「暗幕」日記
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【夢の内容】 1)リヤカーを起こしたら中に猫が二匹いた。大きさは同じくらいの親子の猫だと母は言う。子猫のほうも毛が生えそろっていて、自力で移動できる。横長楕円の顔に正三角形(正面から見ると)の小さな耳のついた、よく似た二匹である。 親らしき方が大事に抱えているのを取り上げてみれば、金髪をした、大きさは子猫ほどのヒト型の「人形」である。世話をしなければいけないのはもう片方ではないか。あわてて家の中に親子ともどもひきとる用意をする。 畳の広い部屋に紙を敷いて、砂糖とミルクを皿に出したものを並べる。
2)親族が経営している旅館の別館で法事をする。最近、その旅館の家族用棟に私は引っ越してきた。夜帰ってきたらすぐ寝めるよう布団を敷いてから、黒い礼服に着替えるためにクローゼットを開く。
【今思うこと】 1)子猫は生後2か月くらいに見える。
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【夢の内容】 夕方、自転車に乗って隣町まで走る。畑の間の山道を抜けると町境の小高い丘を通る道があり、その手前の丸木でできたベンチにクラスメートが三人集まって話をしている。 私は枕とクッションをかかえて自転車で坂を走り下りる。
修学旅行の最終日の晩、買い物にでていた人たちが流行のコスメを安く売っていたと情報交換している。家の近所でも同じ値段で売っていて買おうか迷っていたチューブ状のゲルだった。同名の別の商品もでてきてどちらが効果のあるコスメかわからない。
【今思うこと】 「橋」「町境」と、寝具である「枕」の結合はやばい感じがする。昨夜も結局就寝が26時すぎになってしまったので。
売買春は存在させない方が良い性行為に応じることを代償に金品を受け取る行為を売春といい、金品を支払う代わりにセックスあるいはそれに準ずる行為を他者に許容させることを買春という。今の社会は売買春を存在させておくには適当でないと私は思う。
需要があるから供給もある。それは否定しない。だが、おおむね買うのは男性で、売るのは女性になる。男女の賃金格差・社会的階級差を無視してはならない。「売りたい女性の自由意志は否定しない」という男性は、売れるならば自分も売春をするだろうか。いや、するまい(彼は無意識のうちに、自分が他者の性的対象でしかない存在になる可能性を除外している)。「自由意志による売春」を容認する人は実際は「買春の自由」を保留したいだけではないのか。(つまり「金を出せば買うことのできる自由」だ。)
売春をする者は、金品に換えるべきでないものを売り渡している。たとえば、身の安全。精神的安定感(密室で無防備な裸をさらすほぼ見ず知らずの相手が、自分を死傷させない保障はない)。子どもを持つ時期を選ぶという意味での人生設計の自由。そして、親密さを示す時と相手を選択する自由。
「まちがって、売春婦でない女性を売春婦扱いする」ことだけが問題だとする人は以下の点で間違っている。女性を「買ってもよい」人とそうでない人に二分し、前者の人権を制限しても良いと暗黙に認めている点で。 「自分の勝手だから好きにしてよい」と主張する売春者に対しても同じ論法で反論する。あなたが売春者として扱われるそのやり方で、あなたと同じ属性(性・年齢・国籍・身体特徴など)を持つすべての人が扱われる可能性があるのだと。
あなたが性を売って安全に生計を立てられるほど社会は成熟していない。 あなたをみすみす危険にさらしてはおけない。 だから私は売買春に反対する。
2002年06月27日(木) |
夢記録:ハガキの不備 |
【夢の内容】 ネットで世話になった方に、ハガキで挨拶状を書いている。住所は公開されている人なので問題ない。年賀ハガキで一枚、普通ハガキで一枚(普通ハガキで書いているほうは事務的用件も含んでいて、年賀ハガキだと到着が数ヶ月先になってしまうので) 筆ペンで書いた字は我ながら筆理が整って良い字が書けたと思う。普通ハガキの裏(宛名を書くほう)を見たら切手欄がない。切手を貼り忘れないように気をつけようと思いながら大きくリターンアドレスを書く。一字めと二字めが広くあきすぎた。
