時々管理日誌
時々だけ書く管理人の日誌です。
サイト運営や創作について、日々の雑感など。

2013年12月14日(土) ものすごく微妙な悪夢

昨夜、リンゴを半分に切ったら失敗して、片方が大きく、片方が小さくなってしまった……という夢を見ました。
わざわざ夢に見る必要もないような、とっても普通の出来ごとですが、左右の大きさの違いが現実ではありえないほど極端だったのが、まあ、夢らしいところだったかなあ……。
これって、悪夢といえば悪夢ですよね。
ものすご〜く微妙な悪夢……(^^;)

創作のほうは、相変わらず、コードネーム木苺の第二話を楽しく書いてます。
今、原稿用紙にして160枚くらい書いたところで、第二話の終盤に入ってます。
第一話は160枚くらいで終わったんですが、第二話は、少なくとも180枚以上、もしかして200枚近くなるかも?
合わせて300枚は超えますね。
ということは、ラノベの文庫本一冊分くらい?
しかも、その後、まだエピローグが付く予定です。

話は変わって、Web拍手を押してくださった方、ありがとうございます!
ここは見てないとは思いますが、『小説家になろう』のほうで押してくれた方も、ありがとうございます!

あ、『なろう』といえば、今年こそ、里菜竜のクリスマス編『エゴノキ平のクリスマス』を『なろう』に転載するんだった!
忘れるところでした……。



2013年12月05日(木) ヤギの散歩を見た!&現代ものの難しさ

先日、車で通勤中に、自転車でヤギを散歩させてるおじいさんを見かけて、びっくりしました。
最初、路肩を歩いてるのを後ろから見て、犬かと思ったんですが、犬にしては体型が妙だぞと思ったら、頭に角生えてて、ヤギでした。
よく犬にやるみたいに、ヤギに首輪とリードつけて、自転車で引っ張って歩かせてたのでした。
ペットなのかなあ……。

話は変わって、今書いているお話(コードネーム『木苺のお話』(笑))は、私には珍しい現代ものです。
珍しいというか、ほぼ初めてかも。
腐乱天使は、現代ものといえば現代ものですが、少し前の子供時代の回想だから微妙に昔だし、時代背景はほとんど出てこないし、里菜竜は、実は時代が特定されていないし。

以前も日記に書いたと思うのですが、『イルファーラン物語』は、実は、今から三十年くらい前の出来事という設定なのです。
というのは、初稿執筆が二十数年前で、その時点で、「これは今現在27歳くらいの女性の、17歳当時の体験である」という設定だったので。
だから、里菜は、1980年代の女子高生なのです。
そして、『イルファーラン物語』エピローグは、本編の十年後という設定、そして、そこから里菜竜が始まるので、里菜竜の世界は、実は、1990年代のはずなのです。
でも、最初から時代を明記してないので、里菜竜のおまけ小話なんかは、新聞連載漫画版『ちびまるこちゃん』方式(?)で、なんとなく昔っぽい雰囲気を残しながら微妙に最新技術や時事ネタも取り入れた、時代不肖の謎ワールドになっているのです。
だから、ジャンルを説明する必要がある時は、便宜上『現代ものラブコメ』ということになっていますが、実は、厳密には、現代ものではないのです。

が、今度のは、本当に現代が舞台です。
2013年現在か、せいぜいい、ここ数年以内というつもりで書いてます。
昭和の面影を残す古くからの住宅街が舞台で、お祖母ちゃんっ子の古風な女性がヒロインだから雰囲気は昭和風ですが、ネットもあるし、携帯もあるし、ゆるキャラ流行ってるし、バリバリ現代です。

で、今までの時代不肖のものと違う難しさに直面しつつ書いてます。
特に、今取組中の第二話を書くにあたっては、ヒロインの家庭と町のケーキ屋さん、二つの家族の昭和史年表を作るはめに……。
ケーキ屋のおじいさんが昭和何年生まれで、何歳で戦争に行き、何歳で復員して結婚し、何歳で子どもが生まれ、孫が生まれ、現在何歳で、ヒロインのお祖母ちゃんはその時何歳で……とか。
おじいさんの年齢を変えると、そのたびに連動して、全登場人物の年齢を見直すはめに。

特に困ったのは、おじいさんの徴兵年齢。
ただ、十七、八で若くして戦争に取られて外地で苦労して帰還した過去があることにしたかっただけで、別にそんなに厳密な設定はいらないのですが、現実の歴史があるだけに、一応辻褄を合わせておこうかと調べ始めたら、ややこしい自体に……。
第二次世界大戦末期の根こそぎ動員で徴兵年齢が十七歳まで下げられたけど、終戦間際に徴兵された部隊は本土決戦に備えて国内に配備されたんじゃないかとか……。
そこを調べていくと、何年何月頃にどの地方で徴兵された部隊は第◯◯◯師団で、どこに配備されたとか、そういう話にまでなってきて。
別に戦争ものを書くわけではなく、単なる過去設定なので、そこまで詳しい設定は必要ないのですが、あからさまに現実と矛盾してるのも気になるし……。
普通は気にしないし、気づかないところだとは思うのですが、たまたま知っている人に(それはおかしい)と思われたり、知らない人に(そういう事が本当にあったんだ)と思われると困るなと思って、気にし始めるとキリがなくて……(^^;)

この件にかぎらず、他にもいろいろと、その時代にこういうものはあったのか、みたいな疑問が次々と出てきて……。

というわけで、気にし始めるとキリがないし、そもそも話の本筋に関係ないところなので、最終的には、『この物語はフィクションであり史実とは関係ありません』的な断り書きをするつもりですが、現代ものは、こういうところが難しいのですね。

おじいさんの徴兵の件は、結局、十七歳で徴兵されたことにしようとするから面倒なんだから十八で徴兵されたことにしました。
それなら、わりと一般的なことで、時期が特定されないから、漠然とさせといても大丈夫かと。
そもそも、別にどうしても十七じゃなきゃいけない必要は何も無かったので……。

でも、これをきかっけに、根こそぎ動員とかシベリア抑留とか、そういうことについて、ネットの情報だけでもチラっとだけでもあらためて調べてみたことは、それはそれで無駄ではなかったような気がします。
今回のお話には、結局全く出てこない部分ですけど!(笑)

この、木苺のお話、先日も日記に書いたけど、第一話だけ、ベータ版をグーグル・ドキュメントで仮公開しています。
もし興味のある方がいらっしゃいましたら、こちら(10月26日の日記です)のリンクからどうぞ!
(そのうち、サイトでも公開したいと思っていますが、第二話を書き終わってから全体の調整をして、それから正式公開したいので、いつになるかわからないので……)

話は変わって、WEB拍手、一言コメント下さった方、ありがとうございます!
拍手の連打も嬉しかったです、ありがとうございます!


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