日日雑記
emi



 絵解きの功罪

「要するに想像力が大きく欠如しているんです。と言うか訓練できてない」
先日学校へ行ったときのある先生のお話です。
「子供の読書離れが懸念されていますが、実際は結構読んでいます。しかし多くは挿絵が入っているし、映画やアニメのノベライゼーションなので自分の想像力で補う余地がないのです。これがマンガやアニメの害毒だと思う」
一概にマンガやアニメを悪者にはできませんが、過剰な絵解きが想像力の邪魔をする事実は確かにあります。

情報量が多いのはラクです。基礎知識だけでこなせてしまいますから。
マンガは字と絵を混合させて作者の意図をかなり忠実に読者に伝達できます。さらにアニメは音と動きが加わり、ほぼ完全にイメージを固定化できます。これらをどかーんと見せられれば当然理解は早いですよね。特に歴史なんかはドラマ仕立ての方が絶対わかりやすいし、面白いですもの。

それに比べて字だけで物語を読むのはかなり高度な技術が必要です。多くの人はこれまでの自分の経験や知識を総動員し、頭の中に舞台背景やキャラクターを設定して読んでいるのではないでしょうか。またそれが小説本来の楽しみ方であり、情報量の少なさを想像力で補う訓練に繋がるのです。

ジュニア向けと言われるジャンルのほとんどに挿絵が入っています。岩波等の名作ものは昔からある挿絵然とした絵柄ですが、最近の文庫作品はマンガなのか小説なのか一見して区別できないようなものも多いです。何冊か検分してみましたが、文章をそのまま絵に置き換えているという点で一致していました。
歴史物語やファンタジーの場合子供の知識ではギミックがわかりにくいから、最低限挿絵で補うのはわかります。でも現代学園もので挿絵なんか必要ですか?自分が毎日通って肌で体験してるじゃないですか。
挿絵はあくまで活字での理解を補足するためのものであり、字との相乗効果を期待されます。しかし両者が同じことを表現するのは単なるムダにすぎません。しかも「余計なお世話」が結果的に子供たちの知識欲に対する怠惰を助長してしまうのです。

同じ作品でも読んだ人の数だけ「その人の物語」が生まれるはず。人物描写で思い浮かぶキャラクターも舞台背景もみんな違うはずなのです。
しかし不用意な挿絵によってたったひとつの表現に固定されてしまうのは、読者の「想像する権利」を剥奪してるような気がします。
実はマンガにおいても同様な状況は起きています。
「最近の読者は難しいこと描くと読んでくれない」
…と、以前マンガ家のいしかわじゅん氏が嘆いていました。それまでは「この作品を真に理解するためには少なくともこれとこれとこれは読んでないとダメ」といった結構ハードな条件(しかもテキストはマンガだけとは限らない)を読者側は要求され、それをクリアすることがマンガ読みの楽しみでもあったわけです。しかし最近の若い読者は蓄積がなく過去との連携プレーができず「想像力で補う」という決定的なところが足りません。過剰な説明表現に慣れてしまって、削ぎ落とした美意識を理解できないのだそうです。

見ることの楽しみや喜びは尽きることがありません。
しかしそれと同時に、文字だけで読む不自由さとそれを自分で埋めていく面白さを知ってほしい。過剰なサービスはすぐ飽きがきます。カルチャー面に限っては人は少々飢えてるくらいでちょうどいいのです。

2003年02月28日(金)



 ヲタク界における戦前戦後は

「一年戦争」が基準だそーです(爆)。
あ〜これだからやめられんBSマンガ夜話。さてアナタはどちら?

