日日雑記
emi



 「子供の教育と囲碁の役割」

今回は、日本棋院棋士の岩田一(はじめ)八段の講演会を企画しました(マジですか)。今なぜ、子供に囲碁が必要なのか(必要なのか?)碁というゲームの効果、必要性(何度もきくが必要なのか?)などについてお話ししていただきます。”棋士の目を通しての子供との関わり方”を子育てのヒントにしてみませんか?(そんな特殊な目がヒントになるんでしょーか)皆様お誘い合わせの上、どうぞお越しください。

(※カッコ内は管理人ツッコミ。言わんでもわかるか)



…昨日こどもが持って帰ってきたお知らせでした。
参加ご希望の方はメールでお問い合わせください(冗談です。ホントに問い合わせられても困ります/汗)。

2002年09月28日(土)



 作品を決定づけるもの

ヨーロッパでは肖像画を描くとき「手や指を何本描くか」でお値段がべらぼーに違ったそうである。
かように作画上のテクニックで最もむずかしいのは手と指。足先も同様だ。特に靴を履いたときの後ろや裏などは相当熟練の力がいる。

あたしは一般の人に比べればかなりマンガやアニメ、イラストを目にする機会が多い。自分も絵を正式に習ったということがあり、技術面での批評は結構からいほうだ(プロに対してという意味で)。
人形は顔が命というけれど、マンガにおいてもそれは言える。だからとにかく表情には最大限力を惜しまない。カッコよく描けることが作家本人のヨロコビだからである。よって顔の上達は早い。その次はその顔が乗るカラダも美しく流れるようになる。しかしこの後の最難関である指先足先に神経を費やす人は少ない。見るほうもどうやらあまり気にしてないように思えるのは、ベテランと言われるマンガ家でもここをクリアしてる例が少ないからである。

美しくツヤの入った黒髪と射抜かれるがごとき鋭い眼差しの美形キャラの、差し出した手が指がデッサン皆無のへにゃへにゃだったらどうよ?あたしはそこで一発で興ざめしてしまうんである。


この頃は乳幼児期からの物量作戦が功を奏しているのか、お子様の作画能力は異常に高い。小学生のお絵描きをみてもカタチができている。スタイル画ひとつとっても、ちゃんと「人間が立っていられてる」のだ。

しかもマンガを描くにあたっては昔からは考えられないほどのツール充実で、極端な話キャラクターだけ描けば済んでしまうくらいである。それについてとやかく言うつもりはない。むしろ余計なエネルギーを回避できて喜ばしいことであるとさえ思う。ストーリーもハードルの低さは否めないが、まあこれも良しとしよう。
ではあと何が今のマンガに必要なのか。
それはあまりに陳腐で書くのも恥ずかしいけれど、「情熱」、それだけである。

以前あるマンガ家(故人)にインタビューした際、「まず描きたいという気持ち、技術はそのあとからついてくる」と話していた。萩尾望都も「マンガABC」という作品の中でほぼ同じことを書いている。
あたしは技術という言葉を聞くたび大友克洋を思い出すのだが、彼以降の作家はそのほとんどが技術的影響を有形無形で受けている。しかし描き込みの細かさだけが売り物のような作品が氾濫する中、大友の作品が確固たる地位にあるのはひとえに彼の作品にかける情熱、それでけではないだろうか。

時代と共に表現方法は変化する。特にマンガのような消費性の高いメディアは5年前の方法論がすでに通用しない。毎日新しくなっていくようにさえ感じる。
かつて大友克洋は彼の作風を真似する作家たちについていみじくもこう語った。
「著作権の問題を言い出したら日本のマンガ家は全員手塚治虫にパブリシティを支払わなければならない」
それに対し、当の手塚は大友の論評について生前語ることはついになかったと言う。

2002年09月24日(火)



 怒涛の展開

WJでテニプリを読みました。
手塚部長ががっくりヒザついて激痛によがるのが、なんとも色っぽかったです♪

彼は年齢詐称とかいろいろ言われているようですが、確かに中学生には絶対見えません。そこで少しでも中学生らしさをアピールできるエピソードを考えてみました。

1.今月のお小遣いをもらう手塚
2.水泳授業のある朝、体温を測ったあとお母さんに水泳カードにハンコを押しててもらう手塚
3.職業体験授業でジャンケンに負け、八百屋さん担当になる手塚
4.音楽の時間、リコーダーで「なごり雪」を吹く手塚
5.国語の教科書でさくらももこのエッセイを朗読させられる手塚

さあ、あなたも心なごむハートフル手塚なエピソードを考えてあたしに教えてくださいませ!

