A Will
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みそか、と言う響きが好きです。
今日は、今年最後のみそか。
今年は、色々あったな。 幸せで、悲しくて寂しくて、
けど、やっぱり幸せ。
今年も、わたしは、しあわせです。
来年も、どうか幸せでありますように。
お蕎麦用の汁を、 今から仕込みます。
普段、料理は手抜きだけど、 これだけは頑張る。
今年もありがとう。
来年もよろしく。
どうか、皆様のもとにも、 幸せが訪れますように。
本年もありがとうございました。
理由を付けてメール。
ああ、我慢をするべきだった。 そう痛感。
もうやだ。
そう何度も思って、
やっぱり。
そう何度も思い直す。
彼の心配なんかすべきじゃなかった。 わたしのするべきことじゃなかった。 黙って笑って受け入れて。
これから外れたら価値なんてない。
連絡をしない。
たったそれだけのことが難しい。
わたし、恋愛は積極的なんだ。 好きなら側にいたくて、 好きなら触れたい。
我慢なんかしなかった。
軽いって陰口言われたのも知ってる。 でも、好きな人以外に軽かったつもりはない。
我慢、しなきゃ。
せめて、わたしの立場を揺るぎなく、 自分にしっかり再度、確認させなきゃ。
淡い期待は、意味なんてない。
泣くことになっても。
わたしは、やっぱり終わりを覚悟しなきゃ。
新年。
はやいうちに泣くことになるかな。
大丈夫。
それが普通。
それが正常。
好かれてる、なんて期待。
打ち消しても、打ち消しても、 沸いてくる願望。
そんなわけないのは、 わたしが一番解っているのに。
違う。 好意じゃない。 気まぐれだ。
あれは、気まぐれで、 恒常的なものじゃない。
解ってるのにね。 解ってるのに。
会いたいな。
もう、毎日会えたのが普通だから、 会えなくなる期間があると寂しいや。
そう感じているのがわたしだけなのも、 寂しいな。
早く、会いたい。
初夏だった。
上手く行ってるの?
と、聞かれ頷いた。
何かを聞き返さなきゃと思って、
彼女いるんですか?
と、尋ねてみた。
微妙な間があって、一応…なんて言うから怒った気がする。
一応なんて言っちゃダメですよ!
思えば、平和だった。
一人でいると、やって来ることが増えた。
軽口。 からかいのそれ。
笑ってかわす。
気づかないフリ。
一緒にご飯を食べた日。
キスされた日。
泣きたくなったから、笑ってた。
いつもニコニコしてるわけじゃない、と そう言ったわたしに、
いつもニコニコしてるじゃん、と 言った。
面倒なのは嫌だから、 そう振る舞った。
好きでもない女を抱ける男はいても、 好きでもない男に見返りなく抱かれる女が、 どれだけいるんだろう。
男が思うよりずっと、 女はずるくて単純だ。
好きだから。
たった、それだけのこと。
メールも送れない。 電話も出来ない。 会いに行くにも、場所を知らない。
待ちぼうけ。 いつも、いつでも。
早く終わりにしたいって、 本心から、思えるようになれば良い。
連絡なんかしないのが正解。
ずっとスマフォとにらめっこ。
なんで理解と正比例しないんだろう。 なんで、こんなにも解りきったことに、 それでも願ってしまうんだろう。
必要となんかされていない。 わたしは、わたしの役割は、
我儘を言わず、困らせず、そうして受容すること。
打破したいなんて、 そんなの嫌だなんて、
ルール違反だ。
けど、違反したい。
いっそ、見限ってほしい。
わたし、そんなに聞き分け良くない。 そんなに、いい子でもない。
幻滅して、面倒になって、嫌って。
無視して、ぜんぶ終わりにして。
そうして、日常に。
鬱屈した、あの日々へ。
戻ろう。
戻らなきゃ。
学習能力がないに違いない。 もちろん、わたしが、だ。
何故、あんな口約束を信じてしまうんだろう。
それも悔しいのは、縋るみたいに待ってしまうこと。 待ちわびてしまうこと。
約束でさえなかった、と気付くには、 まだまだ時間が掛かりそうだ。
だから、思う。
わたしは、本当に想われてなんかいないんだなって。
悔しいな。
想った分だけ想われたい。
正直な気持ち。
無償じゃ、好きになれないね。
最近の日記を読み返して、 自分の移り気と根性のなさと、思い付きに、 なんだか却って安心さえした。
わたしは、なんにも変わってない。
勿論、そんなことはありえないけれど、 それでも、成長のない変化としか言えない。
愛人体質。だと、昔言われた。 自分でも、そのほうが良いな、と思った。
誰かの一番大切な人なんて、 わたしには荷が重い、と思っていた。
だから、浮気されようが、不倫されようが、 あまり気にしない。 どこで、どんな女を抱いて来たって、 わたしに会うときに笑顔なら、それで良い。
嫉妬しないの?
