diary of radio pollution
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素敵な時間。
暴風はピークで、雨も舞う。ここ数日、風に暖かみを感じるので春一番だろうと思っていたが、暦の関係上、春一番認定されない、と聞かされる。
階上では、本当の最終日を迎えていた。十九年の内のたった一年だが、共に過ごせた幸せ。失礼も承知だが、親ほど年齢の離れた友人と語らった日々。吉祥寺の片隅で、米国時間旅行をした思い出。
印象的だった一言がある。
「タイムマシンを手に入れたら、一緒に色んな時代のアメリカへ行こう。その時は、絶対に未来人だとばれないようにしないとね。」
koji
十九年の歩みと重み。
暴風は続く。早咲きの桜が心配になる。仕事と平行し、仕込みと新メニューの開発。要領は良くなってきている。
閉店後、階上へ。迷っていた物を、どんどんHOLDしてゆく。本来なら贅沢で嬉しく楽しい一時なのだが、どこか悲しくもある。総額がいくらなのかも、もはやわからない。今後、このような買い方をすることは、二度とないと思う。
トランプ、雑誌、食器等々をHOLDする。
koji
未来を刻む。
外は暴風、店は穏やかな日だった。営業後、階上の米国アンティーク雑貨、書籍店へ。日に日に、物が減ってゆく。閉店まで、残り数日。個人的な取り置きの品は、増えてゆく。財布のことは忘れて、本能と欲望に任せて。
ずっと店頭にあったが、他の物に隠れて見えなかった置き時計に気付く。若い頃なら惹かれないシックな30、40年代デザイン。年齢と共に趣味嗜好も変化してきた。つまりおっさん化してきているのだろう。もしかしたら、今所有するのも時期尚早なのでは、と考えるぐらいな一品だったが、この先、年老いた自分へのプレゼントとしてHOLDする。
将来、机に向かうその片隅で、時を刻む古い時計。
koji
| 2012年03月28日(水) |
大工と音楽とイベント |
調べてみると、良い歌詞だった。
さすがに体のことを考えて、昼出勤。少し寝たので、体は楽になった、と思う。そう思うことにして作業再開。
ここ数日、BGMが充実していて、とあるアーティストが好きだと自覚するに至る。そうか、そうだったのか。
夕刻、作業終了。のはずだが、後日、手の込んだことをすることとなる。回りの人達が、ハードルを上げてくれる。
基本的に、挑戦することは好きなので良いのだが、最近、どこへ向かっているのか、自分でもよく理解できない。適度に流されて生きている。
昨日、イベントの企画を考えることになり、アイディアをずっと練っている。半分はまとまったが、あと残り半分にインパクトが欲しい。と書いていて、電動工具を思い浮かべてしまうのは、大工仕事のし過ぎであろう。
US70年代の本を購入。
koji
嫌な予感。
先週、不本意な出来のままに終わらせてしまった大工仕事を再開。そもそも、人数も足りない、道具も足りない、という状況で、しかも、素人D.I.Y.大工なので、一日で終わらせることに無理があった。
今回は、手直しなので一日あれば大丈夫だという考えは、夕刻、またもや砕け散る。半分しか進まず。
明日休日返上決定。
koji
通常営業よりは、寝れたけども。
本来なら、休日、といきたいところだが、イベントが入っていたので、出勤。昼過ぎぐらいから夕方まで、大工仕事をしようかな、と思っていたが、明日に回すことにする。
明日、大工仕事を一日で終わらせて、水曜に休日を堪能することを誓う。
koji
どうすれば、よいのか。
大本命、日曜。やはり、予想を裏切らない客入り。精神力を高めて、乗り切る。夜は、また別のイベントが入っていたので、それはのんびり、と。
カレー好きは、合間を縫って、カレーを求めて旅立った。
パパイヤと親芋をいただく。両方、調理は初めて。親芋は想像の範囲内で調理できそうだが、パパイヤとは、何ぞや。南国物は、知識不足。
koji
カウボーイもの。
