diary of radio pollution
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待ってましたよ。
タラ・ジェン・オニールが久々の来日。前回来日した際、ライブを見てすっかりはまってしまい、それからというもののヘビー・ローテーションとなり、その後、弟にも飛び火し・・・つまり、待ちに待った再来日。
当日は雨降る中、屋内にて書生のお仕事。書生なるものの心構えとして、ある書生に関する本を一冊いただく。
夕刻、店へ。色々な人にご挨拶しつつ、ニカさんとも久しぶりに会う。ニカさんのライブを見るのも久々で、さらにタラちゃんのサポートのジェフ・ソールも良さそうで、完璧なラインナップ・・・そして、始まりから終わりまで、完璧なライブだった。
終了後、タラちゃんに声を掛け、ものすごく歌って欲しかった曲があったのだけど、今宵はそれをやらなかったね、と伝えると、ゴメンと。でも、他の好きな曲がオンパレードだったので、とりあえず満足はしている。
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外は桜サクラさくらなのに仕事シゴトしごとの日々。見渡せど遥か先まで仕事しか見えないなぁ。
通勤は鴨川を自転車で爆走の日々。最近、走りにくかった箇所が舗装され、タイヤから伝わる土の感触が心地よい。薄い青空の下、肌寒い風をきって、今か今かと桜を待ちわびる。
LLamaのリリース準備の日々。やることは多いけど、本人達の意気込みに触発されて、おもしろい。
またもや書生の日々。庭でタマ(犬)と遊んで、その光景を瓦の上の猫が見ているのどかな午後。寒桜はすっかり葉桜となって、枝と葉の間から見上げた空は春色。
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| 2008年03月17日(月) |
足穂拾遺物語刊行記念イベント |
足穂さんもご来場されたかな?
「足穂拾遺物語」が刊行されるに伴い、イベントを開催したい。そんな相談を受け、動き出した。いつも店で行われるような音楽イベントとは異なる内容。それだけでワクワクしたし、足穂が好きだから関われて嬉しかった。
会場には当店お馴染みのミュージシャンから、おそらく普段ライブハウスには来ないであろう方々まで。
足穂との出会いは、友人の女性から借りっぱなしの「一千一秒物語」から。昨年その人と会った際、ふと、その話題が上り、一生貸しておいてあげる、と言われた。
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「night tellerと細胞文学の再暴威西日本ツアー2008」
8日午前3時。京都を旅立つ車一台。植野さん、細胞斉藤、黒田を乗せて、いざ九州へ。お得意の深夜の高速道路を西に走り続ける。朝日もすっかり昇った頃、ついに九州上陸。しばしお別れの本州。
福岡公演会場のtetraで主催のRyu.Kさんにご挨拶。会場も白を貴重としたギャラリーで良い雰囲気。中州から見渡す晴天の福岡の空。遠い所へ来たものだ。本日はソロなのでリハをサクッと終わらせて、忘れてきた譜面台を買いに繁華街へ。見知らぬ土地を歩くのは新鮮で、すれ違う人々の顔や建物を見てしまう。無事に譜面台を購入後、会場へ。すでにお客さんも入り始めていて、いよいよライブへの緊張感も出てくる。カワイイ雰囲気の弾き語りの小林さん、バイオリンと機材を駆使した演奏の谷本さん、そして、いよいよ植野さん・・・今回のツアーは、テニスの京都公演でのライブ打ち上げの際に細胞から誘われ、その場に当然居合わせている植野さんも冗談半分で乗っかってきて実現・・・普段、ギターやサックス等のインプロでソロをしている植野さん。みんなの予想をはるかに裏切る本気の弾き語り。今回のツアーは「挑戦」がテーマとのこと。カバーや自作曲を織り交ぜながら場を和ませる。さすが故郷。次はいよいよ出番。集中力を高め、いざ演奏へ。程よいサイズのハコだったので、お客さんとの距離が近くて演奏しやすかった。で、蝋燭は溶けて緊張感も解けてなくなり、グッタリしながら細胞を鑑賞。そして、最後は、ラブクライの三沢さん。大学ノートをペラペラ捲りながら、のどかな雰囲気で弾き語り。最後に植野さん、細胞黒田とセッション。さすが、みんな上手だ。終了後、地元で有名なチェーン店の居酒屋にて打ち上げ。有名人のサインの中にヒムロックのを発見し、一同盛り上がる。替え玉が飛んでくる中、博多の夜は更けてゆく。
