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on a wall
亜栗鼠



 怒り

私の『怒り』という感情はどこにあるのか。

随分前から、私を怒らせようとしている彼。
「怒らせようと思って言ったのに。」
「どうして怒らないの?」


喜怒哀楽
私の『怒』は『哀』になっているような気がする。
何でも自分が悪いと考えてしまうからなのか。
自分だけが我慢すれば上手く行くと考えているからなのか。
その考えを壊そうとしているのだけれど、
産まれてから今までの環境の中で、長い年月をかけて身に付けてしまった癖はなかなか抜けないみたいだ。


この前来た友達も、もう10年以上の付き合いになるけれど
「亜栗鼠の怒ったところ見たことない。」
と言っていた。

他の友達も、
「だって亜栗鼠怒らないんだもん。」
と言ってたっけ。


『怒り』ね・・・
私は、いつ、どこで、何に対して
『怒り』を覚えるんでしょうね。

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2002年08月31日(土)



 トイレが恋人の一日

洗い物してトイレに篭り、
掃除機かけてトイレに篭り、
少し横になってトイレに篭り、
洗濯物取り込んでトイレに篭り、
電話を切って嘔吐して

うぅ、最悪。

まあ、なんとか夕方にはトイレと離れることが出来て
かな〜り手抜きの晩ご飯。
それがまた不味くて
うぅ、最悪。

それでもやっぱり一緒にお風呂には入るのでした。




最近、彼の体調も心配。
今までずっと無理してきてたから
疲れがどっと出てきてるのかな?
私のマッサージが少しは役に立ってくれていればいいのだけれど。
マッサージではどうにもならない疲れだと・・・
心配。

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2002年08月29日(木)



 少し無理してた

何もしていない。
何も出来ていない。

そんな焦りから、少し無理をしていたのかもしれない。

好きな人のためなら出来るはず
一緒にいられるんだから出来るはず
このくらい・・・
このくらいのこと「出来ない」なんて言えない。
大丈夫
大丈夫
私、まだ何も出来ていない
だから、これくらいしなきゃ
まだ足りない
こんなんじゃダメだ。

そんな思いが、知らず知らずのうちに無理を生んでいたのかもしれない。

でも、まだ出来ない。
あの問題がハッキリするまでは・・・
だから
今のうちに出来ることを・・・
何もしていない今なら
少々の無理は出来るはず

そんな焦りが、自分を追い詰めていたのかもしれない。


全てお見通しだった。
自分で気付かせようとしてくれていたのだけど
気付かせるように仕向けてくれていたのだけど
気付けなくて
それどころか
どんどん自分を追い込んでしまうばかりで


自分でも気付けないことなのに
全てお見通し
それは
いつだって私を見てくれているから
それだけ私を見てくれているから

それだけで頑張れるような気がするのだけど
またそうやって自分で無理を生んでしまったら意味が無い


どうしようかな
どうしたらいいのかな
明日は、少し自分の時間を作ってみようかな
そろそろ、自分の足で立てるようにならなきゃ

私はもう、人形じゃないんだから

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2002年08月28日(水)



 我侭

24時間ほとんど一緒に居て
それでもまだ
「私を見て」
と言う。
なんて我侭な私。
こんな我侭な自分を見たのは初めてなんじゃなかろうか。

一緒にお風呂に入りたい。
何故?
私を見て欲しいから。
何かを「しながら」じゃなく
ただただ
私を見て欲しいから。
そんな時間がお風呂にはある。
きっと
セックスもそう。
私だけを見てくれている時間。

いつだって
何をしていたって
きちんと私のこと見ていてくれている。
知ってる。
分ってる。
感じてる。

でも・・・
でも・・・
やっぱり
ただただ
私を見て欲しい。
そんな時間が欲しい。

我侭な私。

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2002年08月27日(火)



 苦しい

彼が彼女の話をする時

何故かもの凄く苦しくなる。


息苦しくて
胸が押し潰されそうで
血の気が引いていく感覚に陥る。


腕をなぞられると
まるで傷を付けられたかのような感覚が襲って来る。
または、誰かに「そこに傷を付けろ」と言われているような感覚に襲われる。
自分が消えていくかのような感覚。