店は、いよいよ週末に突入し、やはり忙しい。有難くも、疲労困憊。まだ、日曜もあるので、ここからは精神力が試される。土曜になると、ランナーズハイのような気分に陥る。
ちょこちょこ、米国雑貨、本を購入している。昨日も、30年代の漫画を購入。ただ、忙しくて、ゆっくりと本を開ける暇もない。一ヶ月、いや一週間でもよいので、束の間の米国タイムスリップをしたいものだ。
そして、まだまだ買うことを、心に誓う。
koji
堪えているようで。
店が、平日にしては忙しい。通常営業と平行してイベントが行われているからだが、このご時世、人が着てくれるのは有難い。
営業後、友人がカレーのテイクアウトを買ってきてくれたので食す。腹ペコだったので、さらっと完食。
少し体が疲れてきているな、と思っていたら、夜中に足が攣る。悶絶。来週は、休日を設けようと心に誓う。
koji
春のような陽気。
朝から洗濯をする。乾きそうな大気が、窓を開けると感じる。春の麗らかさを垣間見る。何事も無いこの日常が、今とても幸せに思う。
天気が良いので、客足も鈍ることなく、適度に忙しく、店の雰囲気も良い。ただ、こういった日常を突然失うこともあるのだろう。
友人の山好きは、丹沢から焼けて帰ってきた。富士も綺麗に見えたようだ。
束の間の幸せで終わらない日々。これが続くことを願う。
koji
昼過ぎに出発。
怒涛の仕事に疲弊しきっていたので、昼前まで寝てしまう。当初、友人と丹沢へ行く予定だったが、変更し近場の奥多摩へ。それでも、電車で一時間以上掛かってしまう。自転車でぶらっと山登りに行けない東京生活。
往路の電車から眺める、景色と天気は春近し、と感じさせる。梅が映える車窓。
目指す山の最寄り駅に到着後、急いで登る。しかし、時間があまりないので、登頂は諦め、山道の途中の陽だまりで遅い昼食。昔から、登頂にこだわりはなく、山の雰囲気を感じたくて登山している。登頂の喜びは否定しないが、ただ木々の中にいることが、都会に暮らすと贅沢に感じる。
それで、十分だと。
koji
時間との戦い。
朝から出勤し、昨日の続き。本日イベントの為、時間までに終わらせることが重くのしかかり、ミリ単位の仕事が出来なくなってくる。正直、終盤は納得いかない出来になってしまった。そして、オイルステインを塗って乾くのを待つ。
今回、米国製のオイルステインを購入してみたが、これが予想外に遅乾。仕方なく、木を洒落た感じに置いて、そこを通ってもらうことにする。結局、間に合わなかった。無茶なスケジュールだった。地道に補修しながら、完成させてみよう。
koji
まだまだ、ある。
先日のデスクに続いて、玄関デッキ、機材用棚の製作。近隣への騒音の問題上、夕方までのタイムリミットを抱えながらの作業。まずは、手伝いをしてもらえる機材棚の木を切り出す作業。順調にカットし終え、組み立ては任せる。そうこうしている内に、京都から友人がやって来る。手伝ってもらいながら、デッキ製作。ミリ単位の仕事に突入し、予想以上に時間が掛かる。
結局、一部分を作り終え、そこにオイルステインを塗って終了。蕎麦を食べて、帰宅。
狭い部屋に友人を招き、数日間の同居開始。
koji
どうしても、攻略できない箇所もある。
昼過ぎ、雨が降り、穏やかな日曜日。一転、曇り空と同時に仕事が忙しくなる。室内なのに、天気に左右される仕事。相変わらず、雨合羽購入も躊躇している。
夜、野暮用で新宿までドライブ。すでに、懐かしい甲州街道。信号のタイミング。
深夜の走り慣れた道には、信号の感覚が身についてくる。ここを何キロで走れば、次の信号を青で通過できる、といつしか考えながら運転している。十数年前に走り慣れた今でも覚えている道もある。同時に、あらゆることが想い返される。
道の思い出。
koji
時期的に、忙しない。
出勤の際、雨が降っていると、準備、装備が多くなり、気持ちも湿ってくる。安い合羽は、破れ穴も開いてきた。次世代の最新合羽を早く輸入したいが、高価で躊躇してしまう。迷っていても、外は雨。自転車で行かなければならない。