2002年06月26日(水) |
夢記録:ステージで歌う |
【夢の内容】 学校単位で訪れた小ホールでミニコンサートを見ている。指名された二人の男子生徒が客席最前列で、学生服の上に真っ赤な衣装を羽織りながらアリアを歌い始めた。伴奏はステージのピアノで、私は彼らのすぐそばの二列目にいる。服を着替えるのでなく学ランの上に上下学生服のような衣装を着たので、その衣装はかなり大ぶりに作ってあるのだと思う。 次に二人ほど指名されてそれぞれ歌曲を歌ったあと私の番がきた。場面はいつの間にか学校の音楽室になっている。ピアノは私が個人レッスンを受けている先生で、教科書に載っている歌曲から私がさらったことのある一曲を指定して飛び入りで歌うことになった。歌い終えてその曲は現代風で俗っぽい。リズムも音の高低も単調で自分としてはやっとのことで終わりまでたどりついた感があった。私の持ち歌は先に別の生徒によって歌われてしまったので仕方ないが、もうちょっと歌の仕上がり状況や声質に合わせて選曲してくれたらよかったのにと思う。
【夢の内容】 包装紙の外された大きな箱は自宅に届いた贈り物で、私がもらって良いという。底面が正方形をしたその箱の上ぶたを外すと、半完成品の人形の頭部が入っていた。最近人気の、好きなようにカスタマイズできる大型の人形だ。頭髪もなく眉毛と眼は型でアタリがつけてあるだけで自分で描かないといけない。絵の具も筆もかつらも入ってない。片めがねのようなとがったテンプレートがついていて当てると眼は完成イメージがわかる。首だけでは仕方ないが、全身は、立ったままのタイプが8万8千円、膝に関節が入っていて座れるタイプは10万を越えると同梱のカタログにはある。
私は花がきらいだ。 特に「花いっぱい」というのがきらいだ。 大きな花びんからあふれるように投げ込まれた大輪の花、 緑の斜面を飾るように咲き誇る一面の花がとくに大きらいだ。
これだけ花がどこにでもあるということは 私のようなのは少数派らしい 好意のつもりで花をくれたらしい 私はそれから、花はきらいなのだと公言するようになった。
・・・
うるさい、いい夢をみていたのに。 怒鳴りつけた、美しい夢はすでに消えて闇ばかりが残った いま見ていたのは花畑だったような気がする おだやかで平和なユートピアが具現化されたような そうか、花とは本来そうしたものだったのかもしれない
回復したあとで聞いた そのとき私は生命の危険があったのだという 数少ない友達が半ば覚悟しながら 嗚咽まじりに呼んだ声が幻の花を 私から遠ざけた らしい。
忘れていた 最初の花の記憶は 祭壇の白い菊と百合だった 美しい人は美しい花に囲まれて 生命なき彫像となって眠っていた
花の記憶には 死の匂いがする 私の直観は花と死の恐怖を結びつけて 魂に刻んだのだ
花はきらいだ 私に仕掛けられた時限装置を おりにふれ思い出させるからだ そしてその通り 私に残された時間は短い
憂鬱な昨日に猫キック 不安な明日に猫パンチより引用。
私の夢には、色はもちろん匂いも味もついている。それがわかるのは、「何か色 鮮やかで珍しい食べ物を試しに食べる夢」を見る事が多いから。 うらやましいなあ…。私は比較的、食べるものに執着がないということなのかもしれない。
2002年06月22日(土) |
夢記録:観光川くだり |
【夢の内容】 1)勤務先の催しで、屋形船を出して川くだりをさせる。出発地点で担当者が戻ってくるのを待っている。この催しは私が学生の頃から続いている、ということはすでに15年を数えるのか。
2)大学の研究室でコピーを頼まれた。夏休みの実習の案内だ。関係者として、私もお世話になっている別大学の先生が記載されている。そのことを言ったら、私にはそちらからも案内が行くだろうけれどもう一枚余分にコピーしてもっていっても良いと言ってもらえた。日程を見ると17日から19日で、アルバイトの入っている曜日をはさむので全日程は参加できない。
