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「暗幕」日記

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2002年05月30日(木) 突然の閉鎖にまた遭遇して

ある、有用なwebサイトさんが突然閉鎖されたことを昨夜知った。

役に立つ情報をまとめて掲載してくれている個人サイトで、日に何度も更新されていることもあり、管理者の方のご負担を心配していた。サイト名を挙げればご存知の方も多いだろう、役に立つサイトさんであるが故に紹介されることも多く、有名になるにつれて、サイトの趣旨を理解されない迷惑行動への対策が必要になり、管理人さんご自身への中傷も散見されるようになっていた。

なくなってほしくなかった。
その存在を心強く思い、頼りにしていたことを伝える暇もなかった(今の管理人さんにかける言葉としてそれが適当かどうかは別として)。
「暗幕」とは全く性格の異なるサイトさんのケースではあるが、
半年あまり通って利用させていただいたサイトさんの今回の閉鎖はショックで、
一夜明けた今もまだ、混乱している。

[カウンターメモ 9:55 9300]


2002年05月29日(水) 夢記録:刺繍糸

【夢の内容】
手縫いできんちゃくを作っている。傍らの人に縫い目が粗いと注意された。手元を見ると太い刺繍糸で、並縫いの糸が緩んでわなを出している。縫い縮めると布目が大きく広がってしまう。
新調した布なのに、かわいそうだ。

[カウンターメモ:12:40 9283]


2002年05月28日(火) わかりやすく書く理由

読む人にわかりやすい文章を私が志向する理由はただ一つ。
その文章によって伝えたい内容が読者に的確に理解される効率を良くするためだ。

ぎりぎりまで表現を削ぎ落としたり、古風な言いまわしや一般的でない用語をあえて使うのにも理由はある。文章そのものを読む気のない人、私が書いたテキストを余所でもたらされた先入観と分離して評価できない人にお引取りいただくためだ。

ところで。どうするのが効果的だろうか?
勝ち負けにこだわっている人に、ここには面白いものはないとご理解いただくには?


2002年05月27日(月) 夢記録:濡れ猫

【夢の内容】
夜になっていたので雨雲が近づいているのに気づかなかった。一張羅が濡れるのを初めのうちは気にしていたがそのうちどうでも良くなった。体温を奪う水と俺の体力と、今のところ俺の熱量の方が優勢だろうからだ。
闇の中で視線を感じて俺は動きを止めた。「賢いな」と含み笑いが聞こえた。黙っていると「ガキは帰んな」とまた同じ声がした。敵意は感じられなかった。
「帰れない」
「なんだ、迷子か」
 子ども扱いは不服だったが、結果的にそいつはねぐらと暖かい食べ物をくれた。「猫」というのは、そいつが俺につけた呼び名だ。俺はそいつに名乗らなかったので。

【思うこと】
続きを創作しないといけないような夢だな…。


2002年05月26日(日) 夢記録:大型バス

【夢の内容】
新型のバスに乗っている。職場に戻るため乗り換え駅に行きたいのだが、終点がどこかわからない。
幸い、私の目的地に到着した。しかしその先の交通機関がない。近代的で清潔なバスターミナル。しかし何か異状で、一緒にバスを降りた二人組は英語のビラをかざしてヒッチハイクをしようとしている。私は彼らに近づき、タクシー乗り場を探して同じ目的地に行く人がいたらその人たちとも一緒に行動してはと提案する。ビラに書かれた彼らの目的地は、他にも希望者がいそうだったから。


2002年05月25日(土) 夢記録:ロッカー、背景

【夢の内容】
1)よその学校へ試合にでかけた。朝荷物をロッカーに預けてからの間に業者が掃除に入ったらしく、並んでいた来客用のロッカーを隣の生徒会室のものと間違えてそっくり入れ替えてしまったらしい。ロッカーの鍵はあるが、私のカバンはどこに移動してしまったのかわからない。その鍵には駅のコインロッカーのような識別番号もついていない。

2)文化祭をやっている学校のある教室に入る。喫茶店をやっている窓の外で、はじめに男子生徒が、次に女子生徒が歌う。(女子生徒の曲は"いちご白書をもう一度"だった)よく考えると、窓の外の景色はここから見えるはずのものと違う。生徒に聞いたら、背景用の絵をベニヤに書いて、窓の外から貼り付けてあるのだと言う。その絵を背景にして、校庭ではドラマが演じられていたのだ。
たとえ文化祭会期中の天気が一定であっても、午前中と午後では明るさも太陽の位置も違うのに、実際の景色と間違えるような絵を描くことのできる人材がいたのかと驚く。



