diary of radio pollution
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良酒を飲む。
昼頃起床。今宵の晩餐に必要な野菜と食器と酒を買いに行く。帰宅後、仕込む。
夕刻前、友人が酒を持ってやって来る。まずは、珈琲とチーズケーキでもてなす。これは恒例となっている。
それにしても、二人ともお腹が減らない。随分と経ってから、とりあえず、先日いただいた野沢菜を肴に酒を飲む。しかし、腹が減らない。日付も変わってしまうので、仕方なく蕎麦を食べる。
外出し、寺へと行ってみる。たくさんの人で賑わっている。ぶらぶらと散歩しつつ、妙なタイミングで年が明けた。そして、帰宅。
少しずつ腹が減ってきたので、料理を作り始める。鮭を焼いたり、鹿肉を炒めたり、粕汁を煮たり。その間も酒は飲み続ける。
明方、友達は眠ってしまったので、寝ることにする。
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塊。
今年も、いよいよ最後の営業。短く感じたが、色々と挑戦した年だった。今まで培ってきたことが、どれだけ役に立ったことか。相変わらずの器用貧乏ではあるが、とりあえず存在理由にはなるだろう。
明日は忙しいので、二十四時間営業のコインランドリーを探して行くことにする。夜中の三時に行ってみると、これが大繁盛。大方の機会が動いている。洗濯、乾燥を待っている間に、計四組がやって来る。こんな時間にも需要があるから開いているのか、と納得。
家を出る前に自然解凍していおいた鹿肉の下拵えをする。味噌、醤油、みりん、塩、酒、生姜、長ネギで漬ける。
時計を見るまでもなく、明けていた。
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漂う。
今年の営業も残すところあと僅か。生物の仕入れも加減しながら。
長く会っていなかった友人が東京へやって来る。夜、家で久しぶりに飲む。すでにある程度他で飲んできて出来上がっていた友人と久しぶりに話す。
そして雨降る朝、車で京都へ旅立っていった。普段とは異なることが、暮れを感じさせる。
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現実は厳しい。
同僚の方に忘年会のお誘いを受けるが、お断りをする。明日も仕事、まだ飲んでいられない。
内装工事のデザインで、欲しい材料が出てきたので調べるが、手頃でかっこよく通販できるのは、北海道からだった。どう考えても、年明けには間に合いそうにもなく、この路線は諦める。
さて、どのようにしたものか。
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何かないかと。
長々と仕事をし、謎掛けで頭をフルに使ったので、身体が重い。
年明け早々に予定している内装工事のデザインを考えるが、妙案浮かばず。こんな時は、どれほど考えても出てこない。しかも、仕事をしながらなんて無理なこと。
世は年末らしい雰囲気だが、いつもと変わらない日々。
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大満足。
一先ず、今年の大きな仕事を終える。一年掛かりの月一ペースで異なる衣装のカウボーイを演じ、最後に小芝居を一つ打って御役御免。
その後、またもや謎掛けブームが個人的に到来。やはり頭の体操になってよい。
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色違いの靴六足目。
仕事も終わり、少し寄り道して帰ることにして、靴屋へ。
うすうすどころか、しっかりと気付いている。どうも散財癖が治まらない。コーディネイトの上で、スニーカーにもう少し色味の幅を利かせたい症状が購入意欲刺激する。
ということで、USEDの割安商品ながらも、三足購入。どうやら、その癖は治まったと思う。
しかし、玄関を見ると、何人家族かわからないほどの靴が並んでいる。
koji
幾度となく繰り返される。
年末年始を海外で過す方と出会った。よくニュース等で聞くフレーズだが、現実に会ったのは初めてだ。
なんでもメヒコに行くらしく、先日その話題で盛り上がり、行く前にもう一度、情報を聞かせて欲しいとのこと。
この眼で見て、感じた経験を、そのまま伝える。
あの方々歩いた街を見に行く人がいる。数年前、そこに居た時には考えもしなかったので、不思議なものだ。
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そういう風景。
連休ということもあり、忙しいかな、と構えていたら、意外にそうでもない。まだまだ、飲食業の確かな波が読めない。
部屋が散らかってきている。言い分としては、最近、夜が寒すぎて、部屋であまり動けず、じっとしているから、ということになっている。生活感が丸出しで、我ながら好ましくないことは重々承知している。
と考えつつも、片付かない部屋。年末の来客に向けて、片付けなければならない。
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言ったもん勝ち。
昨晩、仕事後にまたもや同僚の方と飲みに行く、というか向こうは飲んで、こちらは晩御飯を食べるだけ。
学生時代、京都で暮らした経験を持つその方と、ローカル番組ネタで盛り上がる。懐かしく、面白く、ほぼ忘れかけていた番組や人物を言っては盛り上がる。
そして、ノスタルジックに陥る。
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そのようなもの。
