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2004年03月18日(木)
朝は3:30起床、今日はクスコへ向かう。 この地方では、お昼過ぎになると乱気流が発生する。 また、クスコは霧がかかりやすい。 そういった理由のためクスコへの飛行機は午前中に終わってしまうのだ。
案の定待たされること数時間、ようやく9時ごろになって出発。 一時間後クスコ着。 空は快晴! リマにいたときガイドのおばちゃんは、高山病について実にネガティブなことばかり (2,3日はシャワーは我慢のつもりで! 飛行機から一歩降りると途端にかかる!) だったが、クスコのガイドのにーちゃん(職業フォトグラファー)のいうことは、 「大体疲れから来てるだけで、3割もかかる人なんていません」と断言していた。 実際そうだった。 おまけに治らなかった肩こりもずいぶん楽になった。
ホテルについてコカ茶を飲む。 コカ茶は高山病によく効くお茶で、現地の人が好んで飲むものである。 材料はコカの葉、つまりはコカインの素となる葉っぱなのでお土産には出来ない。 尤もコカイン作れるほどの量と全然違うんだけど、国外持ち込みは禁止なんだと。 でそのお味はというと、イナゴの味がした。
さて、クスコの町の中心となるアルマス広場に出かける。 広場は人がいっぱい。 お昼時には飯を食いに帰宅する学生たちもいる。 チェックのスカートの制服を着た子やジャージ姿で下校する子もいて、微笑ましい。
それから12角の石を見た。 これ奥行きどうなってんだ?奥行きまで12角に合わせて作ったのがすごくね? それから聖堂を見た。 スペインの文化とインカの技術が雑じっていて、スペインが邪魔だった。 それから農民の家を見た。 テンジクネズミが可愛かった。 夕飯はバイキング。 パンはうまいのに他は…。やはりバイキングはよろしくないよ。 デザートは相変わらず甘ったるそうなケーキばかり。 それを数個も皿にのっけていくデブな欧米人(おっさんばっか)がすごいと思った。 夕食後はホテルに戻って休むはずだったが、僕らは元気いっぱいだったので もう9時過ぎで閉まりかけだったお土産屋さんの通りを歩いていた。 4ドルで、変な小さいトーテムポールみたいの楽器を買った。 他のメンツはおじさんおばさんが多かったので休む人ばかりでつまらない。 高山病?コカ茶?ハッ。ていうこのスタンス。 どうやらこのクスコという高山地帯、僕にはとても体に合うらしい。
ところで、どこでもそうだが日本人は有名である。 こんな日本とまったく反対側の地でも、日本のことを知らない人はいない。 当然物乞いもいる。 目が死んでいる。 たぶん世界中の物乞いが、そう。 リマのガイドのおばちゃんは言っていた。 「貧乏でかわいそうってわけでもない。日本の子供と目の輝きが全然違う」。 気のせい。
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