訳があり、人の物件のチラシを見る日々。当事者ではないので気楽なものだが、人によって選ぶ際の重要なポイントは異なっていて興味深い。とくにこの一年で、耐震という項目がより重要になった気がする。そうなると、値が張るので、他との折り合いがつかなくなる。金さえ払えば、いくらでもあるのだろうが。
まぁ、裕福ではないので、地震後の結果で対処するしかない部屋に住んでいる。有事の際、数日はどうにかなる準備はしてある。
koji
ポツンと佇む。
そして、友人はどうやら来週来るようだ。片付いて広くなった部屋に余裕が訪れる。綺麗にしておくと、当然だが気分も良く、新しく購入してきた本を床の上に置いても、まだまだ広い。こうして、部屋は、また元の物だらけの姿へ。
そうならないように、保たなければ。
そして、地震連発。寝ようとすると、明方に大きい揺れに襲われる。まだまだ、来るのか、来ないのか。
koji
迎える。
完全に油断緩みきっていた一人暮らし。友人が遊びに来るかもしれない、ということで、部屋を片付ける。まだ、部屋のベストの配置を考えられていないので、適当に辺りに本等を積んでいて、それらを、まず片付ける。そして、服もちゃんとクローゼットへ。やはり服が多い。
それなりに片付くと、狭い部屋なりに空間が広がった。地震対策的にも、避難経路を確保できた感じか。
これで、誰が来ても大丈夫。
koji
さて、いよいよか。
地震活動が活発化してきた。余震か、新たな前震かわからないが、完全にまた何らかの周期に入っているのではないだろうか。惑星間の重力変動の影響も無視は出来ない。これだけの地震が一日で、しかもある程度の場所に集中しているということは、覚悟と準備はしておけ、ということだろう。
しばらくは、PC立ち上げっぱなしの日々。
koji
眠りに眠る。
疲れていようが、体は仕事時間に一度目覚める。幸せな気分で、再び眠りへ。正午過ぎ起床。少し起きてギターなぞ弾いてみるが、眠気に襲われ、再び眠りへ。
夜、手持ちの残り一話のヴォイジャーDVDを見てしまう。早く、第二巻セットが転送されてこないものか。待ち遠しい。
深夜から早朝にかけ、ずっと本を読む。いよいよニューイングランドへ突入。少し、ゴールが見えてきたか。
それしても、深夜の読書は、有意義な時間だ。
koji
ルーマニアの棺の中で。
仕事の日々も、ようやく一段落。明日は休日という一心で働く。疲労困憊の中だったが、良い一日だった。
個人的に色々とあって過ぎた311。こうして、次の日を迎えていることすら有難い。
また千年ぐらい眠りたいものだ。
koji
あれから一年。
店では、ちょうど一年の時刻に黙祷をした。お客さんにも参加していただき、思い思いの時間を過ごしたことだろう。
個人的には、東京へ出てくるという試練。そして、社会に与えられた試練。二つの大きな変化の中で、人生の大きな一年だったと振り返る。当たり前のことが崩れ、価値観が大きく変わった。
震源地ではないにしろ、大きな地震に二度も遭遇すると、無力さを感じる。ただ、三度目に備え、日々を生きることが重要だろう。やれなかったことをすること。自分に正直でいること。
今も尚、復興に携わっている方々に、敬服の外はない。
koji
静かな闇。
本日も長い一日。足の疲れが出始めている。ユニットではない、セパレートの物件で、湯船に浸かって、というのは夢。
仕事の片付けをしていると、311に突入。夜、帰り道、月明かりが、やけに綺麗だった。そして、身震いを覚える。
koji
目の前の現状で精一杯。
昨日から長い一日だ。そして、まだ続く、月曜まで続く。睡眠時間を無理やり確保しなくては。
車の運転をする。また初めての車。車高が低い車にあまり乗らなくなったので、運転席が低いと違和感を感じる。
311に向かい始めているのを意識し出すようになる。
koji
冬は終わりへと。
色々と考えさせられる一日だった。個人的に感じることと、世間が思うこと、そして、ビジネスが絡むと、それらは、また変化する。商売には、向いていない性格なのだろう。
