日日雑記
emi



 二日遅れのハピバースデイ♪

250歳のモーツァルト&seventeenなウチの子ども、まとめて誕生祝いを敢行致しました。なかなか家族がガン首揃う日がなくてー。リーズナブルでしたけど、そこそこ美味しかったです。やっぱ外食より食後のんびりクダ巻ける自宅パーティーがいちばんよねv(巻くなよ#)

さて今日のお買い物は
1.丸谷才一『ポー名作集』(中公文庫)
2.鈴木光司・編『月のものがたり』(ソフトバンク)
3.『戯言シリーズ完結記念!西尾維新クロニクル』(宝島社)
以上でございます。

1は先日日記でもわあわあ騒いでたヤツ。首尾よく書店で見つけることができました。カバー書きによると「格調の高さで定評のある訳文」とのこと。うふふ、こういう点ではアタシの目に狂いはないのよ。

2は書店で偶然見かけて一日考えて買いました。「編」と銘打ってあるとおり、日本文学の中から月にまつわるくだりを鈴木さんが編集したものです。比較的スタンダード・ナンバーが多いかな。堀口大学の『月光とピエロ』が入ってれば更に良かったですねえ。

3はタイトルどおり西尾さんの超人気ノベル『戯言シリーズ』を中心に、彼の作品を紹介・分析したガイドブックです。カラーページがふんだんで、キャラの決めゼリフもばんばん入ってるのが愉快痛快。やはり人識の「殺して解(ばら)して並べて揃えて晒してやんよ」が最高だぜ!(贔屓激しいな;)


さて、明日からルナティックの編集準備と、兄さんの新しいイラストを同時進行で参ります。2月そうそう更新かけられるよう、皆さまのパワーを送ってくださいませね〜(^.^)





2006年01月29日(日)



 ルナティックでしたv

本日の集会は時間差(笑)で計4名参加。
お天気もいいし暖かいし、外出にはもってこい日和です。出掛けにお洗濯物干してって正解でした。

メンバーが皆神奈川県勢だったので横浜に集合。先発隊は東口スカイビル上のメキシカ〜ンなレ〜ストランでランチをいただきました。タコスだのなんだのかんだの(要するにタコスしか知らない;)たくさんプレートに乗っていて、見るだけでも楽しいコンボ。ちょっと辛かったけど美味しかったよん。
デザートに、バナナとクラッシュアーモンドをタコスの皮(とゆーのか?)で包んで揚げて、カラメルソースと生クリームとバニラアイスが添えてあるのをいただきました。いや〜、久々にとことん甘い!ってものを食べた感じです。

その後デパートをぐるぐるして、後発隊と合流。お茶しながら、話題はエスケープ・ヴェロシティでございましたのよ。ついて来られるのはルナのメンバーだけね、きっと。気が付けばとっくに日が暮れておりましたさ。

本日の収穫はディケンズ『オリバー・ツイスト』の文庫本。翻訳本三種類あったんだけど、上巻1ページ目を読み比べて新潮文庫にしました。
最寄駅に戻ってから、ネット注文しておいたシャンバラフィルムコミックスをコンビニで受け取って帰宅。ああ、頬切り兄さんは動いてても止まってても麗しい〜(^o^)丿





2006年01月27日(金)



 門をくぐって扉をあけて

シャンバラ、シャンバラ、シャンバラ〜〜〜な一日でした!
昨日届いた「鋼劇場版シャンバラを征く者」初回限定版DVD(3枚組)を観倒しましたの。以下、感想ですのでご注意くださいね。


まず1枚目は本編。OPだけでも7〜8回観たかしら(^_^;) あと窓ガラスで頬切り兄さんもvv 劇場ではとにかく兄さんばっかり追いかけてたので、他のイメージが弱くて。でもDVDで納得いくまで観られると思うと、新たな発見や疑問、思い直しなどが出てくるものですね。
今日はロケットで扉を突破したエッカルトが、魔術を現実のものとした……とゆーところで引っ掛かりました。エドは現実世界で錬金術が使えなくなったけど、アメストリスでは魔術が有効になるの??? 門をあける条件付けも、いまいちはっきりしないような。資料を探しても明快な解説がないのよね。ある程度曖昧なまま残しておいたほうが、あとあと破綻が少ないってことなのかもしれませんが。


