日日雑記
emi



 阻止できないことには

積極的な無関心で抵抗する――ある方への返信メールに書いたセリフです。

自分で心のサイズを狭めないように。
好き嫌いはあとからゆっくり選別すればいいじゃなですか。

  毎日なんかを感じたい 
  それが痛みでも

SMAPの中でいちばん好きな歌の歌詞です。
しんどい時はこれを唱えて明日と対峙しています。


2003年04月30日(水)



 神様の生殺与奪

なんにせよ今日いちばん災難だったのは、朝も早よからヲタクな母に「ジャンプ買ってきて」と懇願された子供であります(苦笑)。だって隣の隣がコンビニなんだもん。

さて大元のソースは不明ですが(あの早売りとかいうの止めたほうがいいとつくずく思うよ)、今日発売のWJでヒカ碁が突然最終回という情報が流れ一部ファン(と別方面に敏感な人達)の間に衝撃が走りました。
土曜日の朝、何が何だか解らずとにかくあちこち掲示板をまわり騒ぎの状況を確認。不穏な噂や陰謀説まで飛び出すただならぬ様子の中、ご丁寧にラストページをデジカメで撮影したものをアップしてるとこまでありました。

現物を見ないとなんとも言えないなあと思い、今朝一番に子供をお遣いに走らせたワケです。結果「全体の最終回というにはちょっと…」というのが正直な感想でした。当の子供も「佐為篇が終わった時も同じようなこと書いてあった」と申しますし。

確かにここで完結だとすると宙ぶらりんなエピソードが残ってしまい、首尾一貫がモットーのヒカ碁らしさに欠けるような気もします。となると何か横槍でも入ったか?と勘ぐりたくなるのもわかるのですが、そんな阿鼻叫喚的な事態でもありません。

「今夏の読み切りにご期待ください」
…だそうなので、それをお待ちします。
同時に今回の状態を額面通り受け取ることにします。これ以上の詮索もしません。なぜならあたしにとって重要なのは物語とそれを創作する上でのエピソードであり、決してコマーシャリズムではないからです。与り知らない世界でどのような遣り取りがあったかなんて興味もないしどうでもいいことでしょう。だって今回ヒカルは精一杯打ち切ったじゃないですか。それが全てでいいんです。

様々な憶測が飛び交うのを見ているうち、皆が恐れているのは物語を失うことよりむしろ、物語はいつも近くにあるという幻想に気付いてしまうことのように思えました。
だからせめて、この手に握りしめたいくつもの欠片だけは絶対はなさないように。それが輝く時も、少しばかり痛みに疼く時も、ずっと。


2003年04月28日(月)



 SEEDはまた今度

まとめて絶叫し倒したいと思います。
そいでもって例の騒ぎについては明日書きます。今日はまだルール違反だから。

2003年04月27日(日)



 集会!

ルナティック定例会で新宿へ行ってきました。
前回2人だけで寂しかったのですが今日は6人、たいへん(ええもうたいへん/笑い)賑やかでした!

南口のタイムズスクェアで高島屋に入ったらEV付近になにやらスタッフがたくさん…「事故でもあったのかしら?」と思ってよーく見たらなんとアジモくんがいたのでした。まだデモ前で起動してなかったため、微塵も動かず(当たり前だ)じーーっと立って出番を待っているようでした。
アジモくんの年収は確か2000万円とかききましたが、稼動効率からいうと最も採算のいい仕事してます、羨ましい。思ったよりずっと小柄なのも可愛かったなあ。

さてレストラン街で食事摂りながらいつも通りの成り行き任せ、ベクトル予測不能の会話が延々と続きます。もう話題が飛び飛びで付いていくだけで精一杯。こっちで会話しつつ隣の話題にも耳ダンボです(笑)。

その後は場所を替えて更にディープなヲタク話に花が咲きーの。あたしが持参したプロモーション用CGハガキ(苦笑)の内、和谷くんと三谷くんと飯島くんとリョーマさまが引き取られていきました。みんなありがとね♪

ロマンスカーで帰るという一人を見送り、イズミちゃんの新シリーズ(真シリーズと言うべきか)をゲットし、湿度の高い電車にもまれて帰宅したのは午後5時。
昨日寝不足だったのと紅茶とコーヒーのちゃんぽんで貧血発生。同居人が晩ゴハンいらないのをいいことに1時間気絶。そんでこの日記書いてます。

ルナばんざい!ああ幸せ♪

2003年04月25日(金)



