酔っ払って寝ているときに見た悪夢。 朝は起きたら二日酔いだった。最低。
薄暗い飲食店に同僚といて、そこを出ようという話になる。 薄暗い階段を下りていったとき、一度来たことがあると感じた。 建物を出ようとドアを開けると、そこは怪しい繁華街だった。 同僚は訝しがらずに、堂々とドアを開けて出て行った。
置いていかれた私は、建物から小路に出た途端に、 水商売と思われる、海外から来た露出の多いおねえさんとぶつかる。 なんてとこに来ちゃったんだ、と思った。 小路を少し歩くと広い道に行き当たったが、そこで、 後ろから注射器を持った男が目を血走らせてきた。 この世のものと思えない速さで走ってきて、私を追い越していき、 そのあと引き返してこちらに向かってきた。
襲われる、注射器を刺されてしまったらどうしよう、と思って怖くなり、 後ろから刺されないようにと背中を壁に当てて物陰に隠れる。 男は注射器から液を出しながら、人間とは思えぬ恐ろしい速さで走り去った。 そこで目が覚めた。
注射器を持った男が追いかけてくる夢、って、どんな意味を持つだろう。 ちょっと怖くなった。
夢を見た。
いい感じの男性二人組と、なぜか仲良くなって、図書館で話した。 二人はサッカーをしているのだという。 図書館なのに、普通に会話を楽しんだ。
場所は変わり、高校時代の同級生と男性二人組と話している。 薄暗い部屋で、囲炉裏があるような懐かしい感じの部屋で話し込み、 とても暖かい気分になった。
男性二人のうち、一人は既婚者だ、と後で聞いた。 既婚者は好きにならないようにしようと夢の中でも思った記憶がある。 私は二人のうちどちらかに好意をもっていたけれど、 それが独身か既婚者かはわからなかったのが残念だった。 でも、夢だとしても、既婚者は恋愛対象からははずすと思うけれど。
夢から覚めたときに本当に恋愛をしたような気分になって、 いい恋愛をしたという充実感と、 夢から覚めちゃって残念という気持ちでしばらく切なくなった。
これが現実ならどんなに良かったか、 あまりに出会いらしきものがなくて予知夢にならないか、と本気で思った。
実家から戻ってしばらく経った、夜も遅い時間に父からメールがあった。 最初、夜に来たメールだから彼かと思ってちょっと緊張した。
題名「着いたられんらくしろ°」 本文はなかった。
父さんそれは句点じゃなくて度だよ、と思ったが慌てて実家に電話した。 用件は題名じゃなくて本文に書きなよ、と言ったら、 父は、わかるからいいだろう、と開き直った。 私は少し前に着いた、と言い、夜も遅いので電話を切った。
昼間の出来事のこともあり、私がちゃんと帰れたか心配をしてくれたのだろう。
しばらくは、両親に心配をかけっぱなしになってしまうだろう。 いい大人なのに情けない。 でも、本当にありがたい。 こちらには本当に味方になってくれる人がいないから。
経過報告をしてきた。
相手を悪く言うこともなく、場が深刻になることもなく、 縁がなかったのかもしれない、と言えた。 お世話になった人はこういう状況だというのは見通していたのか、 しょうがない、こういうものは縁だから、と言った。 話の中で「難しいかもしれないけれど、いい人見繕うから」 と言ってもらえた。
その後、雑談をした後、お世話になった人と母と私で、 お世話になった人の知り合いのお宅に行った。 その方もお見合いの世話をしたことがあったが、 話がうまくまとまりかけて破談になった経験があるとの話をしてくれた。 その後、女親のほうが 「娘をキズものにしてくれた責任をどうやって取るんだ!」 と怒鳴り込んできて散々な思いをしたと話してくれた。 いい大人の話でキズものってどんなだ、って、全員で大爆笑だった。 その方から見合いの話を紹介してもらえるかもしれない、 ということになったが、会うまではセッティングするけれど、 そこからは自己責任で、と念を押された。
話がまとまっても駄目になっても、私は人のせいにしない。 これから死にもの狂いで婚活だ。
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