日日雑記
emi



 録画し損ないました……(TT)

デスノとゴースト、しくしくしく……。
特にゴーストは「血ぬられた迷宮」最終話だったのにぃ〜;


昨日は二次手続きの振込みやその他の手配を予定していたのに、子どもが突然の発熱。
前の晩から胃腸がおかしかったそうで、吐き気がきつく、その後39℃台の熱が出てしまいまして。

実家の母と会う約束もあったので、キャンセルの連絡を入れると一言

「アンタに似たのね」

……。
ええ、確かにイベント前はしょっちゅう発熱してましたよね、お母さん!
だからってそんなとこまで似る必要ないだろうに。


夜になっても症状はあまり変わらず、わたわたしている時に義母から電話。9時まわってんのに愚痴なんか言ってこないでちょうだい。こっちは忙しいんです!

直後に同居人が帰宅。早目に夕飯の下準備しておいたので問題ナシ。今頃になって風邪でダウンしてる人が職場でも多いそうです。


今朝になって少し症状もおさまってきました。熱も38℃に下がりまして、食欲も出てきたみたい。
週末の卒業式、無事に出席できますように。

そんなこんなで予約録画するの、すっかりアタマから抜け落ちちゃったのでした。







2007年02月28日(水)



 絶叫コードギャース#18とカレーが少々

一番隊だの二番隊だの、黒の騎士団新撰組化?

親衛隊隊長に任命され、C.C.に対して優越感丸出しのカレンちゃんがウザイです(ウザイんかい;)。
つか、出てくる女ほとんどダメだわねー。唯一イケてんのがコーネリア<ザ・タカラヅカ>だもん、不毛だよ〜;

男がからむと途端に面白くなくなるのは何故でしょう。
カレンもシャーリーも、ナナリーもヴィレッタもユーフェミアも、

ミレイ会長に至ってはロイド・マジックで別人じゃないですか!!


あー、ここでも捕虜の扱いが問題なのですね。
そして無駄死にかどーかも、上官が決めてしまうのですね。

ガンダム無双、3月1日発売ですね!(だからどーした)


シュナイゼルお兄さまったら、登場派手過ぎ。
ゼロ殲滅を命じたの、この人かあ。あとで妹はたっぷりお仕置きだな。

あの真っ赤なゲロゲロの正体がとても気になります。








さて、自分の出生の秘密を知ってしまった鉄平兄ちゃん。
おぞましき存在は万俵家そのものだと、そろそろみんな気づき始めた感じです。
お兄ちゃんの尻馬ライダー計画が水泡に帰した銀平くんの、今後の動向を要チェキですわね。

キレイな人とキタナイ人をとても分かりやすく区別しているので、このまんま立場をひっくり返せば、大介親父よくぞ心を鬼にして家を守った天晴れ!な展開も充分可能です。

物語はつねに双方向で楽しむのがオツなのですよ。







2007年02月27日(火)



 dinorahって何だ?

ポルトガル語らしいんだけど、翻訳サイトで検索してもよく分かりません。人名なのかしらん?


なんかこう自分に喝を入れたくて、大昔の曲なんか聴いてます。
今日はクインシー・ジョーンズ日(笑)。
本人のオリジナルと共に、マイケル・ジャクソンやジョージ・ベンソンのプロデュースアルバムも。ああ、懐かしいなあ。

その中に「DINORAH DINORAH」というタイトル曲がありまして、作曲はブラジル人のイヴァン・リンスというから、多分ポルトガル語なんじゃないかなあと。



柳田邦男『犠牲』、予想通り重い内容のため、じっくりゆっくり読んでおります。優れたノンフィクション作家として知名度の高い柳田さんの家庭が、こんなボロボロだったとは知りませんでした。
逆に家庭の辛さがあるからこそ、深い洞察力を培ったのかとさえ思います。

長く神経症に苦しみ自死を選んだ次男が脳死に至る過程を、ただ見守るしか出来ない無力感。胸が張り裂けんばかりの後悔と悲しみに襲われ、それでもなんとか理性を保つため敢えて客観的になってみたり、千々に乱れる心の動きが綴られています。
理路整然とした文章が、かえって心の傷の深さを表しているようで、本当に辛いです。


書名の『犠牲』は、次男がたいへん共感していたタルコフスキーの同名の映画からつけたそうです。自己犠牲(=サクリファイ)することで世界を救おうとする男の物語。
この場合の「犠牲」はほとんど「生贄」と同義だ、と柳田さんは書いています。


あと半分、最後に柳田さんがたどりつく境地に、今から想いを馳せています。








2007年02月26日(月)



 いやいやいや、いいね勘助!