 二人三脚

ヒカ碁コミックスの感想に書いたように、作品を分業するのってすごく興味があるんです。作画作業ではなく物語をマンガに起こすまでの一番肝心な部分の分業…。
学生時代友人と全て一緒にやったことがあるんですが、お互いの趣味の妥協や得手不得手の分配など手間がかかりました。作画に入ってからは楽なんですけどね、二人でやっつけられるから(クラスメイトを片っ端からアシスタントにできるし/笑い)。ただこの時は一緒にお話を考えたので、ストーリーと作画のどっちかだけっていう経験はないんです。だからヒカ碁はネームまで原作者が担当と知り、ちょっとビックリでした。

二人三脚と言えば藤子不二夫があまりに有名ですが、あそこは作品を分業するのではなく藤子名義の収入を分配するシステムなんですよね。
梶原一騎の一連の作品もどれも大ヒットでした。少女マンガだと古くは「キャンディキャンディ」(後の著作権問題はガッカリ;)があるし、最近はCLAMPが完全分業みたいです。でもシステムについては詳しく知りません。

竹宮恵子の多くの作品が増山法恵との共作だと知ったのは割と最近のことです。増山さんは絵を描かないので作品は全て竹宮名義にしてたとか。現在は二人の名前が載っています。
「ストーリー面で私が主導のもの、増山が主導のもの、ふたりで一緒のものがあり、読者はその違いを敏感に嗅ぎ分ける」ということですが、あたしは全然区別つきませんでした(笑)。

尤も分業における一番の興味は「自分はこうしたいのに」という欲求が破裂してケンカになんないのかなあってとこなんです。相手によって自分の思いもよらない表現の可能性に驚きや喜びがある。それは容易に想像つくけど、「ここだけは譲れん」な場合も当然あるでしょう?
お互い大人だし、信頼もあるし妥協もできる。でも表現者としてぶつかり合いやジレンマのストレスがあるのではと、つい思っちゃうんですよねー。

2003年04月24日(木)



 結局…

春の新アニメで2度目以降を続けて観てるのは「LAST EXILE」だけです、ハァ。「青の6号」や「ラーゼフォン」系列のプロダクトみたいですね、これ。CG駆使でカラーはグレイッシュ、キャラはまったり、話はよーわからんって感じ。
でも機械大好きとしてはたまらんアニメです!今ンとこそれだけで観てます!

その他「E’S」は第一回目の絵が……だったためパス。既刊10何冊ということは連載期間が長いのでしょうが、いかんせん設定が最早古くなってしまってます。この世界5年周期で総取っ替えですからねえ。以前「サイレント・メビウス」がアニメ化された時も同じ印象を受けました。

「DNAngel」原作が少女マンガだとたいていダメなのですが、やっぱりダメでした。ラブラブが恥ずかしくって観ていられません、きゃああ。NHK教育の「だあだあだあ!」ですらのた打ち回る時があるんです、あたし(-_-;)。

「魔探偵ロキ」…これは休日の午前中という放送時間がネックでした。家にある3台のビデオが全部稼動中なので、予約録画もできません(T-T)。1回も観てなかったり。

ドラマも滅多に観ないんですよねー。「ちゅらさん2」もあと1回だし。「顔」は…どうなんでしょう?最初だけ観ましたが、いまいちピンときませんでした。
動物が全般苦手なので例のシベリアンハスキーが出てくるの、原作も読んでません。「きみはペット」設定には引かれるんですが、恋愛主軸は趣味じゃないし…。

なんのかんのとテニプリを観た後、NARUTOでサスケくんが出てくるのを心待ちにしてる今日この頃です。

2003年04月23日(水)



 受賞!

「ヒカルの碁」が第7回手塚治虫文化賞新生賞を受賞しました。
囲碁という新たな題材に挑み、大きな反響を呼んだことが理由。ほった先生、小畑先生おめでとうございました!

また同マンガ大賞は高野文子「黄色い本」。
マルタン・デュガールの「チボー家の人々」を愛読する女子高生の日常を描いた作品で、装丁が白水社の大判(絶版)と同じ黄色のデザインってところが気が利いてるのでした。高野氏は絵・内容共に女流マンガ家として現在日本の頂点に立っていると言っても過言ではないでしょう。
当日記の2002年2月25日に「黄色い本」のことについて触れておりますので、合わせて読んで頂けたらと思います。

ああ、朝からいいニュースがきけて嬉しいなあ♪

2003年04月22日(火)



 脚付だよ、おっかさん

なんてタイトルまで用意して観たのに今回のSEED!
ああああああああ、迂闊だったわ!
ムック2冊も買っていて、ちゃんと気付いていたのにいいいいいい〜〜〜ッ!!
失礼しました、キラとカガリが双子の兄妹(or姉弟)でしたああああーーーッ!!!