2002年09月23日(月)



 最近のお気に入り

ウチの同居人はロシア語専攻だったので、現在TV等でご活躍のロシア語関係の方々はほとんどが大学の同窓生や教授だそうです。

そんな同居人の趣味は教育TVの語学番組のハシゴ。
結婚当初はそれほどでもなかったのですが、だんだん語学オタクの本領を発揮して参りました。
今のところ英語を3本、その他フランス語、ロシア語、スペイン語、イタリア語、ドイツ語、ハングル語、中国語…を毎日とっかえひっかえ録画して観ています。

この中であたしのお気に入りはフランス語会話に出てくるキャラのひとり、ベアトリス嬢。彼女はカフェのウェイトレスなのですが日本とのハーフらしく、どこのご出身かものすごいイントネーション(しかもハスキーなかすれ声)でお話しになります。
番組のラストでいつもちょっとした寸劇をなさるのが秀逸。「あー、今日も1日美人だったわー」なんて言いながら、「シェリーにくちづけ」とかをフリつきで激唱なさいます。はっきり言ってすごい音痴です!でもすんごくキュートなのよー♪機会があったら是非一度観てみてください。


あたしは中学時代からドイツ語が好きで断続的に勉強しておりましたが、その一番の理由は栄光のハプスブルグ家にありました。新婚旅行も「他はどこにも行かなくていいから」と同居人を説き伏せ、ウィーン行きを敢行。リンクの中なら地図なしでも歩けるくらい隅々まで見てまわりました。
そんな新妻を大学の友人に紹介したときのセリフが「この人、神聖ローマ帝国の人だから」。じゃなにかい、あんたらロマノフ王朝の人間かいと思ったものです。

今個人的に一番興味あるのはポルトガル語なのですが、残念ながらラジオだけでTVでは放送してません。ちゃんと発音覚えてボサノヴァをカッコよく歌えたらいいなあなんて野望があります。


2002年09月18日(水)



 ならぬ堪忍

するがの国に茶の香り(人のネタ)。
いや、笑いごとじゃないのだった。

今日は1日中、ハラの出っ張ったオッサンの映像ばっかでいい加減食傷気味だったのに、最後でもって怒り爆発でした。
この四半世紀の時間を家族のみんなに返せよ!
10月から国交正常化会議だとう、ふざけんじゃねえええっっ!!
てめえの国の国民が餓死寸前だっていうのに、そのハラはなんなんだ大馬鹿者ッ!

…以上がニュース後の率直な感想でしたが、前の大戦で日本が犯した大罪はじゃあどう償うんだと言われれば返す言葉がなく、でも原爆落としといてあの神経逆撫でするような態度はあんまりだろうとか、また思考がループ状になってしまったのでした。

世界のどこも、20世紀の後始末を大急ぎで片付けたいような感じですね。

2002年09月17日(火)



 重いのよ

書店をのぞいてお昼を買うくらいのつもりで駅前に行ったのでした。
新書にこれといった物がなく、来年のカレンダー一覧ポスターを眺めながらヒカ碁もテニプリも2種出るのねえ…なんて考えたり、来月始まる「ガンダムSEED」の男の子キャラが好みだわとかつぶやきながらCD売り場へ移動。こっちもこっちで青学レギュラーのお名前のCDがズラ〜(幅約25センチ)っと並んでいるのを確認(でも買わない、絶対買わないのだこーゆー類のモノはっ!)して、じゃあそろそろお昼を買いに…行く途中無印へ寄ったのが失敗でした。

何の気なしに台所用品を見ていたらキッチン用のダストボックス2段重ねが。ちょうど今使っているのを取り替えたいなーと思っていたので、えいやっと購入してしまったのです。しかし如何せんかさばる。一瞬宅配してもらおうか悩みましたが、他に荷物もないので自力運搬することに。