2002年05月23日(木) 夢記録:旧システムとロートルSE

【夢の内容】
機械室の扉を開けると埃だらけだ。スーツの上着は既に脱いでいたが、ワイシャツとネクタイにはかかってしまっただろう。接続コードが入り組む密林を進む。退出する前にズボンもはたく必要がありそうだ。機械相手の汚れ仕事ならはじめから作業着ですればと妻は怒るが、その機械は客先に納入されたものなので、人と会わずにすむものでもないのだ。
それでもきょうの出張先は、挨拶して鍵を受け取れば終業まで放っておいてくれる。好意であることはわかっていても定時のお茶に呼ばれて、佳境まっただなかの作業から引き離されるのは本当につらいのだ。(しかも、その分は残業で取り返さないといけない。残業させてくれればよいが、外部の私を置いて職員の方々が帰ってしまうわけにもふつうはいかない)
このシステムはせいぜい組織内ネットレベルで、インターネットを通じて他部署と連携する機能はまだなかったころの代物なのが幸いしたが、その分さきざきで独自のインターフェイスをかませてあって、最初のシステムを知らない者には保守できない。
退職まぢかで仕事があるだけ良いか? いや、若い人にはこんなシステムの相手はさせたくない。納入先が主に役所であったのも不幸だった。ハードが高価だったころの名残で、現場で問題が続出していても稼動するうちは、別のシステムを買ってもらえないのだ。先方の担当者は長くても三年で異動する。私も参加していたシステム開発チームの消息も絶えて久しい今、尻拭いができる人間は国内でも三人しかいない。
さびついたねじをはずして機械を開くと、信じがたい光景が映った。動かない主記憶装置を取り外してみたのは良いが、きちんと復旧せずに戻したので完全に断線している。ため息がもれる。つじつま合わせにサービス残業を続けて過労死した同僚の横顔が浮かぶ。


2002年05月22日(水) 夢日記:特製キーボード/本「パティシエ世界一」

【夢の内容】
懸賞に当たったので、特注のキーボードを作ってもらえることになった。シリカ製の、人間工学を考慮した最新型で、有害な電磁波の影響も軽減する優れものだそうだ。確かに今まで使っていたものより格段に使いやすく疲れにくい。
しかし睡眠不足は如何ともしがたく、しばしぼーっとPCを眺めていると、キーボードからかげろうのようなものが立ち昇って視界がブレた。試しに、キーには触れずに5センチメートルほど離れた空間を広げた手のひらでさっとなでたら暖かかった。電磁波をシャットアウトするどころか、遠赤外線を放射する機能もついていたらしい。

【思うこと】
遠赤外線も電磁波の一種ではないだろうか...。気づけよ自分、夢の中とはいえ。

本:パティシエ世界一―東京自由...光文社新書 44
bk1読了。聞き書き、という体裁なのだろうか、聞き手の発言が一切無いのに段落冒頭に「そうですね」等の合いの手が残っているのは私の趣味ではない。


2002年05月21日(火) 夢記録:板ばりの階段、靴下

【夢の内容】
泊りがけで旅行に来ている。滞在先は大きな呉服店で、泊まらせていただいた建物にも新しい板ばりの廊下と幅の広い階段が続く。
きょう昼すぎに出立予定なので、荷物を皆まとめている。踊り場の一部が汚れているのに気づかずに、白い毛混の靴下が藍の染料で汚れてしまった。


2002年05月20日(月) 夢記録:公開授業

【夢の内容】
中学教師をしている友人から、授業に来て話をしてくれと頼まれる。先日私の書いた記事が雑誌に掲載された。その記事を教材にするのだと言う。
場面変わって、授業が済んでフリートークの時間になっている。友人は私の記事を実際よく読みこんでくれていると思う。
私の職業は中学生の進路指導の何ら参考にならないが、文章を読み、読み取れなかった点は筆者に直接質問できる、というこの機会を生徒たちも楽しんでいるようであった。父親がプログラマーらしい一人の男子生徒はしきりに「オブジェクト志向ですよ時代は」と繰り返す。そのプログラマーの家庭での姿が彷彿されてほほえましく感じる。