ぜーはー。
くすん…ふたりとも同じ誕生日だったのよ(血液型も同じ)。
「げー、あたしと二日違いじゃん!トホホ…;」
なーんてそこばっか印象に残ってたのよ!(げーってのが当時のあたしの素直な感想でした)通常なら即「双子疑惑説浮上」のハズなのに…やっぱヒカ碁に神経の97%取られてたのねー、はう(-_-;)。
不機嫌がMAXに達すると仕事に逃避するのが牡牛座の特徴です。しかも物事が予定通りに進まないと混乱する小心者で、キラA型だから首尾一貫しないと吐きそうになるんだと思います。

後半へ突入して今回、俄然好みの展開になってきました!まさか先週の当絶叫日記をスタッフの誰かが読んだとは思いませんが、ここまで引っくり返るとは!我慢した甲斐があったよう〜〜!(我慢してたのよ…(T-T))

ああ、それでキラがカガリと踏み込まないワケがわかった。ここへきて更に近親●姦じゃ教育倫理規定から即刻打ち切り命令じゃん!
フレイとも関係解消宣言だし(こうあっさりフレイが本音をバラすとは思いませんでした)、艦長の寝室は鍵が固くて入れないみたいだし。アスランからは「きみ」扱いだし一気に磁場が崩壊しました。

御破算で願いまして渡る世間は種ばかり――でもだからといってキラ&ラクスはイヤじゃ〜〜〜(ToT)!!!

2003年04月21日(月)



 男の子ってなんでできてる?

カエルにカタツムリ、子犬の尻尾
そんなもんでできてるよ

マザーグースではこんな風に歌われています。
以前読んだSFだとアメリカの男の子は「アイスクリームと野球と友情」でできてるそうです。どっかの少年誌に似てますね(笑)。

大リーグが放送されるようになり、アメリカ人の野球への入れ込み様がなんとなくわかってきました。
試合前に観客が「わたしを野球に連れてって」を大合唱してると、TVで観てるだけのこちらもウキウキしてきます。日本のプロ野球を取り巻くあれこれよりも、アメリカンスタイルの方が性格的に自分に合ってるかもなあと思ったり。要するに勝てば官軍負ければお疲れさん、明日は明日の陽が昇るっていうのが好きなんです。

ちょっと前にフランク・シナトラ主演のミュージカル映画「わたしを野球に連れてって」をBSで観て、初めて聞き覚えのあるメロディーがこういうタイトルだったことを知りました。
呑気な3拍子が古きアメリカの良心を表しているように思い、対照的な今の状況についため息が出てしまうのです。

2003年04月18日(金)



 最近の修学旅行

子供が明後日から修学旅行です。
「えっもう?」
と思われる方も多いでしょうが、学校ごといろいろな時期に適当に振り分けられてしまうようです。
京都・大阪・奈良の王道コースで2泊3日。ただシステムは昔と随分違います。

まず出発前日に大きな荷物(着替え等)はホテル宛て宅配便で送ってしまうので、子供たちはパンフやお金などを持って行くだけ(帰りの荷物も同様に各自宅へ配送します)。また新幹線乗車駅までは個人で行き、全行程が私服です。

修学旅行と言えばバスガイドさんについてぞろぞろ移動…のイメージがありましたが、この頃は前年度中に何人かに予め分かれ、いくつかある体験コースを選んでのグループ行動が基本になっています(進級して新しくなったクラス編成に関係なくこの時決めたグループで行動します)。このため子供たちは前年からコースについて学習し、スムーズに移動できるようネットなどを使って交通や食事の情報を自分たちでセレクトしておきます。
今回は初日に5つのコースが設定されているため下車駅もバラバラ。全グループは自力でコースをまわり宿泊ホテル(京都)に戻るんだそうです。なんだかアドベンチャー・ゲームみたいですよねー。
2日目もグループによる自由行動。3日目だけが新しいクラス単位で動くことになります。

このような状況下、子供の安全確保のため先生方はさぞたいへんだろうなあと思います。普段学校では携帯電話持込禁止になっていますが、このときだけは規制がかかりません。
「学校としては子供に対して絶対奨励できないですが、現実的にかなり期待してます」
と苦しい説明をなさっていました。確かに迷子や緊急の連絡に携帯があるのとないのではダンチですもんね。ウチも今回は許可しました。

