日日雑記
emi



 change the world

先日久しぶり(苦笑)に美容院に行った帰り、エリック・クラプトンのベスト版を購入した。おっそろしいことにクラプトンのアルバムを聴くのは「愛しのレイラ」以来である(くれぐれも逆算しないよーに)。
現在なんかのCMで流れている「change the world」は96年に映画「フェノミナン」のためにレコーディングされたそうだ。映画は知らないが曲は耳にしたことがあり、かなりイケてると思った。後日プロデューサーがベイビーフェイスと知ってにんまり。なーるほどねー、だったのである。

「QUIET STORM」と呼ばれる音楽ジャンルをご存知だろうか。80年代から90年代にかけてアメリカで爆発的な躍進を見せたムーブメントである。ものすごくぶっちゃけて言うと「都会のアダルト向けソウル・バラッド」ってところ。「スロー・ジャム」「スムースド・アウト・R&B」などと呼称されるときもある。

70年代のディスコ・ブーム以来どっちかってばがちゃがちゃしたダンス・ミュージックが席巻する中、ソフト&メロウ(書いてて恥ずかしいなあ;)なサウンドを好む都会のアダルト層(=可処分所得が多い層=大きいお友達/爆)を獲得するためNYのラジオ局などを中心に広がったジャンルである。

QUIET STORM系を聴くなら断然夜。高層ビルのスカイラウンジで眼下に100万ドルの夜景が広がってれば尚オッケー(笑)。男が本命の女をくどくのに絶対オススメジャンルだ。

前述のベイビーフェイスはこのQUIET STORMにおける最も著名なプロデューサーである。80年代がクィンシー・ジョーンズなら、90年代は間違いなくベイビーフェイスであろう。
クランプトンのギターと相まってクールに甘い曲。ビール片手にベランダで夜更かししたい気分にさせる。


2003年03月30日(日)



 お疲れモード(笑)

アニメヒカ碁の最終回前後、心身共にテンション上がり切りました。あちこちのサイトを徘徊し、掲示板で何度も何度も気分を再確認し、それでも飽きずにあーでもないこーでもないと…昨日辺りから停滞の一途(苦笑)。
おヨソさまも似たような状況みたい。お疲れ様でした、お互いこれからゆっくりと自分だけの余韻にひたりましょうね。

もう何回目の再放送だーというのにそのたんび付き合ってしまう――「六番目の小夜子」本日最終回(笑)でした。ああ、また泣いちゃった。ミステリー仕立てでちょっとホラーっぽくて、それでいて青春。悩んでも躓いても溌剌とした子供たち、ピカピカのほほ、幼さの残るひざ、微笑ましい。みんなに認められたい、特別でありたい、そのためには他人を傷つけてもかまわないという思春期特有の気持ちがストレートに伝わる秀作です。cobaの音楽が雰囲気盛り上げていいんだよねー。CD化は絶望的みたいなんだけど…。

ヒカルの碁単行本をとうとう買ってしまいました!
とりあえず10巻までです(どうがんばっても20冊は持ち帰れませんでした(T-T))。2巻読んでて気付いたんだけど、ヒカルってちょっと本を買うのに銀座の教文館まで行くんですね、たまげました。
とにかく止まった絵でみるヒカルや佐為たちが楽しくて!一通り読み終わったら落穂拾いの旅に出ようと思います(^.^)b

2003年03月29日(土)



 不思議なつながり

いよいよ自殺すると決めた日、芥川龍之介は子供たちを前に「明日からは菊池寛を実の父と思って頼るように」と言ったそうである。その後奇しくも芥川・菊池両氏の孫娘は同じ女子大に進学した。菊池孫はそのまま母校で後進の指導にあたった。
父の中学時代の友人は美術史家、母の友人の従兄は仏文学者で二人ともこの大学で教鞭を取っていた。そしてどういうめぐり合わせか当の女子大に進学したあたしは、お三方の講義を受けることとなったのである。

さて、叔父は物書きで件の芥川賞を取っていたりするのだが、後に作品が映画化されたときの主演女優が同大出身(何度か学食でお見かけした)。また同期直木賞だった某氏の受賞作では、主人公の恋人が同大学生という設定。後年大学の図書館でこれを読んだ時は、あまりの偶然の重なりに突っ伏した記憶がある。

