A Will
DiaryINDEX|past|will
ゆらり、と傾いだ。
+++++++
的確な言葉が思い浮かばない。 あー・・・国語は得意なはずだったのに。
問題を解くことと、表現することの違いに若干戸惑い気味。
つまり、今ある知識のみで伝えようとするから限界がくるんだ。 ボキャブラリーの貧困さ。だんだん辛くなってきた。
+++++++
寂しさに たゆたう。 うっとりと瞼を閉じて、ゆらゆらと定まらない思考に委ねる。
それでも。 きっと、わたしが「寂しい」なんて言ったら笑うんだと思う。
笑ってくれたら、と願う。
冷たい手と対極をなすように温かかった手を、 わたし何で気づかないでいようと必死だったんだろう。
取れなかった。
あの時も。あの時も。あの時も。
必死な顔を見た。 何度か。
暗がりの中で触れたら、やっぱり温かだった。
早くこんなの終わってしまえば良いと、ずっとずっと思ってた。
泣き出しそうなわたしを、どうか突き放してくれれば良い。 忘れないように深く捩りこむように傷つけてくれれば。
手を、取ることは叶わない。
叶わないなら、せめて、きっとわたしから離れなきゃいけない気がする。
上手くいかないね。
そう言って、また笑ってくれたら、それだけで。
望むのは自由。願うのも自由。
君の長くそろった睫毛が、また動けば良いのに。
なんて。
ねぇ。天国ってそんなに良いところなのかしら?
2005年04月22日(金) |
冗談よ。けれど嘘じゃない。 |
わたしよりも長生きする人。
心理テストして、わたしそう答えた。 結婚する人の1番の条件なんだって。
わたしよりも長生きする人。 ああって納得しちゃった。
こんな風に根づくんだ、と思った。
薄れてく記憶の、それでもどこかに。 そんな風に期待しても良いのかな?
+++++++++++++++++
絶対化。
わたしの中で絶対化。 もう既にリアルじゃないその人を想像するのは本当に容易くて、 そしてどこか虚しい。
虚しいのに繰り返すのは、多分、1番安全な存在になってるから。 安全すぎる相手。
なんの罪悪も存在しなければ、不実もない。
感覚に届かなければ意味なんてないのに、そんなのは酷く曖昧だから。 多分、わたしはそれに救われてるんだろう。
だからせめて。 痛いくらいの記憶にしがみ付いていたい。
でもどっちかって言ったら、 遠くから物語を眺めるくらいが丁度いいのかも。
考えない。考えなければ怖くない。
怖い? なにが?
覚えてること;
「お前バカだもんな」とよく言われた。 本当に毎回言われた、ような気がする。覚えてるんだから頻繁に言われたことは間違いない。
「悩み少なそう」とか「いつも楽しそう」とか そんな雰囲気を出すのが得意らしいので(つまりそんなつもりはない) そこで適応しようとしてたのにな。
「バカは大変だ」と言われた。 それこそ、バカみたいに優しい言い方で。
泣き出すポイントすら把握できないほど、わたしは本当にバカなのかもしれない。
彼の癒しポイントは、ピンポイントでわたしを狙ってる。
あー。なんか段々自分でも本当に訳解らなくなってきました。 もうやめます・・
消えたい。なんて文字にするとすごく痛い子っぽいけど、 もっともっと軽いんだよね。きっと。
どっちかって言ったら、遠足が楽しみで眠れない焦燥感に近いもの。
暇なんて出来やしないわ。
荒む。 先っぽからどんどんどんどん。
充実感だと思い込む。 ↓ なんとか思い込んで、少し落ち着く。本当に少し。 ↓ 何も解決してないことに、苛つく。 ↓ 解決させなきゃならないような何かが思い出せない。 ↓ 思い、出せない。 ↓ 嫌になる。こころから。
ここに、いたくない。という結論。
++++++++++
昔、病院だった建物が近所にあって、それが好き。
薄暗くて、気味が悪くて、そして桜がとても綺麗。 桜なんてたいして好きじゃないけれど、あそこは好き。
雪みたいに、道路わきにぐちゃぐちゃ落ちてた花びらが、 とても現実的に美しいと思った。
花びらを1つ持ち帰る。
茶色くなった、それを、教わったとおりに口にあてて息を吹く。
ひゅーっと気の抜けるアホみたいな音がして、 成功したんだとホッとした。
ホッとしたら、ものすごくミルクティーが飲みたくて、 今ここに小銭ももってないわたし自身をものすごくやめたくなった。
2005年04月13日(水) |
これまでの何もかもが夢だったらちょっと良い。 |
時々。未だに。 わたしは君を探したりする。
例えば、駅で1人で立ってるときに。 例えば、そろりとお散歩をしてるときに。 例えば、朝起きたときなんかに。
君に電話しようと思って携帯電話を広げる。 メモリの中に君の名前がなくて不思議で仕方ない気分になる。
首を傾げる。世界が傾く。ぐらり。
わたしは、また君を探すんだ。どこだっけ?