学校によっては生徒らに端末を持たせ先生がナビゲーションで位置を把握する、なんてとこもあるそうです。知らずハイテクの波はいろんなところに押し寄せ、今までのスタイルを様変わりさせていたのでした。

京都のジャンプをお土産に買ってきてくれるそーですが、かの地のリョーマくんは「まだまだどすえ」とか言ったりするんでしょーか。

2003年04月17日(木)



 ライ麦畑のキャッチャー

村上春樹氏の翻訳版が出ましたねー。
「いつかグレート・ギャッツビーを訳したい」
と言ってましたが、こちらが先になりましたか。チラッと中身を見て、らしい語り口に思わずにんまりです。

「三大米文学を挙げよと言われたら『白鯨』『ライ麦畑のキャッチャー』『グレート・ギャッツビー』に高得点が入るのではないか。これらに共通しているのは1.志は高貴、2.行動は滑稽、3.悲劇的結末、である」

以上、村上氏による分析です。
生来の天邪鬼のためいわゆるベストセラー作家にはあまり手を出さないのですが、彼の作品は相当数読みました。平易な言葉だけなのに何故これほど深い印象を与えられるのか。それが何なのかわからないけれど、多くの支持を得るものは必ずそれだけの価値があるということなのでしょう。

2003年04月16日(水)



 雷鳥と漂流島

だがしかし日曜のゴールデンタイムが1時間もリバイバルってどうよ。
とか言いつつ観ちゃったんだけどさ、NHK教育。

まずサンダーバード。
ここらへんはビデオで持ってるんだけど、TVの方がずっと画面がきれいです。最新技術で画像処理してるんだろーな。吹き替えなのでセリフが細かくわかりやすいのもグー。しかし30分に満たない放映時間なので、救助隊出動まで到りませんでした(-_-;)。

サンダーバードと言えば2号とレィディ・ペネロープですわね(そーなのか?)。
その昔父に連れられて有楽町で映画を鑑賞後、大丸で1号から5号までのプラモを買ってもらい、アンダーソンをBGMにノリノリでサンドペーパーかけてた幼稚園児…。ヲタクになってしまったのもむべなるかなと申せましょう。

美貌の貴族令嬢であるペネロープは諜報活動のため七変化であちこち潜入致します。モデルはコケティッシュな容姿で人気絶大だったBebeこと、女優ブリジッド・バルドーだそうです。
当時のTV放映ではペネロープの声は黒柳徹子さん。クラブ歌手という設定の時スローナンバーをお歌いになったんですが、一瞬気が遠くなるようなお声でした。東京音大(声楽科)出身というのは本当なのでしょうか?
それはともかく、早く彼女がピンクの6輪ロールスで疾走するとこ観たいです〜!

そしてひょっこりひょうたん島。
リメイクするのかと思っていたら、当時のままをカラー放送してるようですねー。声優陣もそのままなのが感動。ビンちゃんいるじゃんかよーと驚いちゃいました。

原作の井上ひさし氏によると、実は火山の爆発でサンデー先生たちは死んでしまっているんだそうです。あれは黄泉の世界の物語なんですって…。井上氏自身の少年時代の辛い思い出を昇華するために、死と再生を込めたと語っていらっしゃいました。そう思って観直すと、また違った側面が見えてきそうです。


2003年04月15日(火)



 ひとりで暮らす

ひとりっきりで暮らしたい。
できるだけ古くて狭い所が理想。歌舞伎町の雑居ビルみたいな所。胡散臭い住人の喧騒が響き、窓からは昼夜関係なくネオンが差し込んでくると尚いい。

好きな時に起きて、おなかが空いたら食べ、ゴミを拾って日銭を稼ぐ。
AMしか入らないラジオ、湿った夜具、表面が白く煤けた薬缶、針金ハンガーにだらしなく下がったタオル。

自堕落な生活が祟って胸を患い、冷たい雨の降るアスファルトの上で誰知ることなくのたれ死ぬのが夢である。

2003年04月14日(月)



 話がなかなか進まない

OP・EDとも新装開店だっていうのに、何故か遅々として話が進まないSEED。進んでいくのはキラの女性関係とイザーク坊ちゃんの自我崩壊と、すっかりご無沙汰のクルーゼ隊長の病状くらいか。
キラたち脚付独立愚連隊の行動がめちゃくちゃ過ぎて、他のステージ(全体の戦況やお偉方の動向など)を並列に物語りに組み込めないため、これだけ「おさらい編」が必要になってしまうんでしょうねえ…でも時間がもったいないよ!

