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■ 神様の生殺与奪
なんにせよ今日いちばん災難だったのは、朝も早よからヲタクな母に「ジャンプ買ってきて」と懇願された子供であります(苦笑)。だって隣の隣がコンビニなんだもん。
さて大元のソースは不明ですが(あの早売りとかいうの止めたほうがいいとつくずく思うよ)、今日発売のWJでヒカ碁が突然最終回という情報が流れ一部ファン(と別方面に敏感な人達)の間に衝撃が走りました。 土曜日の朝、何が何だか解らずとにかくあちこち掲示板をまわり騒ぎの状況を確認。不穏な噂や陰謀説まで飛び出すただならぬ様子の中、ご丁寧にラストページをデジカメで撮影したものをアップしてるとこまでありました。
現物を見ないとなんとも言えないなあと思い、今朝一番に子供をお遣いに走らせたワケです。結果「全体の最終回というにはちょっと…」というのが正直な感想でした。当の子供も「佐為篇が終わった時も同じようなこと書いてあった」と申しますし。
確かにここで完結だとすると宙ぶらりんなエピソードが残ってしまい、首尾一貫がモットーのヒカ碁らしさに欠けるような気もします。となると何か横槍でも入ったか?と勘ぐりたくなるのもわかるのですが、そんな阿鼻叫喚的な事態でもありません。
「今夏の読み切りにご期待ください」 …だそうなので、それをお待ちします。 同時に今回の状態を額面通り受け取ることにします。これ以上の詮索もしません。なぜならあたしにとって重要なのは物語とそれを創作する上でのエピソードであり、決してコマーシャリズムではないからです。与り知らない世界でどのような遣り取りがあったかなんて興味もないしどうでもいいことでしょう。だって今回ヒカルは精一杯打ち切ったじゃないですか。それが全てでいいんです。
様々な憶測が飛び交うのを見ているうち、皆が恐れているのは物語を失うことよりむしろ、物語はいつも近くにあるという幻想に気付いてしまうことのように思えました。 だからせめて、この手に握りしめたいくつもの欠片だけは絶対はなさないように。それが輝く時も、少しばかり痛みに疼く時も、ずっと。
2003年04月28日(月)
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