【思うこと】
夢にでてきた友人は実際は中学教師ではなく高校教師。教室風景は以前見学した中学校の様子が反映されていると思う。


2002年05月19日(日) 私信:お礼/業務連絡

ローカルルールに従ってリンクしません。思慮深いご紹介ありがとう。
また機会があったら見にきてください。
なるべく長く続けているつもりです。
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メールの返事遅れています。数日メールサーバーに接続できていません。

日記の更新頻度落ちます。時間をかけて書きたいものがあるので。




2002年05月18日(土) 鬱日記について

鬱状態にあると書きながらも、日記更新しているのは最低限度のエネルギーはあるのだろうと思う。電話をしたり郵政省メールを書くのに比べたらはるかに少ない労力でweb日記は書ける。

でもね。読む側としては心配してしまうのだよ。

そのCGIを動かすだけじゃなくて、メールいただいたらお返事もしなくちゃいけないし。このサイトを例にとれば、外から見える労力の5倍くらい手をかけてるし。

負担になって疲れちゃうようなら掲示板とかメールフォーム閉めても良いと思う。
息抜きとかガス抜きになってる側面もあるのだろうから全部やめろとは言えないけどさ。

そこにあれば私は読むよ。
休んでも、やめても私は覚えている。
今忘れられることより、この先何十年も生き続けることを第一に考えて。


2002年05月17日(金) そしてまた息が吸えなくなる

言葉はある 誰かは確かに話している その中には私の話もある

私以外の誰か同士で話が回っている
私のことを私を除いた他人同士で話している
私はここにいるのに まるで見えていないかのように
私が気づきも傷つきもしない人形か何かでもあるかのように

私は固くなる
固くなって 息が十分吸えなくなる
見えない膜 透明だが内側から破れない膜が きっちり
私と彼ら彼女らとを分けている。

あるいは、彼ら彼女らには耳がない
そうでないのならなぜこちらからはきこえて
あちらからは私の声が聞こえないらしいのか

そしてまた息が苦しくなる
はさみを ナイフを 早く!


2002年05月16日(木) 夢記録:フォーマット/振り返ると

【夢の内容】
ブラウザで見たボーダーの模様が気に入った。普通のHTMLファイルの中ほどに、色とりどりの薄い層の雲が重なり合っている。しかし内ピンク色とあと一色が他と調和しないので、そこだけ色を変えて見ようと、保存したファイルをエディタで開いた。

<FONT COLOR="">で囲んでの色指定ではなく、文字で描かれた雲の形そのものをパターン認識して、「この形は○○色」との設定がファイル冒頭に入っていた。新しいフォーマットだ。

エレベーター(5月16日)「どうしても見送らせて」と言われて改札からホームまでついてきたその人は、電車が動き出すや否や踵を返して歩き去ったようです。その姿を電車から私が見るだろうとは予想してなかったんだろうなぁ。


2002年05月15日(水) 夢記録:結婚式/裸の王様に裸を自覚させるには

【夢の内容】きょうは結婚式だが仕事がある。したがって会場は仕事場のあるビル内に決めてもらった。式ぎりぎりの時間まで、同じ建物・同じフロアにある会議室で打ち合わせと手配をして、式開演まぎわにドレス姿ですべりこむ。ヴァージンロードの歩き方は予行練習をしたのにすっかり忘れている。まあいいか。新郎になる相手に腕を預けておけば良さそうだ。出席者は神父のほかに、私の身内が二人。新郎側は誰もいない。

【思うこと】結婚式にしては奇妙だ。招待客がない。まるで学芸会のようだ。あと、ウエディングドレスって、すごく歩きにくい代物じゃなかったっけ?
新郎が身内の一人の若者(既婚者)であるのは、特に彼がどうとか、彼の配偶者に含むところがあるというわけではなく、夢の投影がうまくいっていないというだけのことだろう。

裸の王様に裸を自覚させるには

 私たちの調査から,自己評価の低い人は,攻撃的な反応を起こしにくいという結果が出た。むしろ、自分は他人より優れた存在であると考えている人,特にその信念が肥大したもので現実的な根拠がなかったり,他人から頻繁にそれを確認してもらわなければいけないような人に注意すべきだろう。自惚れが強く,自分が大事な人間は,自分への愛という膨らんだ風船を割った相手に対して,激しい怒りをぶつけるのである。
脳と心のミステリー―心はなぜ病むのか(別冊日経サイエンス 137)所収「自己愛に潜む暴力」より引用