OPクレジットに「千住明」とあるだけで、全体格調高く思えるのはあたしの贔屓目としても(苦笑)、今年の大河かなりいい線いってるんじゃなくって!

さすが井上靖原作だけのことはあるわねー。
司馬遼太郎が綿密な取材を叩き台にした優れたドキュメンタリータッチとすると、井上靖はあふれんばかりのリリシズムとも言えそうです。

『風林火山』の解説書によると、井上さんはスペクタクル・シーンがお好きだったそうです。学生時代、映画のシナリオ書きのアルバイトをしていた経験からか、華やかな見せ場を意識した「物語作家」だったようです。


前にも書きましたか、主役ふたり(内野聖陽&市川亀治郎)を知らないのが幸いして、変な先入観無しで観られるのが楽しいところ♪(ここいらがカレーと違うとこだな/笑い)







2007年02月25日(日)



 こんちは、絶望先生(7)

ご機嫌いかがッスか。

最近たいして絶望してないと、断崖絶壁から転落気味の先生。ずいぶん古典的仕掛けの谷底ですな。


壱経新聞(読経新聞でもよさげ)読みながら、死ぬの町→お通夜→致死ヶ谷→死んだ橋→追悼橋→墓地ノ水→万世橋手前、三途の川めぐり。渡った先で小林●子がメイド服着てたぞ(@昨日の某バラエティ)。
さらに、東京間引きで23区から5区くらいに統廃合。ちなみに『気まぐれコンセプトクロニクル』でもこんなネタが。

「我が杉並区は成人式の出席率が23区最低ときくが、出席率の高い区はどこかね?」
「足立、墨田、北、江戸川、台東、板橋あたりですね」
「じゃ、低い区は?」
「ウチ(杉並)と世田谷、渋谷、目黒、千代田といったところです」
「……ま、いーか、低くても」

地域差別ネタは地元で根強いです。


凶作リッチだったという去年の夏アニメ。先生のお墨付き”時かけ”DVDは春先発売です♪ SEVEN STAR監督は才能は相続されなかったそーです……あーげほごほ;

「そして我が妻となる者は更におぞましき物を見るであろう!」

とか開き直られませんよーに。
そーいや、あの野球漫画のリバイバルは、その後いかがなもんでしょーか。個人的にはあの球団を糾弾する前に、

オープン直前に手術したりオープン直後にケガしたりするあの選手をどうにかして欲しいです。

じゃ、続きはwebで(ここもwebだって)。









2007年02月23日(金)



 ホッとしたのも束の間

これから4月上旬まで、まんべんなく予定が入ってしまいました。週末はほぼ全滅。
後期手続き、健康診断、卒業式、病院付き添い、納骨式&一周忌、温泉一泊、入学式。子ども専用PC購入に接続等も加わり、全部お母さんが一枚かまなきゃなりません。

「アレどうなった?」
「コレいつまでだっけ?」

知るかよ! 自分で確認しろよ、まったく!!
これにアパート契約だの引越しだのある人は、気力も財力も底を叩いてしまうのではないかしら。

しかもいちばんの厄介は、子どもがずーっと家にいること。誰かいるとオタク業務に集中できないんですよねー(-_-;) せめて昼はひとりになりたい……。




テレ朝の朝6時台ニュースでは、各コーナーのテーマ曲にアニメサントラを多く流用しています。
今朝はガンダムWとテニプリ。いやいいんだけどさ、別に。
でも、朝食作ってるとき突然こんなん流れると、包丁床に突き刺さりそうになっちゃって; 心臓に悪いです。








2007年02月22日(木)



 マリー・アントワネットに

理代子先生の人生論が続くのは、何か深い意味があるのかNHK教育。

いやはや先生のご出演を全然知らなかったので、今夜は早や3回目。47歳にして音大入学話ということは、”蒼さま”とのてんやわんや聞き損なったか、くそ〜〜; つか、もはや人生からカットされてますか、先生。


