ステップママ繁盛記



 ちょっとした行動・・・

こんなことで逆立つ私も私だが、こういう行動が一番私をがっかりというか、ま、自分の子供じゃないしという気分にさせる。

夫が休みだったのと、今年の夏からダイビングをはじめたので、二人でダイブショップで買い物にいってきた帰り、車に乗せた器材を落とす前に、私を先に郵便箱の前(手紙チェック)に夫はおろしてくれた。

めいるチェックをするときに、一番下の子が近所からでてきて、「聞いてよ、○○(前に住んでいたときの彼女の友達)ったらね、車の免許をとったものだから、夜な夜な男の家にいりびたって、こっそり彼の家にいったのがおかーさんにばれたんだって、でね・・・」駐車場に見えた夫を見かけたので、さっさとお父さんのところに飛んでいった。

また同じことを話しながらも、車の免許が欲しいという底辺にあるのがみえみえしている会話。お父さんは、あそ。

二階にあがって休憩していたところに、器材をおろし終えた夫がはいってきて、「聞いた?○○ちゃんの話し・・・」というので、「おぼろげにね。」とだけ答えた。

小さな行動が、私を、ま、どうせ、このくらいでというラインをひいてしまう。


2002年08月31日(土)



 破局?!・・・

いきなり学校から帰ってきたかと思うと、自分の部屋に入ってきた一番上のこは鼻息があらかった。

ちょっと聞いてよ〜も〜〜!

何事かと思えば、前の学年のときに陸上をいっしょにやっていた男の子に陸上の打ち上げパーティに誘われたのだ。それから、恋人とまではいかないが、お互い好き同士だったそうで。
それが、今日その男の子には、他の学校にステディとして付き合っている子がいたのが発覚したらしい。それも、陸上のパーティに誘われる前からの彼女が。
「君は、かわいいけど、僕にはGFがいる」っていうんだよー!!!!とのこと。
彼女の友達は、どうする?彼にいってあげようか、と尋ねたらしいが、一番上のこは、それには値しないからほっとくわといっていた。

その話しを聞いたあとに、「そんな男はごみ箱いきだよ。次の探しナ!すぐにあなたなら見つかるから。」この話しはお父さんにはいわないでおこう。

高校時代が懐かしい。

2002年08月29日(木)



 お父さんが、お父さんが・・・

一番下のこのプロジェクトは無事に土曜日の夕方に終わった。
アメリカでは、日本の「夏休みの理科の課題」みたいなものが学年があがるにつれてよくある。

彼女のやっているプロジェクトは長いスパンではひとつの大きなプロジェクトになるらしいのだが、ひとつ期日までひとつのプロジェクトが終わった。庭いじりをしていると、大きなポストボードを窓にはりつけて、「できたよ!」とみせてくれた。そこまではいいのだが・・・

庭弄りが終わって、キッチンに行くと、「桜、プロジェクトは終わったんだけど、さてどうしよう?どうしたらいいんだろう?外に遊びにいってもいいのかな?」
出張に行く前に、夫と終わるまでは外にいってはいけないといわれたらしい。
そういわれたんなら、終わったんだし、遊びにいけるんじゃないの?かな〜。
あとひと押しの「了解」が必要なようだった。私は夫と彼女の決め事の場にいっしょにいたわけではないので、お父さんがいったようにすれば?といった。

というのも、あたしがいってもいいよといったところで、「でもお父さんが、〜〜〜いったからお父さんはいないし。」といわれるのが落ちだし、外にいってはいけないお父さんが帰ってくるまでまってなさいといえば「でもお父さんは〜〜〜いったし」というふうになるからだ。

いつも、あたしが、こうしなさいと言えば、「でもお父さんは〜〜いった。」というのが常。自分できめてくれ。冷たいようだが、あたしが助言をはいたところで、結局のところ聞かないんだから、今回はいっても意味がないように思えた。








2002年08月25日(日)



 変わるのかな?・・・

夫が数日間の出張にでかける。いつものことだが、はーーーーと深いため息はまだ変わらない。

学校がはじまってはや一週間が過ぎた。すでにテストや課題がどんどんだされているらしい。一番下のこは、今年から小学5年生。学校のはじまりとともに、美術のプロジェクトがでたらしい。長いスパンでのこのプロジェクトは、ひとつひとつ大まかな課題をこなしていきながら作っていくもの。