私は、何の言葉もかけることも出来ず
否定も肯定も出来ず


気を抜いたら引き込まれそうで
私は
私が消えないよう
必死で抵抗するのに精一杯になってしまう。
抵抗を止めたら
自分が何処かへ消えていきそうで

抵抗している自分が見えている間は
まだ大丈夫なんだろう。
時々、目の前が白くなっていくことがある。
本当に意識が消えてしまいそうになることが。
怖い。
怖いと思える間はまだ大丈夫なのか。


私が私でなくなっていく瞬間を
カラダの中で見つめているような
私でない私を見つめられているような


苦しい

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2002年08月26日(月)



 

水曜、木曜と高校からの友人が遊びにきていた。

朝まで語り明かして、遊園地でちょっと本格的なゴーカートに乗って、カラオケで泣いて弾けて、久しぶりに一緒にお風呂にも入った。

来た時は、笑っていても苦しそうな表情をしていた彼女。
帰る頃には、少し穏やかで楽しそうに笑うようになっていた。

何か変わるきっかけになるかとも思ったのだけれど、帰った彼女を待っていたのは何も変わらない現実だったようだ。
やっぱり我慢して生きていくと言う彼女。
小さい体で壊れてしまわなければいいけど・・・

どうしてわかってくれないんだろう。
彼女がこんなにも努力していること。
こんなにも頑張っていること。
こんなにも愛していること。
歯痒い。

彼女の辛さも、苦しさも、我慢して生きていこうという思いも、
痛いほどよくわかる。
私には、どうしても辛い時に涙を見守ってあげることしか出来ないかもしれない。
彼女が完全に自分を見失ってしまわないことを祈っている。


過去の私のこともよく知っている彼女。
SMのことも話したけれど、何も知らない彼女には理解出来ないことだろう。
けれど、今、私が幸せを感じていることは伝わったようで嬉しい。
私がまだ苦しみの中にいたとしたら、私に泣きつくことはなかったと彼女も言う。
安心して泣きついてくれれば、私も少し安心する。

何より、私の大切なものを大切にしてくれる彼に本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
改めて、自分が手にした幸せがどんなに大きいものか実感する。

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2002年08月24日(土)



 「捨てられるのが怖いんじゃない」という殻

気が付くと動きが止まっている。
昔からよくあること。
結婚した頃から余計に酷くなっていたような気はする。
掃除をしていても、気が付くと止まっている。
テレビを見ていても、気が付くと意識が何処かへ飛んでいる。
日記を書いていてもそう。
何か考え事をしているんだと思う。
何か思い出しているんだと思う。
けれど、何を考えていたのかすら思い出せないことがよくある。

不安に襲われる。
お月様が近いんだろうか?



捨てられるのが怖いんじゃない。
捨てられたって私は大丈夫だよ。
いらなくなったらいつでも捨てちゃっていいんですよ。
私は大丈夫。
捨てられるのが怖いんじゃない・・・

いつからだろう
こんなに素直になるのが怖くなったのは。
「そうやって今までゴミみたいに男を捨ててきたんだ。」
と、前夫に言われたことがある。
そりゃ、今まで男を振った事もあれば振られた事もある。
けれど、ゴミみたいに捨てたりなんてしていない。
と思っているのは私だけなんだろうか。

「捨てるんだ。そうやってゴミみたいに捨てるんだ。」
そう言われてきたことは、私の意識に深く深く焼き付けられた。
今まで、捨てられるのが怖くて怖くてたまらなかったのに
捨てられることなんて怖くないと言い聞かせるようになった。
いつ捨てられても大丈夫なように
心構えをして人を好きになるようになっていた。

母が私達を置いて家を出た時の事、
いつものように「仕事に行く」と家を出ていく母を
私は「どこ行くの?私も行く。」と追いかけたと云う。
憶えてはいない。
けれど、よく夢に見ていた。
捨てられることを恐れていた。
「捨てられるのが怖いんじゃない。」
そう思い込むようになった私は、この夢も見なくなっていた。

自分を正当化したかったんだ。
自分を正当化したいが為に、ここまで思い込んだ。
「私は捨てられることなんて怖くない。だから、つべこべ言わずに捨てられてくれ。」
そう言いたかったんだ。
それを言う為に、私は殻を作った。

