私が最近いいと思う本には共通点があることに気づいた。
それは物語のあらすじが、 「何かを大きく失った人が、時間をかけて人とのかかわりをもつことで、 癒しを得て、立ち上がって歩いていく意志をみせる、実際に歩き出す」 というものだった。
大きく失った状況がここ数年の自分に重なって、泣きながら本を読んだ。 でも本当に調子が悪いときは本を読もうとすら思えなかった。 それを考えたら、今は何かをしようと思える(まだ思うだけだけど)。
酷いときでも何とか感情をこめず淡々と生活をこなしていったけど、 誰ともつながりを持ちたくなかったし、 他人の幸せが妬ましくはなかったけど辛かった。
いつか、私も、立ち上がって歩いていって、 自分がやりたい事をやれるようになればいいなと思う。 やりたい事をやるようにするにはちょっと仕事が忙しすぎるけど。
何かあったわけでもないし、何か気になる夢を見たとかでもないけど書く。
どうしても、今いる場所が好きになれない。 確かに住んでいるアパートも悪くないしオーナーさんもいい人で、 周りの人にどうでも嫌な人があまりいない。 でも、住むにはきつい場所だと思う。
道路事情は悪いし、治安もイマイチだ。 中途半端な田舎なので物価が安いとも思わない。 何が一番腹立たしいかというと、ここは田舎のくせに渋滞ばかりする。 最寄の駅は歩いて30分以上で、車のない生活は無理だ。 渋滞が好きな人はいないと思うけど、隣に誰かいてくれたら紛れるけれど、 独りで車に乗っている身からすると、本当に耐え難い。
それと、休日のショッピングセンターの駐車場に車が停められないので、 本気でそこに行きたいと思ったら、駐車場を何周かする覚悟がいる。 しかも車が開いたスペースにスマートにすんなり車を入れるのが難しい。 みんな車を停めたいので強引に入れる。ちょっとでも怯むと停められない。 そんな思いをしてまでそこで買い物をしたくもない、と思ったときに、 ああ私も歳をとったな、と思った。
そんなこんなで休日ヒッキーまっしぐらだ。
GW中に訪れた場所では、街中で渋滞などがなく、 快適に運転できて久々にスカッとした。 居酒屋やカフェやショッピングセンターなどを作るときに、 駐車場をまず確保するのだと聞いた。 どんなにいいお店でも、着くまでに渋滞したり、 駐車場が狭いとか台数が少ないとかだと、客が来ないのだという。 そういう話を聞いてしまうと、と思う。
今の場所で独りで暮らすのは仕事のためだけで、 同じ仕事が他の場所でも同じ条件でできるのであれば、 そこが住みやすいところなら、喜んで移住したいとも思う。
それか、生活を共にする人が現れたなら、 その人が今の場所に住んでいないとしても、 私は喜んでそこへ向かいたい。 どれだけ稼げるかわからないけれど、仕事はするので、 私をそばに置いてもらえたら。
夢日記上等。長々と書いてやる。
疲れていて床で眠ってしまったら、好きだった人の夢を見た。 二人で外で並んで座っている。 彼は左側に座っていて、「手を握っていい?」と聞いて、私の手を握る。 「Aちゃんの手、柔らかいね」と優しく言うので、私も彼の顔を見て、 「Bちゃんの手も柔らかい」と言って握り返した。 それだけでとても切なくて幸せな気分になった、夢だけど。
場面は変わり、彼の部屋に遊びに来ている。 部屋は薄暗かったのを覚えている。 彼は私が見ていない(彼は気づいていないが私からは見えている)ところで、 彼はおもむろに鬘を取った。 病的な感じで髪の毛がなかった。 鬘はいくつものピンでサイドの髪を固定してあって、女性みたいな感じで、 こっそり見えている横顔がとてもくつろいでいて美しかった。 好きな人は鬘でも美しいという事が私の夢の中での結論だった。 切なくて美しいととにかく心に残る。
普通に生活していて彼に会えるともどうにかなるとももう思えないけれど、 叶う事がないことだから、いつまでも心に残る。好きだった。
床に寝ていたのに気づいて布団にもぐって寝なおした。 そのときにも夢を見た。こっちはパラレルワールド全開な感じだった。
職場のランチメイトがなぜか学生時代の友人たちとなる。年齢も違うのに。 なぜか体育の授業があり、私は体操着を忘れた事に気づく。 体操着が紺ベースの、緑と青のラインだというのは良く覚えている。 家が近いから、お昼休みに取りに帰るよ!と言う私に、 後輩(設定は同学年)が「私車出しますよ!(設定は学生?)」と言うので、 ありがたくついていくことにした。
場面は変わり、そのくせなぜか体育着を取りに行くのに電車に乗っており、 後輩も私も電車の中で寝てしまって、寝過ごしてしまう。
少し寝過ごしたところで私が起きて、 「ねえ起きて!」と必死で起こすが、なかなか起きなかった。 後輩がしばらくして起きて、二人で慌てだして、 目的地からかなり遠いローカル線の比較的大きな駅で引き返すことにした。 二人で一旦改札を出て、駅員に「○○駅から(ワンマン電車です)」と言うのだけど、 同じ駅で乗ったはずの私と後輩の言った駅名が違う。 なぜかよくわからない、と思ったところで目が覚めた。
なぜランチメイトが同級生? 体育着を忘れて歩いて取りに帰れるのは中学校のときだと思うけど、 なぜ電車が出てくる? 中学生なのになぜ「車出しますよ!」なのか? 車になぜ乗らなかったのか? 電車に乗ったのはなぜなのか? 電車に乗るのなら後輩はついてこなくて良かったんじゃ? 体育着は無事に取りに帰れたのか?
色々と、夢の中ではおかしなことが起こる。 今日の夢で夢占いは止めておこうと思った。
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