diary of radio pollution
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年を取るわけだ。
仕事の関係で、初対面の人と長時間話す。十歳程、年の離れた若人だったが、夢を抱き東京へ出てきて、しっかりと目標に邁進する姿を見ていると、話をしていても気分が良かった。
夜、家に居ると、地震に襲われる。最近、静かだな、と思っていた矢先だったので、やはり油断はできない。
どうしたものか。
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少し暖かくなったか。
穏やかな午後、のんびりと営業の裏で怒涛の仕込み。
営業後、出先のお店で内装話に花が咲く。扉を作りたい、とのことで、相談にのっていると長くなる。
晩御飯は同僚と外食することに。うどん屋へ。
今年も、一ヶ月経つのが早い。
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遠いようで、近い。
昨夜、天気予報を見ると翌日も快晴だったので、晩御飯で多めに米を炊いておく。
起床後、米を握る。お茶を沸かす。そして、荷物をまとめて自転車に乗って出発。
以前から行きたかった多摩湖へ。どうも、昨日の多摩川では満足できなかったようだ。
友人から話には聞いていた自転車道へ入る。ただ真直ぐ道がある。ひたすら直進。道中、緑を仰ぎながら。
途中、寄り道もしながら進んでいると、信号待ちで出会った若い女性の車種がまったく同じだった。しかも、似たような荷台を搭載し、どちらかが真似したぐらいの姿。あまりに面白い偶然だったので、声を掛けようかと思ったが、ストーカーだの変質者だの騒がれるこのご時世、先方も突然、髭にサングラスのむさくるしい男に声を掛けられても怖いし困るだろうし、止めておくことにする。
夕刻前、多摩湖へ到着。西へ傾きかけた太陽を眺めながら、おにぎりとお茶をいただく。雲一つなく、湖面を反射した陽光は輝く。その光りの移ろいに見入る。イヤホンから流れる音楽の情景を思い描きながら。
富士は、ここからも見えた。
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寂れた建物。
起きたら春のような陽気。急いで洗濯をする。布団も干す。そして、部屋を掃除する。全て気持ち良く終了。
煙草を買いに行き、髪を刈りに行き、天気が良く河川敷に行きたくなったので、多摩川を目指す。到着したものの、すぐに引き返す。道中、出くわした競輪場が気になったので。
古い建物が哀愁を漂わせていたのか、魅力的な雰囲気に誘われるまま入ることにする。そして、眼に飛び込むのは、おっさんばかり。普段、これ程までに一堂に会したおっさんを見ないので圧倒されたが、傍から見ればこちらもおっさんなので、まぁすぐに慣れる。
車券を買うわけでもなく、ただ場内をぶらぶらする。酒と煙草がよく似合う男達のギラギラした眼。それとは対照的に、空は澄み切ったように青く、暖かい日差しの中のスタンド席からは、富士がよく見えた。
一レースだけ見てみることにする。スタンド席の上方から眺めていたのでゆっくりに見えたが、おそらく間近で見るとかなり速いのだろう。
最終周、クラッシュ発生。せめぎ合いなんだと。
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ここがこうなると、そっちはこうで。
穏やかな午後と思いきや、夕刻に向かって慌しく加速してゆく。
次の内装工事の設計図を描く。今回の箇所は、特殊な作業を要する材料なので、そこは業者に発注しなければならない。しかしながら、これはどうも苦手なようだ。いつもは、ある程度のイメージがありながら、作業の流れの中で仕上げていくので、どうも最初から完成形の寸法というのは大変だ。それでも何とか出来上がる。
出来るが、向いていない作業か。
koji
記憶の。
忙しく長い一日。終わりが遠い。
ある人と話をしていたら、ローカルな知った土地の話題になった。これまでの人生で、二度程関わった土地。
今ならまだ、記憶の中にある。だけど、あと何年憶えていることだろう。
koji
きっかけ。
いつもより出勤が少し遅くて助かる。朝方まで制作に没頭してしまったので、昼過ぎまで寝ていた。
何のきっかけでスイッチが入るかわからないもので、とある曲を聴いたら、頭が覚醒したように働き出した。
少しばかりで良いから、これが続くことを願う。
koji
赤ちゃん用。