大きなプロジェクトの場合、親が要点が書いてある紙に読みました、子供の責任(期日どおりに終わらせる等)を紙の一番下にサインをさせられる。今回は夫がいたので彼がサインをした。出張前日夫は、外にでて遊びほうける彼女に最初の期日は来週の月曜日のはずじゃないのか?おわったのか?と聞いたら、何もまだ終わっていないらしい。去年もおととしも、最後の最後で、泣きをみ、さんざんいっても同じだった。そして夫からのおこごとがはじまる。

昨日はそのせいか、帰ってきてから課題のほんを読んでプロジェクトをこなしているようだった。プロジェクトに必要なポスターボードを買いにいって渡したときに、質問をすると、なんだかわかっているのかわかってないのか不明な答え。

再度、説明をして、同じことにならないよう(ぎりぎりになってばたばたやって、泣きながらやる)前もって大まかなプロジェクトのプランをたててやりなさいと指示をだした。時間どおりにやるということは大人でさえできない人もいる。
こういうことは、小さなつみかさねだと本当に思う。ちいさな友達との約束も遅れたり、学校に遅れたり、家のことを忘れたり、ささいなことから少しずつなおしていかないと、なおらないのだ。

「ねえ、月曜日が期日でしょう?っていうことは、日曜日までに終わらせないとだめなんだよね。ってことは、今週中にさっさとオワラしちゃって日曜日多いに遊ぶほうがよくない?みんなが、ねえ、終わったのプロジェクト?っていわれて、そんなのとっくに終わっちゃったよ〜っていったほうが、最後にどたばたするより、かっこよくない???」といったら、そうだよね、とひらめいたようなひらめかないような感じで、うん!!!といった。

全部理解しなくてもいいけれど、少しはわかってくれるといいなー。
最後に「いろいろ助言してくれてありがとね」といわれた。
そして、寝る前に、こっそりやってきて、ほっぺにキスをくれた。
うーん、わかってくれるといいのだが。

2002年08月21日(水)



 BACK TO SCHOOL・・・

親にとっては長い-夏休みが終わり、今日から学校がはじまった。
二番目の男の子は今日から高校生。
おねーちゃんといっしょのハイスクールだ。
シカゴにいるあいだ、電話で「怖いよ」なんていってたのに、「どうだった?」と聞けば、ぜーんぜん楽勝!なんていってる。怖いっていってなかったっけ?と意地悪に聞くとそんなこといってないのいってんばり。あそ。笑

そして、たくさん、親がサインしなければならないものを持ってきた。
学校でバスケを二つ体育で取る上にどうやら、バスケのくラブにも所属したいらしい。きたぞ・・・。春のおねーちゃんの陸上と同じで、降りまわされるタクシードライバになる日がどうやら近づいてきたみたいだ。はあ。

2002年08月14日(水)



 マッシュポテト・・・

さて、夫がいない日曜日。日曜日は恒例のBBQなのだが(夫の料理)今日はいない。何を作ろうかと思って、とりあえず、手羽チキンを冷凍庫から出すことにした。

手羽チキンに温野菜そしてマッシュポテトにすればいいと頭の中で考えていたので、用事があった午後はそのまま気にもせずでかけてしまった。
夕食をつくる間際になって、マッシュポテトにいれるマーガリンがないことに気づく。困ったなあ・・・でも、スーパーに行くのは面倒くさい。

そこで、自分の家で育てたハーブで作ったハーブオイルを代わりにいれることにした。オリーブオイルに浸されたハーブで料理を作っているあいだに、チキンの焼きあがる香りといっしょにハーブの香りもマッシュポテトの中から顔をだす。
一瞬、こういうのいれてもわかんないだろうな〜と思いながらも、マーガリンがないことだし・・と思った。

夕食の時間になって、先に子供たちを食べさせ下におりると、キッチンボードに
「グレイビー(マッシュポテトにかけるソース)にレモンいれた?おいしかったよ!」と書いてある。