2枚目は水島監督の製作始末記&キャスト対談でした。
製作進行を見ていると、こんなんでよくまあ公開日までに仕上がったもんだと感心してしまいます。
なんでも、締め切り12日前のラッシュで、全1400カットのうち半分の700カットにリテイクが入ったとか; しかもほとんど色ついてねええぇぇぇ〜!(@@;)! TVアニメだと作画が間に合わなくて青い線赤い線でアテレコなんてよく聞くけど、劇場版もあまり状況は変わらなかったみたいです。それでもあれだけの演技しちゃうんだから、役者ってプロだよね。
冒頭ハスキソンのアバンが大幅に時間オーバーしちゃって、社長が監督に「切れ。切れないなら有名な大監督を呼ぶぞ」と脅しをかけたそうです。その大監督、Tってイニシャルなんだけど……もしかして○ンダムの……?(-_-;)
キャスト対談は監督、朴さん、釘宮さん、大川さんの4名。朴さんの一人称に「あたし(本人)」と「オレ(エドモード)」が混在するので、聴いてるほうは結構焦ります;

「今度ろみさんとこに泊まりにいってあげるよ。一緒に寝るか〜とか言ったりして」
「ぎゃ〜ちょっとソレ動揺します! できれば理恵に裸エプロンでお出迎えして欲しいな」
「するか、そんなの!」
「だって夢なんだもん、帰宅してさ『おかえりなさい、おふろ?ごはん?それともア・タ・シ?』ってヤツ!『もちろんオマエに決まってんじゃないかvv』みたいな〜♪」

こんな会話が兄弟モードで進行するんだよ。こっちのが動揺しちゃうよ!!
あ、それと監督と大川さんの会話によると、TVで最後にエンヴィーがドラゴンになったのは演出さんが中日ファンだったからだそうで……マジかよ!?
最後に釘宮さんが感極まってぼろ泣きしてたのが印象的でした。


3枚目は、本編を観ながら監督、朴さん、釘宮さん、豊口さんの4名がいろいろおしゃべりするとゆーコメンタリー盤。これはですね、感想と言うよりほとんど素の雑談ですねー。それだけに肩の力が抜けてメッチャ面白かったです。
いっちゃん笑ったのは「ノーアの登場はウィンリィ的にどうよ?」と訊かれた豊口さんが「ふざけんじゃねェよ!誰だよコイツ!?こっちゃ何年待ってると思ってんだ(エドと)一緒の部屋とか居んじゃねェ!!」と凄まじい怒りを爆発させたとこ。「いやウィンリィ、オレはオマエが好きだよ。ホントいい女になったよな」と朴さんが一生懸命フォローしてました。
途中でおむすびやおいなりさんの差し入れがあったらしく、コメントが止まってしまったり。「もぐもぐしてるあいだにエッカルトキター!」みたいな; ハイデリヒが撃たれたシーンでは朴さんが「力也さんのバカーっ!!」と絶叫。釘宮さんは生身のアルが大好きらしく「カワイ〜v」を連発して「自分自慢かよ#」と突っ込まれてました。
「エドが大きくなったって聞いてたけど、大きいっていっても……」と、とても微妙な反応の皆さんに、朴さんが怒りまくって「おめーら全員2メートルあんだろ!?」と虚しい反撃を(^_^;) がんばれエド!牛乳飲むんだ!!
そして最後にエドのその後についてちょろりとネタバレが。どこかのフェスで上映されたフィルムだそうで、3月発売のプレミアムDVDに収録されるそうです、楽しみ!
尚、コメンタリーの後には、劇場版トレーラーが各種収録されております。スペシャル3minヴァージョンが圧巻でした。


いや〜公開から半年、今でもこんなに(ひとりでも)盛り上がれるんだ自分!と我ながら兄さんへの溺れ様に驚いてます。アニ鋼にハマってよかった♪ 好きなもの大切なものが増えるって、こんなに幸せなことなのですね。






2006年01月26日(木)



 だんだん分かってきたような……

オンリーイベント主催サイトのBBSがまたもや揉めております。確かに当初の配置のお知らせには「え?」と思いましたが、その後の対処は適切だったんじゃないかなあ。

こんな態勢では不安だということですが、むしろこんなネチネチ細かい心配するような人間が来るって方が不安だよ、あたしゃ;