出勤し、今宵出演する人と挨拶するところで、お久しぶり的な感じの雰囲気になる。しかし、間違いなくお会いしたことはない。他人の空似というもの。
ときどき、そういうことがある。おそらく、髭が原因なのであろう。髭は、人の本当の顔立ちを隠す。
髭が随分と伸びた。もはや、なくなることを想像できない。
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なかなか抜け出せない。
また夢を見る。ほぼ毎日、夢を見るのだが、今朝のは一日中引きずる。良い夢だったのだが、そこから関連してあれこれ思い出してしまう。
年の瀬の平日か、のんびりした営業。みんな働いて忙しいのだろう。
街は、ジーザス聖誕祭に向け、夜でも明るい。
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ヴィンテージ。
二日間、ほとんど家から出なかったので、身体が休日モード。重い身体を酷使しながら、通勤路を走る。
お菓子の入っていた缶の箱を捨てるかどうかで話し込む。いらないだの、あれば何かに使えるだの、とまぁ平和な話だ。
結局、とりあえずは捨てずに置いておくことになった。果たして、陽の目を浴びる日は訪れるのだろうか。
お菓子の缶の箱といえば、部屋に一つある。年期の入った、裁縫道具入れ。祖父が使っていたものを、そのまま受け継いで使っている。中にそのまま入っていたボタン、針、糸等は、今となってはヴィンテージ物か。
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米国製。
宇宙旅行に出掛けるために、DVDを見る。立て続けに見ていたら、BOXセットVOL.2のディスクが残り一枚になってしまう。VOL.3は、まだ持っていない。しかも、最後のディスクは、前後編の前編のみ収録。最後のディスクに手を付けず、そっと閉じる。
DVDを見る前に、どうしてもなぜだかジャンクフードが食べたくなったので、世界で一番チェーン店の多い某ハンバーガー屋へと行き、テイクアウトしてくる。相当久しぶりに食べたが、味が変わったと思うのは、気のせいか、年のせいか。
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昔話を聞きながら。
昨日、同僚の方と帰りに飲みに行った反動で、17時間あまり寝てしまう。これだけ寝れるのは、若い、ということだろうか。
駅前のひなびた居酒屋は、選挙速報に見入る常連らしいおじさんが二人いるだけで、ひっそりとしていた。そんな中、すでに酔っ払っていた同僚の方の若い頃の話を聞く。人に歴史有り。
起きたら、雨だった。
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異なる意味合い。
日付が変わった頃、弟に誕生日についてのメールを送ると、まだ仕事中だった。とりあえず、なんとかやっているようなので、身体に気を付けるよう伝える。
昔の日本は、経済が上向く中、身体に無理をしてまで働いたのだろうが、今は、それとは異なる。
現在、自身の置かれた状況を照らしながら、色々と考えさせられる。
koji
へんてこな。
昨日、遅くまで仕事していたので、朝から出勤は堪える。この時期、布団から出るのが億劫で、目覚ましを無意識に消してからの二度寝は心地良い。
そして、よく夢を見る。最近、とくに多い。十数年前のほとんど接点のなかったような人まで出てくる。奇妙な夢を回想しながら、仕事をする。
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職業病。
出勤前にアウトドアショップにて、細々した物を買う。まだまだ満たされない購買意欲。
寒くなり、乾燥して、手荒れが酷い。面倒だが、炊事はゴム手袋をしなければ改善の余地なしか。
koji
とある一日。
同僚の方に飲みに行くぞ、と誘われたが、最後に知り合いの方が尋ねてきたので延期に。
知り合いの方は、わざわざ先日の写真をDVDに焼いて持ってきてくれた。
普段、写真に写るのが嫌いで、あまり撮られることをしないが、先日は、完全に断れるような状況、環境ではなかったので、潔く撮影された。
普段は着ないスーツ姿で、貴重な場所での写真なので、これは撮られてよかったのかもしれない。
koji
何が目当てだ。
相変わらず、何かおかしい。忙しくもないが、どうも散財傾向にある。先月の買物ラッシュが、まだ尾を引いているのだろうか。
仕事後、買出しのついでにパトロールへ。二件程巡ってみるが、収穫はなし。
何か、これ、といった物が見つからないと納得しないのだろうか。
koji
投票日。
今日こそは休日だと、恒例の最寄り駅へと行き、散髪、煙草購入、そして選挙の期日前投票へと向かう。
平日の昼間なんて閑散としているだろうと思いきや、意外に人が多く、慌しかった。選挙区が変わると馴染みの議員もいないので、事前にあれこれ調べていたが、今回の選挙は調べることが多くて大変であった。
小選挙区、比例代表、最高裁判官国民審査、都知事選。
さて、この国はどうなるのであろうか。
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自転車と狭い部屋。
昨日、買出しの仕事を言い渡されたので、天気も良いので出かけることに。
調理用の専門的な物だったので、合羽橋へ行かなければならない。いつもの日暮里よりも若干近いので、当然、自転車行くことにする。
日中、暖かな日差しを受けながら、一路都心へ漕ぐ。先日変えた後輪の調子もよい。こうなると前輪も変えたくなってくる。今回は、タイムアタックもせずに、のんびりと行くことにする。陽気な天気がそうさせるのだろう。
