ふすまのおく
細々、ぼそぼそ書いてます。

2009年05月29日(金)

完全に吹っ切れたと思っていた私が間違っていた。

先週の金曜日から、気分が乱高下する。
原因は何となくわかっている。
「あなたが幸せになったのは私が愚痴を聞いて踏み台になってあげたからで、
私は今辛いから、あなたがはいた愚痴は私が幸せになるまであなたにお返しします」
それが言えたなら。
私に愚痴をはいた相手は、どちらも私の愚痴を聞けない状況にある。
そんなことを思いつめたら、仕事中でも何でも涙が出てきて止まらなくなった。

疲れているのは確かだし、5月だからなのも確かだ。
でもやっぱり、あの場に行っても大丈夫だと思ったことが間違いだった。
こうなる前にもうちょっと、自分をいたわるべきだった。

もしまたこういうことがあったなら、
「あんたたちの愚痴ならもう聞く耳がない」と心の中で唱えておこう。
上の空で3秒に1回ぐらい返事をしていれば、きっと気づいてくれるだろう。
私は私のことを一番大事にしないといけない。



2009年05月17日(日)

実家でごろごろしているときに、手持ち無沙汰だったので、
昔買った本を読んでみた。

昔は暇さえあれば本屋に行って、手当たりしだい本を読んだけれど、
今は本屋に行く事も少なくなった。
昔ほど真剣に本を読む事もなくなった。

本を読んで胸が熱くなった。
私も、こんな風に生きて、こんな風に恋愛をしてみたい。
本を読んだときのこんな感覚を、しばらく忘れていた。
枯れきってしまった心が少し踊った。

また明日から忙しい毎日が始まる。
忙しい中でも、心が躍るような毎日を送りたい。



2009年05月15日(金)

私と一緒に泣いてくれる人が欲しかった。
辛かったね、一人で耐えたんだね、と言って欲しかった。

どんな立場でも境遇でも辛い事や悲しい事はあるけれど、
誰も私の気持ちを汲むことがなかった事が悲しかった。
落ちる寸前になってようやく「無理しないで」という言葉を聞いて、
無理をさせたのは誰だ、でもそれを受け入れたのは私だ、と、
思うにつけ悲しくなった。

今はもうそんな酷い状況にはないけれど、
たまにそのときのことを突然思い出して何も手につかなくなったり、
泣いてしまうことがある。

私はあなたの苦しさを引き受けたのだから、
あなたが私に意見する事は許さない、
私がこうなったのは私のせいだ、とあなたが言った事を許さない、
そう言い切って何も後悔しないのなら、どんなにか幸せか。

こんな気持ちから開放されるのはいつになるんだろう。
すっかりそんな事があったことを忘れている時も多いけれど、
ふと、思い出すと怒りがこみ上げてくる。
囚われていてはいけないのはわかるけれど。



2009年05月07日(木)

連休の最後に、とんでもない近況報告がやってきた。

精神的にきついだろうなというのはわかるけれど、
正直なところ、巻き込まないで欲しいというのが本音だ。
きっちり今回の件のカタをつけてくれた後でなら、話を聞こう。

辛いから私にすがるというのか。そんな都合のいい話があるのか。
私が一番嫌いで、あなたがされて一番嫌だった事を、私にさせようとしている。
それがわからないのか。
あなたは私のプライドをずたずたにしようとしているのが、
どうしてわからないのか。

辛い立場については、心から気の毒だと思う。
相手が宇宙人だから、話し合いが実を結ばないというのもわかった。
でも、私の立場からしたら、それにしてもどうか、とも思う。
だからといって、きつい事を言ってしまったら、
ただでさえ参っている人の傷口に塩を塗るようなことになってしまう。
ひどいよ、と抗議する事もままならない。

愚痴なら聞くから、とついうっかり口にした事で、
自分の気持ちがこんなに黒くなるとは思いもよらなかった。
いろいろな事が腹立たしくて、重くて苦しい。



2009年05月06日(水)

とりあえず少しは自分を優先させてもいいのかなと思った。

新車にはETCがついたので、連休中に高速道路に乗った。
ICから入ってくる車を避けようと追い越し車線に入ろうとしたけれど、
追い越し車線を猛烈に走る車がいたために、
ついうっかり事故を起こしそうになってしまった。
よけられる余裕もないのに、よけてはいけない。
自分に余裕がないときに人を優先させると自分が自爆する。
そういう悪い癖を、直すようにしたい。
余裕をもっと持てるようになりたい。

きょうは外出先でアイロンの電源を切ったかどうか突然不安になって、
外出の目的を果たさずにすごすごと帰ってきてしまった。
帰ってきてみたらアイロンの電源はちゃんと切ってあったし、
戸締りもきちんとしていたけれど、
外出先や移動中に突然不安が襲う事が多々ある。
アイロンは外出する寸前に使わない、とか、
電気を切ったかどうかを出かける前にしっかり確認するとか、
色々やりようはあったのに、今日はどうしてもダメだった。
コンセントを抜いた自分を信じる事ができなかった。

そのときはどうしても火事を起こす事が怖くなって、
外出した手間と時間が無駄になったけれど、
火事を起こすぐらいなら、目的を果たせないのはしょうがない、
必死にそう思ってやり過ごす事にした。
自分が最後の戸締りをちゃんとしない事が悪いので、
本当に自業自得だけれど、こんなつまらない事で気持ちが萎えるような事は、
もう二度としたくない。
今まで結構こういうことはあったけれど、今回は懲りた。


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襖 [MAIL]