しばらく読んでいて感じたのは、書き手の中に「この主催者はイベントの流儀をあまり知らないようだから、私がひとつ釘を刺しておいてやろう」というご意見番気取りが見え隠れしてることです。
それだけイベント慣れしてるなら、経験上こんなもんだろうって予測つくでしょうに。不文律って言葉を知らんのかね。





2006年01月25日(水)



 シャンバラオンリーの案内状届く

初回の配置で揉めに揉め、もはや中止になってしまうのではと懸念されましたが、本日無事に案内状が届きました、よかったよかったv
主催者さん、踏ん張ってくれてありがとう。いいイベントになるよう、あたしらも協力すっからね♪

いよいよ明日入稿なので、案内状をコピーしたりお金おろしたりしてきました。お手伝いをたのむ相方にも参加証を送って……これがすんだら次はルナの編集だねー(^_^;)



シャンバラ初回限定DVDが発送完了ですと、今日密林からお知らせメールが届きました。おお今回は上出来ではないか、では明日明後日には到着だなと安心してスーパーへ買い物に行ったら、その隙に宅配に来やんの!
慌てて再配達たのんだら「極力今日配達致します」ですって……果たして今夜中に兄さんに会えるのでしょうかorz



いや〜本日の日記アクセス解析は、また一段とデルフィーヌ麻衣子尽くしだなと思ったら、徹子の部屋のゲストが岸恵子だったのね、なるほど; タンタン梶子と江戸京子、デヴィ夫人に中村紘子を合わせてアクセスベスト5かしら。

ウチってマンガやアニメの検索ではほとんど引っ掛からないのよね; 何のサイトだと思われてんだろ。たまには鋼とかで来てくれるお客さんもいるといいな……(T-T)




2006年01月24日(火)



 1973年初版だから……

やっぱり叔母からもらったんだろうなー。
レコードだけじゃなく、本もたくさん譲ってくれた叔母でした。先日の瀧口修造やらサラ・ヴェルナールの伝記やら、ちょーっと子どもに薦めるにはクセがあったような。叔母は趣味で絵を教えていましたが、中に少し変わった様子の女の子がいたそうです。
「訊いてみたら安部公房の娘だっていうのよ。ホントかしら。サイン本も持ってきたけど」
「安部公房……ああ『第四間氷期』の」
「『砂の女』じゃなくそっちが出てくるような中学生はイヤね」
すいません、でもそんな姪っ子にしたの誰だよ。もう遥か昔の思い出です。

えーと話を戻して、昨夜思い立ってポーの作品をチェックしようと書棚をさらったのですが、肝心の叔母にもらった文庫本が見つからなくて。入りきらない本はダンボール箱等に分散保管してるため、全部かきまわしたけれどないのですー;
どうやら「名作は欲しくなったらいつでも買える」とゆーことで処分してしまったみたい。『クリスマス・キャロル』も『飛ぶ教室』も見当たらないし。

発行は中公文庫で丸谷才一翻訳ヴァージョン。しかも挿絵がアメリカ初版のハリー・クラークなんだよねー(T-T) 検索してみたらまだ絶版にはなってない様子。
ポー作品はものすごくたくさん出版されてるし、名訳も多いと思うのですが、子どもの頃から慣れ親しんだ翻訳で読みたいなあと……今度から古いものほど処分時は気をつけよう;



屋根の上のまだ融け切らない雪と、雲ひとつない青空のコントラストが外気の冷たさを容易に想像させます。
「雪は、たちの悪い二日酔いのように残っている」
いつだったかABCニュースのレポートの冒頭、アナウンサーが語ってました。最近、アメリカ文学の性悪でドライなテイストが好きになってきました。




2006年01月23日(月)



 よく考えたら

あたしイベントに一般参加したことないや(^_^;)

全部サークル参加だわー。
だもんで、今回のイベント騒動で問題になっている「一般の入場待ちペナルティー」とか「入れ替え時間」とか実はよく分かんないの。
始まって1時間くらい売り子やってから会場内をうろうろするのね。大手はたいてい苦手なBL中心なので最初からパスしてるし、あんまり行列することもないし。一般参加の苦労って知らないかもなあ。