合羽橋での買物はすぐに終了。そこで余力があれば行こうと思っていたパトロールへ行くことにする。目指すは、鼠の国のすぐ近く。
いつものように見知らぬ土地を自転車で進むのは興味深い。土地の雰囲気等は、肌で感じなければ伝わらない。
所謂、下町を横断する形になったが、やはり東京西部よりも、この東部の方が本来の東京の姿なのだろう。昔の面影を随所に残しつつ、新しい時代の波が貼り付けられている街並。
ちょうど荒川を渡るとき、東の空が見事な夕焼けだった。淡い水色から紫、ピンクとグラデーションが美しい。関東に住み始め、このような夕焼けを見る機会が増えたような気がする。関東の乾燥した気候がそうさせるのだろうか。
すっかり日が暮れた夕刻。知り合いもいないであろう土地で独り。どこか外国にいるような気分だった。普段の生活から遠い所へ行くことは、重要だと思う。目的は何もなくてよい。
鼠の国の近くから、ひたすら自転車を漕いで西へと向かう。道中、月島経由で勝鬨橋を渡り、都会の夜景輝く下を進む。
最近、よく行く知り合いのお店へ珈琲を飲みに。これで三週連続。来週は来ないことを宣言し帰路へ。
迷い込んだ住宅街が豪邸ばかりで圧倒されていると、その土地独特の立地にも圧倒される。名立たる高級住宅街。このような場所に住む人はどんな人生なのか、想像すら及ばない。
そして、今日も無事に狭い我がワンルームへと帰ってくる。
koji
どちらも好物。
朝一番、昨日の鮭を店頭に吊るす。白日の下で照らされると、やはりそこには昨晩のような気分はなく、むしろプラスチックでできた人形のような感じしか受けなかった。
営業は大盛況で、終了した頃には、疲労困憊だった。慣れないことは、神経を使う。
酒と鮭を得る。
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一人と一匹。
明日は鮭のイベントが行われるので、風通しされ干上がった鮭がやって来る。これを店頭にぶら下げるために、少し細工をすることに。
営業後、一人残って鮭と対峙する。ほぼ存命中の姿で干されているので、これがなんとも不思議なもので、まるで眠っているようだ。
鮭と語らう夜。
koji
的中か。
当りたくはなかったが、どうやら大き目の地震がきたようだ。ただ、そのことを知らない。
大量のコーラを荷台に載せて自転車を漕いでいたので、揺れていることなので気付きもしなかった。出勤すると、みんなが地震のことを話題にしていて、初めてそれを知る。
久しぶりに、PCの地震速報ソフトを立ち上げながら就寝。あの頃を思い出す。
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パイロット版終了。
仕込みをしていたら、一日が過ぎてゆく。その合間にも、漫画は執筆する。おそらく、みんな最初の反応だけで、もう興味はなくなってきていると思われる。しかし、作画や設定が安定した、ここからが本当にやりたいことで、そんなこと、誰も気にもしないだろうと思う。
とりあえず、一年ぐらいは書き続けてみるのもよいかもしれない。
koji
力の源。
最近、米の消費量がエンゲル係数を押し上げている。米の購入頻度が以前より、数日早くなった気がする。
米が好きで、よく食べるので、炊飯器は十合炊きだ。しかし、それを言うと、たいていの人に驚かれ、笑われる。江戸時代だって一日五合食べていたのだから、ただ現代人の食が細くなっただけではないのだろうか。
最後の晩餐は、米、醤油、海苔と決めている。
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追加。
ふと、防災避難用鞄の中身に不安を感じたので、買い足すことにする。ホームセンターにて、あれこれ購入。装備も一新、食料も一新。
なんとなく、地震のいやな予感がするが、思い過しであったほしい。
koji
帰るべき場所。
週末の仕事が堪えのか、長い睡眠の中、一日が過ぎていった。十七時間ぐらい寝ていたのではないだろうか。
外は、雨だった。外出せず、宇宙旅行に出掛ける。まだまだデルタ宇宙域の果てにいる。
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長い人生、点のような束の間の再会。
もう随分前のこと。今宵のイベントの予定が決まって、出演者を見たら、よく知っている人がいた。
昔、京都で共演したことがある彼とは、音楽のことについて話し込んだ思い出があった。同年代で、音楽の種類は少し異なるが、何か通じるところがあるように感じた。詩がよいのだが、それを構築している彼のライフスタイルにも感じることがあった。
数年振りに再会し、演奏をしっかりと聴いた。知らない間の人の成長が、そこにはあった。
あの時もそうだったが、常に自身と向き合いながら日々を過している彼の姿勢は今も変わらず、聞かせてくれた話と、彼の眼の奥底にある輝きには深みがあった。
どうも最近、他者からの「書け」というきっかけのようなものが、よく現れる。
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嗜好品なのでゆったりと。
長い一日。師走に入った。このまま年末まで走り抜ける感じだろうか。
珈琲を、たくさん淹れた。少し無理な量を捌いた。大手のチェーン店は、毎日こんな感じなのだろう。ただただ仕事をこなすだけの、もはやゲームのようなものだ。
ルーティンワークは、適度、ほどほどが良い。
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