昨夜の作品は弓月光「エリート狂騒曲」。読んだことなかったけどどうやら小学生の「萌え系」ドタバタらしいです。司クンの遠い先祖か。レビューもすごいけどゲストが一条ゆかりってーのもすごい。
「アタシのメカ班は弓月ちゃんと新谷かおると聖悠紀」
…TVの前でひれ伏してしまいました。

以前一条センセの作品(ちょっとタイトル失念)が取り上げられたときは、ゲストが大江千里でナレーションが緑川光。「emiちゃんのための番組だったね」とは相方の弁でした(^.^)。

一般的に論じられやすい「24年組」に比べ、あまりにも少女マンガの王道すぎてかえって正当な評価がおざなりだったりぼん組。弓月光、一条ゆかり、もりたじゅんの三人によって間口が広がったことをもっと認識しましょうという結論に深く頷きました。

2003年02月26日(水)



 さばくさばくさばく〜♪

砂漠を歩くと〜、うまるうまるうまる〜ガンダム重いよ〜♪

あああ〜砂漠の虎さんってどっかの部長と声同じだわ〜〜!!言われて今ごろ気付いたわ。でもこれは幸せな状況、うふふ。
と思ってたら死んじゃうし〜〜(T-T)。「奇妙なパイロットくん」と言うアンタの方が数倍奇妙でっせ。その黄色と黒のタイガースーツは隊長オリジナルですか?もしかしてこのあと青いサソリや赤い鳥とかが飛んできて変身合体か!?とちょっと期待してしまいました。やはり「長」とつく人は他者との差異化がたいへんですね。

今回はデウス・エキス・マキーナ(?)なあたしにとっては、メッチャ楽しかったです!発進待機の裏方ドタバタが大好きなのでわくわくしちゃいました。
志願兵のみんなはオペレーターばっかだなあ、フラガさんとキラたいへんと思っていたら、我等がカガリ王子さま発進ですーー!!やたーーっ!!ああ、あのあっさり死んでしまった少年とのやりとりをもう少し見せてほしかったなあ。だって脚付の上じゃロクな恋愛ないんだもん!

さて戦闘だけでなくオンナの上でもバーサーカー気味のキラ。
来週は甲板で甲羅干し、お天道さまの真下でとっかえひっかえかい#
サ〜イ〜、あんたのサングラスがやっと役に立ちそうね…(慰めになってない)。


2003年02月25日(火)



 スリラーよりも…

前作の「オフ・ザ・ウォール」の方が好きですねー、M・ジャクソン。

とはいえ当時はご多分にもれず輸入版ビデオ(\20,000近かった)を買い、飽きず踊っていたクチです(笑)。
彼の言動が傍目にもおかしくなってきたのは、ダイアナ・ロスが結婚しちゃった直後くらいでしょーか。モータウンからデビューしたジャクソン兄弟の中でも、ミス・ダイアナはとりわけマイケルを可愛がっていたようです。マイケルの敬愛ぶりも常軌を逸脱していましたが、彼女が別の男性と結婚してしまってからタガがはずれだしました。
「BAD」というアルバムに「ダーティ・ダイアナ(汚いダイアナ)」という意味深な歌を入れたり、ヤケのように結婚離婚を繰り返したり。
あれだけ小さい頃からショウビズの世界で活躍し、順当にタイトルを獲得していった人でさえ、その後を円滑に乗り切る術は身につかなかったのですねえ。
今夜は彼の特番があるらしいですが、もう観ようという気がおきません。

その代わりと言っちゃナンですが、BSマンガ夜話が始まりますー!!うわ〜い楽しみじゃあ。前回は「最終兵器彼女」のレビューでボロ泣きしてました。今回はどんな面白いのが紹介されるか、わくわく♪
それと深夜の「WOLF’S RAIN」も観てみようかとたくらんでおります。いつ寝る@自分。

2003年02月24日(月)



 懐かし新し

今日はお天気がいいので朝から大量のお洗濯をすませいろいろ雑用をやっつけた後、お待ちかねフルバ11巻・アニ碁サントラ2・坂本真綾のSCDを買ってきました。

帰った早々フルバは子供に取り上げられてしまった(苦笑)ので、まず真綾ちゃんの「gravity」から。これは現在深夜放送されているアニメ「WOLF’S RAIN」のEDだそうです。アニメ自体はなかなか通好みらしく最近あちこちのサイトで話題に上っているようですが、残念ながらまだ観ておりません。楽曲はSEED内のCMで流れ、一発で気に入りました。短い曲ですがとても懐かしい感じがするのは、多分1970年代英国ポップスぽいノリだからでしょう。「ギルバート・オサリバンの作品」と言っても通りそうです(笑)。どんなドラマやアニメにもマッチしそうな普遍性を持った渋い一曲、二重マル。