では、攻撃性の高い人はどのように扱うのが良いか。彼または彼女が暴力を奮うのは自己評価が低いせいではなく、むしろ不当に高いせいだとしたら。「自分は特別に扱われるべきである」という信念をつきくずし、周囲に怒りを撒き散らすのをやめさせるためにはどうしたら。


2002年05月14日(火) 夢記録:有刺鉄線の傷

【夢の内容】
1)近所の商店街、うす暗い雑貨やで、弟がブーツを欲しいと言う。私は弟にバイクに乗ってほしくないが、弟は既にアルバイトで得たお金で自分のバイクを買って乗り回している。弟がこれが良いと指差した、私の真正面にある赤茶色のブーツは色合いが下品で私は気に入らない。そうは言わずに、左隅の別のブーツを指して、似た茶色でもあちらの方が、弟が今きているライダースーツの色に近いのではと提案する。

2)TVのバラエティ番組か何か。プールに逆さ向きに被せたガラスビンの中に、肉体派男優が入っている。彼の顔と左手に、有刺鉄線が巻きついたような赤い傷がついている。俳優さんなのに…と思い、これは録画で、つい昨日も傷ひとつない治癒した顔をTVインタヴューで見たのを思い出す。
彼が外に出るには一度深く潜ってビンの縁から外に出たのち浮上すれば良い。私がそう思った通り彼も試みたが、浮力でビンがついてきてうまくいかなかったらしい。次に、わざと水をビンの中に入れて、圧力をビンの中と外で同じにして脱出を試みる。

3)申し込んだ覚えのない通信販売。開いて見るとブランドものの、きんちゃくとハンカチ。化粧品のキャンペーンでくばるようなもので人にあげれば喜ばれるだろう、返品期限は今年の元日で、28000円という代価を振り込まなければならない。請求書を見直したら18000円になっていた。

【思うこと】2)物理法則からすればこの説明はおかしい。3)返品期限もそうだが、請求できる期限も過ぎているので実際には払わなくて良いということを夢で気づかないのが我ながらおかしい。


2002年05月13日(月) 読書感想文の書き方

最初に出発点を決める。読んだ文章のどの部分にくっつけて書くかを決める。あなたが読んだのがあの文でもこの文でもなく、正にその文であることが読んだ人にわからないといけない。一番印象に残った部分をそれにすることが多い。

そしたら、あなたはどう思ったかを書く。かんたん? いいや。

「こう思った」だけではなく、「なぜ」こう思ったのか理由を必ずつけなければならない。「きらいだ」だけだったら書いた人やその文を好きな人は気をわるくするし、「あなたが読まなければ良い」と言われるだけだから。あなたはその人たちに「なるほど」と思わせなければならないのだ。批判するのは結構むずかしい。

ほめるにしても「面白かった」で済むのは幼稚園生までだ。小学生になれば、夏休みの宿題の読書感想文は、400字原稿用紙5枚程度使って書くことを期待される。最初のうちは、一杯書きたいことがある題を選んで、長く書く練習から始めると良いかな。

頭のなかに書きたいことが一杯あったような気がしていたのに、文章にしてみると案外少ない。そして全然材料が十分でなかった。書きたいことの半分くらいしか埋められない。

高校生より大人のほうが、大人でも年をとったほうが、面白い文は書きやすくなる。材料を蓄える暇が一杯あったからだ。けれど今の若い人はどうかな、文章を読んで味わう他にも楽しみごとは一杯ある。

読む力、書いて伝える習慣のない大人がすでにいて、そのままでは困るだろうなと私は余計なお世話だが心配する。


2002年05月12日(日) 行き止まりの点字ブロック

とあるホームにて。
電車は、ドアをどの印に合わせてとまるのだろう。ホームにのぼる階段から続く点字ブロックと、小さな矢印ステッカーは、その両方ともに信じるにはあまりに間隔が狭すぎた。

電車が来た。

電車のドアが合ったのは、点字ブロックが示す先ではなく、目に見える矢印ステッカーにだった。

目の見えない人はそのホームでどうすればよいのだろう。そばに親切な人がいて正しいドアの位置を教えてくれればよいが。それとも、ドア正面に立たれていては、乗り換えにダッシュする乱暴者に突き飛ばされかねないから、という親切なのか。