そうして、気づくの。
大きくなったわたしの足を見て気づくの。
あぁ。 そりゃそうだ。いるわけない。
携帯番号なんか知るはずがない。君もわたしも持ってなかった。
いない。
わたしは時々。そして未だに。 君を探しちゃうときがある。 君がいないっていうことを探さないと、本当に今でも混乱しちゃうんだ。
わたしはとても幸せだし、戻りたいなんて特に思わないし、 これで良いと思う道を常に選んできたつもり。
それでも。
もしも、今までの全部なかったことにされて、 それでもしも君がそばにいてくれるって言うなら、そのときは・・
そうねぇ、わたし迷っちゃうな。きっと。
わたし、本当にサンダルを流したことがあって、 それが本当にお気に入りだったのに、ちっとも悲しくなかった。
川で、くるくる回るそれを見たら、すごくすごく綺麗で、 だから良いと思ったの。
片方だけのサンダルは、今はもう、ない。
船になりたい。
大きくなくて良い。 お客さんが乗るような小奇麗な船なら良いな。
海を渡るの。
得意げに自慢げに。
それでも、海を知らないわたしのことだからきっと思う。
『本当は海に出るつもりなんてなかった』って。
今日の全部嘘泣き。
貴方は1つ残らず騙された。
ねぇ。これもわたしの手だよ。早く気づいてっていったのに。
2005年04月10日(日) |
『starting over』 |
わたしの住んでる町には川が流れてる。 氾濫対策で水を遊ばせる広い土地のついたそこそこの大きさの川だ。
わたしはそこで良く彼とおしゃべりをした。 というか、そこ以外で喋ったことなんてなかった、のほうがずっと正しい。
はじめて彼と喋ったとき、わたしは妙に安心した。 (なぜか知らないけれど会話が成立したことにホッとしたのだ) その日のうちに、また次の日会う約束をした。
時間は同じ6時30分。 場所もここ。
昨日、洪水になる夢を見た。
わたしがそう言ったら、彼は真面目に頷いた。 大丈夫だよ、君の家の方が土地が高いから被害はきっと少ない。
その言葉を待っていたような気がした。 勿論、それはわたしの全くの気のせいだ。
部屋の窓から足を投げ出して牛乳を飲んでたら、 小学校の頃、この牛乳が厄介者だったことを思い出した。
いつも量が多いなぁ、としかめっ面になりながら飲み干してたのだ。 あの細い細いストローから白濁色の液体を吸い上げる瞬間。 (でも、それを嫌いだと思わなかったおかげでわたしは牛乳が今でもちゃんと好きだ)
コップの牛乳を全部口の中に流し込む。
ほんとうに、わたしたちは良く喋った。 昨日も今日も関係ないことで、えんえんと喋り続けた。
終わらせなくて済むように、また始めなくてすむように。
欲しい欲しい欲しい。
全部を満たせるくらい、たくさん欲しい。 寂しいも悲しいも嬉しいも楽しいも忘れるくらい、欲しい。
しかるのち全てが、なくなったとしても。
「あ」
川辺でわたしが石を積み重ねて遊んでたら、彼がふと声を出した。
「なぁに?」
「流されてるよ」
ほら、と指さされた方を見る。
「あ」
「でしょ。あれ、君のだよね?」
「うん・・。あーぁ、お気に入りだったのに」
「サンダル?」
「うん、サンダル」
くるくる回りながら流されてくそれを2人で見送った。
2005年04月06日(水) |
色んなものが足りないの。 |
時間とかお金とか情熱とか根性とか知識とか。
焦ってる。 けど、焦ってられるような時間がいちばん足りない。
少し、疲れた。
私信。
もう少し待ってて。 わたし今、常にない忙しさで色んなものがたりないの。ごめんね。
|