起床後、雨降る中、小倉へと移動。高速を降りると灰色の空にモクモクと煙を吐き出す工業地帯が眼に入る。小学校最終学年時、突然父親に連れられて行った九州旅行依頼の小倉。その頃、すでに植野さんはここには居なくて、と考えてみると年月と時間は果てしない。会場のsoapは、古い建物を改装した落ち着く雰囲気で、京都によくありそうな感じ。機材搬入後、本日から合流のニラを迎えに小倉駅へ。九州でニラと待ち合わせをしているのは、新鮮で不思議。会場へ戻り、リハ。そして、10ヶ月振りのnight tellerだったので、猛練習。オープンするとキョーレツ!マシーン魚からスタート。ラップが弱くて弱くて・・・キライではない。次にミワサチコさんは、しっかりと弾き語り、そして、いよいよ今宵の出番が回ってくる。久方振りに二人で演奏が出来たことは嬉しかった。やはり一人で演奏するよりは、二人の方がすでに形になっているし、まだまだ突き詰めてもみたい。精進しないと。で、後半戦を鑑賞。ソファ3人横一列ギター、サンプラー、サックストリオの上村直也さん、そして、アストロ球団を片手に植野さん、ラストは細胞文学。細胞の時に大雨が屋根を打つ音が印象的だった。で、今回九州最大の対バンが登場モリソンホテル。笑いのつぼに完全にはまってしまい、大爆笑のライブ。さすが宇宙系・・・終了後、打ち上げへ。キョーレツ!マシーン魚のみんなと趣味の話で盛り上がる。ロマサガ2は最高というので一同納得。深夜、植野さんの実家へ。箸が転げても笑えたであろう男4人。本当に修学旅行の夜時間のような楽しい一時だった。
起床後、即ご飯が出てくる。そして、即温泉へ。朝風呂でリフレッシュ。そして、植野家に舞い戻り支度をして出発という予定だったが、またご飯が!!もう、こうなったらご好意を無駄にするわけにはいかず、食べまくる。そして、なぜか毎日、黒田が珈琲を淹れる係りに任命され、食後の珈琲、そして、DJ植野の選曲は、出発するとカーオーディオに鳴り響くバッハ・・・この二つは、今旅のテーマとなる。小倉駅前にてニラを拾い、大急ぎで岡山へ。何とか15分遅れで会場着。早速、リハ。少しぶらりしたかったが、時間もなく。今宵一番手は、とうめいロボ。先日、京都でライブがあり堪能したばかり。聴きたかった黒猫がなく少し残念。で、ボルゾイ登場。普段と違う編制だそうだが、弾き語りに会う感じのピアノとギター。ちんぷんかんぷんは、night tellerと同じ男女デュオ。お二人を眺めながら緊張感を高める。で、night tellerは何とかこなしつつ終盤へ。最後の曲で初めて植野さんにサックスで参加してもらう。予定より後半はのってきたので、長めにソロを演奏してもらい終了。さすがの一言で、こちらも気分良く演奏できた。そして、驚異?脅威?植野隆司のボサノバ弾き語り。得意?のMCも炸裂し、岡山の夜に氷河期が訪れたと思いきや、ボサノバで南国気分。最後は細胞文学が登場し、またもやサックスを持って現れる植野さん。後半、出ずっぱりの植野祭りの岡山の夜は更けて・・・
本日、姫路ということで移動は余裕。とりあえず、バッハが流れる中、車は出発。信号待ちで植野さんがゴミを叩こうと車から少し降りようとしたらCDプレイヤーの配線が引掛かり、バッハが飛んでゆく・・・ボルゾイのマエガキさんから噂に聞いたリサイクルショップへ行ってみる。もう外観から何かありそうな雰囲気。逸る気持ちも抑えきれず、店内に飛び込む。数点、雑貨で欲しいものがあったが、適正価格より若干安いぐらいで、とりわけ急いで買う理由もなかったので諦める。ならば書籍、と漁り始めてみると、これが出てくる出てくる宝の山。ただ、出発の時間になり、最後の棚まで到達できずに終了。再度足を運ぶ価値はあるお店。十数冊購入。姫路まで高速を走る。そして、すぐ到着。easeは近所にあれば通いたくなるカフェ。