どうしたいかはあんたにまかせる、と言われた。
両親は何を思って私にそう言ったのか、考えると泣けてくる。 そこまで言ってもらえているのに、私が決めかねている。
一年後の私はどこにいて何を?なんて、 どっかの歌詞みたいなことを考えてしまう。 ちょっと前までは何の根拠もなく、 リミットはあと一年と思っていて、 ここは一年でおさらばするはずだったけれど、 この先どうなるかわからなくて怖い。
どうなっているかを考えるより、 どうしたいかと考えるといいというが、 「誰と」どうしたいか、一番大事なそれが揺れる。 「誰と」が今の人でなかったとしたときに、 では誰ならいいのか、と考えると誰もいない。
でもこんなずるい事誰にも相談できない、だから書いている。
自分で出したどの答えにも違和感がある。
自分がどこに向きたいのか? このまま突き進んでいいのか?後悔しないのか? ではこのままとどまり続けていいのか?
正答が見つからない。 私が望んでいる事は何か、それすら見失いそうだ。
どうしたらいいかわからない。 今までこうしよう、ああしようと思っていたことが崩れかけた。
こんなことってあるのか。 頭ではそういうこともあるということは理解はできるが、 自分がその立場になると、辛くて悲しい。 私も彼も、将来に向けて進んでいるというのに。
困った。 私はこの場所から去る予定だったけれど、 それももしかしたらなくなるのかもしれない。 このまま見ないふりをする事もできるかもしれない。 笑ってあしらえればいいのかもしれない。 努力で何とかなるのかもしれない。 ちょっとした望みをできるだけ探して、 次の望みにかけるなんて、そんな事できない。
人としてうまくやっていきたい、それだけなのに。
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