一方アニ碁サントラ2「昂る想い」はタイトルだけで誰のイメージかすぐわかるのも何曲か(笑)。したたかに酔った緒方センセの妖しいBGMもございます。大体ストーリー展開と同じような曲順なので、聴きながら落涙してしまいそう。とはいえあのシーンはやっぱりショパン…(-_-;)。

フルバは…まだ終わんないみたいなのでまた次回(笑)。

2003年02月21日(金)



 伊角さん、お疲れ様でした。

大役を無事終えられお喜び申し上げます。
またこの度は進藤ヒカル推進委員まことにお疲れ様でした。どうぞ最終回までゆーーーっくりお休みくださいませ♪(そうそう腰を折ってはおれん/笑い)

観戦記録は一種ポエム状態(爆)なので、それ以外の感想をこちらに少々。
今回は一手一手の指運びや構えが全部違うパターンで、作画の拘りを見せ付けられました。とてもきれいなデッサンで清々しかったです。
伊角さんが自分のハンカチで碁笥や碁盤の汚れを丁寧に拭き取る仕草とか、ヒカルがあふれる涙を両腕のあちこちでぬぐうとか、細かく神経の行き届いたシーンが必死で言葉を紡ごうとするヒカルの心情を鮮明に描き出しました。特に片手でもう片方の袖口を引っ張って涙をぬぐうとこ!あれ男の子特有の仕草ですよねえ、とても自然で感心しました。

OPで盤面を見下ろして涙ぐむヒカルは今日このシーンだったのねとしみじみ胸に迫ってきて、思わず画面のヒカルの頭をなでてしまいました。
エレベーターは目の端に映っただろうけど、階段を跳ね上がっていくヒカルとそれを見送る桑原本因坊。突然現れたヒカルに驚きつつも「追って来い!」と言い放つアキラ。
囲碁はふたりでするもの――等しく才長けたものがふたりいなければ、結局は何も進歩がない――そしてヒカルの場合は自分の中にいるもうひとりと、いつも一緒に歩いていく。

あらゆる迷いも悲しみも、憎しみすら散華してゆくとき。

  時間は過ぎていくものじゃない
  時間はやってくるものなんだ

懐かしい台詞をヒカルと、そして佐為に贈りたいと思います。

2003年02月20日(木)



 ただそれだけの

今朝蓮池薫さん悠木子さんご夫妻と一緒に、拉致被害者の壇上に上がり号泣する夢をみました。
TVや写真で見たものをそのまま夢にみやすい性質(たち)なんですが、強烈なものより心のどこかに残るような印象の出来事が出てきやすいです。
昨日は韓国で地下鉄火災の大惨事、歌舞伎町火事での逮捕者や北朝鮮からの亡命親子、紛糾するイラク問題などたくさんの大きなニュースがありました。そんな中、自立のため市役所勤務を始めた蓮池夫妻の姿にあたしはそっと拍手を送っていました。まだまだ不安や苦しみ、悲しみの方が大きいだろうに、取り巻く現実に懸命に馴染もうとする静かで真摯な決意に打たれたのです。

いつも辛い想いをするのは国を支える人たちであって、国を動かす(あるいは動かそうとする)人たちではないということ。それは世界中のどこにでも当てはまる真理だと911テロ以降更に思い知ったはずなのに。
どうして自分と主義主張の異なるものの存在をあそこまで嫌悪するのか。
絶対に理解しあえないなら尊重すればいい、ただそれだけのことなのに。

2003年02月19日(水)



 ネットショッピング

で注文しました、SEED本。2、3日内には宅配してもらえそうです。

稀少本やCDなど、探す手間がかかるものはこの頃ネット通販利用が多いです。手数料がかかっても、交通費と比較するとかえってリーズナブルなくらいですし。
ただ個人情報がダダ漏れになるカードや口座決済は致しません。代引きのみです。