敬愛してやまない千住三兄妹の従妹さんは部活の後輩だった。彼女からまだデビュー前の博兄ちゃんや明くんのお話をきかせてもらった。
そしてつい先だって拙サイトにいらしたお客さんは、部活の先輩で著名な作家でもある方の実の妹さんだという。

…ホントはまだあるんだけど、ここいらにしておこ(笑)。


2003年03月28日(金)



 ああ終わった、終わった。

今は、寂しいの半分ほっとしたの半分ってとこでしょうか。きっともう少ししたら大きな喪失感に襲われそうな気もしています…。

最終回を迎える3月は、空いている時間のほとんどをサイト作業に費やした感じです。3日おきにTOP絵を差し替えるなんておバカなことを思いつき結局やってしまいましたし、なにかイベントぽいのやりたいと無い知恵をしぼったり。本当に人間何で人生踏み外すかわかったもんじゃありません。

白状すると当初ヒカ碁にはたいして期待もしていませんでした。特に最初の1ヶ月なんてほとんど冗談(シャレ?)みたいな気分で付き合っていました。
オリジナルサイトが諸般の事情でぽしゃり、その直後TAが落雷で沈黙。修理に思いのほか時間がかかりその間のヒマつぶしみたいにアニメ感想やイラストを描いてたんです。
ところが11月に入った途端状況が豹変、気がつくとすっかりヒカ碁で頭がいっぱいになっていました。

1話も見逃さず、全部に感想を書いたなんて生まれて初めてのこと。それを人前にさらしたのも初めてだし、いろいろな意見や感想をもらったのも初めてでした。
膨大な数のファンサイトに驚き、現実の囲碁界をも突き動かしてしまったヒカ碁。
もし2001年10月のあの日TVを観ていなかったら、きっと今のあたしはなかったことでしょう。あたしこそがいちばん驚いているのかもしれません。

ここひと月の作業中、ヒカ碁関連の音楽は意図的に聴きませんでした。あまりそっちに引きずられると自分で公平な判断がつかなくなるからです。できるだけ高揚感を相殺するよう努めました。それでも最後の一週間は地に足がつきませんでした。

少年の成長の物語につきあうと、決まって最後は「ああまた自分の傍らから離れていってしまう」という焦燥感に陥ります。ヒカ碁も然り。
折りしも世間は卒業式の季節。きっと先生方は毎年毎年こんな気分を味わい、また新たな旅立ちの水先案内に意欲を燃やすのでしょう。桜の花を道連れに――。

2003年03月27日(木)



 SEED絶叫一時中断

とてもじゃないけど、あたしのキャパじゃ現状を乗り切れません(T-T)。ビデオ観るヒマもないんですってば!とにかくヒカ碁関連落ち着くまで中断しますです。

委員の仕事は新学期の引継ぎ業務を残すのみなんだけど、そのための資料作りが結構手間なんだよねー。あちこちノートを引っくり返して落穂拾いの日々。

ここんとこ毎シーズン旅行なので、もう近場で行くところがありません。先日はあんまり近すぎて今までパスしてた熱海に行って参りました。昔は新婚旅行のメッカだったそうです。
ホテルの仲居さんがめちゃくちゃ面白い人で、個人的細腕繁盛記を披露していただきました。笑って話していたけどきっと色々苦労があったんだろうなあ。

TOPや掲示板にも書きました通り、26日の最終回放映日夜から4月1日まで期間限定企画を開催します。…と言っても大した事はできないんですが、ちょっとしたお楽しみなのでお時間ある方は参加してくださると嬉しいです。
(などと言いつつ、まだ全部できてない/冷汗)

2003年03月24日(月)



 どんな大義名分を掲げても

戦争は当事国全部の責任であります。一方的にどっちが悪いとは到底言えません。
情報は自国に有利なものに限られるか、あるいは演出されてしまうため、180度印象を引っくり返すことすら可能です。
あたしは具体的な力が何もないのでうだうだ言う権利はないですが、TDLの入り口で幼児のリュックまで開かせ手荷物検査してるのを見て情けなくなりました。