「”夢をかなえるのに遅いことはない”ってよく言いますけど、私は夢の実現には絶対締め切りがあると思う」

さすが、マンガ家(劇画家か/苦笑)ならではのご発言ですね。
40歳になって、まだかなえていない夢をノートに書き出した結果、年齢的・体力的にギリギリ間に合うと思えたのが”クラシック音楽家になる”だったそうです。

音大受験前後、入学後の顛末を綴った『ぶってよ、マゼット』(中央公論社)は、理代子先生のエッセイの中でも特に愉快な一冊です。
あたしは先生のマンガはあまり読んだことないけれど、エッセイはほとんど全部目を通したかな。(三度目の)結婚後は、人生が安定志向になっちゃったので、波乱万丈の30代モノがお薦めです。


先生のすごいのは、逆境にひとしきり打ちのめされへれへれになってしまった後も、いつの間にか復活してしまうところ。しかも転んでもタダでは起きないとばかりに、作品のネタにしてしまうところです。

ここらへん、作家の中島梓と似てるなーと思ったら、やっぱり親交があるようです。女ひとり、腕一本で男性主導型社会に立ち向かうのは、生半可な覚悟じゃできないってことよね。


何も言わずただ黙って淡々と仕事を続けるか、恥も何も全部さらけ出して世間と対峙するか。

専業と伝道の違いのような気もします。









2007年02月21日(水)



 カレーなるギャース

今週のコードギャースはおさらい回でしたので、ムダに絶叫せずにすみます(苦笑)。あんなんでも結構労力いるのですよ、ははは;



どう足掻いても、悪い方へ悪い方へと流れてしまう鉄ちゃん。息子の理想と父の策謀、どちらが勝つのか分かっているけど、なにかとんでもない奇跡を期待してしまいます。

「風林火山」の武田父子も非常に似た関係構造をもっていますが、結果はずいぶんと違うものになってしまいます。
とはいえ、それは直接目に見える形だけで、真の勝負はもっと別のところにあるというのが、ふたりの確執の根深さを物語っていますよねぇ。


ま、海に落ちた作業員を救うため、ためらうことなく飛び込んだ鉄ちゃんを見つつ

将軍(要巨大化)来ないかなあ……

と呟いたのは、あたしだけじゃないと思うンですけど(笑)。










2007年02月20日(火)



 お寒うございます

やっとこの季節らしい気温になりましたが、昼間はまだまだ暖かいです。コートなくても充分外歩けますもんね。そろそろスーツとか準備しないとなんないかな……。
あ、メッセージどうもありがとうございます♪>Oさま



昨日はボランティア先を出る直前に雨が上がり、日も差してきて助かりました。マラソンの参加者たちは大層寒そうでしたが、その後大丈夫だったかな。

例によって新横浜駅は、ソレっぽい女の子たちであふれかえっておりました。みんなお揃いのバッグを背負っていたのでロゴを確認したところ、NEWSと判明。はは〜酔って騒いで干されてたアレね。アリーナで再出発とは豪勢な(笑)。

途中買った本は、

1.ホイチョイ・プロダクションズ『気まぐれコンセプトクロニクル』
2.久米田康治『さよなら絶望先生(7)』
3.柳田邦男『犠牲』

以上3冊。

1は、ちょい前に日記でも書きましたホイチョイの最新刊。つか、このマンガまだ連載されてたとは知りませんでした;
1981年に始まったというから、今年で28年目!?凄〜;
とにかく1000ページ近いボリュームの迫力ったらありません。卓上で開いて閉じないマンガとゆーのは初体験です、アタシ;

2は、読了後感想書く予定ッス(^.^)

3は、土曜日の夜NHKで放送された『星の王子様とわたし』を観てたら、どうしても読みたくなった作品です。
柳田さんのノンフィクションは巧みな文章が魅力で何冊も読みました。しかし、自殺を図った息子さんの脳死体験をつづった『犠牲』は、ライターの客観性というか、きっと読んでて辛くなるだろうと思い、今まで手が出せずにいました。
亡くなる少し前に息子さんから贈られた『星の王子様』を何度も繰り返し読み、そのたびいろいろな思いに駆られるという柳田さん。その気持ちを多少なりとも理解するには、『犠牲』に向き合う必要があるなと感じた次第です。








