ふうこの英国留学日記-その後

2004年08月29日(日) 華氏911

華氏911を観てきた。某シネコンで観たのだが開始の1時間以上前でもうほとんど満席危ういところだった。

さて、この映画に関してはいろいろ批判もあるようだが、私は個人的に強く心を打たれたし、先日電車で私の隣に座っていた「オレー、戦争ーいきたくないけど、行ったらバンバン撃っちゃうかも」と言っていたような10代後半とおぼしき若者たちのような人たちに、ぜひこの映画を観て欲しいと思った。

私はイラク戦争当時イギリスにいて、当時はアメリカ人の友人と親しくしていたので彼らと戦争のことも話した。ヨーロッパに留学するようなタイプのアメリカ人のインテリ学生にブッシュを支持しているような学生はほとんどいないようで、私の友人は、「アメリカ人がブッシュを支持していると思わないでくれ」と言っていた。

でも、この映画で描かれているように私にとってショックだったのは若くして死んでいく米兵たちの年収が二百数十万だという記事を読んだときだった。
ブッシュにとってはゲームだったのかもしれないが、実際の戦争はゲームではない。戦争シュミレーションゲームのように予算をいくら足したから兵が何万増えるというわけにはいかない。
そこには戦争に行く、一人一人個人の人生があり、家族があり、物語がある。
戦争の被害者はいつの世でも社会的弱者だ。それは国や地域を問わない。貧しいアメリカ人の若者は家族を養うため、大学に行くため、資格をとるために軍隊に入り、よその国で一部の金持ちたちの金儲けのために殺戮を行うことを強制される。
そこでは、爆撃する側もされる側からもも多くの死傷者、家族を失う者、家や仕事を失う者、がでる。人生、生活が破壊される。

日本には戦争をしない!という憲法がある。それがどんなにすばらしいものかこの映画を観て実感してほしい。しかし、すでに、自衛隊はイラクへ送られ自衛隊員の妻や母は息子や夫の身を案じて眠れない夜を過ごしたかもしれない。

一部の人間のエゴや権力、金集めにために貧しい多くの人の人生が潰されていくそれが戦争だと思う。敵は外にいるのではない。自国の利益のために他の国々から搾取するという考え方を持つ政府は、自国の国民に対しても同じ考え方であるということを忘れてはいけない。

まず、自分の考えをもち、選挙に行って自分の権利を行使すること。
それがとても大事だと思う。
将来、息子や娘、夫や妻を戦争で失ったり、傷を負ったりしてからでは遅いのだ。



2004年08月07日(土) ブラボー・フレンズ!

ストレスが溜まっていた私は久々に長い付き合いの女友達に連絡し、金曜の夜に会うことになっていた。それを聞きつけた他の友達も合流し、4人で本当に楽しく飲んだ。ありがとう。やっぱり心のオアシスは女友達。
彼女たちと会えるっていうのは、日本に帰ってきて本当に良かったと思える瞬間。

みんなに聞かれたのは誕生日のプロポーズの話。
ここに書いてなかったけど、しましたよ返事。指輪ももらったし。

彼「結婚して!」
私「うん」

以上で終わりのあっけないプロポーズ。
行きつけの小料理屋Kでは、すでに「ふうさんの婚約者の○○さん」と他の客に紹介されていた彼だが、この短い会話でそれが現実となりました。

昨日はいい感じに酔っ払ってなぜだか英語交じり会話。
友人Y:酔っ払っちゃったー
友人M:Yes, We Know
友人Y:I.. I am .. 総理大臣 yeah!

なんてアホな会話をしてました。


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