今、怖いんだ。
きっと、捨てられるのが怖いんだ。
誰かに・・・じゃない。
彼に捨てられるのが怖いんだ。
彼の傍から離れるのが怖いんだ。
彼の言葉、信じられないんじゃない。
「捨てられるのが怖いんじゃない。」
頑なに守ってきたその殻を壊してしまったから怖いんだ。
ガードを外してしまったから怖いんだ。
それでもまだ「捨てないで!」と言えない妙な我慢癖が抜けないから
だから苦しいのか・・・
「捨てないで!」それを言ってしまったら
自分を正当化出来なくなってしまうから
だから苦しいのか・・・

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2002年08月20日(火)



 友達

「会おう」と言いだしてから、もう1年以上になるネット友達と昨日やっと会えた。
「会ったこともないのに・・・」
なんて、もう言わせない。
家に来て、(一応)私の手料理まで食べて、
「ネットの付き合い」
だなんて、絶対に言わせない。
まあ、とにもかくにも
私はスッカリ友達だと思ってる。

とにかく
私は忘れられない。
私が目の前でつまづいて味噌汁をぶっかける寸前のあなたの顔を(笑)
“油断禁物”
きっと、教訓になったことでしょう(汗)




今日は、おでこにご主人様のタマタマを乗せてもらってご満悦(爆)
気持ち良いのよ。
めっちゃ気持ち良いのよ!
そして呆れられるのでありました。
あふ。

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2002年08月19日(月)



 存在

「愛しています」
それしか言葉が見つからなくて
もどかしい

彼も言うように、
私も彼に対して「恋」という感情は感じなかったような気がする。
それよりも、もっと強い何か。
それが「愛」と呼ばれるものなのか
それは分らない。

「必要な存在」
確かにそうなのだけれど
私はその言葉を使ったことはない。
「必要ですか?」
と問われると
「はい。」
と答えるけれど
「必要」というだけの存在でもない。
なんと言い表せばいいのか
言葉を知らない自分がもどかしい。

「大切な人」
それが一番しっくりくる言葉だろうか。
私も、彼がそう言ってくれるととても嬉しい。

私にとって、
主とは「必要な存在」
彼とは「大切な人」
なのかな。

「半身」
母親の体内から生れ落ちたとき
人は半分を失う
その半分を捜し求めて
人は愛し合う

私を「半身」だと言ってくれた。
「亜栗鼠がいるから今の私が在る。」
と。
嬉しくて、嬉しくて、
涙が溢れる。
私なんかが半身で良いのかな?
と思うことはあるけれど
彼が、私を半身だと思ってくれていることが嬉しい。
そして、
自分の存在がココに在ることにホッとする。
自分がココに確かに生きていることを実感する。
私も同じく思っている。
「彼がいるから、ご主人様がいるから今の私が在る。」
半身に出会い、やっと一つの体になれたのかな。

いつか、半身を失ったらどうなるのか。
本当に一つになれたなら
半分の肉体を失っても
記憶は、魂は、半身として存在していくのだろう。

いつか、半身の肉体を失う時は必ず来る。
その時、魂まで失わない様
「強さ」を身につけなくては

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2002年08月16日(金)



 

お盆も終わり。
仏様はもう帰ってしまったのか。


今日は父の命日。
もう何年になるんだろう。
私が小学3年生の時だから・・・
もう、両手では数えられない年月が流れている。

女、ギャンブル、酒、暴力・・・
ダメな夫だったようだけれど
良い父親だった。
私にとっては、たったひとりの父。

生きていれば、今頃どうだったのだろう?
私の人生も、今とは違ったものになっていただろうか?
けれど、全てがあって今の私が在る。
私の過去のどこかが違えば、彼には会っていなかったかもしれない。


今、私は幸せを感じる事が出来るようになりました。
こんな私を、今も父は見守ってくれているだろうか。

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2002年08月15日(木)



 変化

約3ヶ月ぶりに彼の仕事について行った。

風景や匂いから、3ヶ月前までの事を思い出す。
あの頃は苦しくて苦しくて泣いてばかりいた。
思い出しても、引き込まれはしない。
あの頃と全然違う表情をしている自分に気が付いた。

笑ってる。
心から笑ってる。

確実に何かが変わってる。


彼のお陰です。
ご主人様のお陰です。

違う解釈の仕方を与えてくれて
温もりを与えてくれて
肝心なな事は自分でさせてくれた。
ずっと見守っていてくれた。

主に与えてもらった力
自分で大きく出来たのかな?