2007年02月19日(月)



 心身共に穏やかな日々

やはり保険があるのとないのとじゃ、これだけ心もちが違うかって感じです(笑)。
今日、子どもは最後の受験。

「数学だけで2時間もあるの。なのに問題はペラい紙にちょろちょろしかないんだよ」

シャケのおむすびふたつとトリの唐揚げをお弁当に持たせました。会場じゃあんまり食べられないって言うから少しだけ。長かったお弁当時代も、そろそろ終わりかな。





一周忌を前に、お墓が決まりました。
お参りしやすいように実家の近くで探していたところ、空き区画のお知らせがあったので早速見学に。
同居人は帰宅するなり

「契約してきちゃったよ〜」

ですって。は、早い;
これで落ち着き先もでき、故人も安心していることでしょう。





いろんなことが足早に過ぎていきます。
春になったら、落ち着いて自分のことしよう。










2007年02月16日(金)



 書類不備;

子どもが書類の保証人欄まで自署してしまったため、訂正印の嵐でものすごいことになってしまいました。
あれで受理してもらえるかしら。
よろしくお願いいたします。>誰に



嵐といえば、本日は台風のような天気でした。
洗濯物が干しにくいという表向きの理由で(本音はプランターの手入れなんかめんどっちぃ)ベランダはエアコンの室外機しかないため、あらかじめ退避させるモノはありません。
それでも
「もしものことを考えて、物干し竿は下に置いた方がいいか」
と、本気で悩むくらいの強風でした。しかも生暖かい南風が気持ち悪く、無性にイラつく感じ。

夕方、あまりの冷蔵庫内密度の低さにやむなく買物へ出かけたときも、傘が右へ左へ振られ、しかたなく雨に打たれつつ歩きました……ヴァレンタインデーだとゆーのになぁ。
明日は気温が下がって冬の嵐らしいので、一日お篭もりしています。



録画した「ゴーストハント」、いつもOPのとある場面でワケもなく背中に悪寒が走ります。画像と音楽の相乗効果かと思うのですが……。

今日初めてビデオを観た子どもも
「やば、なんかゾゾゾってきた」
と苦笑いしてました。
……なにかあるのか、あのOP;








2007年02月14日(水)



 きゃほ♪

センターで福をふたつ拾いました。


残るは

夢の第一志望と
憧れの第一志望。


とりあえず今日は、万世橋で前祝い(笑)。







2007年02月12日(月)



 絶叫コードギャース #17

歌詞が聞き取れないとかヴォーカルのダミ声をなんとかしろとか、新OPにクレームが集中しているそうです。
歌詞が聞き取れないなんて、この歌に限ったこっちゃねーだろと思わず苦笑。そもそもタイトルが『解読不能』だしね。

前のOPはムダにさわやかで、胡散臭い復讐劇を都合よく美化してる感じだし、今くらいでちょうどいいと思います。
それよか、

いきなり始まった不穏な挿入歌をなんとかしてください。


お弁当にタコちゃんウィンナですか……これはヴィレッタの既知事実なのか、新婚生活で体得したのか。
アルマイト製と思しき弁当箱、

いっそ新聞紙で包んであれば、流行の昭和30年代テイストに便乗できようものを。

セシルさんのおむすび事件もありますし、ブリタニア人って占領地の食生活にかくも容易く馴染んでしまう人種みたいね。 
そいでもって、

ロイド先生の好物って何?

即打のスザク坊ちゃんもすごいっちゃすごいけど;
さすがユーフェミアさまが騎士にご指名あそばすだけのことは

……あるのか?

先週の壁面走りがポイント高かったんだな、きっと。


勝った者にも負けた者にも物語が必要だ――この脚本家はときどきツボなセリフを書いてくれます。
くれますが、ホントに今の今まで坊ちゃんがパイロットって気づかなかったですか、ルル; 身内に対しては判断が甘くなるのの見本みたいですね。


ルルの顔だけ空白のスケッッチ。見つけた紙片でシャーリーの記憶もどるか。

もどった途端、軍に志願しそーで怖いです;

記憶喪失とゆーのは記憶が消えてしまうのではなく、記憶の扉が開かなくなるだけだと聞いたことがあります。
ま、仮にもどったところで、二人の関係が良い方向へ進展するとは思えませんけどねー。


予告入る前にカエラちゃん映ったのには嵐のような拍手!
もう今回これだけでいいわ〜♪
なによ、なにか不満?