コミケや企業主催など大規模なイベントに慣れてしまうと、そのメソッドやレベルが当然と思われがち。たとえ個人でも主催するならそこまで気を遣えと言うは易きだけど、独自テーマのイベントをみんなで楽しみたいという主催者の気概を挫くのもどうかと思います。だってこれ、あくまで趣味・ボランティアの範疇でしょう? あんまりうるさいこと言うと誰もやらなくなっちゃいそうで、そっちのが心配。

イベントは当然あるものじゃなく、主催者の気持ちの上に成り立ってる奇跡みたいなものだってことを忘れないように……。



−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

ところで『金色のコルダ』のコルダってla cordaのこと? 弦楽器のガット線だけど。最初コーダ(coda)かと思ってたわ。
名曲100曲のタイトル見てたら、前橋汀子の偉業達成を思い出しました(笑)。




2006年01月20日(金)



 なんてつらいんだ

ひとりぼっちを 受け入れて涙が流れた


本日カエラちゃんの『You』買ってきました!
エンドレスでぐるぐるかけてます。
歌詞をながめてマジ泣きしてます……。

サビのハモリがまたいいの。
ちょっと区麗情を思い出しちゃう。

前作とはうってかわって直球勝負の青春です。
うつむいてる友だちに、そっと歌ってあげたい――そんな。





2006年01月19日(木)



 原稿アップ〜(^o^)丿

はーやれやれ。
去年の10月なかばから作業に入ったので、ちょうど三ヶ月で終了でした、よかったよかった(無事に終わって)。
あとは主催者さんからの詳細を待って来週頭には入稿です、きゃあ、どきどき♪(久々なのでマジ上がってマス(^///^)


昨日は西遊記なのうっかり忘れて観損なってしまいました、くう〜(>_<) 普段TVドラマを観る習慣がないので、たまに観てみようかなときはTVの上にメモホルダーを立てます。録画のときも同様。それすら忘れる月曜日って、個人的にほとんど脳が活動しない日なんだよねえ……;


さて明日はカエラちゃんのnewCD発売日。これ、KITKATとタイアップなのね〜♪ カワイイCM、ご覧になりまして? この時期ああいうシチュエーションはグッときます。


せっかく教えていただいたのにタッチの差で間に合わなかった『週刊金曜日』(荒川センセの鼎談掲載号)バックナンバーが本日無事届きました! センセだけプロフィールが例の牛のイラストだけど、鼎談のお写真はナナメ後ろ姿が写ってましたvv
「ニーナの話を描いてる時は打ち切りも覚悟してた」そうです。でもあの話があるからこそ、今の鋼なんじゃないかな。マンガ夜話のおっさんたちが半分涙声で「つらいなあ、ここ」って言ってたもんねー。
「勧善懲悪じゃないけど、正しい行いをしたものには対価が得られる世の中であってほしい」というセンセの言葉が鋼のすべてに思えます。

音楽担当の大島さんは、無国籍の雰囲気でというオーダーだったそうです。「ブラーチャ」も英語の歌詞だと分かりやすくてリアルだからロシア語にしようか、ってな流れだったみたい。
司会進行の石坂さんは、作者は女の子だろうなと看破してたのが凄い!




2006年01月17日(火)



 パリ三景

年末からパリ及びフランスに関する本を三冊続けて読みました。学術的ではなく、異邦人の目に映る風景を切り取ったような内容です。


■稲葉宏爾『路上観察で歩くパリ』(角川oneテーマ21)
豊富なカラー写真とともに、パリの街並みにある様々な不思議を紹介してあります。一見してなんだか分からない置物、車止め、無用のひさし……時代の趨勢で意味を失ってしまったものも多いようです。
19世紀なかば皇帝ナポレオン三世の号令のもと、古く不潔で悪事のはびこる複雑に入り組んだ建物が一掃され、パリは近代的な街並みに生まれ変わりました。その結果通りのあちこちに鋭角が発生し、三角形の建物が多くなったんだそうです。玄関にかざってあるパリの街並みを模した陶器の置物も角地は三角形になっていて、そういう理由だったのね、と妙に納得がいきました。