そのうちハイビジョン・システムが一般的になったら、インターフェイス分割表示でアニメを観戦できるようになるかもしれません。このメカはなに?とか、今キラたちはどこで何をやっているの?とか即検索できるようになったら便利だなあ。

だかだかとやられメ…もとい量産タイプがご登場。「お母さんの実家みたいなものだから」なーんてキラにおっしゃるシモンズ主任ですが、それで納得できるのは経産婦だけです。

さてOPに出て来るカガリ王子、キラの前ではこうだけどアスランの前ではああなのね、となかなか愉快な演出です。ラクスとキラ、フレイとキラの反比例関係もより一層明確になってきました。ロクな女の子キャラがいない中、カガリ王子に一縷の望みを託したものの何だか尻すぼみです。キャラがみんな悩んで迷っちゃってるんで、観てる方も何を目標に気持ちを駆り立てればいいのかわかんないんだよー。これってかなり辛いのよ。

来週はキラの両親が登場するみたいだし、「SEED論」なんて(ニュータイプ論のスライドだろーけどさ)根幹に近づいていけば今のもやもやした状況も少しは打破できるかなあ。

たとえ表立って登場しなくても、同時進行で他のステージもそれなりの動きをしているんだってことが端々で伺えるようになればもうちょっとテンポがよくなるような気がすんの。それと人間関係を複雑にすることで戦争は一元的じゃないよって言いたいんだろうけど、それとは別に物語を語る視点はどこかに固定した方がわかりやすいと思います。たとえばナチュラル側の動向はキラというフィルターを通して(=キラの考えや感情を語らせて)印象付ければ、視聴者も整理しやすくなるのではないでしょうか?

キラとアスランの因縁。
コーディネーターとナチュラルの確執。
SEED論と宇宙外生物(?)の謎。
クルーゼとフラガの確執。
だからどーなんだ的キラの女性関係とそれをめぐるどろどろ。

少なくともこれだけを全部破綻なく矛盾なく無理なく収束させるのはかーなーりー峻険を極めそうな気が致します…(-_-;)。
ま、あたしなんぞが心配するまでもなく、ちゃんと予定は立ってるんでしょーけど。


2003年04月13日(日)



 保護者会でございます(邪笑)。

いえ、これから行って参ります。
果たして今年は委員から逃げられるのか、前年度の引継ぎはスムーズにいくのか?スリル満点の午後のひととき。結果はまたあとでね♪

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ただいま〜♪
このノリからおわかりかと存じますが、委員は逃げ切りました!わーい、どんどんぱふぱふ〜♪
それにしても保護者会の出席率年々下がる一方です。フル・パート合わせて全体の7割のお母様が仕事してるそーだし。結局前年度に引き続き委員をやらざるを得ない場合が発生してしまいます。今回はあたしがヒーコラ言ってたのをよく知ってる方(クラスの影の参謀ね)がフォローにまわって下さったので助かりました。
その後の引継ぎもまあなんとか終了、思ったより早く帰宅できて何よりでした。はーやれやれ。

今年はプライベートが落ち着かなさそうで、ちょっとユーウツ。イライラしてケンカにならないよう気をつけたいです、ハイ。

2003年04月11日(金)



 ダメでもともと

なんだから、よろよろしながらでも前に進もう。

昨夜は原作読んだりCD聴き倒したりしながら徐々にテンション上げてみました。おかげで多少の取っ掛かりができたみたいです。
このまま「ぐるぐる度」が高くなればいいんだけどな。

管理人は一般大衆の常として怠惰で傲慢で嫉妬深いです。猫をかぶるのに限界がくると仮想敵国に怒りや不満の矛先が向きます。
しかしそれはあくまで「仮想」ですので「ああまた始まりやがった」と聞き流して下さいますように。
溜め込むと最悪の方向へ走り出してしまうんです。今ちょっとどろどろしたものを嚥下できずにいます。複合要因なので一気にすっきりとはいかないにしても、吐き出さずにいられない。気持ち悪いから。

もっと毎日を丁寧に生きていかなきゃ。

2003年04月10日(木)