文句があるならベルサイユへいらっしゃい!(時期的に)








2007年02月11日(日)



 タモリ倶楽部で

「空耳アワード2007」開催中です。
たまたまチャンネル回したら、ゲストのひとりがカエラちゃんだったので、そのまま視聴。

空耳アワーは以前から人気のコーナーですが、一時期ボキャブラ天国と内容カブってましたよね。
忘れられないのは

雪は降る
荒川区内

(正しくは"雪は降る あなたは来ない")

もう爆笑の渦でした。
昨夜はビートルズの『I Want To Hold Your Hand』でサビの部分を

アホな放尿犯〜♪

と空耳ってました。

あたしも空耳の多い人間ですが、英語歌詞だとビーチ・ボーイズの『サーフィンU.S.A.』で「inside outside U.S.A.」が

一切合財
不衛生


に聞こえます。







2007年02月10日(土)



 <館もの>を読んでいます。

一昨年急逝してしまった佐々木丸美の『崖の館』(創元推理文庫)を読み始めました。

なんとなく名前は記憶あるって方も多いのじゃないかしら。
プロフィールによると1975年にデビュー、10年間で17作品を書いたあと20年間沈黙してしまったとのこと。
復刊ドットコムとの関連で再版が決まった矢先、亡くなってしまったそうです。


<館三部作>の最初を飾る『崖の館』は、北の海に面する崖の上に建つ瀟洒な館が舞台です。
人里離れた生活を送る資産家の未亡人の元へ集まる6人の甥・姪たち。未亡人の養女だった聡明な従姉妹が崖から転落死して2年が過ぎようとしていました。
生前の彼女を偲び思い出を語り合う彼らを、ふたたび奇怪な出来事が襲います。果たして転落死は事故だったのか殺人だったのか。悲劇は繰り返されるのか――そんな内容。


夏休み冬休みごとに、従兄妹たちが別荘に集うというシチュエーションがいいんですよね(笑)。
大島弓子の『野イバラ荘園』を思い出します。
従兄妹って、他人よりは近いけど兄弟よりは遠いちょっと不思議な関係。心理的に微妙な駆け引きがあるのも面白いです。


今後『水に描かれた館』『夢館』と発行が続くそうなので、さくさくと読み進めたいと思います。








2007年02月08日(木)



 そーいえば

初めて『2001年宇宙の旅』を観たの、大学受験真っ最中だったなー。

当時は地方在住だったため、自宅・高校の寮・受験地と三ヶ所をぐるぐるしてました。幸い受験大学の学寮に宿泊でき、結果発表までの間、同室の子と出かけた吉祥寺でリバイバル上映を観たのでした。

精密な特撮を彩るクラシック音楽、多分に形而上的な内容、後半を覆い尽くす圧倒的な宇宙の静寂――死と再生の物語は強い印象を残しました。


先日NHKBSで放送されたとき、慌しく過ぎていった高三の2月3月を思い出し、ついでに合格を勝ち取った縁起の良さもあって、子どもと一緒に鑑賞しました。






今頃になって『ハウルの動く城』の原作を読みました。
アニメでは省略された部分が多いように感じたので、補完のつもりで読み始めたのですが。

なにこれ、お話が全然違うじゃん!
いや確かに舞台設定とか主要人物は同じだけど、展開も雰囲気もだんち!!

ニートなハウルに振り回されるソフィーやマイケル、カルシファーのぼやき漫才です、完全に。しかもかなり現実的。
アニメは少女マンガ風味の二次創作だったのね。はっきりいって別モノです〜(^_^;)


しかし読み辛かったわ。
ホント、あたしってファンタジー属性低いんだなあ。








2007年02月07日(水)



 Scratchが来たよ!

