ステップママ繁盛記



 母親の仕事・・・

いつだったか、ぶらっとネットを見ていたら、こんな文にでくわした。
とてもいいなーと思った。

「母親の仕事っていうのは、単なるベビーシッターでもコックでも清掃婦でもない。母親の仕事は子供の思い出を作ってあげること。私たちの本当の仕事、それは目に見えない思い出をつくることなのだ。子供に本を読んであげるのも、おいしい料理をつくるのも、キッチンを飾りたてるのもみなそのひとつ。私たちは子供の心に景色や色や音やにおいをせっせせっせと詰め込んでいる。何年も先に彼らが無条件に愛されていた思い出を必要としたときちゃんと取り出せるように」
リンダ・バートン

私のしたいことのそのとおり。そして、なるべくこれに近づこうとしている。
だが・・・

ご飯を作っても、結局彼らのすでに好きな料理が好きなわけで私がいろいろと勧化食べて欲しいというものはずっと冷蔵庫に残っている。
この香りのキャンドルをたいても、結局は母親が好きだった香りいっぺんとう。
キッチンを飾ってもさしてびくともしない。
結局、家であんまりジャンクフードを食べさせないようにしようとしても、こっそり食べたり、部屋に隠しもっていたりしているのだ。

別に感謝がほしいとかではなくて、いっしょに共有できるものがないっていうのもね・・・
かといって、あたしがすべて彼らの色に染まるというのも絶対にいやだし。だってあたしは、彼らのお母さんじゃない。あたしはあたしなのだ。
ま、彼らもあたしの子供でもないから押し付けることもできないし。
難しい。



2003年07月02日(水)



 むいてないような・・・

特に最近、私は人の子供といっしょに生活するのは、向いてないんじゃないかと思う。そして、家族としても向いてないんじゃないかと思うことがある。

上司が気を使って休みをくれた一週間。
家にいた初日は、毎5分に寝室のドアがノックされ、どうでもいいようなことでやってくる。
アテンションが欲しいのだろうが、どうもこの手のアテンションはあたしの神経をさかなでさせてくれる。

二日目にたまりにたまって,図書館で仕上げなくてはならないものにかかることにした。

三日目、友達の家にリフレッシュしにいった。

いつもの会社に行く時間に起き、会社に行く振りをして外にでかける自分が馬鹿らしい。ここ誰の家だよ?

家にいてしっかり休みたいのに、平日に家にいると「どうやら、桜はひまらしい・・・じゃどこかにつれていけ」と思われるようだ。脇から「映画、全然いってないよねえ・・・」勝手にいってくれ。

今日は、遊園地に朝から落としこれから迎えに行く。
お願いだから、このあとの週末静かにしてよ、大きいのだから。

こんなふうに思うのは、やっぱり向いてないのかもしれない。





2003年07月01日(火)
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