笑 (レモンじゃないけど、近いところまできてるぞ)

一人で夕食をすませて、寝る前のとじまりをするため再度下におりると、三人がゲームボーイをして遊んでいる。
「ねえ、ボード見てくれた?」と一番上の子。
「レモンってさ・・・誰がわかったの?」
「ほら〜!!!やっぱりレモンだよ〜!」
「うーん、近いところまできてるけど、レモンじゃないよ。」
そこで、うちで育てたハーブだよと行程を説明したら、びっくりしていた。

二番目の子が一番先に何かいつもと違うと感じたらしい。というのも、近所のおうちのハーブをちぎったら似ているような香りがしたそうだ。

ハーブとわからなくても、それに近い何かを感じとってくれたようで、なんだかうれしかったので、「びっくりした〜そこまで嗅覚がこえてきたんだね!すごいすごい。うーんImpressive!!!」といった。
そうしたら、三人とも自慢げな顔を向けてくれた。笑

本当はマーガリンがなくってのなんちゃって〜マッシュポテトなんだけどね。
失敗は成功のもと。







2002年08月12日(月)



 インラインスケート・・・

お友達が他の州からきたので、昨日は子供たちをインラインスケートにつれていった。お友達もおこさんがいるので、子供たちどうし遊んでもらおうと。
最初はみんなシャイだったけど、やっぱり子供だ。楽しいなら国境も何もない。

しばらく見学したあと、大人は買い物へ。

戻ってきたら、かなりぐるぐるまわった様子で疲れていた。笑
帰りにバスキン(31)によってアイスをほおばる。
(大人たちはすでにアイスを買い物途中に食べたので子供だけ)

夫は出張なので電話で今日の出来事を話すと、「え?君はやらなかったの?なんだよ〜!!!」
といわれた。昔、みんなでやったことがあるが、夫と私はローラースケート子供たちはインラインスケートで。転び放題だったので、今回はやめておいた。
それにしても昔はぐるぐるスピードもつけてまわれたのに、あの感覚は戻ってこないということは、年なんだよなあ。

2002年08月11日(日)



 ヒーリング7つの段階・・・

ずっと前に友達に頼んで送ってもらった本、バーバラ・アン・ブレナンの「癒しの光」を今日途中までになっていたところから、読んでいると、「ヒーリング七つの段階」に目がとまった。

人が変わるトランスフォーメーションの様子なのだが、

第一段階:否認
第二段階:怒り
第三段階:取引
第四段階:鬱状態
第五段階:受容
第六段階:再誕
第七段階:新しい人生を創造する

となっている。
ひとつひとつの段階の説明は省くが、どうも私はステップママとしてこの第五段階に行くのに右往左往している。第五にちかづいたと思ったら、奈落のはてまで落とされまた、第一段階にもどったり第三までいったかと思えば、一歩戻ったりをずっと繰り返しているように思う。

いつになったら、第七段階の新しい人生を創造するまでいけるのだろうか?

子供たちが帰ってきてやく一週間が過ぎた。
特に問題なく生活している。彼らは少しずつ成長しているのだろうか?それとも
父親が家にいるからだろうか?と疑問さえわいてしまう。

2002年08月07日(水)



 わさわさ・・・

とうとう子供たちが帰ってきた。
夫が空港まで迎えにいき、私は自宅で夕食の支度をしていた。
後はオーブンで焼くだけとなったので、2Fで休んでいるとどたばた階段をあがる音。一番下の子が一番にやってきた。そして一番上、そして真中のコ。

とたんに、家中の音がとても大きくなる。
ドアをあけしめする音、歩き回る音、テレビの音、笑い声、兄弟喧嘩・・・
しばらく静かな生活をしていたせいか、この音が騒音から空気の音に変わるまで今日までかかる。

空気の音に変わるとともやってきたのは、タクシードライバーという私の使命。

友達に愚痴ったら、健康なんだからいいじゃない。
確かに、元気だ。長く寝こまれたりでもされたら、もっと大変になる。
忘れてしまいがちな空気と同様に健康は誰にでも大事なもの。みんなが元気でいるこれだけでも感謝しよう。

2002年08月01日(木)
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