初回限定盤は紙パッケージ付きなんだけど、ちょっとキツくない? いっぺん入れたら出すのに一苦労だよ〜;

そんなことはさておき、「実は全曲シングル候補だった」という今回のアルバム。3枚目ってゆーのはさ、アーティストにとって初の完成形だと思うんだよね。

1枚目は原石(今後の全てが内在する剥き出しの魅力)、2枚目は研磨(ある程度方向性が見える)、そして3枚目で初めて本人の自信作になるの。

ストックが30曲になるっていうのも、ひとつの区切りなんじゃないかなあ。これだけあれば、どの大きさの会場でも対応できるもんね。アーティストの本懐であろうライヴにも、いろいろ幅をもたせられるだろうし。


今回のお気には「SWINGING LONDON」。お父さんの故郷イギリスをテーマにした作品で、60年代風味のピアノがいい雰囲気です。
ミキシングも微調整効いてるし、アートコンセプトもこれまでの集大成って感じ。う〜ん、これは勝負かけてきてますね(笑)。
元々歌は抜群に上手いから、スタッフが固めてくれればカエラに金棒じゃ!



大学合格を蹴り、人気モデルに安住することをよしとせず、プロデューサーに「私は歌を歌いたいんです!」と直訴した思いの強さ。

誰に教えられたのでもない、チャンスはいつも自分の手で切り開くものだと内なる力が知ってる人だけが、夢をカタチにできるのです。








2007年02月06日(火)



 絶叫コードギャース #16



このアニメ、死んだと思ったキャラの敗者復活戦が多いですねー。

蜂の巣ではなく、動きを止める狙撃だったのか。手足中心に包帯巻かれてました、マオ。
さすがブリタニアの医学はすごい、一週間でフラメンコ可能とは(ソレ違ウ;)。

しかし今回のナナリー誘拐劇でもって、

アッシュフォード学園のセキュリティもザルだとゆーことが判明。

明日のブリタニアを背負って立つ人材育成の場がこんなんでよろしいのでしょーか、皇帝陛下!


若干シスコンの気がおありのコーネリアさま、妹君に触り放題です。ルルたちも含め、家族思いの一面が、今後彼女の命取りにならないとよろしいのですが。


それはそーと、会長とロイド先生は閨閥結婚されてしまうのですか? セシルさんの目が笑ってないのがやや怖;

そしてすっかり新婚家庭の扇&ヴィレッタ嬢。そんな悩殺スタイルでキッチンに立たれては、

妊娠五ヶ月でナイトメア再搭乗になりかねませんぞ。



自分で自分にギアスを使うとは想定の範囲外、ルルちゃんもやるもんですね! こっちの実践は着実ですが、あっちの実践不足はニーナまでもが心配してる様子。

先週

「おまえの知らない部分まで知っている」

とマオにうそぶいたのは、ルルがどうこうよりC.C.が露出趣味ってことのが大きいッスかね。


ところで、咲世子さんはお買物に行くときもナースキャップしたまま。
もしかして

『奥村さんのお茄子』状態なのか

ちょっと気になります。






ああそうそう、今後キャライメージソングとか作る予定なら、

ナナリー担当はフリオ・イグレシアスに一票!(↑意味分かる人は後楽園であたしと握手♪)







2007年02月05日(月)



 カレーなルゥ一族(だんだんオリジナルとかけ離れーの;)

あわよくばペコちゃん囲い込み大作戦発動の某パン屋さん、華麗なるカレーパン同様に閨閥結婚炸裂でしょーか。



暗闇にちょっとだけ光明が射したかと思うと、またぞろ暗闇に引き戻されるご長男。
お父さんがどーしても悪役に見えちゃうけど、立場を変えてみれば猪突猛進の息子を憂える父の苦悩の物語でもあるわけで。

お互い守るものがあればこその対立なので、どちらにも肩入れせず客観的に観られるドラマです。


一部では、鈴木京香に対するキムタクのサディスティックな演技が話題だそーですね。確かに毎回どついたりぶん殴ったり、珍しい絵ヅラかも。
清廉潔白な優等生役は大根でも可能だけど、本気で嫌われる悪役は実力が問われるところ。がんばれオール電化ママ!(笑)

ワタクシ密かに楽しんでいるのは、狡猾なようで女々しい次男銀平クンと風見鶏な婿殿美馬クンでっす♪
こういう人たちの先の読めない立ち回りが、今後の展開を大きく左右しますからね〜。もう裏切りでもなんでも、どんどんやって〜って感じ。


某ドラマでも大臣役の津川さん、どちらも胡散臭い狸親父爆裂ですね。現都知事が津川さんを芸能界に引っ張り込んだそうですが、今やお兄さんより弟の方が演技派になっちゃったかな?