そんなこんなで一日中TVをつけっぱなしにしています。ニュースは主にNHKとBS。民放は小うるさいコメンテーターがウザイのでパス。何事も淡々としてる方がいいんです。
NHKはメインのアナウンサー全部投入してる感じですねー。畠山さんなんて連続12時間くらい出ずっぱりでした。途中武田くんや出山くん、森田さんと環ちゃんでつなぎ、手嶋支局長(段々まぶたが落ちてきた)、出川さん(着たきりスズメだ)、榎原さん(やっぱりストールだ)等々海外特派員も全員集合です。
そして忘れてならない軍事評論家江端さん!やはり忌むべき戦争という状況なので、解説もたいへん言葉を選んでいるご様子です。
朝から晩までこんな調子なので、やたら兵器に詳しくなってしまいそう。やだなあ。

しかしそのさ中にあっても「おしん少女篇3」は放送、うわあです。
「カプリコン1」という映画である科学者が「ロケット打ち上げのニュースのためルーシーショーがつぶれたと言って視聴者からクレームが来るんだぞ。しかも新作ならまだしも再放送でだ!いいか絶対に我々は失敗してはならんのだ」と言うシーンを思い出しました。今は大相撲もやってるし、そのテのクレームきっと多いだろうなあと思います。世の中にはホントいろんな人がいるもんです。

2003年03月21日(金)



 アニ碁開始30秒で酸欠。

今週は覚悟してTVの前に座ったんだけど、それでも酸欠でした。以下、その他どーでもいいことの羅列。

月刊囲碁の編集部にいた記者のひとり、筒井さんが大人になったらこんなんかしらってくらい似てましたー!メガネがボストンなら尚そっくりです〜♪

同じく天野さんのスーツとネクタイのカラーは、和谷くんの反転です(核爆)。

ヒカルとアキラ王子のぐるぐるこそなかったものの、盤が大回転で酔いそうでした(-_-;)。

葦原さんは冴木さんが好きなんでしょーか。つか、葦原さんて当初よりおっぺけぺーな性格になってませんか?

打ち掛けで立ち上がったヒカルに「sai」とつぶやくアキラ王子、その瞬間背景にあった壁掛け照明が巨大な冷汗に見えました(要ビデオ巻き直し)。

14歳になった洪秀英くん、写真でなく生が見たいです。なんたらいうジュニア杯を匂わせていましたが、10月から続編スタートとかあるんでしょーか(-_-;)(-_-;)(-_-;)。

そして来週以降のあたしのモンダイは、単行本を一気に買うのか(それだけの度胸と腕力があるのか)ってこってス。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

今日は昼過ぎからたくさん飛行機が飛んでいきます。基地が多いせいもあるんだろうけど。
本当にこれしか方法はなかったんでしょうか。夕方のニュースを観ていた子供はおもむろに「戦場のメリークリスマス」を弾き始めました。


2003年03月20日(木)



 銀座月光荘

雑誌を読んでいたら久しぶりにこの名前を見た。月光荘は銀座の中でも老舗の画廊である。

月光荘にはいろいろと不思議な噂がある。
オーナーがピアニスト中村紘子の母親であるとか、店名はベートーベンのピアノソナタ「月光」から付けたらしい等など。

中村紘子は日本を代表する国際的なピアニストだが、その生い立ちは案外知られていない。
昔、松本清張の小説「空の城」が「ザ・商社」としてNHKでドラマ化されたとき、故夏目雅子がスリップ一枚でアップライトをガンガン弾くシーンがあった。彼女は商社員にかこわれている若手ピアニストという設定で「これ中村紘子がモデルらしい」と父から聞き俄然興味がわいたものである。

日本ではクラシック音楽を専門的にやろうとしたらパトロンが必要だった時代がある。それは海外留学にしろ何にしろ恐ろしく金がかかるためだ。
「空の城」は総合商社安宅産業の衰退から伊藤忠への吸収までを書いたノンフィクションだが、トップの安宅一族は当時芸術関連事業に並々ならぬ支援をしていた(これにかかった費用が企業衰退の遠因とも言われる)。収集した膨大な作品は「安宅コレクション」と呼ばれ、また美大・音大に対し「安宅賞」の奨学金制度もとっていた(これは現在も続いている)。中村紘子もこの安宅産業のバックアップを受けていたという。

当時月光荘は泰明小学校のはす向かいに店があり、3D映像の展覧会を開くなど画期的なイベントもあったが、ダ・ヴィンチの素描事件(行方不明になっていた素描作品が月光荘で発見された事件)やオーナーの死で80年代後半閉店になってしまった。
かように月光荘はいわくつきの画廊なのだが、いつの間にか復活していたらしい。地図によると以前と同じ場所に店を構えているようだ。
四丁目交差点にあった近藤書店とイオナ洋書店が閉店してしまったというし、暖かくなったらちょっと銀座散策にでかけてみようと思う。

2003年03月18日(火)



 悪霊シリーズ!