のんびり読書するには最適。リハをサクッと終わらせ、ぶらりしてみる。城下町だけに佇まいは、どこか近江八幡に似ているな、と斉藤と話しながら歩く。会場に戻るとすぐにライブは始まる。不思議なサウンドのjugz、極上ギターサウンドと最高の歌詞で笑いを誘うロケットSON。いよいよ出番で初日以来のソロ。プレイリストも決めず、思いつきで演奏してゆく。最後に何となく選んだカバーはThe WHO。何となく歌いたくなったから。そして細胞。仕事の関係上、今宵で斉藤が今ツアーから離脱ということで、細胞としてはラスト。ツアー中でも一番良い演奏だった。最後は、やはり植野隆司。駄洒落炸裂のMCも板について?!・・・演奏は、一人ずつゲストを交えてのスタイル。本物の黒田を迎えて細胞のモノマネをする植野さんの姿には、さすがの本人も、あれが俺か?と口に出さずにはいられない。で、最後の曲で呼ばれる。しかも、タンバリンで参加。タンバリンを人前で披露するなんて小学生以来。でも、やるからには!とはりきってみる。終了。深夜まで続いた宴の後、車は京都を目指す。
起床後、昼過ぎに植野さん、黒田を迎えに行く。そして、UrBANGUILDへ。本日は黒田と初めて演奏するので、リハ前の時間を使って練習。序盤はnight tellerの曲を練習していたが、途中からカバー大会になる。徐々に出演者も揃いはじめて、本番スタート。トップはペダル師匠。前回よりもソロを突き詰めていてイイ感じ。2番手は、ナイテラ+黒田。ナイテラ曲とルー・リードを少々。3番手は、ふとしくん。tokAをミニマルにした感じでこれもイイ。4番手に文章さん登場。改造ギターを弾き倒す姿は神がかっていて、そのあと弾き語りをしている姿はほのぼのしていて、ギャップがステキ。そして、今ツアーのラストのラストを飾るのは、もちろん植野隆司。今回、勢いだけでツアーに参加した植野さんの締めの演奏は、集大成?!といえる内容。得意!?の駄洒落も曲中に炸裂し、最後にノナカを玉砕。翌日、植野さんを駅まで送り届けて西日本ツアー終了・・・
本当に楽しかった旅が終わっていくのは切ない。車内は静かで、運転席からバックミラーを覗き込んでもそこには誰もいなくて・・・ぼんやりしながら一人、車を走らせる。
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いよいよツアーも現実味を帯びてきたな。
生活に緩急つけて、ダラっとしてバシッと。とりえあず、ツアー前に終わらせるいくつかの仕事をこなす。
以前、モリヤマくんと話ているときに、ダラっとしたときは、お風呂に限る!と聞いていたので、気分転換に一日に2回入ってみる。半身浴もしてみる。リフレッシュできる。銭湯が近くにあれば尚更良いのだが、湯冷めする距離に断念。わざわざ、車に乗るようなことでもないし。
作業を円滑にこなす為、机の上を片付ける。気分良いな。キレイなのは、スバラシイ。常にこれが保てれば、もう少しはマシな気持ちになれるのだろうに。
ギターを2時間程弾き続ける。指も慣れてきた。午前五時。あと少し仕事を片付けよう。
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マンスリーの絵が好評のようで、浮かれてしまう。
刻一刻とツアーの日程が迫ってきている中、まったくそちらの準備が出来ていないので不安になる。ギターも弾きこまないといけないなぁ。
今回、レーベルからリリースをするバンドLLamaは、昨日もライブで良い演奏をしていた。まだまだ、これから成長するだろうし、こちらも彼らから学ぶべきことは多い。一緒にもっと意識を高め合い、より良い結果を残したい。
以前からあったことだけど、最近、年下の人達と仕事や活動をする機会が増えたことを実感する。本当に今までは、年上の人々に色々教えて貰いながら生活してきたけど、これからは、その役目も担いつつ進んでいかなければならないと思う・・・昨日、アニキと呼ばれた一言、黄砂を伝える天気予報、少し暖かい夜の訪れ、椿が咲き落ちて、春に出会う。
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