■堀江敏幸『もののはずみ』(角川書店)
書評で"女性に人気のあるエッセイ"と紹介されていた本。作者がパリ滞在中に集めた雑貨やガジェット――それはお菓子の空き缶だったり古びたスーツケースだったり、あまり実用にかなってはいませんが――を、美しい文体の魔法であっというまに魅力的なタカラモノへと変貌させてしまいます。ものをとおして折々の記憶を呼び覚ますといったプルースト的帰納法は、パリだからこそ自然でオシャレなのかもしれません。

■池澤夏樹『異国の客』(集英社)
去年翻訳権が切れ、あちこちから新訳の出た『星の王子様』ですが、池澤さんも翻訳したおひとりです。彼の文章も大好きで特に『マシアス・ギリの失脚』は圧巻でした。読者に多種多様なパースペクティブを提供できる才能は、お父さんの福永武彦ゆずりかも。
2005年10月現在、フランス在住14ヶ月になるそうです。自ら「異国の客」という身分を好み、知らないからこそできる発見に邁進中(笑)。インテリジェンスの高い文章が堪能できます。





2006年01月16日(月)



 原稿がほぼ出来上がりました(&追記)。

いつも編集・入稿は相方におんぶ抱っこなので、全部自分で手配するのたいへん; CGは描けてもレイアウト指定が分からないし、結局フィニッシュはアナログ作業に終始する感じです。

2月11日のイベントだと、2月3日の入稿で間に合っちゃうんだあ、凄い。つか、印刷屋さん地獄だね(^^ゞ コミケ前の修羅場なんて想像つかないや。
今回、ごく近くに同人誌専門の印刷屋さんを見つけたのでそこにお願いする予定です。直接入稿だと担当者と1枚ずつノンブルの確認とかあって、マンガ原稿はとっても恥ずかしいの。でも小説ならよく分かんないでしょうし♪ まあ見られて困るシーンもないか、ははは;

表紙1色刷りのいちばんシンプルなのにします。総数116Pなので、できるだけコスト下げたいし。

うわ〜ん、いっぱいの人に見てもらえるといいなあ。
ああ、どきどきしてくるぅ〜;


================

駅前までおでかけしてきました。
BBSで教えていただいた『週刊金曜日』は今日すでに新刊で、荒川センセの対談拝見できず、残念。購入した本は以下のとおりです。

1.近藤史人『藤田嗣治「異邦人」の生涯』(講談社文庫)
2.文/巖谷國士 作品/桑原弘明『スコープ少年の不思議な旅』(パロル舎)
3.草川為『龍の花わずらい(1)』(白泉社)

1は先月お高い単行本を衝動買いしてしまいそうになったモノ。我慢してよかったわ; エコール・ド・パリの寵児から皇国の画家となり、そのため故国を追われ終生異邦人として過ごしたフジタの生涯を描いた評伝です。彼の望郷の念を伝える様々な逸話は、聞くだけで涙を禁じ得ません。

2は先日書店で見かけ心ひかれた小さな写真集。手のひらに乗るほどに小さなスコープというオブジェには覗きレンズといくつかの窓がついています。箱型のオブジェの内部にはミニチュアの仕掛けが入っていて、それぞれの窓から差し込む光により様々に姿を変えて見えるのだそうです。なんとも摩訶不思議な光景。実物オブジェを見てみたいなあ。

3は『ガートルードのレシピ』が面白かった草川さんの新作。これはねー表紙を見てもらえば買った理由が一発で分かるよ(笑)。是非、アナタも書店で確認してみてね♪




2006年01月13日(金)



 ナゾのショッピングモール

最近夢によく出てくる場所。
多分自分の知ってるいろんなお店が複合されてるんだと思います。ムダに広いホール、入り組んだエスカレータ、そこには何故か本とお菓子と雑貨しか売ってません。たまに服を買おうとしても、地下街にはユニクロ系とシャネル系しかなく、何も選べずに退散してきます(苦笑)。
一方、レストラン街は割と充実してる模様。東京ドームのように広い大衆食堂もありますが、オーダーして食べ終わるまで少なくとも3時間はかかるのがネック。店員をつかまえるのが至難の技なのよ。