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私は問われるだけだ その答えを私は持たない
そのことを 切り出して 縁取って 見えるように 探している 言葉を 探している
細く頼りない 蜘蛛の糸のようなそれを ようやっとまとめて 宙に放れば
目の端にさえ止まらずに 払いのけられた それが 私に起こったことの すべてだ
自分で問うたことを忘れている それが 私の精一杯の答えだと 気づかない
そして私は突き放される 誰かに どうしても 言ってみたかった そのこと
【夢の内容】 1)バス待ちのベンチで、筆箱を持ち上げたらふたの留め金が外れていて中身をばら撒いてしまった。3段のケースでつけペン、鉛筆、紺色の色鉛筆がそれぞれの段を埋めていた。それを見て中学生男子が話しかけてきた。 なるほど、シャーペン世代の彼にはどれも珍しいに違いない。その会話をきっかけになぜかお宅に呼ばれて彼の家庭教師をすることになる。
レースのテーブルクロスがかかったリビング。本日の勉強を終えて帰り支度をしている。私の友人のKは有名な芸能人でもあるが、母親は私の友人の学生としてのみ認識しているらしく「今度Kさんにも連絡しないと…」と言う。実際には私はKの自宅も知っているし普通に電話連絡もできる間柄でもあるのだが、「私の身元保証ならそれはやめてくれ。代わりにゼミの先生など、保証してくれそうな方を紹介するから」と言ってやめてもらう。
2)汗をかいたので着替えるために自宅に戻った。着ていたTシャツの首のところに血のシミがついている。洗濯前の汚れ物もすべて同じところに血がついているのにはじめて気づく。その場でバケツに水をためてつまみ洗いをする。ついてからあまり時間が経っていないらしく徐々に落ちてきた。
【思うこと】 2)首についているであろう傷の手当てはしなくて良いのだろうか。 古い血の方が、それまで着ていた服についた新しい血よりもきれいに落ちたのは変だ。
2002年06月19日(水) |
夢記録・被虐待児童と子供の楽園(閲覧前警告あり) |
※このログは2002年6月18日朝に私が見た夢を記録したものです。 一貫するひと続きの夢ですが便宜上、シーンごとにナンバリングしています。 とんでもない内容ですので、自己責任で閲覧ください。 なお、この夢に関するご質問には勝手ながら返答いたしません。
【夢の内容】 1)通学のために一人で住んでいるアパートに戻る。最寄駅からバスで40分。古代の都復元図を俯瞰したような、ただっ広く人気のない、緑の木々ばかり目立つ平原。行くのは久しぶり(長期休暇のあとか?)なので、道をど忘れしていないか少し不安になっている。
2)大通りの歩道を歩いていると自転車に乗った、小学校時代の同性の友人3人に追い越される。「帰ってきたんだね」と声をかけられる。「うん。遊びにおいでよ。今晩はひとりだから泊まって行ってもいいよ(その日は土曜日だった)」と答えた直後、そしたら晩御飯は豪華に作らないといけないなーと思う。一人だから簡単に済ますつもりでいたので。「うん、あとで行くよ。野菜とか、食べるものも買って行くね」と言われる。こちらの食生活を言うまでもなくわかってくれていて嬉しい。
3)友達も既に来ている、新築の家の台所。隣に父が立っているのに急に気づく。台所は狭いので友達にも来ないよう言っていたし、父にもどいてくれるよう言うがどかない。父とは身長差も体格差もあり、狭い隅の逃げ道をふさがれた格好になっている。いつ来たのだろう。「ひとりだから」とさっき友達に言ったのをどこかで聞かれていたのだろうか。 友達はトイレか、それとも別の部屋を見にいっているのだろうか。リビングには姿が見えない。
4)「お前もいやじゃなかったんだろう」父が言っていることがわからない。いや、意味はわかるが状況と内容が合っていない。父の書棚にあった小説ではこういうことを言われてるときは何かされてるか触られてるのだと思うが触覚がなくて理解できない。「そんな格好で俺の目の前にいるお前がわるいんだ」その言葉でスイッチが入ったように、TV画面のスーパーインポーズみたいに父視点の、Tシャツとショートパンツを着ている私の全身像が映し出される。第二次性徴とボリュームが3割増しされた姿だが自分そのものだと私は思っている。「なあ、嫌じゃないよな?」たしか前に父には嫌だとはっきり言ったはずだが、…言ったと思うが、…そう言ったのは心の中だけで本当は言ってなかったのだろうか。あんまり、嫌でもないような気がしてきた…。