誰が死のうが生きようが、知ったことなく世の中は動いていきます。
流行の”セカイ系”はこういう現実に反発してのことでしょうが、個人的には波にのみ込まれ敢え無く消えて行くのが好き。

何事も理にかなってる方が美しいからね。






2007年02月04日(日)



 恵方巻を買いました

デパ1F(駅デパは食料品売場が1Fなのです)の京樽前は、某TDLの順番待ちのようにロープが張られてました(苦笑)。

ちょっと前は読み方すら知らなかった恵方巻、関東でもすっかり節分の定番に落ち着いた感じです。



昨日はあずみ冬留のトレカが届きました。
箱買いしたのにコンプリできない!どれもそういうものなのですか? カード自体はとてもキレイで、専用のホルダー用意しようかと思います。

あずみさん、最近すっかりCGに移行しちゃったのね。塗りの様子からして、Painter使用みたいです。
イラストレーターにとって、グラーデーションの美しさやヒストリー修正機能は最高の福音だと思います。アナログだとほとんど”賭け”みたいなとこあるし(苦笑)。



書評で大絶賛の『夜は短し歩けよ乙女』(森見登美彦/角川書店)、品切れが続いていたのを絶妙のタイミングでゲットしました。
日本ファンタジーノベル大賞を受賞して3年、人気・実力共に急上昇中です。

この作家はとにかく文体のリズムが軽妙で、思わずトトントントンと、合いの手代わりにヒザを打ってしまいそうになります。
世話物の現代版って感じですかねえ。落語のノリもありますし。


かつて同じ賞でデビューした佐藤亜紀は
「デビュー作は小説家に一生ついてまわる。投稿先はよくよく考えて選んだ方がいい」
と語ってました。彼女にとってこの賞は、平野啓一郎とのドタバタ(平野の芥川賞受賞作が佐藤作品の盗作ではないかと騒がれたもの。結局新潮社は内容を不問に付し、芥川賞というステータスのため佐藤を切り捨てたと言われる)を経て、不本意な肩書きになってしまったようです。

一方、現在映画公開中の『墨攻』の原作者酒見賢一は第一回目の受賞者ですが、デビュー作から一貫して中国史を題材にした作品を書き続けています。


受賞以降の悲喜こもごもはあれ、何事も継続してこそ価値があると思わせるお話でございます。







2007年02月03日(土)



 いつの時代も

困った親子というのはいます。
たいていは親に元凶があるのですが。

被害者意識ばかりが強く、権利には義務が伴うとは夢にも思っていない。
子どもを信頼するのと甘やかすことの区別がつかない。
子どもにも人格があるということを理解していないので、子どもが非難されると自分が非難されたように感じ憤る。

こういう保護者と対峙しなけらばならない先生や学校に、同情を禁じ得ません。

今夜のNHK『クローズアップ現代』では他にも

「夜遊びして朝起きてくれないので、担任に迎えにきてほしい」
「給食費を払っているのだから、欠席したらパンや牛乳おかずを自宅に届けろ」
「どうして仲の悪い子どもと我が子を同じクラスにするのか」
「担任は保護者に指名させるべきだ」

等々、にわかには信じ難い要求の事例が紹介されてました。
いじめや無能な教師に翻弄される不幸は深刻でも、困難は乗り越えるものではなく排除するものだという安易さが見え隠れ致します。

最近は収入があるにも関わらず給食費を滞納する家庭が話題ですが、いつのまにか「言ったもん勝ち」の風潮が教育現場でもまかり通るようになってしまいました。


社会全体が経済的に苦しかった時代、恥とは「非常識な言動をとること」を指しました。
しかし凡その家庭で豊富な電化製品や車を所持できる現在、「余所がやっているのに、ウチはできない」ことが恥となりました。
しかも内容は問わない――いえ、問えないほどに、日本人の教養もモラルも低下してしまったのです。


所得格差や学力低下を憂える前に、その場凌ぎの対処療法ではなく長い目で見据えた「人の育成」に力をそそいでほしいと、切に思います。

このままでは今世紀中に、おそらく日本という国家は消滅してしまうでしょう。







2007年02月01日(木)
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