「暗幕」日記
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2002年08月30日(金) |
夢記録:神経質な動物 |
【夢の内容】 1)レンガ塀で囲まれた庭には、アジサイを小型にしたような花が一杯盛りを迎えている。その花を狙って動物が来る。はじめにやってきたのは、ぬいぐるみのような、身長10cmほどのクマで、手まり型の花をがぶりとやったところで私は声をかけた。「花を食べちゃったらここの家の人に怒られるよ。一つくらいなら食べてもいいから、ウチに来ない?」 いくら食べてもいいよと言わないところが私のケチなところだ。それでもクマは人懐こタイプの動物で、よろこんでのこのこやってきた。 隣の夫が言う。「神経質タイプが来たよ」庭にはほっそりしたにわとりが来ている。声をかけたら逃げられてしまうと思いながら私はちょっかいをかけずにはいられなかった。「こんにちは」にわとりは動きが固まり、ふるふる震え出した。脅かしてしまったらしい、かわいそうなことをした。
2)仕事でイベント会場に出向いた。会場後もらえる申込書に書きこむと、もれなく景品がもらえる。申込書配布の手際が悪くて、ほしいのにまだもらえていない人が会場の狭いライブハウスにたくさんいるようだ。私は人の流れを見極めて、申込書のザラ紙がつんである場所をみつけ、ひきかえして役所に置いてあるような、書物台の上で手早く書きこんで専用ポストに入れる。 もう一組申し込み書があることに気づいた。今度の紙はザラ紙よりは質が良い。最前列の座席にバッグを置いて手早く書きこむ。
事務書に帰って一人電話番をしていると、郵便やさん?がカウンターに、形の揃った封筒を6枚と別の封筒を3枚置いていった。見ると今日のイベントで配布していた資料だ。書きこんであるものも、ないものもある。イベントは3日連続なのにきょうのうちに返送してきたところは、明日あさっては配布するつもりがないのだろう。 開封するかどうか迷ったが、中のOCR用カードはいずれ誰かが処理するものなので、手間をはぶくために開封だけはしておくことにする。途中でTが戻ってきた。郵便物を示してざっと説明すると、その方針でよかろうとTも同意する。それは良いが、記入のあるものと、ないものを分けて置いた机の上に、Tが別の書類やら雑誌やら自分のかばんやらを置いてくるのは困った。
2002年08月29日(木) |
夢記録:長すぎる靴の紐 |
【夢の内容】おかんが腹が立つのは、自分の言ったことをちゃんと聞いてないからだ。しょっちゅう靴の紐を結びなおさないといけないのは、靴紐がそれだけひんぱんに解けてしまうからで、そして解けてしまう原因はたぶん、靴紐が余りすぎて蝶結びの"足"をしばしば踏んでしまうからだ。 俺が「このピンクの」と言ったのをちゃんと聞いていたか? このスニーカーは黒とグレーのツートーンに、アクセントが蛍光ピンクで、紐もその配色を取り揃えたシマシマになってたんじゃないか。いまさら古い、白い綿シューズの紐だけ換えて履けばなんていうなよ。
[カウンターメモ]11509
【夢の内容】 ラジオの公開録音を見に行く。スタジオと観客のいるエリアはガラス壁などで隔てられてはおらず、ロープを張っただけで分けられている。博物館や能楽堂のような、建物の1室に録音コーナーがあってその周囲を観客が取り巻いている。混雑した観客席から私は押されて、声優さんたちの控えの間に飛び込んでしまった。出番でない声優さんたちに私が出演者でないことを気づかれてストーカー扱いされる。
【夢の内容】 誰かのweb日記を読んでいる。 「野外観察に参加した。参加者の一人の女子高校生Sは、なぜか『白い○○』を持って帰ることに情熱を燃やしている。注・○○には鉱物名が入る。白いものも自然界に存在するが、着色されているのが普通。…このような有用鉱物のデパートで、○○を探すのはせっかくの機会をどぶに捨てているようなものだ。私も△、□、×、◎などすばらしい標本を持ちかえることができた。(画像アリ。卵型に模様のある□を除いて、すべて直方体に割って整形した標本画像)。本日の野外観察では○○は出なかった。しかし収穫は大きかった。他人事ながらSの将来が心配だ。 ここを読む人へ念の為。鉱物採集は、事前に届け出てからしないと違法である。以前、保護されている貝塚遺跡へ無断で入りこんで騒ぎになった大学生グループがある。またこういうことがあると研究にも悪影響があるので、勝手な判断は避けてほしい」