きっかけはどうであれ、今となっては遠い昔のことを思い出した。忘れたくない自分がいて、しかし、時は無常に進んでゆく。ただ、四季の移ろいの中で、その情景を反芻し、生きてゆくのだろう。
答えを先に得て、それを確かめながら、また一日が終わる。
koji
本日は、机。
先日、工務店に注文が三点入った。店の階段下のフロアに板を貼る。機材用の棚を壁一面に作る。そして、事務所にデスクを一つ作る。
定休日だが、仕事はたくさんある。少しづつしかこなせないので、本日は机を作ることに。しかも、材木は店にある廃材だけを使用する、という縛りを設けてみた。
設計図から、どの木にしようかなんて考えると、金とのバランスで考えないといけないし、あるものだけというのが、パズルを解いているようで、面白い。手の込んだものは作れないので、これぐらいでちょうど良いのかもしれない。
完成してみると、個人的に使いたくなるぐらい気に入ったものが出来上がった。だがこれは、あるスタッフ専用の机なので、まぁ喜んでもらえれば、それで良いか。
次は、フロアに板を貼る仕事か。
koji
予想通り。
12時間ぐらいは寝たであろうか。まだまだ寝ていたかったが、生活サイクルが狂うのでほどほどに。
休日であるのに、仕事のメールが気になる。少しづつだが、仕事の管轄が増えてきて、以前のような24時間365日体制に戻りつつあるような。これでは、体と頭に良くないのはわかりきってはいるが、性格上無視することが難しい。
少しでも安らぎを得る為、本を読む。これが、今出来る精一杯のこと。
koji
財布の許す限り買う。
本来なら、反動で長時間睡眠、といきたいところだが、ほどほどで起床。今日こそは早く帰ろうとしたが、またしても仕事で長時間。これでは、せっかくの明日の休みも寝てばかりか。
訳があり、猛烈な勢いで米国アンティーク雑貨、本を買い漁っている。ここ最近だけで、マグカップ、グラス、灰皿、スプーン、バッチ、スケール、雑誌、新聞等々。まだまだ、攻める覚悟だ。今しかないので、やらなければならない。
koji
長い一日。
予想以上に起きることとなり、ほぼ24時間過ぎてしまった。久しぶりに経験したが、やはり体にガタが出る。しかも、明けた空は雨模様。これから出勤する人々のバスに乗り、帰宅。
それにしても、長時間話し込んでいたようだ。若い時にあるような、時間の流れだった。そして、話をしないとわからないことが多い。
何もわからないし、知らないな、と。
koji
人生のレール上。
昨年まで働いていたバイトの人から連絡があり、会うために家へと向かった。電話で少し話を聞いてはいたが、体調を崩して入院していたらしい。会うと、病み上がりの人特有の雰囲気が漂っていた。しばらく話しをして、家を後にしたが、何ともいえない気持ちが襲ってきた。
短い人生の一瞬の点を垣間見た。
koji
FC東京を知る。
店にてFC東京のイベント。FC東京を知らないと完全に置いてけぼりな雰囲気が逆に面白かった。元フリューゲルスの前田氏も出演というのが、個人的に嬉しかった。当時、スーファミのサッカーゲームで、フリューゲルスを使ったな、としみじみ。
久々、Jリーグを見たくなったので、今季はチェックしてみようと思う。やはりサンガを応援しよう。
koji
身の丈の物件。
ギターが弾きたい。だが、住居の関係上、困難な状況だ。鉄筋コンクリートの豪華なマンションではないので、隣部屋との壁もそんなに厚くはなさそう。そして、隣人が規則正しく静かに生活をしているので、ひっそりと弾くのも憚られる。夜にギターが弾けるような環境が、欲しい。
ソロ用の曲を作って、一人でライブをしようと考えている。相当なブランクがあるので、またゼロからのスタートだろう。書きたい詩があるので、やってみようと思う。
koji
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