友人と10年ぶりに再会した。 会うまでは私たちも歳を取ったのでお互いに変わってしまったかもしれない、 とちょっとびくびくしていたが、やはり彼女は彼女だった。
しゃべりだすと止まらないが、頭の回転が速くて気もまわる、 そんな彼女が大好きだ。 旦那さんも以前と変わらずとてもいい感じだ。
仕事の知り合いが圧倒的に多くなってしまう中で、 仕事から一切離れた場所で他愛もない話ができてとてもよかった。 天気が悪かったことだけが、残念なことだった。
会社の忘年会がつつがなく終わってほっとした。 怒りでつかみかかりたいぐらいの人がいたが、 お酒を飲んでいなかったので普通に抑えられたし、 どうでもいい話で盛り上がれて幸せだった。 酒の上の話で営業トークだけど、 僕とお食事いかがですかとかちょっと嬉しかった。 本気にしないけど。 そういうことがたまにはあってもいい。本当に普段は殺伐としているから。
酸っぱい葡萄大作戦が使えなかった。 普通で、私にとってはいい人だったが、撃沈した。 酸っぱい葡萄ネタが使えるのは、唯一、煙草を吸うことだけだ。 (煙草の臭いで具合が悪くなることも多々あるぐらいだから…)
私が思っていたよりまともで熱い人だが、まともな人には(きっと)いい人がつく。 悔しいけど失恋だ。 こんな歳にして、始まる前に終わってしまった。 時間を捻出しなさいよ、そういう意味のことを私に言った。
音楽の話はとても楽しくできた。 おすすめしてくれた音楽を、ぜひ聞いてみよう、 酔っぱらいだったけど、その位は覚えていられる。
音楽を聴くことと、演奏することにこの悔しさと悲しさをこめたい。 って書くと大げさだけどそれぐらいの気持ちでいる。
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