お友だちサイトの日記で小野不由美「悪霊シリーズ」が紹介されていました。
小野さんといえば「十二国記」が圧倒的な支持を得ている作家ですが、ファンタジー音痴のあたしは断然「悪霊」支持派なのです(笑)。

今からちょうど10年前、突如ヲタク熱がぶり返したあたしはそれまでの空白を埋めるが如く書店に日参し、マンガや小説を買いまくりました。1ヶ月で平均50冊くらいの状況が3年近く続き、やっと現実に追いついたあたりから淘汰が始まり現在に至ります。
その中でいわゆるティーネージャー向けの作家(作品)として個人的に残ったのが若木未生と小野不由美でした。

「悪霊シリーズ」、ゴーストハントとも呼ばれる一連の作品は講談社X文庫で1989年にスタートし、1992年に第一期(全7作)が完結。少し間をおいて1994年に第二期が同じく講談社ホワイトハート文庫で始まりましたが、現在一作のみで中断(?)しています。
あたしがまず入手したのは第二期「悪夢の棲む家」で、この頃は作家も全く知りませんでした。後書をみるとどうやら続編らしいというので、前作を探したのですがもうその時点で品薄状態。あちこち書店をまわってとりあえず何冊か購入しましたがやっぱり通して読みたい。
ちょうどその頃コミケで偶然買った悪霊本の作家さんがなんと書店勤務の方!早速手紙で発行状況を確認したら「もうすぐ重版かかります」とのお返事で、その後首尾よく全部揃えることができました。

3日かけて読み終えたとき、頭の中はもうすっかり「ナルちゃんワールド」(爆)。1作1作は完結した物語なのですが全体に主人公ナル少年の謎を解き明かすという通しテーマがあり、最後の大団円はあまりの面白さに感涙してしまいました。通常一度読んだものは(特にミステリーがらみだと)ほとんど再読しないのに、これはもう何度読んだことか。最後のカタルシスがたまらないんです。

悪霊シリーズは現在なかよしコミックスでマンガ化されていますので、そちらでご存知の方も多いでしょう。マンガを描いているいなだ詩穂さんは件の悪霊本の共同執筆者でもあり、なんとなくご縁を感じてます(一方的に/笑い)。

残念ながら原作は現在絶版で入手困難なようです(つか、いつも困難みたいなんだけど)。マンガ化で人気が再燃してるようなので、再版されることを願っています!

PS.小野さんがミステリー作家綾辻行人氏夫人なのは有名ですが、菅浩江さんと「義姉妹」の杯を交わしてるってーのは案外知られてないようです(笑)。ついでに菅さんはガイナックス代表武田氏夫人であります。ついでに…もうやめとこ(苦笑)。

2003年03月17日(月)



 呼ばれる日

あるときを境に情報よりも直感を優先するようになった。
それまでは好きな作家やアーティストの作品の発売日、コンサートや個展など手帳にびっしり書き込んでいた。しかしそのようにして触れるものはハズレはないがスリルもないことに気付き、それ以来情報を漁るのをやめてしまった。

友人たちの間で「呼ばれる」と言えば、それは無意識に自分のアンテナに何かが引っ掛かることをさす。ぼんやりTVを観てるとき、街中をぶらついてるとき、突然スッと目に留まったり耳に残ったりするもの。そして意外とそういうものにアタリが多いのだ。

不思議と感覚がイケてるときは次々と関連性のある物事に呼ばれる。一見何のつながりもないものが、実はいくつかのキーワードで結ばれていたなんてのはよくあるし、たったひとつの手掛かりからそれまでの謎が一気に解けるときもある。これも「呼ばれる」範疇に入る。