昨日、中3の少年がネット・オークションにあゆのコンサート・チケットを出品し、33歳のサラリーマンから60万円近いお金を騙し取った詐欺罪で逮捕というニュースがありました。背後に別の関係者がいるらしいとのことでしたが、この場合どっちがアホなんだかよくわかりませんねー。
ネットに限らず、通販でやり取りする金額は5桁内が常識じゃないかなあ。だって万一のこと考えたら怖いでしょう?詐欺にあう人って本人にも多少責任あると思います。

−−−−−−−−−−−−−−−−

話は変わりまして。
ここしばらくTVCFや劇中で使用される頻度の高いクラシックに、新しいスタンダードが多くなってきました。
15年くらい前に突然カール・オルフ「カルミナ・ブラーナ」がブレイク(笑)し、今でもバラエティなどでよく耳にします。他にもアルビノーニの「オルガンのためのアダージオ」や、エヴァで使用されたヴェルディの「レクイエム」、フォーレ「ペリウスとメリザンド/シシリエンヌ」、ドヴォルザーク8番3楽章、ボロディン「イーゴリ大公/だったん人の踊り」、マスカーニ「カヴァレリア・ルスティカーナ」…等々。

特によく聞くのはプッチーニ「ジャンニ・スキッキ/わたしのお父さん」と、ヘンデル「リナルド/私を泣かせてください」の二曲。もういいよーってくらい流れてます。あんまり垂れ流しされると、ありがたみが薄れるような気がするんですけどー。

2003年02月18日(火)



 あんまり有名すぎて

かえって思い出せないときってありませんか?

今朝方とある有名なシンフォニーを聴いている夢をみたのですが、最中も覚めてからも曲名が思い出せない!あんなに有名なのに〜、岩城宏之がダバダのCMで振ってたヤツ(そこまで覚えてる/苦笑)なのに〜!
イライラしながら朝食を作り洗濯を開始して「落ち着くんだ、この曲調はロマン派以降だから作曲者は限られる。ワンバイワンでいこう。えーっとベートーベンじゃないし、ドヴォルザークでもないし…」なーんて始めてやっとこチャイコの6番「悲愴」だと気付きました。で、今CD聴きながら打ってます(^.^)。

ところで1枚のCDの最長録音時間が90分っていうの、指揮者の故ヘルベルト・フォン・カラヤンの希望だったそうですね。CD開発中のSONYがカラヤンに意見を求めたところ彼は並々ならぬ関心を示し「ベートーベンの第九が収まる時間=90分」を提示したんだとか。スタンダードがこうした基準で定められたっていうのが興味深かったです。

2003年02月17日(月)



 SEED本!

なんかぼちぼち出てるんですねー。書店で見かけないので出てないんか思ってました。とりあえずトータルなの1冊買ってこないと、詳しいところが全然わかんないや。

さて今週、初の独房入りがサイに決定してしまいました、あ〜あ(-_-;)。フレイは完全にストーカー状態だし、キラ逃げてばっかだし。嫌がってる割には、嫉妬もみせるという男の子の複雑な心理がうかがえます。つか頭とカラダは別モノってか。そろそろフレイも他のアプローチ考えないといけませんねー。

シーツにくるまって悶えるクルーゼさん、発作の間隔が狭まってきてるよーですね。仮面キャラは復讐が宿命みたいだけど、タイムリミット前にせめて一度くらい素顔見せてくださいよ。

え?アスランはどーしたって?
あたしさーあのゲート検問、当然光彩チェックとかだと思ってたのにー、IDカードをカメラにかざすなんてだっせーことやらかすしー、がっかりよもう。ガンダム・シリーズってなんだかいっつもSF的設定が中途半端でイライラすんのよねー。とんでもないとこがアナログのまんまとかー。

いやしくもコーディネーターとしての優性を誇示するなら、ましてや「SEED」と銘打って種の進化論を気取るつもりなら、ナチュラルとの根本的相違をもっと明確に打ち出すべきでしょう。行き詰まる以前にヒトであることに無意識に固執することが彼らの限界を象徴していて不愉快ですわ。

それよりなによりたむろったハロを見て「これではかえってご迷惑では…」と言うアスランの無神経がカンに触るのよ!!!ここまで大量生産したのどこのどいつだよッ!?