子供の頃はイナカ住まいだったこともあり、999のようなデカい駅や空港がよく登場しました。海面すれすれに浮くレールの上を走る列車とか、透明の機体で離発着する飛行機はスリル満点; しかし当時からあたしの夢はカッ飛んでたなあ。

おこたでとろとろしてたら、以前PTAで一緒だった強力マダムと件のモールでお食事する夢を見ました。
「なにがよろしい?」
「ギョーザ食べたいな」
「それははちょっと……」
渋るマダムはロング丈のミンクのコートをお召しだったです。気が利かなくてすいません(ここで謝ってもな。しかも夢だし;)。




2006年01月12日(木)



 メモメモ

1月24日(火)シャンバラを征く者フィルムコミック上下巻
1月25日(水)シャンバラを征く者初回限定版DVD
1月??日   西尾維新クロニクル
2月24日(金)アートコレクション鋼の錬金術師Vol.2
3月22日(水)鋼の錬金術師13巻初回特装版
3月29日(水)鋼の錬金術師PREMIUM COLLECTION DVD


……以上注文済み。
発売当日ちゃんと届くか届かないか、通販各社の意地と努力を高見の見物と参りませう♪


1月18日はカエラちゃんの新曲『You』発売。
2月22日はHYDE兄さんの『SEASON’S CALL』(BLOOD+のOP)発売。
以上は直接購入。この差は何?答えは今日のブログへGO!




2006年01月11日(水)



 彼女の名はカルメンシータ

ちなみにビゼーの『カルメン』も本名はカルメンシータです。
高校の恩師カルメンシスターはそのままだそうで、ニュアンスの違いってあるんですか?と訊いたら「えみちゃんとえみりちゃんくらいの差」と言われました(笑)。

さて、本日の個人的最大ニュースはカルメンシータでもえみりちゃんでもなく、ハインリヒ・ハラー氏93歳で死去だよ!

彼は、楼蘭やロプノールを発見したスウェン・ヘディンと並ぶ20世紀の傑出した探検家、登山家です。ご存知の方も多いと思いますが、ブラピ主演の映画『セブン・イヤーズ・イン・チベット』のモデルでもあります。
映画の封切りを狙い打つようにドイツのシュピーゲル誌がハラーは元ナチ親衛隊だったとすっぱ抜き、やむなく冒頭シーンを撮り直したという逸話もあるそうです。

鋼SSをでっち上げるにあたりいろいろ下調べをしてるうち、チベットの理想郷「シャンバラ」関連でこのことを知りました。また、ナチがいかにオカルトに傾倒していたかもショッキングな事実でした。

ヒトラーは千年帝国を夢見て、己の永遠の命をも夢見ていました。そしてそれは12年4ヶ月と8日で終焉を迎えます。





2006年01月10日(火)



 ホントに雑記だな;

樫本大進『パッショナータ』を聴きました。若きヴィルトゥオーゾ(帯に書いてあった)どんな演奏じゃいと思ったら、今まで聴いた中でもいちばんゆっくりめーなグリーグとフランクでした。あんまりゆっくりなので、早いパッセージのとこも音が追えるくらい。グリーグの楽譜欲しいんだけど、銀座まで出ないとダメかなあ。


アイリッシュの『幻の女』を再読中。冒頭の「彼は若く夜も若かった」いう有名な一節は、スタンダードナンバー『恋人よ我に帰れ』の歌詞をなぞっているそうです(って前にも書いたかしらん)。


小川洋子『博士の愛した数式』が映画化されて話題になってますね。芥川賞の『妊娠カレンダー』以外読んだことないですが、ちょっと今気になってる作家です。


年末NHKで放映されたドラマ『クライマーズ・ハイ』面白かったですねえ(今頃ですが;)。編集室の1分1秒を争う修羅場の緊張感って大好きです。現場はたいへんでしょうけど。全国紙の場合、枠外にある版数を見るとその地域が情報的に都会か地方か分かります。ウチのあたりはどうかな(笑)。


昨日から始まった新大河『功名が辻』、どーしても一竹辻が花が先に出てきちゃってダメ; この話、むかーし西田敏行と佐久間良子主演のドラマで観たのですが、その二人も今回キャスティングされてんので、ますます脳内こんがらがってます(^_^;)


