こないだの連休は旅行をしていた。
数年前母親が定年になり、定年お疲れ様旅行を父親のときと同じようにしよう、と兄弟と話し合ってはいたのだが、結局いろいろな事情があり、こないだの連休にようやく遂行できた。
出発駅で母親が自動改札で引っかかった。 母親は切符を少しずらして自動改札に入れたらしいのだが、その切符の認識がうまくいかなかったようだ。 それを見ていたおばさんがその連れに「いまどき自動改札も通れない田舎ものがいるなんてねー」と、私たちを追い越しざまに馬鹿にしたように話しているのが聞こえてきた。 母親が引っかかったときは正直なところ私もえーっ?と思ったが(口には出さなかった)、他人に馬鹿にされる筋合いはないし、わざと聞こえるように言うなんて下卑ている。そんなことで出鼻をくじかれてしばらく悶々とした気分になった。 「私が今もやっとした分だけ、お前に不幸が降り注げ」とそのときは本気で思った。
その事以外はとても楽しい旅行だった。
これからの3日間が、楽しいものでありますように。
さっき帰宅した。
ライブを見に行ってきた。 ライブの前に腹ごしらえにと勢いよく食べたお好み焼きが悪かったのか、昼に頑張って作ったパスタのラタトゥイユ和えが悪かったのか、ライブの最中におなかの調子が悪くなり、立っていられなくなった。腹痛の波とともに腸の中がぼこぼこと派手な音を立て、トイレに駆け込みたい衝動を何度も何度も抑えた。
野外でのライブだったので、音が空に向けて広がったのを感じて感動したり、お客さんや空に向けてライトが当たったり、電飾が凝っていて美しいな、と思ったり、とにかくいいものを見た、という感じだった。
「誰かの誕生日」という曲が来週配信されるというのだけれど、その日は誰かの誕生日というより私の誕生日だ。それがたまたま起こった事とはいえ、とても嬉しい。今日のライブで聴いた限りではとてもいい曲だ。
今日はとても東京は暑く、野外ライブのためアルコールを飲みながらライブを見ている人が多かったが、駅まで車で行かなければビール飲んだのにな、惜しい事した、と思った。
どの曲も、新しい解釈を盛り込んだり、こなれた演奏になったり、とにかくうまい言葉にならないが、全部良かったと思った。 ちょっとお洒落というかスノッブなイメージがあるのか、都会には似合うけれど田舎には…なんていう印象をもたれてしまいがちなのかな、と思ったが、でも、私は、この人たちの曲こそとても田舎の風景にぴったりだ、と改めて思った。
…なんかうまい感想文にならなかったので、後日気が向いたら書き足そうと思う。
確かに最近楽しいが、体の調子がいまいちで、頭痛がひどい。 体がおかしくなると、幸せとも楽しいとも思えなくなるから、気をつけようと思った。
昨日の洗濯日和を両親の分にと譲ったのだが、そんなときに限って、今日は天気が悪い。風上の畑で何かを燃やしているようで、物が燃えるにおいがしてきた。この臭いで、頭痛がさらにひどくなってしまった。それだけならまだしも、洗濯物を干してまもなく雨が降ってきた。 ついてない。
近くで買ってきた葡萄も、家で採れたおくらもトマトもとにかくおいしい。食欲の秋がやってきた。
別に何もないけれど、何だか浮き足立っている。 いい事があるかどうかなんてわからないけれど、ふと楽しい、と思う。
別に何もないけれど、幸せだ。
それとは別に、自分の意思とは関係なく、周囲が私を持ち上げてくれる。その意向は有難いが、私の目標はそこではなくて、全く別のほうを向いているし、持ち上げられて急に落とされたりとか、持ち上げられて行きたくない方向に行ってしまう事が怖い。 私が何を考えているか、本当は言いたいと思うけれど、「取らぬ狸の皮算用」だと一蹴されてしまうのが怖くて言えない。
きのうの日記の話。 マムシは子供を生むか?と思ったので少し調べてみた。 マムシは卵胎生という性質を持つので、爬虫類でもマムシは子供で生まれてくるのだという。祖父の言っていた事に間違いはなかったようだ。 蛇談義でさらに思い出したのが、マムシにかまれて処置をしてもらったのはいいが、血清が強すぎて後遺症が出ている親戚がいるのだと言った。蛇は恐ろしい…。
好みのタイプの男の人の振る舞いを横目でチラ見しながら、あーこんな人が彼氏なら大切にしてもらえそうだなあと心底思った。
今日は暑かったので家で一日のんびりと過ごした。
今日は祖父も家に来ており、祖父宅で取れたスイカをお茶請けに、蛇談義で盛り上がった。 マムシは子供を身ごもったとき(あれ?爬虫類って卵生じゃなかったっけ?)、わざと人に噛み付いて叩かれようとする。母蛇は叩かれることで自分の子供を生む事ができるが、もし叩かれなかったとしても出産後は死んでしまう、と祖父から聞いて驚いた。 最近庭に二度ヤマカガシが出没したのだが、どうも家に出没していたモグラをえさにしていたらしい。最近どおりでモグラを見ないわけだわ、やっぱり家に出る蛇は殺しちゃいけないね(そういう言い伝えがあったと思う)、と、みんなで納得をした。 蛇といえば、昔飼っていた犬が蛇と玄関先でじゃれあっていたのを思い出して、懐かしい気分になった。
ロハスな台風一過の土曜日だった。
自動車免許の更新に行ってきた。
今度から免許の帯の色が金になるので、違反をしないうちに、と、のこのこと出かけた。5年間同じ写真を使わなければならないので、普段しないアイメイクまでしたのに、出来上がってきた免許証の写真は「生活に疲れたヤンキー主婦」だった。
なんでこうなってしまう?
実年齢に挑戦状をたたきつけようと思う。 (自分がしたいと望んでいる出産は早ければ早いほうがいいけれど…) もう若くないが、まだ、恋愛も結婚も楽しむ事ができるのだ。 私は女だ。恋愛して何が悪い? 誰がどう考えようと、自分の人生の主人公は私だ。 ほかの誰も、私の人生に責任を取らないし取れない。 (だから他人は無責任に言いたい放題言うんだよね) 遅いかもしれないが、今頃気づいたのだ。
彼がいた事で、できなかった事・制限された事がそれなりにあるので、 彼がいなくなった事を幸いにそれを楽しむ事にした。 おしゃれも、ライブで人目を憚らず楽しむ事も、ぷらっとドライブする事も、かっこいい男の人を見て妄想する事も、何となく楽しみきらないでいたのだ。 自分にもうちょっと素直で、自分をもうちょっと大事にしたい。 私は私を楽しむ事にする。
こないだ、仕事で東京に行く機会があったのだが、そのときに、目からでかい鱗が落ちるような体験をした。やっぱりここに残すまでもなく、自分の中では大きな事だったので、また、この日記を見てほくそ笑む事ができると思う。いちいちほくそ笑むのが、私のこれからの楽しみの一つだ。
ちなみに、先日の日記で「忘れ物をとりにいく」と書いたが、それについては、「忘れ物は結局私の手元に戻ってこなかったが、もう、その忘れ物を気にかける必要はなくなって、気が済んだ。負け惜しみとかでなくて、本当にすっきりした。これで、私は前に進める」という答えを得た。
あとは仕事をきっちりして、健康でいて自分の食い扶持が稼げれば、幸せに生きられると思う。
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