2003年02月16日(日)



 偶然。

こないだ買ったジョアン・ハリス「ショコラ」の映画がTV放映されてました。まだ小説未読だったのでとりあえず録画だけ。あとで観るの楽しみだわあ。

おとといはBS「真夜中の王国」でEGO−WRAPPIN’のライブやってくれました〜!きゃあ〜嬉しい!NHKは割とEGO好きらしいです。教育TVなんかでも時々BGMに使用されてるし。あのアングラ系がなんともオトナでいいのよねえ。

昨日はアニ碁EDのdream「MUSIC IS MY THING」を購入。目がチカチカするようなチェック柄でした。オマケのシール、ヒカルの横顔がキレイでうっとり♪

今月のCD購入予定は21日坂本真綾「gravity」(SEEDのCMでたまたま聴いて結構イカしてたので)、26日akiko「akiko’s holiday」(ビリー・ホリデイのカヴァー)ってとこですか。
テニプリに続けとばかり、ヒカ碁もこれからリリース目白押しらしいです。大きいお友達の経済力がフルに発揮されますね(笑)。

2003年02月14日(金)



 エス的なあれこれ

「吉屋信子も女人平家以降評価が変わったわね」
とは母の弁。
吉屋作品は国書刊行会から復刻版がいくつか出てますが、ほとんどが少女小説です。母や叔母は「少女の友」あたりをモロにかぶる世代なので、女学校時代いろいろ楽しかったようです。

時々「女子高ってホントに宝塚みたいなんですか?」ときかれます。
まあ程度の差はあれ、擬似恋愛みたいのは女子高に限らずどこでも自然発生するものですが、まわりが女の子ばっかしという点では特異かもしれません。事実管理人にすら下駄箱に手紙というシーンがいくつかありました。多くは身の上相談(無謀だよな)ですが、中には匿名のプレゼントもあってちょっと引きました(笑)。

吉屋信子、川端康成などは当時エス小説で少女から絶賛を浴びましたが、最近はそういうジャンルってあるのかなあと思いつつ、松浦理英子や森奈津子、嶽本野ばらなんかがいますか。時代が違うから少々ドメスティックなのはしょうがないですね。でもBL全盛の昨今、エスものが少ないのはやはり少女にとってリアルすぎるからでしょうか。

マンガだと古くは大和和紀がそれっぽいの描いてました。あとは一条ゆかり「摩耶の葬列」、池田理代子「おにいさまへ…」、大島弓子「さようなら女達」、高野文子「春ノ波止場デ生マレタ鳥ハ」、吉田秋生「櫻の園」、篠有紀子「アルトの声の少女」…思い出す限りでこんなとこかなあ。
しかし最も凄かったのは、福原ヒロ子「従姉ヴァレリア」でございます。
これはセブンティーンでの連載で、かーなーりーヤバめ妖しげな作品でした。なんだか曰く有り気なお館に滞在することになった少女が従姉だという美貌の女と出会い翻弄されるサスペンスみたいなのですが、眠ってる間に背中にくまなくキスマークをつけられるとか、どっひゃあな話でした。

プラトニックなエロティシズムというのが理想なんですが、そこへ到達するのはなかなか厳しそうです。

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昨日BSにまわしたら突然幕末未来人が始まって引っくり返りました!ぐえ〜〜ハイティーンの古手川祐子出てるし〜〜!
TV放送開始50周年記念の一環らしいですが、いやたまげた。当時少年ドラマシリーズを観たいがため(だってビデオなんてない時代だもん!)走るように下校した記憶が。
最近は「六番目の小夜子」が面白かったです(原作よりも/笑い)。こういったジュブナイルの秀作を、もっともっとドラマ化してくれないかなあ。

