ふすまのおく
細々、ぼそぼそ書いてます。

2014年10月22日(水)

会社で今あまりこういう話がしづらいのでここで吐いていく。


会社は確かに激務でブラックなのは認めるが、
「僕、『そんな会社辞めたら』と親に言われたんですよね」
と三十代後半独身実家住まい、入社半年の男性が言ったと後輩から聞いた。
(そんな会社、というのは)確かに正論ですが…、と後輩は続けた。

実家での同居には色々事情もあるかとも思うのでそこをつつくつもりはないが、
親がこう言っていた、と何のためらいもなく言える三十代後半ってどうなんだ、
自分がどう思われようと構わないのかな、大丈夫なのかな、と思った。

後輩曰く、この県の出身者は男性は穏やかな人が多いが、その一方で、
優しくて親孝行だからか、三十代以降独身で実家住まいの男性も多いうえ、
結婚していたとしても実家で同居するパターンが多く、
妻よりも元の家族を大事にする傾向がある、と。
自分の出身地ではあまりこういう家庭は多くなく、びっくりしている、と。
自分が家族と嫁なら、嫁を大事にするんですけど(実際に既婚者)と答えた。

それに対して私は、
ここは女性が強い県なので男性は優しくなるが、男性の母親も強いので、
嫁と姑は衝突しやすいと思う、その時は母親のほうにつくことが多いかも、
と答えた。

あまりピンとこない様子だったが、私のほうは昔の彼氏に
「母親に『○子さん(私)って勝気ね』って言われたけど俺はそれでもいいよ」
と言われたことがまず思い浮かんで、苦々しい気持ちになった。
俺はそれでもいいよ、っていうのは一見優しいように思えるが、
優しいというのならそういうことを一切洩らさないようにしてほしい。

入社半年の男性と昔の彼の言動が重なって、嫌な気持ちになった。



2014年10月17日(金)

土日にホットカーペットを用意しておいて本当に良かったと思うここ数日。
ホットカーペットもエアコンもついている。寒い、本当に寒い。


色々なことがままならない。
勤務時間の異様な長さや、上司の食い散らかした仕事の片づけも、
夕飯の時間が遅いか夕飯自体が取れないことや、
新しいことを始める準備も、なんでもかんでもままならない。
ねえ誰か、と言いたくなる。

私だって何も思わないわけではないんだけど、それは周りも一緒だろう。
でも疲れたよ。



2014年10月03日(金)

こないだついに不惑の域に突入した。


歳をとっていくことが全くめでたいとも思わなくなり、
純粋におめでとうと言ってくれる人もいない。
(40代へようこそ!とか、これってめでたいと思ってる?と言う人はいてくれた。
それはそれで悪いことではないけれど)
誕生日はただ歳をとるだけ、老化していくだけ、そういう日になりつつある。


職場の私を「怖くて(気が強くて)異性としては見れない」と言っていた人がいた、
と酒の席で言われた。
異性として見れないと言った同僚も、そういっていたよと告げ口した年上の部下も、
私にとっては少なくともその二人はアホだ。
同僚も部下も独身だが、私も同じくどちらの人とも異性としてはありえない。
特に嫌なのは告げ口したほうだ。

酒の席なのでネタとしてその場をおさめたが、ちょっと状態が悪かったら、
確実にノイローゼがぶり返すところだった。


私だって気になる人が社外にいるんだよ、と言いたかったが、
相手が独身かどうかすらわからないとか、
その友人に何となくロックオンされかけていて怖いという間抜けな状況で、
悔しいから出まかせ言って可哀想とかそういう風に言われるのもアレなので、
しょうがないので黙っていることにした。
ただでさえ中年の恋愛なんて気持ち悪がられることが多いから。


 <past  index  will>


襖 [MAIL]