2002年08月22日(木) |
夢記録:複写希望に応えて |
【夢の内容】私は図書担当者だ。外部からの複写要請に応えて、ゼロックスの機械を探している。最近、以前勤務していたこの組織に戻ってきたのだが、居室がえがあったらしく容易に見つからない。講義室の奥を入ると応接室、抜けた先は講堂で演劇部が衣装あわせの休憩中である。不定形の部屋と入り組んだ構造に頭がくらくらする。講堂に大事な資料を忘れそうになる。ファイル表紙にほこりがかぶっている貧相な書類だが、代わりのない、知る人にとっては貴重な資料なのだ。 複写機はまだ見つからない。 寺に面した通りに出る。隣がお寺だなんて知らなかった。よじ登って塀越しに覗くと、山伏のような僧に気づかれてこちらに出てきてののしられる。
2002年08月21日(水) |
夢記録:プラネタリウム解説 |
【夢の内容】 以前の仕事場であるプラネタリウムに助っ人解説員としてコンソールに入る。投影時間まで間がないので日周運動と星座の見え方確認しかできなかった。日の出日の入りはオート運転になっているからその間に話す惑星も年鑑で確認しておこう。この仕事を離れてから夜空を見あげる機会もあまりなかった。 控え室に戻って解説内容をメモ書きで復習しようか。秋の星座だからペガスス座の四辺形から入って、エチオピア王家の話に続けて、冬の星座のさわりくらいは話せるか。
【夢の内容】 明日から旅行なので、支度をしている。1泊の短い旅行なのでたいして荷物はいらない。いちおう衣類は3セット用意する。仕事帰りによるので、おおきめのサブバッグを取り出す。
【夢の内容】 1)アイスクリームを買って入れようとする冷凍庫。買い置きのがいつのまにかなくなっていたので、前に買っておいたのよりは小型のアソートを買ってきて入れようとしたら、扉を開けたままでがつがつと無断で食っている大柄の男性を発見した。
【夢の内容】 1)広い庭園の中を歩いている。昇り階段は、きょうはもうずいぶん歩いているので疲れていて足を上げるのさえおっくうで手すりにすがるようにして昇る。球技場を見下ろす草原で少し休む。競技中のある女の子がズルをしたので、ギャラリーがブーイングしたら起こって上まで追いかけてきた。警備員も来たがその子の「さかうらみ」がきっかけだと複数人が証言している。 また長い経路を歩いて帰る。帰途の電車も3回乗り換えないといけない。自宅につくまでの長い道のりを思う。
2)友人の経営するバーで、オーナー兼バーテンダーの友人と、ずっと離れてくらしていた高校卒業間近の妹と話している昼間。私が妹をひきとって同居する件で友人と言い争いが続いていて私は彼と賭けをしていたらしい。 彼は新しいカクテルを、緑・黄・青の3色分、3種類作っていてそれぞれを我々の目の前に置いている。妹には青、私には緑、そして自分には黄色の3種がある。抹茶色のカクテルをかわるがわる私は味見する。 「正直こんな色が出せるとは思わなかったよ。これなら十分商品になるじゃないか。味もさわやかだし、よく見ると比重違いで層もできてる」 そして私は、彼がかけた謎の答を彼につきつけた。 「俺の答えはこれだ」 「…これは…パンツじゃないか」 「そうだ。子どもの頃と違って働いているから自分のぱんつは自分で買える。この子(妹)もバイトしてるから自分でも買えるかもしれないが、俺は兄として自分のぱんつは自分で面倒をみる。これが最低限、同居の条件じゃないかと俺は俺なりに考えた。で、お前はまだ俺に反対するか」
3)教育実習ででかけた先で、指導教官になってくれた30代半ばの教諭が、学校カウンセリングシステムの不備を訴えるデモにつきあわされる。相談事のある生徒がつかうプラスチックの丸いトークンは、封もきらずほこりをかぶったままのものもあるそうだ。彼が一生懸命説明しているのに、近くで大声で雑談している集団もある。途中で誰かが大声で泣き出す。
【思うこと】 2)の夢を最後まで見たかったが、「ぱんつ」の答えがあまりに突拍子もなくて目覚めてしまった。残念。
千年に一度開く伝説の門 長い旅の終わりにやっとたどり着いた 伴はすべて失い たった一人 一度越えれば二度と戻ることはできない
通りすぎた町はやがて戦火が襲う 只人の自分は止めることができなかった 世界が滅びる前に命を繋ぐ 時空を超えて見えない翼で風を切る
階段の上で最後に振りかえる 意識は既に半ばこの身を離れ この世界の記憶も幻のように 門をくぐるとともにかき消されてしまうだろう