5)父はもう私には会えない。 児童福祉法がらみだということで、私は誰にも何もきかれなかった。父の告発には、友達の証言で十分だったらしい。ということは私と同じ年の友達が、私の代わりにいろいろ訊かれたのだろうか。自分は傷ついても、私を守ろうと同じ子どもなのにがんばってくれたのだろうか。 それともそうではなく、私が誰かに何かを話したのを私はすっかり忘れてしまっただけなのだろうか。 友達が証言してくれて、それが十分な理由になったということであれば、やはりあのとき、私は何かされていたのだろうか。身内の恥ずかしいことを知られてしまったということなのだろうか。父に恥ずかしい格好にさせられてしまっていたのを友達に見られたということなのだろうか。もしそうであれば、私はすごく恥ずかしいはずなのに、恥ずかしい気持ちがまったく湧いてこない。 今考えなければいけないのはこんなばかみたいなことじゃなく、もっと大事なことが他にあるはずなのに考えられない。 明日、私を知る人が誰もいないところへ行く。
6)友達が来るので八百屋に寄ってから帰る夕暮れ。 ニンジンとトマトを籠にいれ、スライスしたたまねぎもと思ったら廃棄されて、別のたまねぎを新たに店の人が切っているところだった。
7)神社の森のような、大きな木が繁る公園は、オープンカフェになっていた。顔だちで外国人とわかる子どもが大人と一緒にそれぞれ、大きな切り株をテーブルにした席で食事をしている。木に成っている短い紡錘型の実をしぼって白い液を器に満たしている男の子がいる。あれはバナナの木で、実も好きに取って良いらしい。半分に切ったバナナの皮をまとめてさかさまに下げた、オーキッドピンクの、赤い斑入りの花*1がバナナの花なのか。 おいしそうで飲みたくなって、一回り見まわしてみたが手の届きそうなところに実がなっている木はない。空いているテーブルもない。バナナの液はあきらめて、テイクアウトでも、歩きながらでも食べられそうなソフトクリームを買って帰ろうと思う。
8)家に妹とともにきている妹婿が、持参のノートパソコンを電話のコネクタにつないでいる。私は自分の家にいるのに、パソコンが解体されてしまったので誰にも(回線を通じて)助けを求められない。
9)場面は6)7)と同じ。幼い子を二人つれた妹とともに歩いている。野菜を見ていると妹が「◎◎ちゃん(私の呼び名)、△△(上の子の名)の手をつないでいて!」と言う。妹は下の子の手をつかまえている。遠くに△△が一人でいるのが見える。 妹の子は二人ともまだ幼児だったはずだが、下が幼稚園、上が10歳くらいに見える。追いついて手を握るとおとなしく手を繋がれて歩いている。タイミングが悪くて△△の左手の親指を除く四本の指をこちらが握りこむ格好になった。
10)八百屋のレジの隣で、木箱を机にしていたボランティアの人が、店じまい近いのでたくさんの郵便処理をしている。子どものために活動しているある非営利団体なのだと言う。「ここから15万人でていったので、その子たちに手紙を書いているのです」数字が大きすぎる。急に不安になる。ここは、どういうところなのだろう。
【補足】 *1 図鑑で見たジギタリスの花。サイズは著しく異なるが。
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見つめる日々(6月17日) 五木寛之の短編にこういうのがあった。インパクトのある絵を描く若い女性の画家が、才能を見出されて経済的にも潤うのと反比例して、描く絵の力が失われて行く。少なくともそう認識した彼女の関係者は自ら彼女を不幸に陥れるようにして、生産される芸術の質を一定に保とうとする。