そのあと1階の食品売り場でうろうろとお弁当など探したのですが、はっきり言ってあたしジャマ。もんのすごいジャマなのです。12時のお弁当売り場なんてそうでなくても殺気立っているとゆーのに、でかい荷物をひきずるヤツなんぞジャマ以外の何者でもありません。
しかも最初それほど重さを感じなかったのですが、ナリがでかいので腕を中途半端にに持ち上げなきゃならず、しばらくしたら死にそうなくらい重くなってきてしまいました。帰りのバスの中でもものすごく目立って恥ずかしかったです。

昔大学に通ってた頃はB全パネルを持ちながらどうやって朝の満員ラッシュを乗り切るかが大きな課題でした。少しだけ時間を前後にずらして、連結のじゃばら近くに立つ、というのが一番多かったですが「あたし彼の車で運んでもらうの」とのたまった子は卒業と同時に結婚してしまいました。教授曰く「いい女はさっさとお嫁にいってしまうね」この一言で、謝恩会の席に天使が渋滞しました。

でかいもの持つと必ず思い出すエピソードです。

2002年09月14日(土)



 去年の今日

関東では十何年ぶりかで台風が上陸・通過し多摩川が増水するなどたいへんな騒ぎだった。夕方のニュースはどこも被害状況の報告と、国内で初めて発見された狂牛病で賑わっていた。
あたしは深夜BSで放送される予定のEGO−WRAPPIN’と小島麻由美を録画するため自室のビデオをセットし、家族はリビングのTVで10時のNHKニュースを観始めた。
「なんかNYのビルに飛行機が衝突したらしいよ」
「へえ、事故?大惨事じゃん…あっ!」
リビングにいった途端、画面で煙を上げるビルの横っ腹で爆発が起こった。
「あーあ、誘発しちゃったみたいだねー」

それが二機目が突っ込んだ瞬間の映像とわかったのはリプレイ画面を観た時だ。

「…これ偶然が重なった事故だと思う?」
「絶対不自然。意図的な事件だよ」

結局これ以上観ていてもどうにもならないと、就寝したのは夜中の3時をまわってからだった。あれから1年経った。

   見境なし
   聖戦
   憎悪
   報復
   出る杭は打たれる

思考の逡巡。結論は遠い。


2002年09月11日(水)



 耳かき一杯の理性

約10日ぶりにバスや電車に乗るお出かけをしてきました。
途中寄ったBOOKOFFでテニプリのサントラCDと硬式テニスの入門書(¥100)を購入。もちろんこれだって嬉しいんだけれど、今日は朝から相好が雪崩れ状態なのですわ。
それはね、テニス部の部長とか生意気なルーキーとかと、あーでもないこーでもないとらぶらぶシチュエーションを繰り返しシミュレートしているからなのでした。

とりあえずテニプリコンテンツを独立するとして、あと2本くらいはSS置きたいなあと思い、寝しなにゲロ甘CDを聴いていたら妄想がノンストップになってしまったのです!

和谷ドリーム書いたとき「こんだけ書き手の生気を抜くシロモノも珍しい」と驚愕しましたが、さしあたってドリーム小説というジャンルがあたしの新しい才能(今まで何か才能あったのか#)を開花させるやもしれません。

2002年09月10日(火)



 コンテンツ独立

しようと現在画策中。
いえね、テニプリの方もコソコソやりたいなーとずっと思ってたんですよ。かといってサーバーで新たにレンタルするほど内容が濃くないので、とりあえず別窓にしてみようかと。

しかしまだ小説が1本とドリームに変換中の連載が1本だけ。
あとはイラスト少々とBBS置けば少しはカッコがつくかしらん。
とゆーことで、今月末か来月始めにオープンできればと考えておりますので、その節はヒカ碁ともどもよろしくお願いいたします♪

2002年09月09日(月)



 胸震わす日

…朝からガーシュインのラプソディー・イン・ブルーを山下洋輔&N響で聴く。
もう最初の一音から滂沱の涙である。
この前のバーンスタインでも泣いてるし。
これからワグナーとブラームスですって?どうしよう、今日は一日なんにもできなくなりそう。

…感じやすいのも困りますね(笑)。

2002年09月06日(金)