この門に近づくことを許された我は 人であることを許されない人だ 伴った友 失った身内への想いも 今はもうどうしても思い出せない
2002年08月06日(火) |
夢記録:ケータリング |
【夢の内容】 ケータリングサービス業の一員としてホームパーティに出張している。客の一人、ある男性が、外国から来ている警備員の若者に絡み始めた。彼の容姿を貶めたうえに「まともな女性には相手にしてもらえないだろう」ときめつけている。その場には彼の本国から、恋人も来ていたので二人とも泣きながら憤慨する。私の仲間の若い女性が、焼きあがったばかりのパンケーキを皿に載せて二人に渡そうとする。最初は受け取らなかったが、小さく切り分けて渡すと受け取って笑顔が戻る。
2002年08月05日(月) |
ただ、耳を傾けるだけ |
ロバ耳とそのルール 誕生は1997年7月だそうだ。 誰かに聴いてもらうだけで、圧力釜の蒸気が抜けて気持ちが楽になることもある。相手は自分をよく知っている人でない方がいい場合もある。親しい友人として自分にも関わってくるような状況を相談されたら、巻き込まれないために助言したり手出ししたくなったりするかもしれない。でもそれはいらないのであれば。 悩み相談に相談する人の中には言ってもらいたいことが決まっていてそれ以外は受け入れるつもりがない人もいる。人間は嘘をつく、「こうすればいいよ」と自分なりに答えを出すための材料を過不足なく呈示して相談しに来る人ばかりではない。
最初から「返事は出しませんよ」ということであれば、相談サイトとはまた別の需要と役立ち方もある。返事を書かなくていいので相談サイトよりもたくさんのお客さんに対応できる。 私自身がロバ耳を開くかどうかは別として興味深く読んだ。
【夢の内容】 1)新幹線に乗って旅行をしている。車内サービスの飲み物を我々のパーティーだけもらえなかった。乗ったのが終点近くなので残っていなかったらしい。 到着後のまばらな車内。降りて駅構内を移動する長いエスカレーターと幅の広い階段。
2)窓の外を見たら天の川の星が流れ出していた。天の赤道領域がほぼ水平に、南北回帰線あたりはそれと逆方向に。肉眼でも流れるのがわかるとははじめて観察した。 しばらくしてまた見ると窓の正面に赤いすばる星が見えていて、私が気がつくと今度は垂直に昇って冬の星座が見えてくる。赤や青や緑の星の色がはっきりわかる。 まばたきをすると涙がたまったのかそれとも眼精疲労なのか、しばらく視界がベージュ色のもやで何も見えなくなる。星さえも見られなくなったら大変だ。明日は何もしないで眼をやすませようと思う。
【思うこと】 花火大会の花火を見た。夢の星は、花火の点状の光が、広がって消えるまでの色の変化と形に似ている。
2002年08月02日(金) |
夢記録:石畳のステージ |
【夢の内容】 ホテルを離れて夜の街を歩いている。自分の他に人影はまったくない。どこからかかすかな音色が流れてきて、「りろりろ」というその響きに気持ちが浮かれて踊りたくなる。敷き詰められた幾何学模様のタイルはステップのアタリをつけるのにちょうど良い。着替えるまでもなくバレエレッスンに使っているレオタードとトゥシューズ姿になっている。大通り沿いのビルの大きなガラスが、レッスン室の鏡の代用になるなとちらっと思った記憶があるが、そうするまでもない、何台ものヴィデオカメラでモニターしているかのように、さまざまな角度からみた自分の姿が脳裏に映っている。 舞台ではレッスンより上手く踊れることがあるが、今の踊りやすさは、ステージの緊張感とは違う。どこからか見られている、それも、意地悪な眼ではなく包み込むような、好意的な親密感ある視線だ。 にごりのない女性の声がはなしかけてきた。姿は見えないが表情だけはわかる。「とっても踊りやすかったです」と、我ながら子どもっぽい口調で、この場の雰囲気の礼を言う。彼女の表情が何かを懸念するように曇った。ここが踊りやすいなら「向こう」では大変だろうと言う。あと何か言われる。「パピヨン」とかいう語が含まれていたことは記憶しているが、残りは忘れてしまった。
余所に、staticなhtmlファイルだけで構成されたサイトを持ってるけど楽だ。さすがに連絡先は置いてあるけどメールはめったにこないし。更新のモチヴェーションを維持するには解析つけとくだけで十分なんだよね。
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