diary of radio pollution
Diary index|past|will
朝8時前に目覚める。一般的にいう正しい一日の使い方が出来るとなると・・・さて、何をするべきか?考えていると、あっという間に時間は過ぎて、10時。頭の中で「映画!」とひらめき。普段、あまりに縁のない選択肢だけに、楽しくなってくる。で、何を見るかで映画館検索。そして、「時をかける少女」で決定。
最近、弟と話していると、この話題に。何でもかなり良かったらしく、遥々大阪の映画館へ数回足を運んでいるとのこと。さて、どれだけ良く出来た作品なのか?
上映時間を調べると、朝から2回だけで、次の上映は12時15分。時計を見ると、11時。急がなければ。
自転車を漕いでいると、雨。しかも、激しく降ってくる。止む終えず、雨宿り。このままでは映画に間に合わない。何としても映画!と、一向に止まない雨の中かける。
汗?雨?とにかく、びしょ濡れになりながらも、ギリギリ到着。そして、始まる・・・終わるまで良いテンポで進行。お見事。良い作品を見て大満足。
夜、弟から絵コンテ集とパンフレットを借りる。絵コンテを読んでいるだけで、映像がよみがえりニヤニヤしてしまう。あぁ、本当に良い作品だった、と。
tricot
猛暑は続くが、どうもスッキリ快晴!!とは心晴れず。アルバムは出来上がったし、ツアーも無事終了、当初思い描いていた終わらせた後の爽快な清々しさは一瞬のこと。そして、その後ろにドンと潜んでいた新しい課題や、恥ずかしながら今日まで気付いていなかった欠点を発見したり、と今さらながらに改めて感じることは、修行、鍛錬、研鑽等々、また地道な日々の積み重ね。
昨晩、新しい息吹を感じよう、と思い立つ。以前から関心を寄せていた奈良の志賀直哉旧宅へ赴こうとインターネットで検索してみると、木曜休。あらまぁ仕方ない、とそのまま就寝。
昼頃起床、雲一つない快晴。先週、友人と行った琵琶湖遊泳が物足りず、後日プールへ行こう、と話しは盛り上がったので、誘いの電話を掛けてみる。だが、応答なし。その後、友人から風邪で寝込んでいる、と連絡を受ける。
先日、叔母から聞いたオススメの祇園何必館へ行こうとインターネットにて休館日の検索。本日が開館日であることを確認してから支度をし出発。炎天下の昼過ぎ、鴨川を自転車で駆けて祇園到着。逸る気持ちを抑えつつ向かうと、流れる汗もピタリと止まる「夏休み休館24日まで」の張り紙。本日が24日ということを知っていながら腕時計が表示する日付を確かめてしまう。まったく愚かで、潔くないことこの上なし。とにかく、シャッターは閉まっているので、どこからどうみても開館していない。
四条通にて佇む。さてどうしたものか、と。熱にてオーバーヒート寸前ではあるが、頭中の微々たる情報群から本日の"行き先"を検索。何がなんでも、どこかへ行かなければならない。そして、閃く。以前一度伺った東山のお寺へ参ろう、と。そうと決まれば、足取りも軽やか。円山公園を抜け、坂を上がり、目前に現れたお寺を見て、いやな予感。年を重ね渋く染まった茶色の門に横一線の白い若竹。通常、進入出来ません、という形で使われるあれだ。案の定、近づいてみると、「木曜休」の札。
石段に座り込みタバコ一服。往来のタクシー、人力車を眺め半時間過ごす。その後、足取り重く円山公園を抜け、鴨川を渡り河原町方面へ。すると突然、night tellerのTシャツを作るために無地のTシャツを購入しなければ、という衝動に駆られる。しかし、立ち寄った店にて望む物は発見出来ず。
ようやく、諦め帰宅しようと歩いていると、この近くに本屋が出来たことを思い出す。書に希望を見出し、お店へ。棚を眺め、手に取り、ページを捲る。それらを繰り返しているうちに気分も少し良くなる。セール品コーナーへ行くと"40,50%OFF"と表示していたので、これは、と思い本格的に漁る。すると欲しい本を沢山発見、しかも安い。隅から隅まで棚を眺め倒し1時間後レジへ。もちろんこの段階で頭の中ではおよその合計額がイメージされていて、ポケットの中の現金でこと足りる、と何の心配もなかった。が、なぜかまったく予想外の高額を提示される。店員さん間違いでしょ、とばかりに、値札から"40,50%OFF"ですよね?と聞いてみると、これ単なるこちらの思い込みと判明。値札はすでに割引値、とのこと。レジにて泣く泣く数冊除外。ステキな本を手に入れたはずなのに、どうもスッキリしない。