と、聞かれたらNOだけど。
けど、そんなの、デートする約束をしてたのに、 急に仕事が入ったりして会えなくなったときと、 一体、何が違うのか解らない。
わたしのために時間を割けない理由は、 女だろうが仕事だろうが、どうでもいいんだ。
『わたしのために時間を割けない』ことが、 悲しいんだもの。
と、言うような説明をしたら呆れられた。
希薄だ。
わたしは恋愛や結婚における倫理やルールに、 きっと外れているんだ。
だから、思いがけないこと(と、わたしは思うこと)で、 相手を傷付けてしまうだろうし、 そうして、そのことに気付くのは取り返しなつかない事態に進展してる。
無視するしかないね。
あらゆることに、大胆に目を瞑ろう。
我儘だと解ってる。
してほしいこと、を伝えていないのに、 察してほしいと、願ってる。
そんな期待、お門違い。
ただ、機嫌が悪いわけじゃない。 ただ、怒ってるわけじゃない。
ちがうのに。
けれど伝わる気がしないんだ。
わたしが、泣き崩れながら訴えても、きっと半分も理解しない。
なんだか、いやになってしまったよ。
ちいさなことなんだ。
本当に本当に、小さな小さな積み重ね。
解り合えないことは嘆いたりしないけど、 解ろうとさえしてくれないことには落胆する。
恋をずっとしていたかった。
隣で笑って大切に思っていたかった。
掴まえていてね。と言ったのに。
寂しがり屋だから、ちゃんとね、放さないでね。 って言ったのに。
わたしは、あなたのものじゃない。
どんなに、願っても、あなたのものになれないから、 だから、頼んだのに。
掴みさえしなかった。
答えだ。
それが、あなたの。わたしに対する。
期待は全部、涙に変わった。
一緒にいて、いったい何を望んで良くて、 何を諦めて、何度裏切られて、何回泣けば良いのかな。
きらい。に、なりたくないよ。
すき。だと、伝えたいよ。
また笑いあいたい。 そんなことを、懲りずに夢見てる。
触ってさえいない。
もう、温かさも何も忘れてしまいそうだ。
終わるんだろう。
終わらせれば、収まるのを、ただ先伸ばしにして、 それを出来ずに、何もかも失うまで、わたしは懲りずに続けてしまうんだろうか。
たった一言で済む。
その程度の存在でしかないわたしを。
わたしが、終わらせなければならないのだと解ってる。
腕の中の温かさも、 覗き込む目の、思いの外優しいことも、
勘違いなんだ。
わたしが、本音を言う相手ではなく、 ただ優しさを見せつければ良い相手で、 そうして、やっぱり答えは、その程度でしかないんだ。
わたしには何も覚悟がなくて、 それを知っていて、
けれど、覚悟なんてしようものなら、もう笑い合うことなんて出来ないから。
好きなのかな。
堂々巡りで、いつだって答えは出ない。
メールをしないのが正解。 電話なんてもってのほか。
我が儘なんて言わない。 困らせたこともない。
親友にさえ言ってない。 誰にも相談もしてない。
辛くなって、どうしようもなくて、すべてぶちまけたくなる衝動。
わたしに、困れば良いのに。 わたしで、焦れば良いのに。
出来もしない、願望。
少しくらい、いいじゃん。
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