きっと
そう思えるような与え方をしてくれたから
だから
この力を自分でもっと大きく出来る
自分のものに出来る
これから
この小さな自信がもっと大きくなる

だから
きっと
私はもっと強くなれる

ゆっくりと

少しずつでも

これから

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2002年08月12日(月)



 夢でまで・・・

夢の中で調教されていた。


首輪をはめられ
すっかりMモードのわたし

目覚めてからもハッキリと覚えている程
とてもリアルで
とてもとてもいやらしい顔をしていた。

なにやらしでかしてしまったわたし

お仕置き・・・

リードをつけられ
何をされるのかドキドキしているわたし

ご主人様にリードを引かれ
連れて行かれた場所には
“ランニングマシーン”
手すりにリードを繋がれ
スイッチを入れて
ご主人様はどこかへ行ってしまう

放置されること2時間
2時間ひたすら走り続けてボロボロのわたし
っていうか、
2時間も走り続けられるかーっ!

友達と一緒に帰って来たご主人様
どうやら温泉に入っていた模様

ご主人様と目が合う
ゼーゼー ハーハー
言いながら泣きそうな顔したわたし
「な、なにしてたんですかぁ・・・も、もうダメですぅ・・・」
と目で訴えかける(疲労で声が出ない)

ご主人様は一言
「あ、忘れてた。」

うぎゃーーっ!!
うぎゃーーっ!!

つか、スイッチ切ってぇぇぇっっ!!

ずるずるずるずる・・・
(↑力尽きてランニングマシーンにひきずられる音)

「ぎゃははははは・・・」
(↑ご主人様の笑い声)






なんで夢でまでこんなオチがつくのでしょうか。
最初は、めちゃくちゃエッチな夢だったのに・・・

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2002年08月10日(土)



 指切り

「俺より先に逝くなよ。」

私は頷く。
そして指切りする。

死はいつ訪れるか分らない。
「そんな分らない約束」
そう言われるかもしれない。
けれど私は指切りする。

私はいつか、主を見送る。

ただ
せめて
貴方を見送った後も、天寿をまっとうするまで強く生きていける私になれるまでは隣にいてくださいね。
まだまだ時間かかりそうですよ。

「絶対」とは言いきれない約束。
けれど私は「絶対」と言う。

私は絶対に主より先に逝かない。

この約束をしてから
守るための最大限の努力はするようになった。






空いた日付に「主との出会い4」upしました。
(8月6日だったかな?)

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2002年08月08日(木)



 とほほ

頭が痛くて痛み止めの薬を飲んで寝たら
目を覚ますと胃が痛くなっていた。
とほ。

とにかく痛くてたまらない。
薬漬けになってしまいそうだったので
胃薬は飲まずに牛乳を飲んでみた。
ちょっと楽になったので寝た(ぉぃ)

ま、胃炎ってところでしょう。
あんまり酷くなるようなら病院行ってきます。

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2002年08月07日(水)



 主との出逢い4

久々に「主との出逢い」
6月16日の「出会い」から「主との出逢い〜3」からの続きです。



お泊りした朝、チェックアウトは午前4時。
4時には出て仕事に行かなければいけないのに、この機会を逃したら泊れることなんて何ヶ月何年先になるか分らない私の都合に合わせて頂いて、私の我侭を聞いてくださった。

まだ外は真っ暗で、車もほとんど走っていない。
方向音痴な私の為に、高速の入口手前で待っていてくださった。
「あっちだよ。」
と指差し、私を見送り、お互い逆方向に走り出した。

家に着き、主にメールする。
「家に着きました。」

当時、私には夫がいた。
その日、夫は出張だった。
いつ帰ってくるか分らない。
私はシャワーを浴び、主の匂いを消す。
いつも使っているシャンプーで髪を洗い、
いつもの石鹸の匂いを付ける。


夜になり、仕事から帰った主がメッセンジャーに現れる。
「お帰りなさいませ。お疲れ様でした。今日はありがとうございました。」
いつもの様に会話する。

夫から、今日も帰らないと電話が入る。

会って話がしたい。
今日逢ったばかりだと云うのに、今しかないという思いが私を焦らせる。
自分の事を知ってもらいたかった。
結婚生活のこと、私が今、どんな環境でどんな気持ちで過ごしているのか。今までに何があったのか。
全てを聞いて欲しかった。
言葉に出来ない感情も全て見ていて欲しかった。
何が一番辛いのか、何に苦しんでいるのか、表情から、声のトーンから汲み取って欲しかった。
だから、この話は直接会って話したかった。

