ふうこの英国留学日記-その後

2004年07月27日(火) 夏バテとGet Real

休みをとって4日間の北海道旅行から帰ってきたら東京は観測史上最高の39.5度。
次の日は満員電車で貧血を起こし座りこんでしまった。
それでも表参道の駅のベンチで座って休むこと10分。どうにか職場に行ったら、顔が真っ青だよ。。。と言われた。

イギリスではひどく汗をかくことはなかったのでわからないが、汗をかくとあせもができてかゆいこと! あせがひけば元にもどるのだが、汗をかいている最中は肌が赤くなってすさまじく痒い。人前であまりかくわけにもいかないので、我慢していると頭が狂いそうになる。

さらに、昨日は朝からパソコンも立ち上げないうちからクレームの電話を受けてしまい。冷や汗。お年寄りの朝は早い。相手は常連のおじいちゃんで、すごい短気! しかも細かいことを説明しても、理解する気がないのでらちが明かない。いつもとりあえず、あやまりながら相手がどんなことを言おうとも耳を傾けるしかない。今日は私だけでどうにかなったが、いつも君じゃ話にならないから、分かる人間を出せと言われるのがつらい。。。

なんだか辛いことばかりみたいだけど。。。
確かに元気がありません。

なんだかストレスと暑さによる疲れか、胃がムカムカして、心がざわついてイラつく。良くない状態だ。。。

こういうときはどうしたらいいのだろうと考えて、ドイツ製のハーブの入浴剤を買ってきた。冷房で冷え切った体をハーブの香りのお風呂で温めよう。。。それくらいのことしか、体にしてあげられないけど。。。

やっぱり、去年の夏が極楽過ぎたから、今年の夏がこたえるのも仕方ないか?留学時代が楽しすぎた私にはやっぱり、今は毎日が果てしなく続く忍耐の日々に思える。

これが一番恐れていたことかもね。でも Get Realするしかないね! それが本ものの人生だと思う。



2004年07月16日(金) 私の中に眠る・・・


昔好きだった人から突然電話がかかってきたら?
もう忘れかけていたのに、とても親しげな彼の声を聞いて自分でも驚くほど胸が騒いだ。
もうすぐ、プロポーズの返事をすると約束した誕生日がやってくる。
心を決めなくてはいけないのに。

どうして、忘れたころになって電話なんてしてくるの。
もう遠く離れていて、一緒にはなれないと分かっているのに、どうして声だけでこんなにあの人は私を揺さぶることができるんだろう。

たぶん、もう一生会わない。会えない。
でも、会いたいと思ってしまう。

大人の恋に終わりはない。憎みあって別れたわけでもない。
他の人を愛しても、一度好きになった人を忘れることは簡単ではない。
ただ、時々電話やメールで近況を知る。彼が元気に暮らしていることがわかる。それだけで、なんとも言えない幸せなしかし、せつない気持ちになる。
私は当分、どうにもならない遠い地にいる彼へ思いを抱き続けるだろう、
そばにいるBFを愛し始めていても。





2004年07月13日(火) 家族のかたち

という映画が今度シャンテで公開されます。
昨年私がイギリスの映画館で一人で観て、泣いた映画。

地味な話だけど、思わぬ拾い物といったかんじで胸に残る一本です。
私が13ヶ月住んだイギリス中部のこれといってとりえの無い住宅地の雰囲気が良く出てる。

労働者階級の人々の暮らし、家族、そして、そこにある葛藤。
この映画を観て、リアルなイギリスを知って欲しい。

こんなに情けないけど、こんなに温かいんだっていうこと。





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