他人事(ひとごと)なら何とでも言える。追いつめられた者の発する言葉は、言葉にならない気持ちのはけ口は、奔流となって世界を駆け巡るエネルギーを伴うものかもしれない。だが。副産物をただ享受したいがために、誰かを不幸なままに留めておこうとするのは人でなしだ。
私は信じない。創造は欠落からまた不幸のみから生まれるのだとは。飢えている者の作る作品のみが持ちうる鋭さなど私は志向しない。
たとえ今は持っていなくても。ただの一度も身が触れた記憶がなくても。 さまざまにあるというあの幸福というものの空気を想像しつかの間でも浸ることのできる、そんな作品を世に送り出したいものだ。
2002年06月17日(月) |
もはやゲームじゃない |
とあるマイナーなゲームを持っていて、最近引っ張り出してやり直している。マイナーすぎてアンチョコも何も無い。どのような仕組みになっているのか情報がほとんどないので、操作ひとつひとつを記録し発生したイベントとその結果から製作者の意図を推測する日が続いている。 セーブデータのフォーマットがわかったので、それでもずっと楽にはなったが。私は諦めが悪いし、ある意味よくできているゲームではあるのでやる気が満ちるのを待ってはこんなことを続けている。でも、もはやこれはプレイ(遊び)ではない。思考実験のようだ。
2002年06月16日(日) |
夢記録:能面/背骨につきささる音 |
【夢の内容】 質屋の事務員をしている。珍しいものを持ち込んできたお客さんがいた。能面ばかり4面。私は鑑定などできないが、箱をすべて開けさせてもらう。ひとつの表書きには「百万」と、面の種類ではなく能の演目が書かれていた。面は古びてもいないが、新しすぎる感じもしない。怨念のこもっていない、どちらかというとこだわりのない好ましい顔の面ばかりのようだ。 質屋に預かって俗世の塵をつけてしまうにはもったいないと思ったが口に出せるものではない。
背骨につきささる音<アクセントで体調が狂った日>自由塾日誌22(6月15日) あり得ます。体調が悪いと、音が背骨に突き刺さるように感じるので、音楽をきくのも辛くなります。家ではCDもかけずTVも見なければ良いのですが、外出時のBGMや各種放送や拡声器の演説は普段以上に緊張させられます。自分の波長に合わないアクセントを長時間きかされることで体調が悪化するのもさもあらんと思います。
眠っている間に見ているほうの夢について。番外で。
BBSへのかずまさんの書き込み
色つきの夢をみるという人は、 話には聞いたことがあるのですが、現実にそういう人に出会ったのは 初めてなので には、私の方もびっくりしました。「色が特に記憶に残らない」だけで、誰でも見ているものとばかり…。 (余談ですが、入眠幻覚+幽体離脱と思われる状況で、色味のまったくない、白黒TVのような空間を体験したことがあります。)夢をみているときに、これは夢だとわかっている場合もあれば、現実だと思い込んで理性的に行動しようとしている場合もありますが、少なくとも起きてから記憶している範囲においては、色は目覚めているときと同じように見えています。
それから、痛みも普通にあります。音は、寝ているそばでしているものが夢に介入して歪曲されて表現される場合が多いですが、痛覚に関しては夢の中で蜂に刺されたり頭痛に苦しんでいたものが、目覚めるとなんともないという例もありましたので、一概に現実が単純に反映されたものだとは言えないように思っています。(もちろん、頬を抓って痛いので夢ではない!という、定式化された識別法は私は使えません。)
タイトルに五感と書きましたが嗅覚と味覚は、私もあまり印象に残る夢がありません。夢でおいしそうな食べ物を見ても、味わう前に夢から覚めてしまうことも(残念ながら)多いせいもあります。
[カウンターメモ:14:00 9766]このところいい感じだ。
追記:Silver Pecoから。発掘・あるある大辞典 第196回『夢』。
期間限定で出ていたチョコエッグクラシックをいくつか(一桁)買いだめしてあった。最後の一つを開けたら欲しかったシマフクロウだった。ちょっとだけ、ホクホク気分。