無理を承知でメッセに打ち込んだ。
「会えませんか?」

主は、翌日も早朝から仕事。
移動時間を考えると、とても外で会う程の時間は無い。
諦めてはいたけれど、最大級の我侭を言ってみた。
「お家にお邪魔してもいいですか?」

意外にも、主は私の我侭を受け入れてくださった。
私は、急いで主の住む街へ向かった。
降りるインターと、そこからどう走ってどこで待っていればいいかを教えてもらい、高速に乗る。

主に電話・・・
「早いねぇ。もう着いたの?」
「いえ・・あの・・・すみません・・・○○インター通り過ぎちゃいました・・・どうしましょう・・・」
「あは・・・そう来たか(笑)」
「すみません・・・方向音痴で・・・」
「次のインターで降りた所で待ってて。行くから。」

そして、迎えに来てもらって、主の車の後ろをついていった。
お疲れのところを我侭言って、更にこんなこと・・・
こんなところにまで手のかかる奴隷。
申し訳無くてたまらない。

逢うのは4度目。
主の部屋。
今までとはまた違う緊張感。
座って、一息つくと
「話たいことがあったんでしょう?」
と、タイミングを作ってくださり
なかなか言葉が出てこない私をゆっくりと待ってくださった。
私は、結婚前の事から結婚生活のこと、自分の悪いところ、自分が浮気していたこと、必死で話した。
嫌われるかもしれない。と覚悟して話した。
けれど、主の口から出た言葉は
「よく話してくれたね。頑張ったね。」
そして、優しく抱きしめてくださった。

受け入れてくれる。
私の全てを。
大丈夫。
この人になら、全てを晒せる。
全てを預けられる。

今まで信用していなかった訳ではないけれど
本当に心を許したのはこの日かもしれない。


ほんの少しの時間、主の布団で一緒に眠り、
早朝、主の仕事について行った。

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2002年08月06日(火)



 早朝

胸をキツク縛られ
乳首にはイヤリング
ショーツの中にローター
そのまま服を着て
「暫くそのまま過ごしなさい。」
と。

お茶を入れる為に立ち上がる
動く度にローターが強く当たる

荒い呼吸の度に
縄を強く感じる

呼吸する度
じりじりと縄に絞められる

キツクキツク
縄に抱きしめられる


「ハッキリ言葉を発しなさい。」

出来たときのご褒美
ご奉仕させて頂いて
また昇りつめる


くっきり残った縄の痕

イヤリングを外した後の乳首の痛み


ずっと消えなきゃいいのに

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2002年08月05日(月)



 なぜ日記を書いているのか

前回の「浴衣で」というタイトル
成人ジャンルにあって、「浴衣で」なんてタイトル
やっぱり何やら惹かれてしまう妖しげなものがあるんですね。
いつもよりアクセス数多かったようです(笑)
ホント、全く妖しげな内容がなくて申し訳ありません。



この日記を書いている理由
色々とあります。

ご主人様・彼への、なかなか口に出して言えないメッセージ。
心の中のもやもやを吐き出したい。
気持ちや状況を整理するため。
覚書。
M女として、人間としての成長の記録。
日々の忘れてしまいそうな出来事を書きとめておきたいから。

webで書いているのは、やっぱり誰かに聞いて欲しいという思いもあります。

ジャンル的には、「日常/生活」か「苦悩」の方が適しているのかもしれません。
ただ、時々エロも書くし、性癖が少し特殊なので成人ジャンルに身を置いています。
M女の日記だと思って来たのに期待ハズレだったという方、申し訳ありません。



「愛する人に残す遺品はなんですか?」
という質問に、
彼の答えは「記憶」

もしかしたら、私が書いているこの日記も
「記憶」として彼の遺品になるのかもしれません。
60、70歳になっても書いているかは不明ですが、
書いていられる限り書いていこうと思います。



この日記を書いている一番の理由は他にあるのですが
それは秘密。

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2002年08月04日(日)



 浴衣で

お祭りに行った。
彼の友達と3人で。

凄く凄く久しぶりのお祭り。
もう5年はお祭りなんて行ってなかったんじゃないかな。
長い間お祭りに行かずにいると、お祭りなんてつまらないものだと思い込むようになっていた。