 マジ、ダメかも

起き上がれなくなってしまいました(でも日記は書くのね)。
昨日と打って変わっていい天気なのに。布団くらい干したいなあ(T-T)。

今日はアニプリあるんだっけ?
じゃあそれまで寝てよう(こらこらこら…)。

2003年04月09日(水)



 青木まりこ現象

週刊新潮が「朝日新聞の看板である天声人語の内容は、個人のサイトからの盗用」という記事を掲載し名誉毀損で朝日から告訴されたそうです。
告訴云々はさておき、どんな内容だったのかなーと思ったら「本屋で立ち読みしているとなぜかトイレ(おっきいほう)に行きたくなる」ですって。なんだ青木まりこ現象かあと笑ってしまいました。

青木まりこ現象とは20年くらい前に「本の雑誌」(椎名誠氏らが主催する書評誌)の読者投稿欄で話題になったものです。
なぜか書店で立ち読みをしてるともよおしてしまいトイレを探すのが大変という青木さんの投稿に対し、その後「実は私も」というハガキがたくさん寄せられたそうです。あまりの量に編集部はこの現象に「青木まりこ現象」と名付け誌上でいろいろ論じられたのでした。
「長時間同じ姿勢で立っているからではないか」「行を追う視線運動が腸を刺激するのでは」「書籍の香りが原因か」などなど珍説奇説が並んで大変盛り上がったのを覚えています。

朝日新聞の反論によると「以前から様々な人が雑誌などで論じていたテーマであり盗用ではない」そうなので、様々な人が同じような現象を体験してるのね、と嬉しくなったり。ええ、あたしもそうなんです、実は(笑)。

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今日は夕方から最悪でした。
やることなすこと全部裏目に出ちゃって。辻褄あわせもできゃしません(T-T)。お天気と同じ大荒れでした。なんとなくカミサマに「えーころにせェよ#」と言われてるみたい…もう今夜は何もしないで寝ちゃおう。

2003年04月08日(火)



 始業式を布団の中で聞く私

ダッシュして20秒のところに小学校がある。
本日は入学式の準備で体育館がつぶれているため、在校生は運動場で始業式だ。よく晴れて暖かく風もないので窓を少し開けておくとアナウンスがバッチリ聞こえる(どの先生かわかるくらい)。

あたしはどうにも身体がダルくてみんなを送り出してから布団にUターン。なのにうとうとすると行き交う選挙カーに引き戻される。
その合間に子供たちの歓声が混じる。なにをやってんのかなあと耳を凝らすと、新しいクラスと担任が発表されているのだった。「なんねんなんくみ、なになに先生!」「うぎゃーッ#&%@!!」って感じだ。

今ごろウチの子も一喜一憂してるんだろう。とはいえこちらは受験がある分、子供より親の方がシビアだ。学年末の保護者会の帰りなど「あの先生だけはイヤ」とかなんとかいろいろ話をきかされて参った。担任の当たり外れの大きさは充分経験済みだけど、社会に出たらそんな選り好み通用しない。特に子供は早い段階で挫折を味わっておいた方が正解だ。若い芽につくキズは深いが、治る力も強い。世間を賢く泳いでいく知恵もつく。

子供たちよ。純粋もけっこうだが、それよりもしたたかに生きていける人間になってくれたまえ。

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「○○さんの描かれるカワイイ××(キャラ名)に癒されました〜!ありがとうございます!」
…イラスト系サイトのBBSによくあるカキコ。
うん、確かにカワイイし色も綺麗。シチュエーションの発想もいいと思う。しかしこのデッサンは何。
結果、ビミョーな苛立ちの方が勝ってしまい癒されないあたし(T-T)。
「下手に目が肥えてるのも考えものね」とは共通の悩みを持つ相方の弁。

それはそうと、最近フランスの若者の間では「デッサン」が日本でいうところの「マンガ・イラスト」を指すらしい。
「ご趣味は?」
「ええ、デッサンを少々」
…カッコイイじゃないか、あたしもこれでいこ。

2003年04月07日(月)



 BOO SEED!(SEEDを野次ろうぜ!)