いやなものを見た。他人の論述に異議を唱えるならせめて根拠をあげて書いてほしいものだ。ぼんやりと不愉快にさせられるあの個人的意見なる逃げを打ちながら。商業誌に寄稿している時点でそのやり口は通らない。
書店で売られている活字本にもこういうのがあるのだから、タダで提供されているテキストサイトの書き手に、「モノを書いて発表する責任」を期待しても無駄だよなあ…
[カウンターメモ:10:50 9705]
2002年06月11日(火) |
夢記録:深夜の不審者 |
【夢の内容】 夜遅くなって大通りの緑地帯の側を通る。ピストルと抜き身の日本刀を下げた、あからさまに怪しい男がうろうろしている。通りかかる私に銃口を向けたのを見れば銃身の短い小型のピストルだ。色が赤茶けていたのでモデルガンか、プラモデルかもしれないがいずれにせよ向けられたほうは見分けがつかない。 絡まれるのも嫌なので路地に、刺激しないよう走り出さず早足で逃げ込む。魚屋が店しまいするところだった。その先は真っ暗で、一層ぶっそうに見える。魚屋夫婦が警察を呼んでくれて不審な男は連行されていった。現代日本ではすでに銃刀法違反だと思う。
【思うこと】 わかりやすい夢だ。(私の現実生活を知っている人にとっては)
模倣犯を見てきた。
宮部みゆきの原作(模倣犯〈上〉 模倣犯〈下〉)はずいぶん前に読んでいた。未読では正直、筋について行けなかっただろうと思う。唐突に切り替わるシーンには説明もなく、しばらく眺めていて初めてどういう場面なのか思い当たる始末だ。 原作にはない(監督の冒険である)ラストシーンはそれほど感動しなかった。犯人を追い込んだ公開裁判で山崎努が、中居正広の真犯人に言う言葉がよかった。ジャーナリスト役の木村佳乃は線が細すぎて合わないと思う。このシーンでブラフであることが観客全員にわかるほど動揺していては、真犯人の言質「ボクのオリジナルです」が成り立つまい。 中居正広が犯人役を演ずるということは封切り前から知られていた。「ピース」が誰なのかは半ばまでミスリーディングの森の中に隠されていた。原作のその仕掛けを生かすために、途中でいなくなるピースの相棒に、中居と顔の造作や表情の似た人がキャスティングされている。 チョイ役で爆笑問題の二人が登場したのを見て、なまじ顔の知られているタレントさんは中途半端な役では起用しにくいのだろうと感じた。今回のように一度しか登場しないチョイ役か、筋の上でも重要な役割を果たす役のどちらかしかありえない。
【夢の内容】 きょうは年度始めの最初の登校日だ。3年B組になるのを廊下の掲示で確認した。音楽室で待っていても先生の他誰も来ない。休み時間に教室に行ってみたら既に自分を除く全員が集まっていて、席も決まってしまったらしい。前のクラスの友達に聞いて、すぐ戻ると言い置いて、音楽室に荷物を取りに戻る。ノートパソコンを大きな機械に接続していたので外してカバンに収める作業に手間取っている。 段差に変わった装置が新設されている。上のポイントに乗ると滑り台になり、下のポイントからはエスカレーターになっているらしい。意外に安定感がある。バリアフリー対応の新校舎だからだろうか。 昇降口は前のままで、置いてあった体育館シューズも以前のクラスの箱にそのまま残っていた。
textmaniaの更新情報取得元が、テキスト庵に変わった模様。
2002年06月08日(土) |
夢記録:まんが書き体験 |
【夢の内容】 単行本でコミックを見ている。雑誌掲載時は単色刷りだったはずだが、これは青の線で橙の色がついている。つまり、書き手は線画の原稿を書き下ろした上にトーンも貼るという手間もかけている。 知らない人には落書きに見えるタッチの作家さんだが、走り書きではできない。
ペン入れした画面に水彩で着色(といってもベタ塗りだが)をしようとしている。ブルーブラックのインクは乾いてから水彩をかけたはずだが、筆の水分で溶け出して黄色の面に青い筋が混ざる。 一度筆も水入れも洗ってこなければ。そして絵も下書きからやり直しだ。
2002年06月07日(金) |
存在しないもう一人の子どもと、その母親のための書簡 |
2002年7月2日追記:この日の日記はここに移動しました。
2002年06月06日(木) |