 惹きつけられる一瞬

ヒカ碁の前にやっている「テニスの王子様」も大好きです!こちらは原作も全部揃えて読み倒しております(^.^)。

アニメーションっていうのは、動くことと音がでることが全てだと思ってます。
ことスポーツのアニメともなれば、動きに関してかなりシビアな目で見られますが、テニプリは高水準でこれをクリアしていると申せましょう。

巨大ロボットや巨乳のナースがどんなよじれたポーズを取ろうが、デフォルメという名のもと許されますが、誰でもできるテニスにおいて魔球モノでもない限り甘えは禁物。やはり正確な姿勢、握り、ステップがなければ早晩飽きられてしまいます。

前にも書きましたが、リョーマと手塚が架線下のコートでシークレット・マッチを行った時、コート端ぎりぎりまで走りこんだリョーマが反対側へターンする一瞬、わずかにシューズが滑るシーンを見て「このアニメ、最後まで付き合おう」と決心しました。
主人公たちがどう見ても年齢にそぐわない実力(と外見/笑い)を備えていても、正しいカタチが見えれば納得できるのです。

スカしたリョーマが友達のために借りを返すとか、なにがあっても絶対引かない勇気を持っているとか、どんなに時は流れようとも少年の物語の根幹は変わらないなあとちょっと感激しておりますよ、うん。

2002年09月05日(木)



 久しぶりに

マンガの単行本を買いました(爆)。
だってホントなんだもん。ここ2、3ヶ月マンガ自体を読んでないのよねー。もともと雑誌を買わないんで連載内容は知らないし、更にここんとこ単行本を買ってまで読みたいものがないし。で、書店で目についたのを買ってみたんだけどどーもイマイチでした。

いっちゃん読みたいヒカ碁はアニメ終了まで多分おあずけ。自分の性格からしても話がわかったらアニメ観なくなると思うんだよなー、めんどくさがりだから。「アニメになったとこまで読んじゃえば?」とも言われますが、絶対なし崩し的に一気読みになっちゃうのでここは我慢の二文字(T-T)。
他にはフルバでしょ、テニプリ(笑)でしょ、えーとゴーストハントでしょ、NERVOUS VENUS、陽炎ノスタルジア、女神候補生…そんなとこでしょーか(こうやって並べると好みの傾向がナゾですな/苦笑)。フルバとテニプリ以外は発行が不定期なので次が出た頃には前の話を忘れてたりして。困ったもんです。

単行本が出たら買う作家は高野文子(全部好き!)、とりみき(最近DAIHONNYAの続編が出ました。これだけだな買ったの)、樹なつみ(男が絶品!)、藤原薫(絵の雰囲気が好き)くらいか…?すぐに思い出せないのはどーでもいいのかも。

少年マンガは子供が適当に買ってくるのを時々読んでます(笑)。


2002年09月03日(火)



 残暑

気だるい程度なら逝く夏に名残る暑さって感じでまだ情緒もあるんだけど、何故連日33℃。夏なんか、いらないいらないい〜ら〜な〜い〜〜〜!!

はああ…、昨日は姪っ子のバレエの発表会で新宿厚生年金までおでかけ。
舞台関係はからきしだもんで、バレエもちゃんと観るの初めてでしたが、なかなかキレイで面白かったです。
しかし技術が拮抗している場合、容姿で一刀両断される世界はたいへんにシビアだろうなあ。体操でもフィギュアスケートでも如実に感じます。ときどき「人間見た目が全てかも」と思う時ありますもん。

NHKBSでビーチボーイズの特集がありました。
1960年代の流線型マシンは美しいですね。オリジナル鉄人28号のボディみたいです。
例によって叔母から譲られたレコードの中にはビーチボーイズもいくつかあり、中でもよく聴いたのは「リトル・ホンダ」という曲。これは当時アメリカに殴り込みをかけ人気が出た本田技研のミニ・バイクをテーマにしたものだそうで、「ホンダホンダ、ホンダホンダ」と連呼するのが楽しいです。
叔母はアメリカン・ポップスよりヨーロピアンのが好きだったようで、コレクション(笑)には今ちょっとしたブームのシルビィ・バルタンもけっこうございます。他にもビートルズやストーンズ、映画のサントラやラテン系等々を単に「ウチにあるレコード」としてガンガン聴いていた嫌な幼稚園児でした。

2002年09月02日(月)
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