ふすまのおく
細々、ぼそぼそ書いてます。

2008年08月15日(金)

色々綺麗事を書いてみたところで、消化できない感情があるのは確かだ。

ふざけんな、それを言うならお前がやってみろよ、と思うが言えない。
恨みや怒りがあるから、今に集中できない。そんな自分が悔しい。
そんな事ごときに、振り回される自分が許せない。

でも、恨みや怒りはどうやったら解消できる?
ただ私は、責任者出てきて謝罪しろ、と言いたいのだ。
そうやって吐き出したらすっきりできるのに、と思うが、周囲がそれを許さない。

猛烈に周囲に怒りを覚える。足元見やがって、と思う。
「辞めてやる」の一言が言える環境にあるなら、すっきりするだろう。

考えるだけ無駄で苦しいのはわかる。
そんな事に囚われてはいけないが、腹立ちがおさまらないのも事実だ。



2008年08月12日(火)

父がした粗相がもとで、小さい頃の出来事を母が教えてくれた。


30年ぐらい前、家族で海水浴に行ったときのこと。
母に財布(お金?)をもってこい、と父が命じたため、
海にいた私の面倒を母は父に託して砂浜に上がった。

母「あれ?○子(私)は?」
父「え?」
父は私の面倒を見ているはず…が目を離しており、
私は浮き輪もないのに沖のほうに流されてしまった。

私がどのくらいそうしていたかはわからないが、
うつぶせになって浮いている私を見つけ、母が大パニックになった。
運よく、私の近くで泳いでいた若者たちが私に気づき、救い出してくれた。
救い上げられ、わーっと泣き出した私を見て、
「これなら大丈夫」と、爽やかに去っていってしまった。
あの、お礼をしたいので、と若者に申し出た母に対して父が
「いいっていうからいいんじゃないの?」ととんでもない事を言ったため、
私を助けてくれた若者に、ちゃんとしたお礼が出来なかった、と母が嘆いていた。
事なきを得て宿に帰り、泊まったところ、次の日、私は熱を出したそうだ。

私を助けてくれた若者はもう50代ぐらいなんだろうと思うが、
その方たちがいなかったら、私はここにいなかった。
どこにいるかもどうしているかもわからないのですが、
ありがとうございました、とお礼を言いたい。
私は本当に運がいい。


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襖 [MAIL]