夢記録:文房具箱とペーパーバック |
【夢の内容】 次の時限は試験なので所定の教室に行って座っていないといけないというのに、ペンケースと、文房具をまとめた菓子缶を相手にもたもたしている。ちびた鉛筆と小さく堅くなった消しゴムが目立つ。短いのから、小さいのから使い切ってしまわなければ。 ぎりぎりですべりこんだ席は、答案用紙を配布している教師がちょうど通り過ぎたところだった。遅刻扱いで試験を受けられないか? 二巡目は抜かされずに机に置かれたのを見れば、紺色が基調の表紙の英語ペーパーバックだった。今日は教材配布の日でもあったのか。そのあとも何度も教師が回ってきて机の上が一杯になってしまった。OCR対応の答案用紙らしいものもある。配り終えた教師は今度はなにやら説明をしている。試験ならば今のうちに、忘れないように名前を答案用紙に書いておいた方が良いかな。
[カウンターメモ:17:13 9506]
2002年06月05日(水) |
書き言葉がすべての世界なのだし |
ひるねこ手帳 アスキーのサイトとかで解説しているページをリンクさせちゃえばいいん だろうなぁ。 しかるべき機関が作っている公式解説ページがあればそれを参照してもらうのが一番かと。素人の下手な説明を間違って理解されてその尻が当方に持ち込まれても困る。 悪いがそのやり方では乗れない。私と交流したければ、そのように私に理解できる道を通ってきてくれ。だいたいネットの私は相当腰が軽い。面白そうなコトが書いてあれば頼まれなくたってリンクするさ。
アンテナ捕捉:よんひゃんさんのアンテナ
【夢の内容】 1)団体旅行に来ているリゾートのホテル。朝食の席で隣の円テーブルについた婦人の挙動がおかしい。ふつう食卓ではやらないメイク直しのような作業を延々と続けている。出発時間も近いのに、大丈夫かな。
2)中学校に見学に来ている。ある教室では教師が男子生徒3人を並べた説教をちょうど終えたところだった。サブ黒板には白い紙で連絡事項が掲示されている。チョークで書くのでは生徒が書き換えてしまうので、教師直筆の張り紙に替えたらしい。その紙に白いチョークで追加事項を書き加えている。白い紙に白いチョークでは、寄らないと読めない。もう別の色のチョークは在庫がないのだと言う。 近頃の生徒はこんなものを作るのですといわれて見せられたのは偽札らしい。二枚示されたうち、単色で絵巻物の一部を模写したように見える片方はどう見てもお札には見えない。これが生徒の作品なら大した物だと思う。「これ青焼きじゃないですか」聞きつけた生徒がやってきて青焼きとは何だと私に聞く。別の生徒は(ゼロックス)コピーをすれば簡単なのにどうしてそんな面倒なことをするのかという。彼らはボールペン原紙どころか、鉄筆も見たことのない世代なのだ。ゼロックスは高価なので原版を一部作って量産は青焼きを手作業で1枚1枚複写していたとは、私こそ経験のあることながら、今の生徒には想像もつかないだろうと思う。
【思うこと】2)この学校で起こっているという問題は何か? ごくふつうの、子どもらしい中学生ではないか。
2002年06月03日(月) |
夢記録:みやげ茶菓子 |
【夢の内容】 帰省していた職場のアルバイトが、みやげだと言ってせんべいの詰め合わせをくれる。箱入りでなく、袋入りの大袋を4種類スーパーの袋に入れて渡してくれた。 同居人の好物なのは有難いが外は大雨、電車通勤の私は混雑した電車でつぶしてしまわないかと心配になる。 3時のお茶に提供してかさを減らそうかと、お茶当番の女子職員にもちかけたが、すでにもらいもののあられ・せんべいものは飽和状態なのであまり歓迎しない風。却って当のバイトについて「あの子ちょっと気がきかないんですよね…」と言葉を濁して訴えられてしまう。
今週忙しかったので夜あまり眠れなくて咽喉炎症を起こしかけ、きょうは一切仕事しないぞ、とぼんやりもできなくて横になったら4時間も寝てしまった。 今週末は体調調整でつぶれそうだ。
[カウンターメモ 11:46 9400]
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