相方は「呼ばれたものに素直に応じないと、とんでもなく遠回りになってしまう」とよく言う。どんなに頑張ってみたところで、世の中出会えるものなど限りがある。書店には新刊が、CDショップには新譜が溢れんばかりに並んでいる。その中から未だ知らない自分にとっての逸品を選び出すのは、もう感覚以外ない。

今日はやたら研ぎ澄まされていて、あちこちでお呼びがかかった。歩き疲れて帰りたかったけれど「あとちょっとだけ」と結局3時間近くさまよい、いくつかの新顔と久しぶりのお馴染みさんに出会った。
さて、お茶でもいれて楽しくおしゃべりしようか。

2003年03月16日(日)



 よ〜しよ〜しデッキで囁くお〜ふたりさん♪

…とゆーことでやっぱり今週キラは捜索隊。二次遭難しないよう充分気をつけてねー。

そして唐突にしまんちゅなアスランとカガリ王子。
公式ガイドブックによると「女性には朴念仁」とありますが、今日のアスランはようしゃべらはりました。相手がオンナオンナしてなきゃオッケーなんスね。その証拠に悲鳴がダメ、素肌もダメ、下着もダメ、服の上からの胸もダメ。男の人生のヨロコビほとんどを棒にふってませんか。あーだからラクス嬢は極力全身カバーしていらっしゃると。しかしよく考えるとアレもオンナじゃないよなーなんか別の生物よね。
コーディネーターは生殖機能が低下の一途らしいのに、これ以上先細りでは困るでしょう。ここはひとつ生命力あふれるカガリ王子と宇宙一の子沢山夫婦路線でいかがでしょーか。めくるめくハナトコバコの世界。

さて一方モノマネが意外と得意なイザーク坊ちゃん。くれぐれも暴走が過ぎて「ひとり顔面罰ゲーム」状態にならないよーに。

2003年03月15日(土)



 異様な腰の痛み

ええ、もちろん買い込みすぎた自分のせいだってわかっています。しかもヒールで駆けずり回ったあとというのもわかってます。でも痛いもんは痛いのだ〜(T-T)。

…で、昨日のお買い物リスト。
魔探偵ロキ2、ルナティカン(神林長平)、フリー・フライヤー(米田淳一)、SEED公式ガイドブック、新宿少年探偵団まぼろし曲馬団の逆襲(太田忠司)、小論文トレーニング(貝田桃子/子供用)、以上。
これでも随分押さえたんですってば。ついでに帰宅してからネットで木下さくら画集も注文してしまいました。あー、スッキリした。

ここんとこ神林さんの出版ラッシュです。昔の絶版作品が次々と復刊。雪風人気が凄いんでしょうねえ。ハードカバーの短編集も出ました。
米田さんのは最近読み始めたシリーズものの3作目です。少女型兵器、これはあたしの永遠の憧れ(笑)。太田さんのは言わずと知れた宿少シリーズ最新刊!しばらくお休みしてたんですが、これからドカドカと最終回に向けて一気にいくらしいです、楽しみ!
木下さくらはロキの作者。イラストがとても魅力的で画集出るの待ってたんですよ〜!4月からロキもアニメ化で、またぞろメイドさん熱がぶり返しそう(-_-;)。
SEED公式ガイドは以前ネット注文したのですが、あまりの人気で品切れ。今回偶然入手できてラッキーでした。…うーん、キラとあたしって誕生日2日しか違わないじゃん、ヤだなあ(ホントにファンなのか?)。…と思ったらカガリ王子もキラと同じ誕生日、しかも血液型も同じ。これは何か意味があるんでしょーか。

こうして腰が痛いとかなんとかほざきつつ、けっこう元気なあたしなのでした。

2003年03月14日(金)



 書く拡散防止法

誤字ではございません。
この頃自分でも何が書きたいのか、わかんなくなりつつあって。毎日のようにあれもこれもと欲張って、結局肝心なことを掴み損ねてる気がします。
ジタバタとやっていれば、いずれ収斂されていくのは経験上わかっているんですが、なんだかなーって気分。
単なる木の芽時の憂鬱かしら。

2003年03月12日(水)