お余所さまのサイトにいきなり父の会社名が載っていてたまげました;(現在は退社) そういや担当したTVCMが長期間使用されていたので、いい加減変えろヨ#と後任にクレームつけてたっけなあ(笑)。




2006年01月09日(月)



 アニメコナン10年目

とゆーことは、ここに越してきて10年目ってことかあ、うわー;
当時はまだお話を知らなくて「どうして子どもの顔なのに神谷明の声なのだ?」と、謎解き部分で首を捻ってた覚えが(^_^;)

作者の青山さんは、去年コナン役の声優・高山みなみさんとご結婚。「家に帰って仕事のことを忘れたい時でもコナンの声がする」ですって(笑)。
「コナンと同い年だったのに新一に追いつきました」というファンレターもいいですよね。ウチも単行本全部ありますよ〜ん♪ アニメも大好き、でも早く新一と蘭ちゃんのラヴラヴが見たいですvv



ってな夕刊記事をながめていたら、身内作家の記事も載ってるし; そーですかー105歳まで書きますかー、頑張ってくださいね〜(^.^)/~~~




2006年01月06日(金)



 ネットショッピング初め

えーと月末発売の『西尾維新クロニクル』(宝島社)と、樫本大進『パッショナータ』(プーランク&グリーク&フランク)でした。今日はこれから郵便局にも遠征し、同人誌の注文をして参ります。

昨日は思いの他筆が(ペンが?)進み、各話扉絵ができあがってしまいました。ブランクページの穴埋めイラストも描いたし、これであとは表紙を残すのみ。なのに、まだ本文にちょこちょこ手が入るんだよねー; どうってことはないの、代名詞を変えたり漢字を平仮名にほどいたり、そのときの気分で違うんです。
週刊誌や新聞連載をもってる人って、すごいなあと思います。創造性はもちろんだけど、計画性や思い切りの良さが不可欠だもんね。



特番があったせいか、昨日から当日記に「岸恵子」「デルフィーヌ麻衣子」「イヴ・シアンピ」での検索がわんさか来てます。アクセス解析してビックリしちゃったわ;
現在渋谷東急本店で恵子さんの写真展開催中。年末に招待券渡したんで、今頃母が行ってるでしょう(笑)。

それ以外では相変わらず川添梶子の検索が多いです。これを機に野地さんの『キャンティ物語』(冬幻舎)復刊すればいいのにね。




2006年01月05日(木)



 そして誰もいなくなった

まだ真っ暗なうちに同居人を送り出し、そのままお布団へUターン。子どもは知らない間に起きてひとりで出てった模様。部活初めは午後からだったのね。

そんなこんなで現在お昼過ぎ、家にはあたししかいません。
ああ、夢のようだ。
昨日まであんなに悪かった体調がウソのように治ってたり(←キャッシュなヤツ;)。年末年始家族サービスに追われた皆さま、早いとこ家庭で職場で自分のペースを取り戻しましょうねえ。


さて、原稿は各話の扉と表紙を残すのみとなりました。
予定どおり絵の部分が残ったとゆーことで……(T-T)
あと10日くらいで完全アップしたいなあ。





2006年01月04日(水)



 今年のプリントアウト初めは

同人誌通販手順メールでございました…………一年の計は元旦にあり(元旦じゃねえじゃん)。

初夢は……何だったかな、忘れちゃったからエド兄さんだったってことにしとこう(爆)。

子どもと一緒に、あたしもお年玉をあちこちからいただきます……why? 深く考えない方がいい?

えーと20日までに入稿して、ルナの連絡まわして……それ以降はちょっと平和かな。イベント楽しみだにゃあvv




2006年01月02日(月)



 明けましておめでとうございます

大晦日、久しぶりに発熱したため、レコ大も紅白も(最初から観る気失せてたけど;)知らないうちに通り過ぎてしまいました。
熱だけなんだよね〜、このトシで知恵熱?

本日はクスリのおかげでまあ普通にやっております。まだ味がよく分かりません。支度だけは早めに整えていたのが幸いしました(生活的にもサイト的にも/笑い)。

とゆーことで、今年の目標は肝心なときに体調を壊さないようにしよう!だったり……子供の頃から目標に大きな変化がないな。

こんな管理人ですが、今年もよろしくお願い致します。





2006年01月01日(日)
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