使いすぎで目が痛い。そういうわけできょうも長文はかけません。まだ、失明するわけには行かない。


2002年05月11日(土) 食べたい

食べないとまともに動けないし仕事にも行けない。
でも食欲がない。そういうとき私はこう考える。
どういったものならノドを通りそうか。

・暖かいものか冷たいものか
・甘いものか塩からいものか
・さらっとしたものか濃厚なものか(密度・脂肪分を言うらしい)

かわかみそうくんという作家の人が病気のとき、奥さんは何とか栄養をとらせようと、コンソメスープをゼリーにして食べさせたそうだ。それも良いな、私の舌に合わせて、誰かに作ってもらえるなら。


2002年05月09日(木) 前触れ

習い性にまで育ってしまった行動を変えるには、相当の理由が必要だ。何かがおかしい。うまくいってない。それは、着てる服が最早自分には合わなくなってしまった知らせかもしれない。

この服は気に入っていた。でも今は小さすぎるか、古くてほころびている。

プロジェクトが終わればチームは解散する。

環境が提示している自分への課題に早く気がついて対応しなければ。嵐が近いのに備えをしない海辺の家はない。

[14:37]8700


2002年05月07日(火) 夢:雨の朝、遅刻決定

【夢の内容】朝から雨。早く起きて身支度して登校しないといけないのに、疲れているのかそれとも睡眠不足のせいか一向に整わない。時計を見たら8時20分で、これからすぐに出ても歩いて40分はかかる学校には完全に遅刻だ。
一張羅の黒い革靴を、日の出ているうちに数分でもと軒下で風を通していた。気を効かせたつもりで母が日のあたる場所に動かしたらしく気がついたときは雨水が当たり放題だった。
きょうだいと一緒に玄関を出る。行く先(学校)はそれぞれ違うので別に並んで歩かなくても良いのだが、どんどん引き離されて行く。というより私の足はさっきから全然進んでいない。強い向かい風の壁でもあるかのように進めないのだ。


2002年05月06日(月) カウンターを外せない

たとえば自分が、出版社で月刊雑誌の広告取りや編集業務を行なっている社員であったり、その雑誌に連載しているライターであったとして。自分が関わっている雑誌の発行部数に興味がないということがあるだろうか。

私は興味がある。そして知りたい。このサイトが、のべ何人に読まれているか。測定できるものならテキストの影響力も。だからカウンターを外せない。

[キリが良いのでカウンターメモ:00:16]8501


2002年05月05日(日) 他の日記に反応する方法(Lycosのアンケートから)

kara-ma-goLycosダイアリーオフィシャルクラブのアンケート
日記にメモやメールをもらったことがありますか? *1は、なるほど他の日記とリンクをはって日記同士でやりとりをしていますか?と対称的な結果が出てますね。前者はもらったり出したりしているが73%なのに対し、後者はコメントをつけたことももらったこともないが64%を占めてます。(2002/05/05 13:38現在)

私もメールよりは、コンテンツからリンクはる方が気楽ですね。メールすると先方も返事は大概メールでしなきゃいけなくなりますし。書く側にすれば、文章量は同じでも、メールは一人一回しか使えないけど、サイトコンテンツだと一度にたくさんの人に読んでもらえるし、次に似た問い合わせがきたらそのURLを示して読んでもらえばよくなりますしね。

*1「メモ」というのは、Lycosメンバーズ同士でメッセージをやりとりできる機能で、メールのようなものです。

ところでくりすさん、ネタ疑惑は晴れましたでしょうか?

[追記:16:18]私信に返事。すみません、あとでメールもといメモ送ります。

[訂正・追記]「ネタ疑惑」というのは、私がくりすさんの日記を誤読していた事実を証明するもので、はずかしいので気がついたとき急いで一旦「疑惑」と直したのですがすでにくりすさんに引用されていたので戻しました。
私が何をどのように誤読したかと申しますと、くりすさんが、ここで、丸山さんについて「女性だと思っていたら実際は男性のネタ日記」と書かれていたのを、私についてだと勘違いしていたのです。間違った理由は、最近私はこの暗幕日記で丸山さんの日記にリンクしましたが、その日記を翌日丸山さんご自身で削除された経緯があったからで、したがってくりすさんの日記女性ではないかと思うようになってみると、からはじまる形式段落を、(主語が省略されている)私の日記に対するものと勘違いしたのです。もちろんリンク先(「こちら」「リンクしたとき」)を参照してさえいれば起こすはずのないミスなんですが、接続状態がよくなかったのもあってその二箇所は参照してませんでした。


