然緑色の半固形状のものを吐いた。寮長さんが電話で救急車を呼び、別の男性が同級生を抱えて運んでいった。
「私は学校へ行かなければならないのですが、昼休みに電話したら友人の様子を教えてもらえますか」と寮長さんにきく。寮内に三つある電話の、どの番号にかけたらいいのか二人で悩む。寮は広いし、彼はいつも事務室など、決まった場所にいるとは限らないから。


2003年01月16日(木) 「長すぎる」?

20行程度の文章さえ「長すぎる」と目を通さずにいられる大人がいるとは驚いた。webに文章を置いている書き手としては、読みやすくするためにフォントを固定せず行間も左右マージンも適度に取ったうえで、こういう人に対してはなすすべがない。

どんな内容でも短く書けるかといえばそんなことはない。複雑な内容を伝えるにはそれなりの分量が必要だ。目的地まで直線距離という場合ばかりではない。曲がり角の数だけ、目印の特徴とインターバルの説明が必要になる。言いたいことを書くためにどうしても書き手が削れない限界というものがある。

簡潔すぎても読み手に理解されないということも起こりうる。同じことを別の言葉でくりかえしてあったおかげで、甲の箇所では判然としなかった内容が乙の説明で腑に落ちたという場合もある。見落とされたくないこと、多くの人に確実に理解して欲しい内容はあえて冗長に書かれている場合もある。

「わからない」と当方に訴えかけながら「自分にわかるように説明しろ」と注文をつけられても困る。返信から察するに、直前に送ったメールを読んでいないか、読んだとしても既に理解できていないのは明らかだ。「あなたにわかるように説明することは不可能だ」と心の中でそっと思う。

本を読む習慣のない人、何か書くときに手元に辞書がなくても平気な人というのが存在するということは知っていたが、その人たちに文字がどのような心象に映っているか、私には想像できない。

自分にとってそれが読む価値のある文章かどうか、読み通さずに判断できるようになるまでにはやはり、経験がものを言うのだろう。若いうちは目に入ったものはどんどん読んで文章を解読する力をつける時期だと思う。最後まで読んではじめて「つまらなかった」「既に知っていることばかりで、読む価値は無かった」と感じるくらいでちょうど良い。大人になると時間が足りなくなるので、暇つぶしに読むための文字を探す余裕はなくなる。学校を卒業した大人でなお、この程度の文章を読み通せないようではその人が困るであろう、周囲の人は言うまでもなく。

読んで合わないと思ったら黙って立ち去って欲しい。私にメールを出しても、得るところはないと思います、お互いに。



2003年01月15日(水) 夢記録:かるた

【夢の内容】
紙のカルタを見せられている。タロットやトランプではなく、読み札と絵入りの取り札のあるかるた。カラーの現代もので、何を専門に取り上げているものであるかは忘れた。


2003年01月10日(金) 夢の登場人物について/サーバー移行完了

私に罵声を浴びせかける男性役として出演していたのは、勤め先で隣のフロアにいて姿は日に何度かみかけるが、会話した事もなければ名前も知らない人達だった。なんだろう、私は内心彼等に反感を抱いていたのだろうか。

憂鬱な昨日に猫キック 不安な明日に猫パンチより引用

それは、夢の登場人物として、(素光さんの認識している範囲での)彼のイメージを借りてるだけなのだと思います。人形劇を上演するのに、手持ちの人形から「老人」「若い男性」「幼児」の役を振って演じさせるように。今回のように、よく知らない人が出てくる場合は、夢の状況は現実のその人とはあまり関係ないことが多いです。



【備忘録】
サーバー移行完了のおしらせ、要チェック。


2003年01月08日(水) 夢記録:パーティーと志願兵

【夢の内容】1)卒業した学校の文化祭にOBとして手伝いに来ている。このような催しの際はしなければいけないことが山のようにあって、来客の案内くらいは卒業間もないしここ数日校舎中を歩き回っていたこともあって余裕でこなせるのだが、命令系統を混乱させてはいけないので黙って見るだけにしている。
しかし校名の入った黒い腕章が欲しくてたまらない。
特に仕事のない私は誰からも放っておかれていて、しかし調理室らしい白い新しい部屋の調理台に、あとは暖めるだけになっている味噌汁とおかずがラップをかけておいてあるのはママの仕業らしい。人の集まっているパーティー会場のテーブルも椅子も高い。太った男性の同僚がスライスした食パンを六−七枚も抱え込んでいるのを見て私も急にパンが欲しくなる。テーブルによじ登ってそれらしきものを手にとるとどれもきめは細かい高級店ものだがチョコとプレーンのパウンドケーキだった。

2)演習で山の訓練所に来ている。機能的な制服は軍隊かゲリラ戦士か、はたまた消防士か森林警備隊といった組織のようである。なにか非常時があって応援をここからも出さなければならない。同僚が志願しそうだが彼女は本部の事務の要で、私の方が身軽なので行くなら私の方だと思う。しかしどちらにしても私よりも彼女の方が役に立ちそうだが。
出発時刻に備えて、ロッカーにかけてある上着を羽織って、新品の白いハイネックシャツを手に持ち黒いリュックを背負うと私物は何も残らなかった。ロビーに集合した中にズボンをはかず下は黒い紐ショーツ一枚の女性がいて、彼女はアマゾン育ちなのでそれでも平気で藪のなかも傷を作らずに歩けるのだろうと思う。