…と思っていたのに、気配を察したか向こうが敵前逃亡。しょうがないんで絶叫はまた来週。

この頃すっかり「Breakfast with MATSUI」(命名byYES)でございます。だってせっかくの朝食に、戦争や肺炎や赤い割烹着の通り魔なんてイヤなんですもの。大リーグではうるさい応援がなくてBGMにはちょうどいいです。合間に粋なJAZZがかかるのもステキ。さすが本家本元はコンソレーションも余裕ですね。
以下最近新聞などで読んだことあれこれ。

          ★

制作ユニット、クラフトエヴィング商會の近況に「ふたりの架空の娘・吉田音」とあって納得。やっぱり架空だったんだあ。14歳であの筆致なら凄いなあと思ってたんだけど、なんとなく言い回しがトシ不相応だったんだよね。とはいえ17歳現役高校生が芥川賞候補になるご時世だし、天才小説家出てくると面白いなあ。

          ★

囲碁のタイトルって全部で八冠あるそうですが、ホルダーは全部男性。あたしはてっきり男女別枠なんだと思っていました。しかし、女性のプロ棋士はトーナメントの上位に上がってこられないという事実を知り愕然。スポーツのように体格が歴然と違うのではない、頭脳の差(優劣でなく向き不向きの差?)があるのかと思い、かなりびっくりです。
将棋が短距離レースとすれば、囲碁はマラソンにたとえられるようなゲーム。ものすごい大差がつかないので女性やお年寄りにも好まれるそうですが、やはり頂点に立つ力は厳しく凄まじいものなんだと考えさせられました。

          ★

検疫を意味する英語「Quarantine」は伊語の40が語源なんだそうです。これは中世ベネチアにおいてペストの流行地から入港する船を沖合いに40日間停泊させ、問題がないのを確認してから上陸させたことからきているんだとか。
例の肺炎、中国当局の初動ミスが汚染範囲を拡大したとWHOから指摘されていますが、どこの国だって自分とこが病気の発生地だと認めるの相当覚悟いるよなあと思います。
香港では車内や公共の場所でちょっと咳をしただけで冷たい視線を浴びちゃうらしいし、気管支の弱いあたしにはとても他人事とは思えません。

          ★

世界に現存するヴァイオリンの名器ストラディヴァリは約600台。そのうち1割強の70台が日本人保有だそうです。何故これほど日本に集中しているのでしょうか。
1台3億円以上するので個人での購入は限られますが、日本音楽財団などが所有しそこから貸与される場合が多いそうです。とはいえこの財団も基本財産は7000万円。じゃあどこがお金出してるのかといえば、「競艇」の元締め日本財団の助成なんですって!パトロンのパトロンがいたのです!
日本財団は競艇の売上3・3%を主催する地方自治体から交付金として受け取り、法律に基づいて社会福祉など公益事業を助成してきたんだそうです。しかし91年をピークに交付金が減少し始め、福祉施設の建築など大規模な助成が難しくなったので、芸術分野に支出が向いてきたとか(確かにビル建てるよりヴァイオリン買う方が安いわよね)。競輪やオートレースも同様だそうです。
公営ギャンブル転じて芸術…こんなカラクリあったんですね、いやびっくり。

追記:上記日本財団は正式名称を日本船舶振興会といいます。あの「戸締り用心火の用心、一日一善!」の故笹川良一氏が初代会長。評議員議長は先ごろ引退を発表した米長邦雄氏。日本将棋連盟への助成も盛んなんだそーでして、改めてうーむなのでした。

2003年04月06日(日)



 お願い真っ最中

朝から選挙カーが行ったり来たり、ヒートアップしてきました。しかしお願いされる方はイマイチだったりして。こういう態度がそもイカンとは思うのですが、どの候補の公約を見てもあんまり心動かされません。戦争やナゾの肺炎の脅威はもちろんですし、それ以前にプライベートで抱える問題の方がずっと深刻ですから。ただタジマヨウコちゃんがやって来たらベランダに出てみようかなーとは思ってます(めっさミーハー…;)

今日は果てしなく先送りしていた委員会申し送り文書をどうしても作成せねばならないタイムリミット。しょーがないからやったわよ、朝も昼も抜きで(毎度のことなのでエばれない)。
作業手順を全然予備知識のない人に伝授するのはもンのすごく難しいです。しかも口頭じゃなくって文書となると奇々怪々。ワード技術が未熟なせいもあるけど、もうちょっとレイアウトなんとかならんか、自分(-_-;)。
きっと今年も委員選抜紛糾するんだろうなあ。去年なんか6時過ぎまで決まらないクラスがあって、急遽夕飯コンビニ弁当にしたっけ。

学校の委員なんてそれが好きな人なんでしょうとか、ヒマな専業主婦がやってよ、などよく言われます。
はっきり申し上げますが、主婦が仕事をするしないは本人しか収入源がない以外多くは「趣味」のレベルです。子供の数も同様!それを理由に委員から逃げてはいけません。条件はみな同じなのです。
もちろんフルで仕事をしてれば、物理的に時間が取れないのは重々承知しております。でもね、仕事をしてる自分は専業主婦より偉いんだからやる必要無しと思うのは大きな勘違いですことよ。できないのならもう少し謙虚な態度でいなさい。
ちなみに我校の現PTA会長はれっきとしたサラリーマンで、ある時なんか出張先のサウジアラビアから委員会欠席の詫び状をFAXで送ってきたんだから!要は気合いの問題なの!