ただぶらぶらと歩いて、出店の焼きイカやかき氷食べて。
それだけのことが、こんなに楽しいものだなんてすっかり忘れていた。


お祭りの後、道無き道を突き進み・・・突き進み・・・
山奥のダムに着いた。
ひんやりとしていて、
空気が綺麗で、
真っ暗で、
星がとても近くに感じた。

浴衣だったので、川に下りることが出来ず、
川の水でタオルを絞ってもらって首を拭いた。
綺麗な水は、冷たくて気持ち良かった。

お祭りで買ってきた花火をして
ケラケラと笑って
はしゃいで
綺麗な空気の中で煙草を吸った。
真っ暗闇に、白い煙が流れていく。
美味しい。

下りはまるでジェットコースター。
時々、道が見えない程の急な坂。
行きも帰りもケラケラケラケラ・・・
笑い声が絶えない。

浴衣でクロスカントリーは、かな〜りハードだったけど、
すっごく楽しかった。

途中、エンジンが止まるかもっ!
とか
転がるかもっ!
とか
パンクするかもっ!
とか
恐ろしい声が飛び交っていたけれど
なんだか、何が起こっても大丈夫な気がするんだ。
夜中に、普通の車じゃ通れない山奥で、浴衣で車を押すことになったとしても
それも楽しめるような気がする。
だから何も怖くはなかった。
だから全てが楽しかった。



家に帰って、お約束の・・・・


浴衣の帯を引かれて
「あ〜〜〜〜れ〜〜〜〜っ」
クルクル回りながら浴衣を脱がされる。

そして・・・

部屋着に着替えました。

読者の方のご期待に添えるような事が無くてすみません(笑)



心地良い疲労感。

ぐっすり眠れそうです。

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2002年08月03日(土)



 過去のこと少し

ちょっと体調を崩して横になっていたら、
彼が出汁巻き卵を作ってくれた。
白いご飯と特製出汁巻き卵とメンマ。
すっごくすっごく美味しかった。

今はスッカリ元気になりました。



私が体調を崩すと、過剰とも思える程心配する彼。
「お願いだから無理はしないで。」
と言われる。
「大丈夫。」
と言うと、
「私を哀しませたいの?」
と言われる。
「亜栗鼠の身体は亜栗鼠のモノじゃないんだから。」
と極めつけの言葉。
それを言われたら、どうしようもない(笑)

とても嬉しいのです。
嬉しくて、申し訳無くて、涙が出るのです。


前夫には、
「アンタが体調悪くない日なんかほとんど無いじゃないか。」
と怒られていた。
セックスを求められ、体調が悪いと断ると、暴力は振るわなくても目の前で暴れたり、小1時間お説教が始まることもあった。
「どうして体調が悪いんだ。」
「いつもじゃないか。」
「いつなら体調が良いんだ。」
「さっきまで何も言ってなかったじゃないか。」
「よそでしてくるぞ。」
本当に体調が悪い時もあれば、夫とのセックスが嫌で体調が悪くなることもあった。
話はどんどんとズレ、朝までお説教ということも珍しくなかった。
終いには、「俺のこと嫌いなんだろ?」と言い出す。
何度も何度も嫌いだと、別れたいと言っていたけれど、その度にキレて壊れて「死」をちらつかせながら出ていこうとする。
それが分っていたので「嫌い」だなんて言えなくなった。
私は口を閉ざすようになった。
どんな些細な事でキレ始めるか分らない。
そうやって、私はどんどんと心を無くし、自分でいることを諦めていった。

「まんねりレイプ」
私は前夫とのセックスを心の中でそう呼んでいた。
私が家を出た前夜は、まんねりではなく、完全にレイプだった。



もう、過去の事を書いても苦しくはなくなった。
冷静に、過去の事として話が出来る。
もう、清算出来そうです。

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2002年08月02日(金)



 失わない

身体がだるくて動けない。
冷房病かな。
クーラーの風が当たらない所でしばらく寝てたら、大分動けるようになった。

でも、やっぱりダルイ。
寝過ぎ?
うぅ。



私が前を向いて歩いている限り、彼は隣にいてくれる。
私が立ち止まったら、彼は待っていてくれる。
終わりは、私が後ろを向いて戻って行ったとき。

戻らない。
戻りたくない。
やっと手に入れた場所。
失いたくない。
どんなことをしてでも
決して。



12月になったら籍入れよっか。

うん。

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2002年08月01日(木)
初日 最新 目次 MAIL

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