ふすまのおく
細々、ぼそぼそ書いてます。

2008年07月27日(日)

年齢も職種も違う人たちと飲む機会があった。
私は飲んでいて盛り上がっている中に混ぜてもらったが、
私が圧倒的に年下だったので、随分可愛がってもらえた。

わたしが「寿命は60歳」と思っている事を見透かされたように、
「自分たちがこうやって人間として生まれてくる確率は相当なもので、
前世は動物や虫だったかもしれない。
こうして運良く人間として生を受けたのだから、自分を輝かせなさい、
やりたい事をやりなさい。そうして、200年生きなさい」
と言われた。

また、別の人に
「結婚したいと本気で思う?」と聞かれて
「本気で結婚したいと思います(なにやら言ったってこれが本音)」
って言ったら、
「なら、大丈夫、結婚できるから。出会いの場をとにかく作りなさい」
と、本当に親身になってくれた。
「男は基本的に浮気をするものでね。
でも、うちら(皆さん夫婦で来ていた)は結婚して浮気もせずにやっている。
それは、浮気されないような魅力があったからで。
だから、浮気をする男の人を選んでもいい(ただし、自分の魅力があることが前提)」
この言葉には目から鱗だった。
ただ、斉藤和義も似たような事を歌詞にしていたなあ、と思った。
女は好きだが、お前以上の女はみつからねえ、というような歌詞があった気がする。
なるほど。
確かに、浮気をしない、誠実だと思って付き合った男性でも、うまくいかないことだってある。

こんないい言葉を聞けて、おいしい日本酒を飲みながら目に涙が溜まってしまった。
いろいろな事を思い、いろいろな事を得た週末だった。



2008年07月20日(日)

…とはいっても、調子のいいときと悪いときがある。
こないだは絶好調、今日は不調。
色々な将来を想像しては憂鬱になってしまった。

どうか毎日強くありたい、と思うが、
強さが毎日違ってしまっているのでどうにもならない。

今日思った事。
60で死、大病、と2度言われたこともあり、仮にその占いが当たり、
60歳で死ぬのなら、もう人生折り返し地点を過ぎた。
あと二十数年我慢するとお迎えが来る。
仮に独身でも、あとそれだけ我慢すればいいのなら、
何とかなるかもしれない。
その二十数年を、好きなようにして過ごすか、我慢して過ごすか。
我慢だけするのは多分出来ないだろうから、
その時間は、私の好きなようにさせてもらおう。
悩む事も苦しむ事も、どんなに続いても二十数年。
そもそもそんなに苦痛に耐えられないだろうから、
そのときの私は、きっとどうにかするはずだ。

結婚する夢もあるが、今現在は一人でいるのは気儘で、
恋愛はちょっと面倒だし、
子供を持つ夢もあるが、自分の子供がしでかした事(犯罪とか)に
責任を持てる親になるのは大変だから、
その二つの夢については、成り行きに任せる事にした。
(夢は捨ててはいないけど)

もし占いが外れたとして、それより遅い死の場合は、60から先は余生だし、
それより前にお迎えが来たとしても、それが運命だと思う。

とりあえず今は一人でいるのは苦痛ではない。



2008年07月15日(火)

ここ一年ぐらいで、自分の感情が整理されていっていると感じる。
気分がすっきりして、自分の思考が変わっていくのを感じるのは、爽快な事だ。
そう思えることが、実は幸せなのかもしれない。
今までは、ただ辛いとか悲しいとかしかなかったから。

自分が何をしたいのか、自分がどう動けばいいのか、
ようやく、それを考える事ができた。
スタートラインに立つことができた。
妄想が暴走するのをある程度防げるようになった。
自分のベストを尽くそうと思えるようになった。
自分の意志をどうやって言葉にするか、何となくわかってきた。
自分を変えようとする意志をようやくもつことができた。

この先何が起きるかわからないけれど、
職場ではとにかく辛い事が目白押しだけれど、
自分を駄目にしない自信は少しあるのだ。
(そういう辛い事に立ち向かえるだけの気力が、たまたま今はあるのだ)


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襖 [MAIL]