ふすまのおく
細々、ぼそぼそ書いてます。

2011年10月21日(金)

秋だから、切なくなるのもしょうがない。
人恋しい季節になってしまった。

お風呂に入っていて突然元彼のことを思い出した。
あるとき、髪の毛は短くしないほうが私は好きだけどな、と言ったら、
「いつも夏は短くするんだけど、今年はやめとくよ」と言った。
どうでもいい会話だったけど、思い出してしまった。
私もそれなりに大切にされていた。
その思い出で、ご飯3杯いける。
あまり思い出すのもアレだし、大事にしてくれる人が現れることを願って、
このご飯3杯はちょっと封印しようと思う。


元彼には勝手に憎んだり怒りが収まらなかったりしたけれど、もういい。
いい人にめぐり会えるといいと思うし、私もそうありたい。



2011年10月12日(水)

誰かを好きになってそれだけでご飯3杯、
最後にそういう気分になったのはいつだろうか。

とりあえず眼福という存在はいるにはいるけど、ご飯3杯には程遠い。
その人の事を考えたら何も手につかない、は望まないけれど、
その人の事を考えて安心でぐっすり眠れる、そういう人がいたらいい。

おしゃべりしなくても外に遊びに行かなくてもいい、
その人だけいてくれたのならいい、
そういう気持ちになってみたい。

久々に眠ったときに夢を見て、ちょっと何かが戻った気がする。
夢は2本立てで、学生時代の友人の実家に遊びに行く夢と、
婚活のイベントで山登りをしてそこで女友達ができる夢だった。
恋愛には程遠い夢だけど、それでも良かった。

最近ずっと自分の進む道のことで悩みっぱなしで、これからも悩むけれど、
そんななかでも、恋はしたい。



2011年10月08日(土)

友人達はみな家庭を持ち、それぞれ忙しくしている。

色々と積もる話はあるけれど、友人たちにしてみれば、
「何でそんな事で悩むのかわからないし世界が狭い、
やっぱりいい歳で独身なんてそんなもんか」
と思うのではないかと思って、連絡を取っていない。

周囲は私が適齢期過ぎて独身であることを、面と向かっては言わない。
気を使ってもらっているのと同時に、うっかり何か言ったら面倒だ、
そういう両面があるのだと思う。
周囲の微妙な雰囲気は私も察しているが、いやー独身ですみませんね、
なんて言える訳でもない。

当然恋愛相談なんてできるわけもなく、今は恋愛のれの字もないので、
何かうっかり口を開けば「誰か紹介してくださいよ」と言いそうで怖いし、
周囲もそれを疎ましく思うだろうな、と思う。

気持ちは会社の外ばかり向くけれど、実際は仕事に追われて、
実生活が成立しないほどになってきている。
このままではうっかり「婚活できないので会社辞めます」とか言いそうで怖い。

と思って婚活してみたが、婚活市場では私の条件は悪い。
自分だけの努力でどうにもならないものなので、厳しい。
自分のアピールポイントなんてなくて、外見も見栄えがしない。
一体何をしたらいいのか、もうわからない。
男性に求めるものは、金銭的なものでもないし、
包容力(私には女子力と同じぐらい意味がわからない言葉)でもない。
婚活疲れという言葉もあるが、仕事で疲れて婚活で疲れてでは、
何のために生きているのかすらわからない。

孤独ってこういうことかもしれない。
ユニコーンのすばらしい日々を聞いて、またちょっと泣いた。


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襖 [MAIL]