2003年01月07日(火) 夢記録:新春TV中継

【夢の内容】職場がテレビのバラエティ番組の中継コーナーで紹介されることになった。しかも普段の職場と、小型飛行機に乗った若手女子職員の二元中継である。パソコンの並んだ仕事場を写した職場紹介が終わったあと、カメラは飛行機の中に切り替わる。生らしく、我々のいるこの場にいない唯一の職員が映っている。そしてパラシュートで降下すする。ちらっとだけ映っただけなので確信はもてないがどうも水着をきているらしい。お正月サービスとはいえ、そして人前に出るのが好きな彼女の性分とはいえ、この冬のさなかにご苦労なことだ。
海面に落ちた彼女はノースリーブの、CGプリント柄のワンピース水着姿になっていて、水中バレエよろしく海の中で一回転する。ちょうど彼女の落ちたところにカメラがすでに待機していたのもすごい。どうも南の海らしく寒くはないようだ。きょうは仕事はじめの日なので、昨年の仕事納めに既に飛行機で彼女は、出発地点へ飛んだようだ。


2003年01月06日(月) 夢記録:雑誌の封筒

【夢の内容】
年に数回しか会えないが、好ましく思っている知り合いが出てくる。

高校の教室。後ろから、のりで封された薄い雑誌が人数分回ってくる。一人一部ずつ取って、私のところで終わってしまった。私の座席は前から二番目で、私の前に1列二人がいる。「あと2部ください」と配布者に言った勢いで、私の手の封筒が吹き飛んで前列の一人の机の中に首尾よく届いた。
配りにきた人に、「一部はこっちへ」と手を伸ばして、もらったのは封筒なしの、はだかの雑誌だった。


2003年01月03日(金) 夢記録:空港ビル

【夢の内容】出勤したら事務室の応接用ソファーセットに皆が集まってお茶を飲んでいる。自分も寄って行くよう勧められる。今年初出勤なので、年始の恒例なのかもしれない。

自分の居室である高層の部屋にあがると誰もいない。暗いなか電灯スイッチをつけて窓をあける。初めて見る、彫刻付の重厚な窓。それを傾けて、さらにブラインドの隙間からようやく風と光が入ってくる。

気づいたらもう昼近い。同室の、いつも掃除をしてくれる女性が出勤してくる。ちょうどお茶を入れて休憩しようとしていたところだったが、彼女もまさに台所を掃除しようとするところなので先に譲る。
「下でパンもらってたので遅くなりました」と彼女は言う。そういえば朝、事務室で、彼女がいうそのパンを食べた記憶が私にはない。

その言葉で急にバターロールが食べたくなって、外に買いに出ようとすると呼びとめられる。同僚の一人がマレーシアに転勤するので見送る。同じビル内に空港のゲートがある。自分は国際空港づきのビルで仕事していたのかと今更のように気づく。

最近多いパターンにもれず、今日もまた、私は目的地に着けない。


2003年01月02日(木) 葉書の自動販売機

初詣の帰り道。
数年前、通りかかった郵便局で、通りがけに年賀状を補充しようと思ったら窓口は休みで、表にあった当時は新しかった葉書・切手販売機も使用中止になっていた。何のための販売機かと思ったことがある。
今年そのことを思い出して同じ郵便局の販売機を確かめた。今年も使えなかった。張り紙にはご丁寧にも「年賀はがきに替っていますので買えません。向かいのコンビニで年賀はがきを売っているのでそちらをご利用ください」とあった。

数年前の使用中止を、ずっと機械の故障だと思っていたが、そうではなかったのかもしれない。局員の連休中は自販機も使えなくしておくなら、何のための機械だろう。


2003年01月01日(水) 夢記録:上着と標本

【夢の内容】
知り合いからもらったグッズを、学食のテラスで広げて見せている。私は小さい方が目当てで(何だったのか覚えていない)、紺色の夏物らしい背広は今話している後輩達にあげようと思ってもってきたのだが。ポケットに刺繍してあるネームは、どうも別の知り合いのものであるような気がする。
後輩の一人が「これは宣伝用に作成されたもので、○○さんから余所に流すのはまずいのじゃないか」と言い出す。

もらったものを広げて話している行動は前述と同じ。場所と、人が違う。今度は高校の地学教室で、そこに指導教官の一人が白衣をきて通りかかる。
そういえば彼に見せようと思っていた、珪化木の標本があった。そう言い置いて、自分のカバンのある三年の教室に向かう。時間帯は放課後。まだ生徒達がちらほら見える。視聴覚教室に間違って入ったり、四階と三階を取り違えて一年生の教室だったりしながら、どうしても自分の教室にたどりつけない。


oldnew |梅矢 |MAILHOME

My追加

テキスト庵