2003年02月12日(水)



 しあわせは〜歩いてこない♪

だ〜から歩いていくんだね〜、サイ。しかし一歩及ばす。
泣くんじゃないよ、フレイだって泣いてるだろうが。ったく女は天性の女優って誰も知らんのか。ちょっと二段構えだとみーんな騙されるんだから、もう。
フレイのここ一連の言動は全て、父を救ってくれなかったキラへの復讐でございましょう。「自分の女を守る」という論理にすりかえて簡単には死なせないという恐ろしい復讐。その成就のためにはサイを欺くのも厭わないフレイの度胸をあたしは評価したいです。ま、今後ミイラ取りがミイラになっちゃうかどうかまでは予想できませんけど。

さて地味な服(ホントも少しどーにかならんか、キラ)で敵陣へ踏み込んでいくのは何故!?…買出しかい#キラとフレイとのごたごたが上官の知れるところとなり制裁どころか気晴らしなどと甘いことを…独房はどうした!?つか、キラ自分でコクピットにヒッキーしてるんですねー。そんなに夜な夜なフレイ来ましたか。ご苦労様です。

ところでフレイのリクエストにぶつぶつ言うカガリ王子ですが、長野県知事の著作を読むまでもなくたとえ有事でも女には化粧品やシャンプーや生理用品が必需なのですよ。ある意味、食事より大事かもしれません。まあ毎日がパリダカみたいな王子には想像つかないんかもしれませんが。
タコスみたいのにやれチリだヨーグルトだと言う二人の前で
「いえ、ボクはこれで」とマイマヨネーズを出さないかなあ、出してくれキラ!なーんて思ったのはあたしだけか。

ああそして王子の入浴アワぶくぶくはいいとして、あのドレスはな〜に〜(T-T)。あまりにも陳腐な展開、いやじゃあ〜〜。せめてアラビアンナイトの王子さま仕様希望!ターバンかぶってくれたら狂喜乱舞だったのに…。
そうじゃなけりゃあの青いおねーさんと色違いで渚のシンドバッド歌うくらいの余興がほしい!どっちにしてもかぶき具合が中途半端だぞ砂漠の虎!!

さーて次回のキラのしあわせ探しは………あら、フレイがサイの膝を割ってますよ。こっち方面じゃないとすると、思い出の写真にそっと触れるアスランの方ですか?まあ久しぶり。お休みの間さぞたくさんのハロ作ったことでしょう。
そのうちザフトの新兵器「ハロ砲」(弾頭が炸裂して無数のハロが飛び出し「ハロハロキラナンデヤネン?」としゃべりまくる)なんてーのが出てくるかもしれませんね(想像しただけで死にそう…)。
それでは皆様また来週♪

2003年02月10日(月)



 明日にはどーにかしたい。

発熱しないのでインフルエンザではなさそーですが、喉がべらぼーに痛いです。抗生剤のせいか体がフラフラして思考がまとまりません(それはいつものこと)。
明日。
明日には各所にお礼参り(だから違うってば#)したいと思いますので、今日はもうちょっと寝てます、がおー(T-T)。

2003年02月09日(日)



 ♪しあ〜わせをしあわせ〜を

今日〜から二人ィで〜〜♪
だがしかし朝も早よから大月みやこって、何考えてんだNHKBS。

アニプリ・アニ碁の日になって、ようやく前回のSEEDを観ました。あのザンジバルなおっさんは「999」に出てきた土星の山賊(?)に似てるなあと思ったり。体中に弾傷が走り不発弾までめり込んでるってヤツね。
それと背中に弓背負ってる男はエドガー・バロウズ(ターザンの原作者)の火星シリーズに出てくるジョン・カーターにそっくりです。まさかデジャー・ソリスがカガリ王子ってこたないだろうなあ。
そのカガリ王子、キラ・ヤマト少尉(きゃあきゃあきゃあ♪)からビンタくらってしまいました。目を真ん丸くして反撃の様子がありません。
マズイです。じゃじゃ馬は調教してくれる男になつくというではないですか!
今後いつまでもいつまでもいつまでも、ほっぺをなでて思い出に浸る王子のお姿が目に浮かんでしまいました。あーでも砂漠で白いアンダーシャツに手袋ってスタイル、萌えるわー。銀のID首からぶらぶら下げてるのもいいわー。