テレビの裏番組的に、イベント営業の裏でシルクスクリーンの作業。何とか出来たが、もう少しキレイに出来たかもしれない。ハンドメイド一点物ということでご愛嬌。
帰りに同僚の方といつもの店にご飯を食べに行く。完全にお店の人は、こちらの二人の特殊な注文を把握している。
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アメリカンな。
どうも頭が制作モードになっているので、仕事の感じがしない。
最近、個人的に流行っている機内食のような朝食シリーズ。クロワッサン、目玉焼き、ソーセージ、ミキサーで作ったみかんジュース、珈琲。エコノミーのメニューでは、ありえない。
夕刻、なぜかお客さんがいつもより多く来る。
帰宅後、デザインの最終作業。シルクスクリーン二色刷りになったが、上手くできるだろうかだろうか。
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開拓。
気持ち良く目覚める。身体の調子がすこぶる良い。掃除、洗濯をして、近所を少し散歩することにする。
まだまだ裏道は雪が残っていて、その上をガシガシと歩く。冬の午後の淡い光りの中、墓の中の開けた空が心地良い。
通ったことのない方へと歩んで行くと、とても気分転換になる。しばらく進んで、折り返し、帰路へ。カラスの鳴き声が響く、夕刻前。
深夜、何となくだが、閉まっていた扉が開きかけた気分に。
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当らない。
気象庁の天気予報では、深夜に雪が降る、とのことだった。明方まで起きていたが、結局降った気配はない。どちらにしろ、一日中、引篭もるつもりでいたので、起床後、のんびりと過す。
寝たり、起きたりを繰り返していると、一日はあっという間に過ぎて行く。
おかげで、身体はリセットできた。
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巡る。
忙しい週末だった。就業後は、久しぶりにくたびれる。
最近読んでいる漫画の続編を探しに大手古本屋へ。しかし、欲しい最終巻だけ見当たらない。それならばと、大きな本屋へ行ってみるが、まったくない。途方に暮れて歩いていると、もう一件思い出す。あまり期待もせず行ってみると、あるものだ。購入。
帰宅後、先日からの続きでデザインを考える。ある程度、アウトラインは見えてくる。
koji
眠気が勝る。
起床後、出勤。今週も落ちついた週末かと思いきや、それなりに忙しい。おそらく天気が良かったからだろう。
帰宅後、頼まれているデザインを考える。しかし、あまり良いアイディアも浮かばないので、終了。そんな日もある。
就寝前、読んでいる漫画が面白いのだが、内容が細かい部分があり、そこへ来ると眠気に負けてしまう。そんなこんなで、毎夜、あまり進まない。
koji
花が咲く。
静かな一日。仕込み作業が捗る。
仕事関係の人が店へとやって来る。よく内装の話をしていて、今回一部リニューアルした、というので見に来てくれた。その流れで、先方のお店の内装の話で盛り上がる。
やはり素晴らしく斬新なアイディアで勝負したいものだ。
koji
剣を飾る。
まだ雪というか氷はアスファルトにへばりついている。自転車を迂闊に飛ばせない。
出勤後、営業しながらお客さんのいない隙にハンマードリルで内装作業をする。また一歩、悪そうな怪しそうな店に近づいた。
帰り道、冷凍庫のようにひんやりとした道を走る。雪は、まだ溶けそうにもない。
koji
もはや氷か。
それにしても寒い。道の雪は、まだまだ残ったまま。裏道は凍って危ないので、大通りを選んで走る。
こんな雪なので、人もあまり歩いていない。
自動車のチェーンの音が、乾いた空に響く。
帰りに、貼るカイロ、アンカープラグ、マッシュルームという何も関連性のない三点を買う。
また一年。
昨日の雪は、まったく溶けていない。起床後、窓の外の光景は、やはり雪国だった。
とりあえず、ずっと行けなかったクリーニング屋へピックアップしに行き、一度、帰宅してから外出。
さすがに自転車で遠出というわけにはいかないので、最寄り駅へ。
久しぶりに音楽でも聴きながら行こう、と思い、イヤホンを購入。好きな音楽だけ編集したのを聴く。
一年振りに門前仲町へとやって来る。輸入資材屋で金属パーツを購入し、帰りに伊勢屋へ。二年連続の定番コースとなりつつある。今回は晩御飯を食した後に、今年も江戸しるこをいただく。軽く焼いた餅と甘いしるこ、そして少し添えられた漬物の塩辛さが絶妙だ。下町情緒を味わう瞬間、東京に住んでいることを実感する。