…と、前年度で通算6回目の実行委員任期を終えたあたしはなんか釈然としないのでした。

2003年04月04日(金)



 春の新番組(アニメ)

一応初回観てみようかと思うのは…
 月曜日 LAST EXILE
 火曜日 E'S OTHERWISE(イースかと思ったらエスでした;)
 木曜日 D・N・Angel
 土曜日 魔探偵ロキ RAGNAROK
以上でしょうか、忘れなければ(核爆)。なにかオススメがあったら是非教えてください(たくさんありすぎて絞れない;)。

ドラマはほとんど観ないので最初から射程範囲に入っておりません。それこそ「ちゅらさん2」くらいです。これはマンガみたいなテンポですごくおかしいですよー♪キャラ立ってるし。

今月からテニプリが文化放送でラジオプログラムされるそうですね。ラジオってTVより更に忘れる確率が高いわ…(-_-;)、普段の生活習慣に入ってないから。


2003年04月03日(木)



 忍者教室

が延長のため、本日は部活ナシ(笑)でございます。NARUTO、いよいよゴールデン・タイム進出なんですねえ。
日本を代表する風物のひとつ、忍者(ナレーション・田口トモロヲ/あのな#)。海外においてはサムライ・ゲイシャと同じくらい認知度が高いようです。マンガやアニメ、映画や実写ドラマでも忍者モノは何度となく取り上げられた永遠のテーマですねー。

昔々「風のフジ丸」というTVアニメ(白黒)では、番組の最後に第○代目どこそこ忍者という肩書きのおじさん(世を忍ぶ仮の姿は医師/笑い)が出てきて、忍者の技や武器をいろいろ紹介するコーナーがありました(GOGO囲碁みたいの)。ちゃんと忍者の装束をまとっているのに、カフェ仕様の丸テーブルを挟んで背広姿のインタビュアーとイスに座って話しているのが面白かったです。

ざっと思い出しても「サスケ」「カムイ」「忍者赤影」「花のピュンピュン丸(爆)」「忍者ハットリくん(実写版!)」「さすがの猿飛(スキトキメキトキス♪)」「伊賀のカバ丸」「忍たま乱太郎」…「あずみ」も入るのかな、とにかくたくさんありますよね。いしいひさいちや唐沢なおきのギャグも大好き。こうして書き出すと我ながらけっこう読んでるなあと驚いたりして(笑)。
特に「花のピュンピュン丸」は歌詞が最高。
  ありゃりゃんこりゃりゃんオツムのネ〜ジが
  こりゃまたバッチリゆるんでる〜♪
財津一郎氏の「きびしーッ!!」っていうおたけびもイカしてました。こんなんで果たして任務遂行できたんでしょーか、ピュンピュン丸(-_-;)。

…そう考えるとNARUTOってシビアな話だなあ(←今さら)。

2003年04月02日(水)



 関西言葉ってイロっぽいと思うの

特に若い女性が電車の中などで話してると、つい聞き惚れてしまいます。
関西には住んだことがないですが、勤め先の本社が兵庫県にあり、そこや大阪支店に出張するたび幸せな気分でございました(笑)。

耳だけはいいらしく「どこへ行っても30分でネイチャー」です。昨日からNHKで続編が始まった「ちゅらさん」も観終わったあとはすっかり島言葉になってるし(苦笑)。耳がいいとゆーより、単に影響されやすいだけかもですね。

CHIEさまとコラボレート中の「ルードビッピの大冒険」で、とある町の公用語を大阪弁に設定したらもう面白いの何の。
みなさまお気づきとは存じますが、あたしは絵本のようなお行儀のいい語り口がたいへん苦手でございます。しかし一応「北欧かどっかの知育アニメみたいの」が基本となってるルーちゃんでは、そうそう文体を崩せません。なのに大阪弁可になったら途端にノリノリの自分、ごめんなさいCHIEさま。今後とも監修よろしくお願いいたします(滝汗)。

2003年04月01日(火)
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