 卒業

サウンド・オブ・サイレンスではなく、本日卒業式のお手伝いに行って参りました。
まあ8:20までに集合というので(しかもお手伝いでもフォーマル着用!)朝は戦場でした。子供と洗面所争奪戦。ああ昨夜洗髪だけすませておいて正解だったよ。着替えて化粧して髪結ってアクセサリーつけてヒール(!)履いて坂ころげるようにダッシュ。ぜーはー、ここまでで全体力の60%消費(…あのな)。

お手伝いは来賓の受付と接待ともろもろの雑用で、式そのものには参加しません。いつもの学校なのですが、なんかそれなりの緊張感がありました。特に若い女性の先生が袴姿で歩いてらっしゃるのを見ると、大学の卒業式を思い出してしまいます。反対にジャージ姿しか見たことない男性の先生がスーツ着てると「うーん、七五三…」とか(笑)。

いやはや段取りがいまいち飲み込めていなかったので、階段を何回往復したかわかりません。今日は冷たい北風が吹いてふるえ上がっていたのに、いつの間にか汗かいてたり。
失敗したのは「桜湯」。塩漬けの桜の花びらに白湯をそそぐのに、ついお茶そそいでしまいましてー。「アンタ飲んだことないの?」「あるけど結納のとき以来だしー」言い訳も悲しい。

廊下に立っていても、体育館からかすかに合唱が聞こえるほど静まり返った校舎。閉会してハンカチで顔をおおい号泣しながら出てくる女の子たちを見て、自分もこんなんだったかなあとつい鼻の奥がツンとしてしまいました。

「義務教育を終えたこの子は、もう自分がいつ死んでもひとりでなんとか生きていける」母はあたしの中学卒業時、そう思って泣いたんだそうです。
「オレ高校の卒業式サボりましたよ」
一緒にお手伝いした先生はにっこり笑って話していました。

2003年03月11日(火)



 タオルがもうぬるいー!

…それだけ大声出せるなら自分でなんとかしろ、フレイ#アンタと同じく三半規管弱い立場から言わせてもらうと、そんなん酔ってるうちに入んねーよ、アホ。

そんなアホ女を守んなきゃなんないキラを守んなきゃなんない気になってるカガリ王子様(書いてる本人も混乱)。フラガさん定番の「お嬢ちゃん」にはむっかりきてるのに「子猫ちゃん」にはとまどってます。なんかトラウマあるんでしょーか。
あれで胸さえなけりゃと思う腐女子の方々は多い(多いのか)と思いますが、イザとなったらあの胸がキラの窮地を救うやもしれません。そうならないことを願っています(だからどっちなんだよ#)。

さて先週で実はヴァニティーフェアに不向きな体質が露見してしまったアスラン。オヤジ憎けりゃ息子も血祭りなのか、仮面のオッサンにもっともらしく隊長に設定されてしまいました。しかしひとり出遅れた点でイザークの暴走みえみえ。
来週中には死ぬかー?それとももう一個キズ増えてバッテンになるのか。
そんな楽しい予感の中、脚付天使は一回転(これは背面飛行に含まれるのね)、アスランと王子様は「島編」(爆)。しばらくキラの見せ場はなさそうですね…。

2003年03月10日(月)



 堕ちるとこまで…

堕ちるのがヲタク道ってものかしら。

昨日CDショップのぞいて「アセレヘ」確認したあと、アニメコーナーに回ったら…アニ碁主題歌集とリョーマデビューアルバムが壁面にズラーッとはめ込んであったの。買おうかどうしようかちょっと躊躇してたら怖いのよ〜〜〜(T-T)!!!

…え、買わないんですか?…だって私のことが好きだって、あれほど豪語してたじゃないですか。つまりあれはウソ偽りだったと…今さらそんなことが許されますか!ヒカルッ、さあ帰りましょう!!