2002年05月04日(土) 狼に食べられた怠け者の話

昔子どもだった私が好きだった話を一つ紹介しよう。

森にすむおばあさんに、どうしたらお金もちになれるか聞きに行くよう言われた男がいました。おばあさんは、男の質問をあとまわしにして、男がおばあさんを訪ねる途中で会った三人の願いについて先に答えました

それは男が帰り道で出会うはずの順番でした。
のどがいたくてなにも食べられないさかなのなやみには、こう言いました。"そのさかなののどには、おおきなダイヤモンドがつまっている。ダイヤをとりのぞけば、のどは元どおりになるよ。"

子どもだった私は思いました。いいなあ。おおきなダイヤが自分のものになるんだ。もんだいは、どうやってさかながあんまりいたくないように、のどのダイヤをとりだしてあげるかだ。


みのならないリンゴの木のなやみには、こう言いました。"その木のねっこのそばに、ぎんかが一杯つまったつぼがうまっている。つぼをほりだせば、みがまたなるようになるよ。"

ぼくは思いました。いいなあ。つぼいっぱいのぎんかだって。スコップを持ってこなくちゃ。もんだいは、ぼくがつかれちゃうまえにちゃんとつぼがほりだせるかということと、ぎんかのいっぱいつまったおもいつぼを、ぶじにうちまでもって帰れるかということだ。


いつもはらぺこの、おおかみのなやみには、こう言いました。"おまえさんのめのまえにいる、なまけもののおとこをたべるがよい。"

うん。それをきいたあと、おおかみは次にだれかとおりかかるのを待てばいいんだね。私は間違えていました。


森のおばあさんは、男にはこう言っただけでした。"おまえののぞみはすでにかなっている。"
さかなのいる池に着いた男は、おばあさんに言われたことをそのまま告げただけで池を立ち去りました。さかなは男に何か言っていましたが男はふりかえりませんでした。
りんごの木に会って男は、また、おばあさんに言われたことをそのまま告げて先を急ぎました。りんごの木は男になにか言っていましたが男はふりかえりませんでした。

どうして? さかなをたすけてあげれば大きなダイヤが手に入ったし、りんごの木をたすけてあげればぎんかを持って帰れたのに。私はなまけものではなかったので、なまけもののすることがわかっていませんでした。おおかみのところでも間違えました。なまけものの男の運命はここで決まりました。

おおかみは、おばあさんの言ったことを男にききました。そして、おばあさんの家に行く途中で最初に会ってからそれまでのことを男に話させました。男の話が終わるや否やおおかみは、「なまけもののおとことはおまえだ」と言って男を食べてしまいました。


食べられる前に男は何か言ったでしょうか。言ったとしたら、何を。

男の帰りを待っていたおかみさんは、帰って来ない男を心配していたでしょうか。本当のことを知って、おばあさんを責めたでしょうか。(事実経過については、さかなとりんごの木という証人がいます。)
いいえ、私は言えないと思います。「さかなやりんごの木を助けなければ、おおかみに食べられてしまうよ、となぜ、はっきりあの人に言ってくれなかったんですか」とは。

[カウンターメモ:10:59]8300


2002年05月03日(金)

[カウンターメモ:13:49]8200
やっぱり見間違いじゃない。何が起こってるんだ?


2002年05月02日(木) もうどうフォローしたら良いのかわからない。

…放置していいですか。

自分の行動によって引き起こされた影響が、自分で理解できるようになったらまた来なさい。

[カウンターメモ:21:44]8105


2002年05月01日(水) メモ

・論敵には逃げ道を残しておく、負かすのが目的ではないから。ただし、言葉の通じない相手に対しては、早い時期に徹底的に論破したほうがよいのだろうか。長引かせないためには。

・怒りは不純物を多く含むガソリンに似ている。動力源としてはないよりはまし、しかし精製済のものがあればそれを使うにこしたことはない。

・他人の気持ちを傷つけてまで、アクセス数が増えるのはうれしいのだろうか? うれしいのだろうな、何度も同じことをくりかえしている。


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