おとなしく帰宅しようとするとメールが届く。知人が来京中でお茶のお誘い。久方振りということや、これは、この状況を打破出来ると確信し、もちろん誘いに乗る。そして、近況報告会という和んだ時間を過ごす。
本日のテーマは、新しい息吹を感じよう。東京からの風には、知った人達の香りが漂っていた。
tricot
| 2006年08月01日(火) |
サンチュー観光 ぶらり英国15日目 ブリストルよ永遠に |
昼頃起床。快適テント生活も最後か、と思うと、輝く陽光も淋しく映る。Jamesが珈琲を手際良く用意してくれる。朝目覚めると淹れたての珈琲が出てくる幸せ。同居人の友人というだけで、ここまで大切にしてもらって・・・ありがとう、の言葉だけでは表現しきれない感情よ。
Alex、ニラと買い物へ。道中、歩いていると、よく遊んだ近所の子供達と出会う。いや、出くわす。ブリストルに来て2日目、Alexから紹介された近所の子供達。夕暮れ時になったらいつも裏の塀に登りAlexを呼び付ける。Alexが居ない時や忙しい時に相手をしている内に仲良くなって、というか、ライバルとなって日々小さな抗争を繰り広げ、水鉄砲VSホースで互いにびしょ濡れになりながら戦ったり、木の実やボールを投げ合い隣家にボールが飛んでいくという昔懐かしすぎるハプニングをやらかしたり、ヴァンパイアがテントで生活している!とバカにされたり、だけど次第に打ち解け、折紙を教えてあげたり、道で遊ぼうよ!と呼び止められたり、とほぼ毎日、顔を合わせ仲良くなった友人達。本日もいつも通りの笑顔で、みんなでどこへお出かけだい?なんて調子だったのにもかかわらず、Alexがヴァンパイアは数時間もしたらブリストルを去るんだ、と告げると、途端淋しい表情に・・・一人、一人に、ありがとう!を言い、再会を約束した。
よく通った雰囲気の良い道にて、お土産を物色。古本屋の棚を日常鍛錬している目で素早くチェック。そして、70's以前の本を数冊購入。レジにておばちゃんが一冊ずつ値段を確かめながら質問や感想を述べるのが面白く、なぜ地図を買うの?とか、花の本は、イイわ!とか、この本は・・・(ペラペラ捲りつつ)大変良い本ね!等々。最後に一言、イイ趣味ね!こういった言葉は、素直に嬉しい。その他、オーガニック・フード・ショップ、リサイクル・ショップへ。そのリサイクル・ショップにて、3人して古い葉書を物色中、とある一枚の葉書にこの旅の落ちが隠されていた。それは、マイケル・ジャクソン・・・旅の一連のキーワードのマイケル。Alex宅近所の黒猫マイケルに始まり、Broadcastが歌うマイケル、ロンドンでのホテルがマイケルズ・ゲストハウス。ニラと最後にはきっと、人間のマイケルという奴が出てきて、見事に落ちる!と予想していたが、世界で一番有名なマイケル出てきて3人で大爆笑!マイケルなんてどこにでもいるような名前だが・・・
コーチの時刻が迫っていたので、急いで帰宅しようと歩きつつタクシーを探すが、つかまらず。結局、家に着いてしまう。時間もないので、目に付くものを片っ端からバックパックに詰める。今買ってきた物やら、我家同然に置いていた生活用品等々。慌ただしく作業する途中で、もし忘れ物していたら送ってもらえばいいか!とか、次回来日時に持ってきてもらえばいいか!とか、挙句の果てには、また取りに来ればいいか!なんて、ニラと話する始末。そうこうしている内に玄関先でクラクションの音。タクシー到着。整理整頓は後で!と重くなったバックパックを担ぐ。あぁ2週間よ・・・と、干渉に浸る間も無く、急かすクラクションの音。バタバタとお世話になった家を後にする。最後、Jamesが見送りに出てくれる。2ヵ月後にはグラスゴーに引っ越すので、再会はグラスゴーで!とニッコリ。数日前に突然リュックを背負って出かけていったNickといい、この家、そこに住む人、訪ねくる人々・・・本当に素晴らしい日々だった。
Alexと3人でコーチ・ステーションへ。自転車置き場には、Mattの自転車。これが、ブリストルの日常・・・中に入ると、Mattが立っていた。4人で気軽に話しをする側には、ヒースロー行きコーチに乗る人々の長い行列。いよいよ、その時は、やって来た。ブリストルズと再会を約束し、乗り込んだコーチは出発した。また来よう!愛しのブリストルへ!!
tricot
radio pollution
|