「思う力だけじゃ戦えない!」
すげー、今の今まで思うだけだったくせに、キラったらいつの間にこんな真理に達したんでしょう。やはり地上の引力はコーディネーターに多大な影響を及ぼすのか?脊髄の上に直接大脳皮質形成海馬拡散龍角散、体調復活で明日から隊員、円陣洗浄で銭湯怪死だ!(意味不明)

次回はなんだかキラとカガリ王子急接近。
フレイとヨリ戻すなら今のうち、青いボディコン女に見惚れてる場合じゃないぞサイ!その色メガネをさっさとはずすんだ!

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は〜、さっき学校から帰ったとこです。
なんとか最後のお仕事も目処がたったし、あとは茶話会の準備なんだけど実はこれが一番苦手。誰かやってくれ〜頼む。

昨日はプリンターのインクカートリッジが切れちゃったので、やむなく駅前まで買い出し。多少ストックしとけばいいんでしょーけどつい面倒くさくて。
ついでにCDショップを覗いてSEEDの新OPをチェック。でも買わない。その前に13日のアニ碁新ED購入が控えているからです。あの歌って「music in my heart 白と黒で描く」ってとこが囲碁とダブるのねと最近気付きました。アニプリのCDラッシュはなんだか勝手にやっとれって感じ。頻繁に供給すればいいというものではないのですよ、この世界。

「プラネテス3」が発売されました。星雲賞受賞、おめでとうございます。おりしもコロンビアの悲劇がTVで繰り返し放送される中、それでもあたしはいつか宇宙へ行きたいです。たとえ片道切符でも。

村上春樹の「さよならバードランド」が急に読みたくなり文庫を購入。昔オスカー・ピーターソンの「Alice in wonderland」を聴いてジャズ熱がぶり返したことなんぞ思い出しました。そうだなあ、宇宙に行く前にNYも行っておかないと。果たしてあたしにも鳥(バード)が飛び立つ音が聴こえるだろうか。

上記と一緒にジョアン・ハリス「ショコラ」も買いました。謎めいた母娘がフランスの片田舎でチョコレート専門店をひらき、そこのチョコを食べた村人はおのおの不思議な体験をする…ファンタジーらしいです。この時期ぴったりだね。

恩田陸の作品って結構人気あるみたいだけど、あたしどれを読んでも中途半端でつまんない。カタルシスが感じられないんだよな。柴田よしきも1冊だけでパス。菅浩江は一時筆を折っていたようだけど、ここへきて秀作が多くなりました。「雨の檻」「永遠の森」など印象的でいいです。
女流で別格つーと個人的には大原まり子、佐藤亜紀かな。筆致が流麗かつ硬質で限界まで削ぎ落とした緊張感があります。高野史緒もこれに続くか。長野まゆみは挿絵がいいときだけ買ってます。すいません部活の先輩(笑)なのに。


2003年02月05日(水)



 熱が下がってきました。

40〜39℃をさまよっている間は静かでしたが(口をきく元気もないのだ)、ちょっと下がってきたらうるさいです。

「今日月曜日だ、ジャンプの日だねえ…(遠い目)」
「ああSEEDのビデオが観たいなあ」
「りんごとヤクルトがほしい」
「学校行きたいよう」

…言っておくがインフルエンザは完治まで出校停止だ。行きたいなら黙って寝てさっさと直せ#あたしだってSEED観たいんだよ。

ちなみにインフルエンザによる高熱には解熱剤を服用してはいけないそーです。初耳でした。今まで散々使ってたけど、別に問題なかったんだよね。

2003年02月04日(火)



 ちょっと落ちてます。

子供がインフルエンザで40℃。
峠越すまでちょっとネット落ちします。すいません。

2003年02月02日(日)
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