へえ〜、買わないんだ…、ふうん。いいけど別に。ああそう。じゃ部長やセンパイたちにそう言っとくから。へええ、そーなんだ。

……っていう目を向けてるのよ、完全にッ!!
ああああああ、どうしようどうしたらいいんでしょう(T-T)。

2003年03月07日(金)



 スペイン発最新ヒットは

美人三人姉妹ラス・ケチャップの「アセレヘ」といいます。ラテン系のノリのいい曲調と単純な振り付けがなかなか面白いのですよ。

ウチの同居人は語学オタク(専攻は露語)で、教育TVの語学番組はほとんど全部押さえています。もちろんスペイン語も。その中でこの「アセレヘ」が紹介されてすっかりハマってしまったのでした。
思えば去年どこで仕入れてきたんだか、まだ誰も知らない頃に元ちとせ「ワダツミの木」をさんざ聞かされました。あの声がしばらく耳から離れず困ったんだよねー。どうも年一回とことん聞き込むものが発生するらしい。今回はまだノリがいい分助かってます(笑)。

「アセレヘ」はタイトルも歌詞の一部も意味のない言葉が並びます。ラジオから流れてきた70年代アメリカン・ポップスが(つまり英語歌詞が)ラス・ケチャップ姉妹にはこのように聞こえてたんだとか。日本ならさしずめタモリのバナナボート「今月ぁ足りない貸してバナ〜ナ、岩井さんとこのゴムホース〜♪」みたいなもんでしょーか。

この曲本国スペインでは連続11週第1位の大ヒットだそうで、今月後半に日本でもCDやDVDが発売予定です。検索したら去年末来日してたそーです。
果たして我が家がディスコ化してしまう日が遠からず来るのか、ああ…(-_-;)。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−

朝刊で声優の井上瑤さんの訃報を知りました。
セイラさんも香貫花も大好きでした。ご冥福をお祈りいたします。

2003年03月06日(木)



 今回の始末記。

各方面にご心配とご迷惑をおかけしてしまい、申し訳ありませんでした。またたくさんのお励ましのメール、書き込みをいただき感謝にたえません。ありがとうございました。

今回のことで管理人としてお客様とどのような位置関係を保てばいいのか、考える機会ができたように思います。
以前「ネット恋愛が短期間で盛り上がるのは、間髪を入れないメールのやり取りが原因」ということを聞きました。これは冷静に判断して返事をするのではなく、お互い即レスを繰り返すことで物理的な距離感を喪失してしまうため起こる激情なのだそうです。
たとえば郵便なら書いて封をして投函するまでいくらでも人は逡巡できますが、ネットではその猶予がないということらしいです。

恋愛とは違いますが、メールやBBSでのやり取りは相手に対する自分のイメージや理想が勝手にふくらみ、それに反する状況があると一方的に傷つくことが多いように思います。それに話題に対する入れ込み方にも差があることに気付きにくいですし。

今回のようなリスクを差し引いてもいろんな人とおしゃべりできる場はなくしたくないので、これからもよろよろしながら管理人を続けます。
みなさま、どうぞよろしく!


2003年03月05日(水)



 意見をいただけたらと思います。

オリジナルサイトの掲示板でお客さま同士のトラブルが発生してしまいました。
管理人が調子に乗りすぎ、サイト全体に緩みがあったのだと深く反省しています。申し訳ありませんでした。

以前日記で「サイトの入り口にあれこれ条件付けをするのは不愉快だ」と書きました。今でもそう思っています。そして「トラブルは起こった時点で対処すればいい」とも書きました。今回それが起きてしまいました。

自分が書いたことに対して意見や批判をいただくのは当然です。ただお客さまの書き込みについては最低限のモラルを逸脱しない限り制限したくないと考えていました。仲間内だけで遊ぶのでなく、たくさんの方に来ていただくため、できるだけ間口を広くしようと思っていました。
しかし書き込みを掲載するということは、内容の如何にかかわらず管理人がそれに同意を示しているのと同義なのだと今回やっと気付きました。情けないの一言です。

管理人の資格とは徐々に身についていくものなのでしょうか。あたしは不適格でしょうか。ならばサイトを閉鎖するしかありません。
今は客観的に判断できません。

−−−−−−−−−−−−−−−−−

少し頭が冷えてきたかな。
とにかく急いで連絡しなきゃならないことがたくさんあったので、混乱しまくりでした。偉そうなこと書いて全然ハラ据わってないじゃん、自分#
ああ、人はこうして失敗を繰り返し恥をかきながら成長するんでしょうか。このトシで成長の余地なんかあるのかしら。今日は一日号泣だわよ。

あたしの見通しが甘かった。誠意を尽くしてやれるだけやった。それ以上は当事者の問題。同じ失敗はしない。謙虚になる。だからごめんなさい。

2003年03月03日(月)
初日 最新 目次 HOME


My追加