こころのままに
2005年03月18日(金)  さよならぼくたちのようちえん
ぷーはここ最近は毎日のように、
「あと幼稚園に行けるの何日?」
と聞いて確かめては、
「えーーーっ…。早すぎるぅ…。」
と打ちひしがれていた。
卒園式の予行練習の時は、
「園歌を歌う時、泣きそうになった。」
なんて言ってたっけ。

そしていよいよ卒園の日。
幼稚園の2年間、ほんとに早かったな〜。

少し早めに園に着くと、門の前で先生達が並んで出迎えてくれてた。
袴姿がなんとも可愛くて素敵な先生と一緒に写真を撮ってもらった。
式が始まるまでの時間、教室でお友達と思いっきりはしゃぎまくって遊ぶぷー。
後ろから抱きついたり、追いかけっこしたり。
先生が胸に付けてくれた、バラの花が取れちゃいそうなほどに。
「ほらほら! そんなに暴れたらお花がつぶれちゃうよ。」
「卒園式が始まる前にケガしないでよ〜。」
なんて声を掛けても、全然聞いちゃいない。
ここで遊ぶのは今日で最後だもんね。
すごく楽しそうな姿を眺めてるうちに、胸がきゅんと切なくなった。

式が始まり、園児が入場し、一人一人名前が呼ばれ、壇上で園長先生から卒園証書をもらった。
「ありがとうございます!」
と、しっかりと返事をして受け取る後ろ姿。
みんなで声を揃えての卒園児の言葉に続いての、「さよならぼくたちのようちえん」の歌に涙々。
先生達もみんな号泣してた。
この歌、メロディーも詩も、最高に涙腺を刺激してくる。

そして園児退場。
泣いてる子もたくさんいたけど、ぷーは私に笑顔を見せて退場していった。
あとから聞いたら、
「卒園式が始まる前は泣きそうだったけど、泣かないように頑張った。」
って言ってた。

記念撮影のあと、教室で先生に順番に花を渡した。
先生も泣きながら一人一人に声を掛けながらカーネーションの花を渡してくれた。
「小学校に行ったら同じ幼稚園の子が少ないけど、ぷーちゃんならお友達がすぐ出来るから、頑張ってね。」
と言葉を掛けてくださり、ぷーは涙をこらえたような顔で聞いていた。
最後はみんなで、さよならじゃなく、「またあおうね」。
先生にプレゼントの絵と手紙を渡し、お友達とも笑顔で元気いっぱいのバイバイをして幼稚園の門を出た。

ぷーは歩きながら、
「卒園しちゃったのはさみしいけど、なんかスッキリした!」
と一言。
あ〜、その言葉なんだかぴったり。ママもそう思う(笑)。

ぷー、2年間楽しかったね。
毎日元気いっぱい通えた事に感謝します。
卒園おめでとう。

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