もう一件、寄り道をして帰ろうかと思ったが、お腹もいっぱいでまっすぐ帰宅することにする。
冬の東京小旅行。
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積もったな。
朝、目覚めると完全に雪国だった。とりあえず、自転車で出勤。今はまだ新雪なのでよいが、帰りは無事に帰れるだろうか。
メヒコ帰りのお客さんがやって来る。オススメした街へ行ったようで、かなりローカルな話題で盛り上がる。タスコのあそこの建物の、なんて完全に行った人にしかわからない。またのんびりしに行きたくなってきた。
その間にも雪は降り積もる。上のお店は早仕舞い。こちらも、いつもよりは早く閉める。
帰り道、裏通りの雪道を一人歩く知り合いに会う。一緒に晩御飯を食べに行く。芸術の話で盛り上がる。
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ある意味、個性的な。
今年初のイベント。トークだったが、普段あまり表立って話をしない人達だったので、意外なこともあり面白かった。
今後のあるイベントについての打ち合わせを少々。趣味に全力で突っ走る、ということで一致する。
koji
程遠い。
のんびりとした土曜日。週末らしさもなく、ただ時間は過ぎていった。
まだ、どこか動作に機敏さが戻らず、ぎこちない。
来週の頭に雪予報。さて、どうなるやら。
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エスプレッソマシンを立ち上げる。
一応、一般営業としては仕事始め。暦に左右されずに働いた年末年始だけに、とくにピンとこない。
ただ、仕事中の動きに若干のズレがあり、動作がもたつく。それにしても、珈琲が美味しい。これでなければ駄目だ。
夜は外食することに。冬のうどんは美味しい。いや、年がら年中か。
koji
ついにきたか。
起床後、出勤。本日は、年末に出来なかった大掃除。身体が疼く。本領発揮する時。
段取りを把握し、適材適所に人員を配置。高度な箇所や人があまりやりたくない箇所は、率先して請け負う。これは、京都でお世話になった親方がそうしていたからだ。年末に電話で元気な声を聞いたが、七十過ぎて未だ現役。親方からは、仕事のいろはから人生の教訓まで、多くのことを教わった。
まだまだ即戦力で使えるであろう妙技を披露しつつ、作業は終了。内装工事の補修、追加作業も終えた頃、古い友人がやって来る。
楽しく話しながら、夜は更けてゆく。
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まだ若いのだろうか。
目覚めると、十八時間程経っていた。そして、ご飯は保温されていた。とりあえず、お腹が空いていたので食す。
支度をして外出。自転車で下北沢へ。どうも身体が重く固く、早く漕げない。寝過ぎのせいだろう。
到着後、古着屋を数店徘徊。一着だけシャツを購入。その後、珈琲屋へ立ち寄り、知り合いというか同僚と上司の接待という噂のライブを見に行く。
終了後、帰路へ。まだ身体は重く固い。
帰宅後、起床後に食べ切れなかったご飯を食べる。就寝。
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町の小さな。
当初の予定よりも一日半も早く終わることが出来た。身体はかなり無理をしたはずなのに、いつもの時間に起きてしまう。
とりあえず、散らかった部屋を片付け、溜まった洗濯をしつつ、洗えない服をクリーニングに出しに行く。
近所のいわゆる町のクリーニング屋さんへと行ってみると、とても感じの良い店主が対応してくれる。お金を受け取る手は、正に職人の手だった。大手より若干値段は高いが、それでもこのお店を選んで良かった気がした。仕上がりに期待。
休日恒例の最寄り駅へと向かい、散髪、煙草購入、そして珈琲を飲みに行き、読書。年末年始に届いた英詩を読み始めたが、知らない単語が頻繁に出てくるので、苦労する。
お惣菜を購入し帰宅。
ご飯を炊いている間に、眠気に襲われ食事もせずに寝てしまう。
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体力よりも気力。
起床後、ホームセンターへ行き、出勤。すでに同僚の方が出勤していた。
新たな棚作りに取り掛かる。昨日の土台をストーブで乾かし、その間に木を切り出す。そして、塗装。
土台も乾き、そちらも塗装。そして、また木を切り出す。交互にやりつつ、少しずつ組み立てて行く。
寸法を測り、木を切り出し、設置する。繰り返される単純作業。
