ふすまのおく
細々、ぼそぼそ書いてます。

2007年06月28日(木)

この人はこういう人だったんだ、というのをすっかり忘れていた。
少し接していないと忘れてしまう。

どうして人の扱いをそこまでぞんざいにできるのだろう。
逆に惚れ惚れしちゃう、周りに誰がいようが感情の赴くままに色々暴言を吐けるなんて。

あー胸糞悪い。



2007年06月24日(日)

今週臨時収入があるはずだったのだが、延期になった。
先月に車検があったうえに車税を払い、そのうえ今月とある登録税を払ったら、手元にお金が全く残らなかった。
ピン札はご祝儀分ぐらいはあるが、出来れば使いたくない。

臨時収入はあくまで臨時だという事をすっかり忘れていた。
期待してはいけなかった。
この臨時収入はいつか、そのままそっくり返さなきゃいけないかもしれなくなる。
その事をすっかり忘れていた。
使い道をしっかり考えていたけれど、それも返上だ。
早く来い来い給料日。

衝動買いしてしまったiPodは、車通勤・通勤時間5分という私にとって本当に必要か?とずっと思っていたのだが、大掃除をするのにiPodはもってこいだという事に気がついた。
大掃除にiPodを延々と聞くなんてどんな広い部屋なんだ、ということではなくて、部屋が本当に汚かったのだ。

精神的におかしくなったから部屋が汚いのか、部屋が汚いから精神的におかしいのか、どちらかはわからないが、とにかく私の部屋は世間一般レベルからかけ離れて汚い。
私は整理整頓がとにかく苦手だ。苦手なのでとにかく時間がかかる。
そんなときにiPodはとても役に立つのだ。
隣家は老夫婦で、私が音楽を(普通の音量で)聞いていると、うちの壁をたたいて「うるさい」という意思表示をしてくれるので、ここ2,3年はスピーカーから音楽を聴いていない。だからiPodなのだ。
部屋をどう動いても音楽を聴ける。
ああ、買ってよかった。

「彼氏とうまくいったらこの部屋も出なきゃね」なんて思っていたので、いままでは家具の配置などはそこそこにしていたのだが、結婚話も怪しくなってきたので、本格的に部屋で快適に過ごせるように、色々変えていこう。
考えるだけで部屋の配置変えは楽しい。
インテリアショップを眺めるのも楽しい。
しばらくは楽しくいられそうだ。



2007年06月17日(日)

家にいると腐りそうなのでドライブに行った。

越えた峠は3つ。ある山のまわりをぐるっと大きく一周するルート。
以前は途中で挫折してしまったが、今日は午前中に家を出たので完遂できた。
林の中から虫の声が聞こえる。本当に夏みたいだ。
2つ目の峠が今回の目的地で、標高が高いうえ火山ガスがきつくて木が育たず、車を走らせていると眺めがとてもいいのだ。
荒涼とした山を見て改めて気分が晴れる。
いつか一人でなくて誰かと来れたなら、ここを走るロープウェイに乗りたい。
山の間に残雪を見つけて気分が涼しくなった。

この涼しくていい眺めを誰かと共有できたなら、今日はそういう風に思った。
私にはそういう部分が足りなさ過ぎたのかもしれない。
何でも一人でできるようにしたい、頑張らなきゃと思ってしまうのがいけないのか。



2007年06月14日(木)

恨みがたまっている。吐かせて欲しい。


引越し先を私に教えなかった事。
近くまで来ている事を教えなかった事。(私は人づてに聞いて知っていた)
「せめて連絡先ぐらい教えて」と言った私に、業務連絡のように住所を伝えた事。
少し経ってとってつけたように研修が始まったと一方的に伝えてきた。
それから後は何もない。なくても構わない。

「時間をおいて考えたい」と言ったけれど、その余地がどこにある?
考えたら状況が良くなるとでも?
希望を持って待つならともかく、絶望を待つための時間はない。
恨みがましい気持ちになって待つのにはもううんざり。

言い争いになったときの窮屈な気持ち。
常に押さえつけられているような気分。
自説を絶対に曲げないし、何があっても謝らない。
「自分がないみたい」と相談する人を馬鹿にするけれど、
そんなに自分の考え方が絶対?
自分は常に正しい?
人の話をなぜ聞けない?
あなたなりに私を大切にしたのはわかった、
けれどそれは独りよがりでは?