深夜、店の近所の知り合いが覗きに来る。新年会の帰り道とのこと。話をしながら、作業を行い、何とか棚の完成へと至る。
知り合い帰宅後、一人後片付け。数日間広げていた資材、工具等を片付け、掃除。終わって店を出ると、街は動き始めていた。
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残業か。
起床後、ホームセンターに立ち寄ってから出勤。
棚の壁への取り付け作業。シュミレーション通りに行い、無事に設置完了。それに伴い、その周辺の作業も終わらす。そして、さらに新しい箇所の木工作業。これに時間を費やし、深夜に。塗装も行い、さて作業を終えようと明日の段取りを考えていると、どう考えても今日中に終わらせないといけないモルタル作業があることに気付く。明日の工程の土台作り。日付もとっくに変わり、集中力が一度切れてからのモルタル練り。屈む作業で、悲鳴を上げる腰と眠気と戦いながら、早朝前に仕上げる。
心折れながら、疲労困憊。
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木の香。
起床後、ホームセンターへ。資材を大量に購入。自転車の荷台にくくり付け、出勤。
それにしても、一年前も同じことをしていたので、もはや恒例行事となっている内装工事。こんな時しか集中してやれないので仕方ないが、もう少し暖かい時期なら良い。
木工作業に取り掛かる。木を切っては組み立てる。同時進行で、あらゆる箇所を行う。BGMはアメリカのラジオ。
壁に取り付ける予定の棚が大方完成する。明日、壁に取り付けるが、構造が少し複雑なので、順序を念入りにシュミレーションする。
連日の深夜まで。
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攻めの配色。
起床後、出勤。弟はコンサートへ。今宵の夜行バスで帰るというので、ここで別れる。
さすがに自分の為だけにエスプレッソマシンを立ち上げる気にもならず、チェーン店の喫茶店に珈琲を買いに行く。日課になりつつある。
本日の工程は、壁の塗装。手持ちの塗料で絶妙な色を出そうと奮闘する。色々と混ぜながら、二度と再現できないであろう絶妙な色が出来上がる。そして、ムラを残しつつ塗装。色を置いては、遠くから眺める。何度も繰り返し完成。
ここでようやくデザインの方向性が見えてくる。そうなると資材が必要で、ネットですぐに購入できる店舗を探し出し、夕刻自転車で出かける。
無事に購入し店へと戻り、デザインの最終チェック。アイディアは実現可能だと判断し、明日に備えて帰宅。
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手強い相手。
起床後、出勤。弟はコンサートへ。
本日の作業箇所の準備に取り掛かる。フードの塗装をひたすら落とす。BGMは、アメリカのラジオ。好きな曲が掛かるので、気分も良い。
途中、知り合いが覗きに来る。
一日中、ひたすら塗装を落とすだけで終わる。
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一晩で。
起床後、弟が鞄が欲しいというので、目当ての物がありそうな店へと行ってみる。手頃な鞄があったので、それを購入。
弟はコンサートへ、こちらは店で仕事。資材を引っ張り出し、実際に寸法等を測りつつデザインを考える。足りない資材を探しにホームセンターへ行くことにする。
数時間は滞在していただろう。完全に不審者ではあるが、資材を吟味する。とりあえず、やろうとしていたことは手持ちの工具、予算で不可能だという結論に達する。明日、必要な物だけ購入して帰宅。
晩御飯の準備。弟が帰宅してから食べる。
法隆寺の話で盛り上がる。
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仕事。
昼頃起床。夕刻頃まで友人と過す。暖かい午後。
友人帰宅後、外出することにする。元旦は静かなものかと思っていたが、現代はそうでもなく、まぁあまり普段と変わらない。
職場で、明日から着工する予定の内装工事のデザイン、段取りを考える。一番のメイン箇所のデザインが決まらず、とりあえず、細々した箇所から着手することに。
その後、チェーン店の喫茶店へと行くが、大混雑。みんな何をしているのだろうと思いつつ、自身も何をしているのだろうと見られていると思いつつ。
読書、英語の勉強。
そして、弟が東京へやって来る。帰宅。
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