将来は一緒に、という事だったなら、その決断も、
どうしてあなたの口から私の両親への説明がなかったのでしょうか。
顔を合わせる機会だってあったのに。
私たちがこじれてから両親は、
「お前は決断力がない。どうして『別れる』決断が出来ない?」
と言ったのですが、あまりに正当な意見で何も言えなくなりました。
両親の言った事のほうが大事なの?とあなたは言いそうですが。
私だってマザコンやファザコンみたいで嫌です。
両親にそんな風に見られていた、それも嫌です。

そもそも私が八つ当たりをしてしまったのは悪かったと思います。
「こんな言われ方をして将来やっていけるかどうかわからない」
私もどこかでそれは思っていた事で、
「いつも私が折れているようでは、将来私はおかしくなってしまう」
私もこんな風に考えることが増えました。
二人でいるのに折れる折れないの問題ではないかもしれませんが、
そう考えてしまう時点で駄目だったのだと思います。
二人でよく考えないと、とたまに言っていたけれど、
そこに私の意見が入る余地がなかったように思います。

もうこれだけ考えたら選択肢はないけれど、もらったメールや一緒に撮った写真をうっかり目にすると、どうしてうまくいかないんだろう、と情けなくなります。
何とかならなかったのか、とか、一緒に布団に潜って寝たなあ、とか、私があげたぬいぐるみは捨ててしまったんだろうか、とか、楽しい事も色々と思い出してしまうのです。楽しかったはずなのに。

人と別れ(ようとす)る事ってこんなにしんどいと思わなかった。



2007年06月09日(土)

一年前からずっと、言おうか言うまいか悩んでいた事があったが、ついに言ってしまった。

思っていたような悪い反応ではなかったので、用意していた反論や言い訳をせずに済んだ。相手の反応を悪いように読んでしまい、勝手に一人で憂鬱になってしまうのが私の癖なのだが、今回はそんな悪癖をかなり反省した。
話をしたときの相手の良い反応に思わず泣きそうになった。
今まで黙っていて何か悪い事をしている気分だったが、言ってしまったらすっきりした。私が黙っていた理由にも理解を示してくれた。

一年前の私に良くやったね、と言いたい。
言った事で何かが変わるわけではないが、でも、私はようやく実を手にした。

努力が形となって返ってくる事が本当に嬉しい。
自分への褒美を何にしようか考えているが、今のところこれといって欲しいものが思いつかない。あるとするなら、弁当のしょうゆが染みてしまった鞄を新しいものに買い換えるぐらいだろうか。それもさみしい。
今は彼(今のところはまだ彼です)とは会っていないので、お金を使う用事もないのだ。



2007年06月06日(水)

今の時期の、夕方から夜にかけての風が大好きだ。

蛙が鳴いている。ニセアカシア(本物のアカシアか?)のいい匂いがする。
風がさわやかだ。今度は窓を全開にして車を走らせよう。
わざと、遠回りしていい匂いのする道路を通ろう。

こんなときに思いだすのは、楽しかった数年前の夏。
何が楽しかったかはわからないが、とにかく楽しかった。
二週間に一度くらいの割合で仲間と飲んで、会社での鬱屈を晴らした。
その仲間もほとんどが家庭を持ち、皆でなかなか会う機会がなくなった。
元気にしているだろうか。

その頃好きだった音楽がイヤホンから聞こえてきて、
どうしようもない気分になる。
今の私はといえば、会社の疲れで動く気が起こらずに、
休日にちょっとした買い物をしただけで物凄く疲れる。

それでも、ちょっとはこんな暮らしにも潤いを持とう。いい匂いを嗅ごう。



2007年06月05日(火)

自分に自信をなくしそうだ。

私だって私の家庭が欲しいと思っている。
結婚したいと思っている。
子供もいたら良いなと思っている。

どうして事態はあべこべに進んでいくんだろう?
私の欲を押し付けると彼氏が離れていった。
仕事なんて辞めてこっちに来なよ、その一言があれば良かったのに。

仕事の責任だけが重くなり、自分の自由が利かなくなっていく。
仕事がしたくないと言っているのではない。
ただ、家庭が欲しいだけなのに。



2007年06月02日(土)

昔から日記をずっと書いていた場所が、なくなってしまった。
もともとこの場所は、そこが使えなくなったときの場所として
確保しておいたのだが、今度はここで細々と日記を書いていこうと思う。

今は向こうの出方を待っている。
でももう待つ必要もないのかもしれない。
私は終わりになるのではないかと思っている。
待つのには疲れたし、あてのない将来を待つための、
時間はもうない。

最後の挨拶は友人や同僚にはしたのに、私には何も。
いつどこに引っ越したのか私は知らなかった。
「頭が良いんだね」なんていう嫌味を言われて悲しかった。
いつも私が謝っていた気がする。悪いのはいつも私だった。
意見を変えて折れていたのも私だった。
自分の中で考え抜いた事が正しい、人の意見は必要ない、
そういう姿勢の人だったから、私がいる必要はない、とも思えた。

確かに楽しいときもあったし、色々助けてもらえたし、
こんな私でも付き合ってくれたのだから、
ちゃんと「今までどうもありがとう」と言えるようにしたい。


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襖 [MAIL]